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  • 更新日:2023年05月12日

Apple Watchでできること!セルラーとGPSの違い・モデル別の便利機能とは

Apple Watchでできること!セルラーとGPSの違い・モデル別の便利機能とは

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Apple Watchは時計機能だけでなく、iPhoneのアプリ通知を受け取ったり、メッセージをやり取りしたり、電子マネーで決済したりと、便利な機能が数多くあり、生活を豊かにしてくれる高機能なスマートウォッチです。

Apple製品と連携させるとさらに便利になり、iPhoneを持っている人はApple Watchと組み合わせることで、今よりももっと快適で便利な生活が送れるでしょう。

Apple WatchにはセルラーモデルとGPSモデルの2種類があり、機能も多少異なります。この記事では、種類ごとにできることの違いや特徴・便利機能を詳しく解説します。

【シリーズ別】Apple Watchでできること

Apple WatchはSeries 1から始まり、2023年5月現在Series 8まで展開されています。

「Apple Watchはモデル数が多すぎ、どれを購入すればいいのかわからない」と思う方も多いのではないでしょうか。

また、各シリーズはGPSモデルとセルラーモデルの2種類があり、どちらを購入したらよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。

しかし、機能の違いを詳しく知れば、自分が必要なApple Watchはどれなのか自然と絞り込まれていくはずです。

Apple Watchのシリーズごとに何ができるのか、GPSモデルとセルラーモデルでできることの違いとあわせて見ていきましょう。

各シリーズのApple Watchでできること比較

各シリーズのApple Watchでできることを比較しました。

Series 8 SE Ultra
見た目
主な特徴 ・携帯電話通信機能
・IP6X等級認証の防塵性能
・皮膚温センサー
・緊急SOS
・泳げる耐水性能
・過去の排卵を推定できる周期の記録
・携帯電話通信機能
・ファミリー共有設定
・緊急SOS
・泳げる耐水性能
・周期の記録
・携帯電話通信機能
・高精度2周波GPS
・緊急SOS
・泳げる耐水性能、水深40メートルまでのレクリエーションダイビングに対応
・過去の排卵を推定できる周期記録

どの機種も基本的な機能は搭載していますが、機能性に違いがあります。

Series 8とSEでは、泳げる耐水性能がありますが、Ultraでは水深40メートルまでのレクリエーションダイビングに対応しています。

また、SEでは周期記録しかできないのに対しSeries 8とUltraでは、首で測定した皮膚温のデータを用いて、排卵が起こったと思われる日の推定が可能です。

どの機種にも、衝突事故検出など緊急SOSの機能が搭載されています。

このように機種によって機能性が違うため、使用したい機能に合わせて機種選びをしてみると良いでしょう。

全モデル共通でできること

Apple Watchの全モデルに搭載されている主な機能

  • 時計機能
  • 電話・メッセージのやり取り
  • 音楽再生
  • 写真表示
  • Apple Payで支払い
  • ヘルスケア
  • 各種通知受け取り
  • Macのロック解除
  • カメラ操作
  • AirPods操作

Apple Watchを初めて購入するか検討中の方であれば、基本機能は全モデルに搭載されているため、どれを選んでも問題ないでしょう。

スマートウォッチがほしい理由の主な部分が共通機能であれば、サイズや価格重視などでモデルを選ぶのがおすすめです。

【Apple Watch Series 5以降】常時表示ディスプレイ

Apple Watchに限らず、スマートウォッチの多くは、通常は電池の持ちをよくするために、使用していない時は画面が消灯されています。

しかしApple Watch Series 5以降には、常時表示ディスプレイ機能があります。

文字通り常時ディスプレイが表示される機能で、通常の時計のように文字盤がすぐに読み取れます

いちいちモーションによってディスプレイを点灯させなくても、時間や通知が確認可能です。

荷物で両手がふさがっていたり、満員電車でつり革に掴まっていたり、腕をあげる動作が難しい場面ではモーションでディスプレイを表示させるのは難しいので、とても役立つでしょう。

