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- 更新日:2023年12月04日
Apple Watchが充電できない原因と対処法!画面/電源がつかない・修理方法まとめ
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Apple Watchはトレーニングや健康管理もできるとても便利なアイテムです。しかし、充電ができなければもちろん使えません。
高価な機器であるだけに、充電ができなくなったり、電源がつかないと心配になってしまいます。
そこで本記事では、Apple Watchが充電できないのはどうしてなのか、考えられる原因と対処法を解説します。
Apple Watchを修理に出す前に、自分でチェックできるポイントを確認していきましょう。
目次
Apple Watchの充電方法
まずは、Apple Watchを正しく充電できているか確認しましょう。
Apple Watchの充電には、「Apple Watch磁気充電ケーブル」と充電アダプタが必要です。
磁気充電ケーブルはApple Watch購入時に同梱されていますが、充電アダプタは別売ですので注意してください。
Apple Watchは、以下の方法で充電しましょう。
Apple Watchの充電方法
- Apple Watch磁気充電ケーブルを電源アダプタに差し込む
- アダプタを電源コンセントに差し込む
- 充電ケーブルをApple Watchの背面にくっつける
充電ケーブルは、凹んでいる面をApple Watch背面の正しい位置に吸着させましょう。
Apple Watch Series 9/8/7/6 | Apple Watch SE | Apple Watch Series 4/5 | |
---|---|---|---|
吸着面 |
チャイム音が鳴り、画面に充電中のマークが表示されたらApple Watchが充電中になっています。
Apple Watchが充電できないのはなぜ?考えられる原因
Apple Watchが充電できないときは、いくつかの原因が考えられます。
ここでは、Apple Watchが充電できなかったり、充電が遅いときの原因について解説します。
Apple Watchが充電できない原因
1.Apple Watchの充電が途中で止まる原因
Apple Watchの充電が途中で止まるときは、「バッテリー充電の最適化」が有効になっている可能性があります。
Apple Watchに使われているリチウムイオンバッテリーは、劣化すると最大容量が低下しすぐに充電がなくなってしまいます。
これを避けるために、Apple Watchには「バッテリー充電の最適化」という機能が搭載されています。
「バッテリー充電の最適化」が有効な場合、80%まで充電するとその後の充電が遅くなります。
Apple Watchの充電が途中で止まるときは、「バッテリー充電の最適化」が有効になっているか確認しましょう。
2.Apple Watchの充電が遅い原因
Apple Watchの充電が遅い場合も、「バッテリー充電の最適化」が影響している可能性があります。
上述のとおり、「バッテリー充電の最適化」が有効だと80%以上の充電が遅くなるため、設定を確認しましょう。
また、高速充電ができるモデルの場合、高速充電に非対応のケーブルやアダプタを使っていると、充電が遅くなります。
Apple Watch Series 7以降のモデルと、Apple Watch Ultra/Ultra 2は高速充電に対応しています。
高速充電を利用するには、対応したW数のケーブルと充電アダプタを用意してください。
Apple Watchの高速充電に必要なもの
- Apple USB-C 磁気高速充電ケーブル
- Apple製の18W、20W、29W、30W、61W、87W、96WのUSB-C電源アダプタ
- 5W以上のUSB-PD対応他社製互換USB-C電源アダプタ
電源アダプタの種類がわからないときは、底面に記載されているW数を確認しましょう。
Apple Watchの充電時間
Apple Watchの充電時間は、モデルごとに異なります。
現行モデルの充電時間を、以下にまとめました。
Apple Watch Ultra 2 | Apple Watch Series 9 | Apple Watch SE | |
---|---|---|---|
80%までの充電 | 約1時間 | 約45分 | 約1.5時間 |
