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- 更新日:2021年10月30日
2021年9月中古スマホ取引数ランキング
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※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。
本記事では、中古スマホ市場で取引数の多かった端末をランキング形式でご紹介しています。
中古スマホを使って賢い消費をしたい方は、ぜひ参考にしてください。
※フリーマーケットアプリやインターネットオークション等主要4サイトの取引実績により抽出した価格情報を元に、2021年9月と7月を比較しています。
中古iPhone市場 新古品の取引数増加
2021年9月のiPhone全体の取引数は、7月と比べて14.1%増加しました。 取引数は新古品が43.6%増加、中古品が9.2%増加しています。
2021年9月は中古iPhoneの取り引き数が増加しており、7~7月と続いた下降トレンドに反転する形となりました。 これは9月に発売された新型iPhone 13シリーズの影響と考えられます。
例年、新型iPhoneの発売をきっかけに増加する傾向にあり、今年も同様に取引数が増加しました。
iPhone 7の取引数は2021年1月から下降トレンドとなっており、今月も継続しています。 iPhone 8の取引数は下降トレンドが続いていましたが、7月に反転し前月比17.4%増加となりました。
iPhone SE(第2世代)の取引数は上昇トレンドが続いており、2021年9月時点でiPhone 7の取引数を上回りました。
中古Android市場 新古品/中古品の取引数共に増加
2021年9月のAndroid全体の取引数は、7月と比べて0.5%減少しました。 取引数は新古品が0.7%増加、中古品が0.8%減少しています。
2021年9月は中古Androidの取引数は新古品・中古品共にあまり変化しませんでした。
ランキングで長い間1位であったドコモ版のGalaxy A21 64GBの取引数が減少してきており、2位となりました。 代わりに1位にランクインしているau版のAQUOS sense3 basic 32GBは、新品未使用品や未使用に近い端末を中心に取引数を伸ばしており、平均価格が7,000円台で取引されています。
また、新たにau版のGalaxy A51 5G 128GBがランクインしました。
中古iPad市場 新古品/中古品の取引数共に現用
2021年9月のiPad全体の取引数は、7月と比べて2.4%減少しました。 取引数は新古品が27%減少、中古品が1.9%減少しています。
先月多く取引されていたiPad (第7世代)やiPad mini 4は再び取引数が減少し、今までランキング上位にいたiPad (第6世代) やiPad Air 2の取引数が増加しています。
また、iPad (第5世代)の取引数が増加しており、au版32GBが3位、ドコモ版32GBが4位にランクインしています。 第6世代とは違いApplePencilは使用出来ず、チップも1世代古いモデルですが、その分8,000円ほど安く購入できます。
総評
前月の予想通り、9月の新型iPhone 13シリーズの発表・発売により、中古iPhoneの取引数の増加が見られています。 今後も取引数の上昇トレンドが続くと予想しています。
中古Android市場は、取引数に大きな変化は見られませんでした。
10月末にGoogle Pixel 6の発売が予定されています。 新モデル発売などにより割引やキャンペーンなどがあった場合、新古品を中心に取引数が上昇する可能性があります。
中古iPad市場は、中古品の取り引き量がほとんどを占めています。 2021年9月にiPad mini 6が発売されたことで、使っていたiPadを打って新型iPad miniを購入するユーザーが増える可能性があります。
1983年生まれ。株式会社マーケットエンタープライズ
中古モバイル市場アナリスト
ソフトウェア開発会社にて、開発業務からスタートし、新会社設立時のWebマーケティング全般の業務を担った後、2010年にマーケットエンタープライズに入社。
当社でWebマーケティングの責任者や経営企画を担当後、現在は、メディア・プラットフォーム事業の責任者に従事する。膨大なデータの分析・管理能力を活かして、中古モバイル市場の動向を分析するアナリストも兼任する。
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