常時表示ディスプレイがいらない、電池持ちが心配で気になる方は、 設定でオフにすることも可能です。

【Apple Watch Series 6以降】血中酸素ウェルネスセンサー

血中酸素ウェルネスアプリを使うことで、血中に取り込まれた酸素レベルを測定できます。血中酸素の濃度によって、自分の健康状態をいつでも簡単にチェックできます。

血中酸素ウェルネスセンサーは、Apple Watchを腕につけることによって、手首の血管から酸素レベルを測定します。

この機能を実現させたのは、前モデルから進化した「第3世代の光学式心拍センサー」によるものです。

センサーから照射されたLEDの反射光の量を、Apple Watchが自動的に読み取り、酸素レベルを計算しています。

測定したデータはアプリから再度確認できるので、日々の生活のなかで健康に留意する手助けをしてくれるのではないでしょうか。

今までのApple Watchと比較すると、ヘルスケアに力を入れている方には非常に嬉しい機能といえます。

Apple Watchでできること【GPS/セルラー別】

ここからは、GPSモデルとセルラーモデルの機能の違いについて見ていきましょう。

GPSモデルとセルラーモデルの違いがそもそもわからないという方のために、それぞれの違いも解説します。

セルラーモデルとは

セルラーモデルとは、スマホと同じようにモバイルデータ通信が可能なモデルです。

Apple Watch単体でデータ通信ができるので、iPhoneが手元になくても電話やメッセージの通知が受け取れるのが特徴です。

ただし、セルラーモデルを購入しただけでは、モバイルデータ通信はできません。

モバイルデータ通信を行うには、各携帯キャリアのオプションに加入する必要があります。

Apple Watchセルラーモデルのオプションを提供しているのは、大手3キャリアのドコモ・au・ソフトバンクのみです。ahamo、povo、LINEMOは非対応なので注意してください。

オプション 利用料
ドコモ ワンナンバーサービス 550円(税込)
au ナンバーシェア (ファミリー共有設定対応) Apple Watch モバイル通信サービス
ソフトバンク 385円(税込) 385円(税込)

ドコモのみ、オプション利用料がやや高めに設定されています。

Apple Watchは基本的にiPhoneとペアリングを行い、iPhoneの電話番号とApple IDを利用することで様々な機能が使えるようになります。

しかし、中にはiPhoneを持っていないがApple Watchを使いたいという方や、家族にApple Watchを持たせたい方もいるでしょう。

その場合、auのナンバーシェアであればファミリー共有設定に対応しているので、iPhoneを持っていない方でも、Apple Watchのモバイルデータ通信機能を利用できます。

このように、手元にiPhoneがなくてもApple Watch単体でデータ通信できる強みを持っているのが、セルラーモデルです。

GPSモデルとは

逆にGPSモデルは、モバイルデータ通信ができないので、Apple Watch単体で持っていても通信できません

ペアリングしたiPhoneと常にセットで持っていることで、セルラーモデルでできることがGPSモデルでも可能になります。

Apple WatchをWiFi環境に接続していない状態で、できること・できないことを表にまとめました。

機能 GPS セルラー
メッセージ送受信
電話発着信
天気を調べる
株価情報を調べる
ホームをコントール
友達を探す
リマインダー
Podcastを聴く ◯*
トランシーバー
音楽ストリーミング ◯*
ラジオを聴く
マップで道を調べる
ワークアウト
時計機能
アクティビティ
写真の表示
Apple Payで支払い
オーディオブック ◯*
健康管理機能
コンパス
LINE
PayPay

*はiPhoneと同期していれば、WiFi環境やモバイルデータ通信ができなくても利用できる機能です。

GPS・セルラーモデル共通でできること

GPSモデル、セルラーモデルで共通してできること

  • Podcastを聴く
  • 音楽ストリーミング
  • ワークアウト
  • 時計機能
  • アクティビティ
  • 写真の表示
  • Apple Payで支払い
  • オーディオブック
  • 健康管理機能
  • コンパス

Podcastやオーディオブックを聴いたり、Apple Musicのストリーミング再生をしたりなどは、GPSモデルでも同期が可能です。

同期することで、WiFi環境やiPhoneが手元になくても、Apple Watch単体で音楽の再生やコンテンツを聴けるようになります

Apple Watchの購入を検討している方の中には、ランニング時にiPhoneを持たずにApple Watchだけで音楽を聞き、ランニングの計測をしたいと思う方は多いのではないでしょうか。

普段聞く音楽をあらかじめApple Watchと同期させておけば、セルラーモデルである必要はありません。

【セルラーのみ】メッセージの送受信

メッセージアプリでは、受信した内容を確認できるとともに、Apple Watchから返信ができます。

テキストは音声入力が可能なので、Apple Watchに話しかけることでメッセージの作成が可能です。

またあらかじめ定型文を作成しておけば、簡単にメッセージを送ることができます。

LINEが主流になっている今、使う機会は限られますが、家族間やビジネスシーンのやり取りはメッセージでという方もいるので、便利な機能でしょう。

【セルラーのみ】電話の発着信

Apple Watchから直接通話音声が聞こえてくるため、聞き取り辛いこともあるかもしれません。しかし、iPhoneを持たずに電話ができるのはセルラーモデルならではといえます。