100%までの充電 | 約1.5時間 | 約75分 | 約2.5時間 |
この充電時間よりも大幅に遅い場合は、故障している可能性があります。
ケーブルやアダプタに異常がなく、充電時間が遅いときは、Apple Watch本体の故障も視野に入れましょう。
3.Apple Watchに赤い稲妻と時間しか表示されない原因
Apple Watchの画面に赤い稲妻と時間しか表示されないときは、充電が必要なサインです。
バッテリー残量が低下しているため、すぐに充電しましょう。
さらにバッテリー残量が低下すると、画面に何も表示されなくなります。
その場合は、30分程度Apple Watchを充電してください。
Apple Watchが充電できないときの対処法
Apple Watchは耐水性能があり、どこででも利用できるタフな構造です。
しかし、精密機械である以上、些細な原因でも呼称してしまいます。
充電できないときや、充電しても電源が入らない・画面が真っ暗のままというときは、以下のステップを確認してみてください。
Apple Watchが充電できないときは
1.充電中かどうか確認する
Apple Watchの充電方法が正しいかどうか、Apple Watchが充電できているかどうか確認しましょう。
Apple Watchの充電方法のチェック
- Apple Watchの充電ケーブルがUSB電源アダプタにしっかりと接続されているか
- 電源アダプタの差込口がコンセントにしっかりと接続されているか
- Apple Watchと接触する充電器の表面に汚れがないか
- 充電器の正しい位置にApple Watchを置いているか
Apple Watchの充電器に接する面が汚れていると充電を妨げることがあります。
また、充電器を一度も使ったことがない場合は、貼られているプラスチックのシールを剥がしてから使いましょう。
こうした基本的なステップが原因で充電できない場合もあるため、見直しは肝心です。
充電状態の確認方法
充電ケーブルと接続された充電中のApple Watchには、緑色の稲妻のアイコンが表示されます。
出典:Apple サポート赤い稲妻アイコンが文字盤に表示されているときは、省電力モードになっており充電が必要です。
通常Apple Watchを充電ケーブルに接続すると、赤いアイコンは緑に切り替わります。
しかし、充電ケーブルに接続されている赤い稲妻アイコンが表示されている間は、Apple Watchの充電が空で、起動できるほど充電ができていない状態です。
30分ほど充電すると電源が入るようになるでしょう。充電をしていても画面が真っ暗の場合も、しばらく充電して様子を見てから再度試してみてください。
出典:Apple サポート2.強制再起動する
充電方法のステップを見直しても充電できない場合は、端末の強制再起動を試してみましょう。再起動することで不具合の原因が解消されることもあります。
Apple Watchは、サイドボタンとDigital Crownの両方を同時に長押しして再起動できます。
長押しの長さは、10秒程度です。Apple ロゴが表示されるまで長押ししてください。
3.充電ケーブル・アダプタを交換する
充電ケーブルや充電アダプタが抜けやプラグの差し込み口にほこりを確認しても改善されないなら、ケーブルそのものを別のものに交換してみましょう。
特にApple以外の製品を使っている場合は、互換性に問題があると充電できません。Apple Watchを購入した際に同梱されていた純正の充電ケーブルを使いましょう。
ケーブルやアダプタが古くなっているなら、新品のものに交換してみるのもおすすめです。
使ったことのない純正の充電ケーブルを使うときには、保護テープに要注意。保護テープがついていると充電ができないので、はがし忘れないよう注意しましょう。
4.watchOSをアップデートする
watchOSが更新できていないことが原因で、充電できないケースもあります。
省電力モードの赤い稲妻アイコンの表示になったあと、充電できない状態が続くなら、30分間以上充電ケーブルにつないでみましょう。
それでも充電できないときはOSに関するトラブルが生じているかもしれません。
すでにリリースされている最新のwatchOSにアップデートされているか確かめましょう。
使っているApple Watchのバージョンの確認と、アップデートを行ってください。バージョンは、iPhoneのWatch Appから確認できますが、Apple Watchからもチェックできます。
watchOSのバージョンの確認方法
