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- 更新日:2022年01月25日
2021年12月中古スマホ取引数ランキング
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※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。
本記事では、中古スマホ市場で取引数の多かった端末をランキング形式でご紹介しています。
中古スマホを使って賢い消費をしたい方は、ぜひ参考にしてください。
※フリーマーケットアプリやインターネットオークション等主要4サイトの取引実績により抽出した価格情報を元に、2021年12月と11月を比較しています。
中古iPhoneの取引数は全体的に減少
2021年12月のiPhone全体の取引数は、11月と比べて21.1%減少しました。 取引数は新古品が13.7%減少、中古品が22.7%減少しています。
2021年11月の減少トレンドに引き続き、12月も中古iPhoneの取引数が減少しました。
ランキングの顔ぶれはあまり変化しておらず、主にiPhone 7、iPhone 8、iPhone SE(第2世代)の3機種がトップ10を占めています。
取引数が減少する機種が多い中、ランク外ではありますが、NTTドコモ版iPhone 11(64GB)やiPhone 12 mini(128GB)は取引数を伸ばしています。
中古Androidの取引数も全体的に減少
2021年12月のAndroid全体の取引数は、11月と比べて9%減少しました。 取引数は新古品が15.6%減少、中古品が7.6%減少しています。
AndroidもiPhoneほどの取引数減少ではないですが、新古品・中古品ともに減っている状態です。
しかし、au版Xperia XZ3(64GB)とNTTドコモ版Galaxy A21(64GB)、SIMフリー版OPPO A73(64GB)の3機種は取引数が増加しており、ランキングも上昇しています。
特にau版Xperia XZ3(64GB)は、平均価格が13.6%下落し、10,000円程度で購入できる端末になってきています。
中古iPadの取引数は全体的に増加
2021年12月のiPad全体の取引数は、11月と比べて10.4%増加しました。 取引数は新古品が50%増加、中古品が9.7%増加しています。
1位には、NTTドコモ版iPad (第5世代) (32GB) が新たにランクインしており、商品状態別に見ると「やや傷や汚れあり」の端末が多く取引されていました。価格は、2万円ほどで取引されています。
またiPad AirとiPad Air2の人気が高く、Top10のうち8機種をiPad Airシリーズが占めている状態です。iPad Airは1万円前後、iPad Air2は1万円中盤〜後半で取引されています。
総評
2021年12月の中古iPhone取引数は、新古品・中古品ともに減少しましたが、ランクインした機種の顔ぶれに大きな変化はありませんでした。
これは、新型iPhoneの発売による上昇トレンドが落ち着いてきたためと考えられます。
Androidの中古市場もiPhoneほどではありませんが、新古品・中古品ともに取引数が減少しました。
しかし、通常2万円で購入できるXperia XZ1(64GB)やGalaxy A21(64GB)などはコスパが高いため、取引数を伸ばしています。
性能のよいスマホが安価に入手できるので、今後も取引数の増加が推測されます。
12月の中古iPad市場は、新古品・中古品ともに取引数が増加しました。
iPad AirとiPad Air2の人気が高く、iPad AirシリーズがTop10のうち8機種がランクインしています。
1983年生まれ。株式会社マーケットエンタープライズ
中古モバイル市場アナリスト
ソフトウェア開発会社にて、開発業務からスタートし、新会社設立時のWebマーケティング全般の業務を担った後、2010年にマーケットエンタープライズに入社。
当社でWebマーケティングの責任者や経営企画を担当後、現在は、メディア・プラットフォーム事業の責任者に従事する。膨大なデータの分析・管理能力を活かして、中古モバイル市場の動向を分析するアナリストも兼任する。
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