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- 更新日:2021年09月06日
2021年7月中古スマホ取引数ランキング
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※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。
本記事では、中古スマホ市場で取引数の多かった端末をランキング形式でご紹介しています。
中古スマホを使って賢い消費をしたい方は、ぜひ参考にしてください。
※フリーマーケットアプリやインターネットオークション等主要4サイトの取引実績により抽出した価格情報を元に、2021年7月と7月を比較しています。
中古iPhoneの取引数は全体的に減少
2021年7月のiPhone全体の取引数は、7月と比べて7.9%減少しました。 取引数は新古品が7.4%減少、中古品が8.0%減少しています。
2021年1月からの中古iPhone取引数下降トレンドは7月で下げどまっていましたが、7月は新古品/中古品共に減少しました。
ランクインしているiPhone 7/iPhone 8/iPhone SE(第2世代)の上位3機種では、iPhoneSE(第2世代)が3.8%減少、iPhone 8が7.3%減少、iPhone 7が15.3%減少と、iPhone 7が最も下げ幅が大きいです。
また、ランク外で取引数が比較的多いiPhone XSやiPhone XRなども含め、iPhone 7以降の機種全てで取引数の減少が見られました。
ランキングにて価格面で動きがあったのがau版のiPhone SE(第2世代)(64GB)で、平均価格35,032円で1,933円下落でしました。
中古Androidの取引数も全体的に減少
2021年7月のAndroid全体の取引数は、7月と比べて4.3%減少しました。 取引数は新古品が7.8%減少、中古品が3.5%減少しています。
Androidの中古端末取引数は2021年3月から下降トレンドは、iPhone同様に7月で下げどまりました。 しかし、7月は新古品/中古品共に取引数が減少しました。
Galaxy A21が1位、AQUOS sense3 basicが2位という形は4月から4ヵ月継続しています。 ただし、Galaxy A21の取り引き量は-31.7と大きく減少しています。
また、Pixelシリーズの取引数も減少しています。 前月3位のソフトバンク版Pixel 4a (128GB)が33%減少、前月5位のソフトバンク版Pixel 4a 5G(128GB)が36%減少、前月10位のau版Pixel 5(128GB)が56.3%減少しており、Pixelシリーズが軒並み減少しました。
一方で取引数を大きく伸ばし、新しくランクインしたのはワイモバイル版のOPPO Reno5 A(128GB)です。 前月比で153.8%増加しています。
中古iPadの取引数も減少|au版iPad mini2は取引数増加
2021年7月のiPad全体の取引数は、7月と比べて4.2%減少しました。 取引数は新古品が77.8%増加、中古品が5.4%減少しています。
7月の中古iPad取引数は総数1,269の内、新古品が32、中古1,237という内訳となっています。
取引数が最も伸びたのは、2位にランクインしたau版のiPad mini2 cellular(16GB)で、ヤフオクで1円スタートにて大量出品されたことから取引数が増加したと考えられます。
総評
iPhone/Android共に数か月続いていた下降トレンドが7月で下げ止まったものの、7月は取引数が減少しました。
iPhoneの新機種発売まではiPhoneのトレンドは変わらないと予想しますが、iPhone SE(第2世代)に関しては、今後通信会社での割引など始まればまた取引数量は増加する可能性があります。
ワイモバイル版OPPO Reno5 A(128GB)は、まだ取引数が伸びると予想されます。 またOPPO Reno3 Aは特別価格になっており、OPPOが中古市場で活発に取引されると予想します。
2021年9月に発表されると予想する新型iPhone。 同時に新型iPadも発表される可能性があります。 Appleの新製品発表イベントに注目しましょう。
1983年生まれ。株式会社マーケットエンタープライズ
中古モバイル市場アナリスト
ソフトウェア開発会社にて、開発業務からスタートし、新会社設立時のWebマーケティング全般の業務を担った後、2010年にマーケットエンタープライズに入社。
当社でWebマーケティングの責任者や経営企画を担当後、現在は、メディア・プラットフォーム事業の責任者に従事する。膨大なデータの分析・管理能力を活かして、中古モバイル市場の動向を分析するアナリストも兼任する。
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