- Apple Watchの「設定」を開く
- 「一般」を開く
- 「情報」を開く
- 「バージョン」を確認する
watchOSアップデート方法
- iPhoneでWatch Appを開く
- 「マイウォッチ」を開く
- 「一般」を開く
- 「ソフトウェアアップデート」を確認する
- 画面に従って最新OSをインストールする
Apple Watchの修理方法
充電方法や充電ケーブル、OSのバージョンに問題がないのに充電できない、買ったばかりなのに充電できないといった場合は、Apple Watchが故障している可能性もあります。
プロに調査してもらい原因を確かめてみる必要があるでしょう。
Apple Watchの修理方法
- Appleにより正式に認定されている修理業者に出す
- 他の非正規修理業者にみてもらう
修理の流れや費用、メリットデメリットなどについて詳しく見てみましょう。
Apple認定修理に出す場合
Apple Watchの修理はAppleリペアセンターで行われます。Appleサポートに直接電話をして配送修理してもらうこともできます。
また、近くにAppleストアがあれば来店持ち込みも可能です。AppleストアからAppleリペアセンターへ送られ、修理後にまたストアで受け取れます。
さらに、ビックカメラやカメラのキタムラなどにApple製品カウンターが設置されている場合、Apple正規サービスプロバイダなので安心して修理を依頼できるでしょう。
他の非正規業者より費用は高くなりますが、製品についての知識があり、純正の部品を使うという点でメリットが高くなります。
確実に安全に直したいならAppleストアもしくは正規サービスプロバイダを通して修理しましょう。
修理費用はApple Watchのモデルや使われているケース素材によって幅があります。また、Apple Care+の保証が適用されるかどうかで大きく値段が変わるでしょう。
詳しいApple Watchのモデルと修理費用についてはAppleの公式サイトもご覧ください。
修理業者に依頼する場合
Appleの認証を受けていない修理業者に依頼すると、格安の費用で修理できます。料金面で困っているときに頼れる選択肢でしょう。
iPhoneやiPadの修理業者でApple Watchも同時に扱っているところに依頼できます。
総務省登録修理業者なら、修理のトラブルやリスクを避けて修理できるでしょう。
修理部品に純正品を使ってほしい場合や、より安全安心の修理を望む人には正規サービスプロバイダがおすすめですが、とにかく安く早く直したいという人は非正規業者のサポートを探してみましょう。
iCracked
出典:iCracked- 総務省の登録修理業者で安心
- 修理パーツで初期不良が生じた場合3ヵ月保証
- 即日修理可能
iCracked(アイクラックト)は、総務省の登録修理業者で、経験豊富な技術者が高品質のパーツを使用して修理する安心のサポート店です。万が一、iCrackedの修理パーツで初期不良が生じた場合も3ヵ月の保証期間を設けています。
また、iCracked Storeでは対面カウンターで修理を行っており、お客様はその全行程を目の前で見ることができるので、プライバシーの詰まった端末を預けることに抵抗がある方におすすめです。
もし落として画面を割ってしまっても即日修理が可能なiCracked Storeへ予約をしてから来店すれば、基本待ち時間もゼロで案内される点も魅力です。
iPhone修理アイサポ
出典:アイサポ- iPhoneの修理専門店
- 修理代2,980円(税込)~、最短30分
とにかくすぐ修理をしたいという方にはアイサポがおすすめです。
持ち込みであれば即日修理可能で最短30分で対応してもらえるなど、とにかく早く修理を終わらせてくれることで評判です。
また、長年経験を積んだプロが修理を行っていますので、その技術力の高さにも定評があります。修理料金もメーカー修理と比較して最大70%も安いのも嬉しいところです。
「安い!早い!正確!」な修理をお求めの方はぜひ、アイサポに修理依頼をしてみてはいかがでしょうか。
ジーニー(GENIE)
全国各地の都市にあるiPhone・iPadの修理専門店「GENIE」は、Apple Watchのバッテリー交換と画面割れ・タッチ不良・液晶不良などの不具合の修理を、比較的安い価格で提供しています。
総務省登録修理業者なので安心して修理できるでしょう。各店舗で修理サービスや修理代金が異なります。
機種 | ガラス割れ(税込) | タッチ不良(税込) | 液晶不良(税込) |