話す時もApple Watchに向かって話すので、利用する場合はワイヤレスイヤホンの利用がおすすめです。

電話の発着信機能が使えれば、ウォーキング中に大事な電話がかかってきても受信を逃す心配はありません。

【セルラーのみ】天気を調べる

天気や気温、風速などの情報を、天気アプリから確認できます。

現在地を登録しておくことで、すぐに天気や予報をチェックできるのは、地味ですが便利な機能といえるでしょう。

【セルラーのみ】株価情報を調べる

普段iPhoneで確認している株価の情報も、Apple Watchで簡単に確認できます。

常に変動する株価情報をすぐに時計で確認できるので、大切な投資のチャンスを逃しません。

【セルラーのみ】友達を探す

友達を探す機能では、位置情報を共有している家族や友人をApple Watch上から探すことができます。

例えば、子供の所在地が心配なときのために位置情報を共有していれば、どんな時でもすぐに現在位置が確認できて安心です。

【セルラーのみ】リマインダー

リマインダー機能により、スケジュールが立て込んでいても、忘れがちな予定をApple Watchが知らせてくれるので、管理しやすくなります。

コンプライアンスなどの問題でiPhoneを持ち歩けない場所でも、リマインダーが使えるのはとても便利でしょう。

【セルラーのみ】ラジオを聴く

Apple Watch単体でラジオを聴く場面はあまりないかもしれませんが、セルラーモデルであればiPhoneが近くになくても利用できます。

電話や音楽、ラジオなど音を聴くものに関しては、ワイヤレスイヤホンとセットで利用するのがおすすめです。

【セルラーのみ】ホームアプリが使える

ホームアプリを使うことで、自宅の照明や鍵、スマートプラグなどを遠隔で操作ができ、スマートホーム化が可能です。

自宅に近くなったら、エアコンや照明をつけ、鍵を開けることまでApple Watchだけでできます。

また、ちょっとした買い物で外出する際に、家の鍵やお財布を持っていかなくても全てApple Watchで完結できます。

【セルラーのみ】マップで道を調べる

Siriに話しかけることで、目的地までの道順をApple Watchに表示できます。

手元で簡単にマップを確認できるので、よく道に迷ってしまう方には嬉しい機能といえるでしょう。

Apple Watchのサイズが大きければ、その分マップも大きく表示されより見やすくなります。

【セルラーのみ】LINE

LINEのメッセージを受信できるだけでなく、Apple Watchからもメッセージが送信できます。メッセージ以外にスタンプを送ることも可能です。

iPhoneで利用しているLINEアカウントを共有できるので、今までのトーク履歴も確認できます。

通知メッセージの内容は、表示・非表示設定が選択できるため、Apple Watchの画面にメッセージが表示され、意図せずに誰かに見られてしまうという心配もありません。

送られてきた写真はApple Watch上で確認が可能で、移動中にいちいちiPhoneを見なくてよいのも便利なポイントです。

【セルラーのみ】PayPayの決済

QR・バーコード決済で支払いができるPayPayも、Apple Watch単体で使用できます。

あらかじめPayPay残高にチャージしておくことで、Apple Watch上でバーコードを表示させてお買い物ができ、キャッシュレス決済がより手軽に、身近になります。

注意点として、支払い時にQRコードを読み込む場合はApple Watchだけでは決済できません

タイプ別おすすめApple Watch

GPSモデルとセルラーモデルで迷っている方は、Apple Watchをつけている時に、iPhoneがどこにあるのかを思い出してみてください。常にそばにある場合は、GPSモデルで十分でしょう。

セルラーモデルは多機能ですが、GPSモデルよりも価格設定が高く、キャリアでのオプション利用料も毎月発生するので、しっかりと検討してください。

Apple Watch SE

出典:Apple Store

Apple Watch SEは、すべてのシリーズの中で最も安く購入できるApple Watchです。

しかし、基本的な機能は利用できるのはもちろんのこと、S8 System in Packageを搭載しているため前モデルと比べて約20%も通信スピードが向上しています。

また、泳げるほどの防水耐性があり、スポーツをする際の利用や万が一濡らしてしまったときも安心です。

Apple Watch Series 8

出典:Apple Store

Apple Watch Series 8には、車での衝突事故などに備えた衝突事故検出のほかに、女性の排卵周期を過去のデータを元に予測できる皮膚温センサーが搭載されています。

また、低電力モードで最大36時間利用できるため長時間の外出時でも安心です。

Apple Watch Series 8には、Apple Watch SEでは使えない機能も多く搭載されているため、より機能を使いこなしたい方や周期を健康状態をより把握したい方におすすめです。

Apple Watch Ultra

出典:Apple Store

Apple Watch Ultraは、Apple Watchの最上位モデル(フラッグシップモデル)です。

水深100mまでの耐水性能のほか、最大180m先まで聞こえる非常用サイレン、低電力モードで最大60時間使用できるバッテリーが搭載されているなど主にアスリートやアウトドアで使う方向けにつくられています。

より頑丈でタフなため、登山やダイビング、その他スポーツをする方におすすめです。

Apple Watchでできることまとめ

今回は、Apple Watchのシリーズごとにできることを紹介してきました。

Apple WatchはiPhoneと組み合わせることで、どんな時でも通知を見逃すことがなくなります。さらに便利な機能も豊富にあり、非常に魅力的なアイテムです。

またApple Watchは文字盤やバンドのカスタムができ、ファンションアイテムの一部としても優れた面を持っています。自分好みにカスタムしてお気に入りのApple Watchを身に着けましょう。

気になるモデルが見つかったら、ぜひこの機会にApple Watchを購入し、今以上に快適なモバイル環境を整えてみてください。

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
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