---|---|---|---|
Series 8 (41mm) | 24,800円 | 34,800円 | 34,800円 |
Series 8 (45mm) | 24,800円 | 34,800円 | 34,800円 |
Series 7 (41mm) | 21,800円 | 24,800円 | 24,800円 |
Series 7 (45mm) | 21,800円 | 24,800円 | 24,800円 |
Series 6 (40mm) | 19,800円 | 24,800円 | 29,800円 |
Series 6 (44mm) | 19,800円 | 24,800円 | 29,800円 |
SE・SE2 (40mm) | 19,800円 | 24,800円 | 28,800円 |
SE・SE2 (44mm) | 19,800円 | 24,800円 | 29,800円 |
Series 5 (40mm) | 19,800円 | 24,800円 | 28,800円 |
Series 5 (44mm) | 19,800円 | 24,800円 | 29,800円 |
Series 4 (40mm) | 19,800円 | 24,800円 | 28,800円 |
Series 4 (44mm) | 19,800円 | 24,800円 | 29,800円 |
Series 3 (38mm・GPS) | 18,800円 | 18,800円 | 25,800円 |
Series 3 (38mm・Cellular) | 18,800円 | 18,800円 | 25,800円 |
Series 3 (42mm・GPS) | 18,800円 | 18,800円 | 25,800円 |
Series 3 (42mm・Cellular) | 18,800円 | 18,800円 | 25,800円 |
Series 2 (38mm) | 16,800円 | 16,800円 | 18,800円 |
Series 2 (42mm) | 16,800円 | 16,800円 | 19,800円 |
Series 1 (38mm) | 12,800円 | 12,800円 | 12,800円 |
Series 1 (42mm) | 12,800円 | 12,800円 | 12,800円 |
詳しいサービスや料金については各店舗の公式サイトをご覧ください。
iPhone修理工房
全国でスマホやタブレットの修理を行う「iPhone修理工房」は、iPhoneはもちろんApple Watchのトラブルにも対応しています。
フロントパネル破損・ガラス割れなどの修理やバッテリー交換が可能で、Apple Watchの汚れやすいベルト部分のクリーニングもできます。
サービスや費用についての詳細は公式サイトをご確認ください。
Apple Watchの充電に関するFAQ
Apple Watchを充電しているのに画面が何も表示されないときや、充電で本体が熱くなるときの対処法を紹介します。
充電しても画面に何も表示されないのはなぜ?
充電が完全に切れて電源が切れた場合、バッテリー容量がある程度充電されるまで画面がつかないことがあります。
画面が真っ暗で何も表示されなくても、焦らなくて問題ありません。しばらく充電されたら、充電中の稲妻アイコンが表示され、電源をつけられるようになるでしょう。
充電中に熱くなるのは大丈夫?
充電中にApple Watch本体の温度が高くなるのはよくあることです。ただし、あまりに温度が高くなるとアプリ動作や充電そのものを妨げることがあります。
Apple Watchをスリープ状態にせずに充電していると本体が熱くなってしまう可能性が高いようです。充電時にはスリーブ状態にしてあるか確認しましょう。
高温状態はApple Watchによくない環境です。高温になりすぎていると感じたら充電器から離し、熱を冷ましてから再度充電を行ってください。
Apple Watchが充電できない場合まとめ
Apple Watchの充電ができないときは、焦らず対処法を試してみましょう。充電器側の問題は交換や清掃で解決できます。
Apple Watchの充電側の面の汚れを除去したり、watchOSのアップデートをしたりして対処できることもあります。
対処法を1つずつ試し、30分以上充電しても画面が動かない場合は、Appleサポートに連絡するか、修理業者に依頼しましょう。
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