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  • 更新日:2024年04月16日

格安SIMのデメリット12選!格安SIMはどこがいい?比較ランキングを紹介

格安SIMのデメリット12選!格安SIMはどこがいい?比較ランキングを紹介

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速度が遅いなど格安SIMには欠点があります。本記事では、大手キャリアと比較した格安SIMのデメリットを解説します。

また格安SIMの魅力や、おすすめの業者も紹介しているので参考にしてください。格安SIMは料金の安さが魅力です。後悔しない選び方を参考に、自分に最適な業者を選んでみてください。

目次

格安SIMのデメリット12選

大手キャリアと比較して速度が低下しやすい、他にも実店舗での申し込みができないなど、格安SIMのデメリットを解説します。

大手キャリアと比較し速度が低下しやすい

大手キャリアから回線を借りてサービスを提供している格安SIM(MVNO)は、回線混雑時などに速度が遅くなることがあります。下の表に事業者別の実質速度を記載しました。

サービス名称 事業者タイプ 実質速度
IIJmio MVNO型 下り平均速度:47.14Mbps
上り平均速度:10.67Mbps
mineo MVNO型 下り平均速度:51.99Mbps
上り平均速度:12.1Mbps
日本通信SIM MVNO型 下り平均速度:43.66Mbps
上り平均速度:9.4Mbps
ドコモ MNO型 下り平均速度:128.61Mbps
上り平均速度:15.42Mbps
au MNO型 下り平均速度:124.39Mbps
上り平均速度:16.82Mbps
ソフトバンク MNO型 下り平均速度:99.29Mbps
上り平均速度:18.21Mbps

表ではIIJmioをはじめとしたMVNOと、大手キャリア(MNO)のドコモやauの実質速度を比較しています。

インターネットを快適に使うために重要な下りの速度に注目すると、各MNOがMVNOよりも断然速いのがわかります。

例えば、どちらもドコモ回線を使用している点では同じですが、MVNOの日本通信SIMの下り平均速度は43Mbps程度です。一方、MNOのドコモは120Mbpsを超えています。

MVNOが遅くなりやすい理由は、MNOと比較して回線の帯域幅、つまりデータの通り道が狭いためです。

大手キャリア(MNO)と異なり、自社でネットワーク設備を保有しないMVNOの格安SIMは、コストを抑えられる反面通信速度の面ではデメリットなので注意してください。

大手キャリアと格安SIMの違いについて詳しく知りたい方は、以下の記事もお読みください。

実店舗での申し込みができない

UQモバイルのように実店舗で申し込み可能な格安SIMも存在しますが、ほとんどの場合Web上での手続きになります。下記の点は、実店舗で契約できない格安SIMのデメリットです。

  • 担当者に相談しながら申し込みできない
  • 実際に端末を見て申し込みできない
  • 最短即日で利用できない

実店舗がない格安SIMの場合、申し込みの際にショップスタッフに相談ができません。店舗があれば、担当者に料金プランや端末のことなどを質問できるので、その点がデメリットです。

また、申し込みの際に実物の端末をチェックできない、そして触れないのも実店舗がない格安SIMのデメリットでしょう。

以前に使っていたスマホと似ているなどの場合は問題なさそうですが、そうでないと操作性やフィット感をチェックできません。

その他、実店舗がないと最短即日に利用できないのもデメリットです。オンライン申し込みの場合、契約手続きから実際に利用できるまで2日~1週間はかかります。

店舗があれば、端末の在庫状況にもよりますが、申し込み当日に利用できます。すぐに使いたい、相談したいという場合は、mineoなど店舗申し込みが可能な格安SIMがおすすめです。

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大容量・無制限に使えるプランが少ない

格安SIMのプランには、大容量や無制限に使えるプランが少ないのがデメリットです。下の表に、代表的な格安SIM業者と大手キャリアの月間データ容量を記載しました。

サービス名称 データ容量
楽天モバイル
(大手キャリア)
3GB/月~無制限
IIJmio
(格安SIM)
2GB/月~50GB/月
LINEMO
(格安SIM)
3GB/月 or 20GB/月
mineo
(格安SIM)
1GB/月~20GB/月・無制限
(※無制限は最大速度が最大3Mbps)
日本通信SIM
(格安SIM)
1GB/月~30GB/月
ドコモ
(大手キャリア)
0.5GB/月~無制限
au
(大手キャリア)
1GB/月~無制限
ソフトバンク
(大手キャリア)
1GB/月~無制限

格安SIMで利用できるのは、月間1GBから最大50GB程度です。月間100GBや無制限に使えるプランはまず見かけません。mineoには無制限プランもありますが、最大速度は3Mbpsです。

最大3MbpsでもLINEのビデオ通話や動画視聴などは可能ですが、実質速度が100Mbpsを超える大手キャリアと比較すると速くありません。

無制限で快適に使いたい場合は、楽天モバイルの利用を検討してみてください。大手キャリアの楽天モバイルは無制限に使えるだけでなく、下り平均速度も100Mbps以上です。

それでいて、月額3千円台と格安SIM級に安く使えます。従来、パートナー回線(au)のエリアでは月間5GBの制限が設けられていましたが、現在は撤廃されau回線でも無制限に使えます。

月額5千円以上する、大手キャリアの無制限よりも金額を抑えたい、また格安SIMよりも快適に使いたいという場合は、楽天モバイルの利用を検討してみてください。

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以下の記事では、格安SIMの無制限プランを比較しています。無制限プランのある格安SIMを知りたい方は、こちらも参考にしてください。

自分で初期設定を行う必要がある

格安SIMでは、自分で初期設定(APN設定)を行う必要があります。下記の条件に当てはまる場合、APN設定が必要となるため確認してください。

  • 大手キャリアで購入したスマホをSIMロック解除し、格安SIMで使用するとき
  • 中古スマホを購入し、格安SIMを使用するとき
  • 格安SIMで購入したスマホを、別の格安SIMで使用するとき
  • 海外で現地のプリペイド式SIMを使用するとき

APN設定は、スマホをインターネットに接続するために必要な設定です。iPhoneの場合、iOS15以上にアップデートすれば不要ですが、未満の場合は必要になります。

スマホの操作に不慣れな人だと難しく感じてしまうかもしれませんが、各格安SIMの公式サイトに設定方法が記載されているため、過度に心配する必要はないでしょう。

下記に、Androidスマホ(例.AQUOS sense7)のAPN設定の手順を紹介するので、参考にしてみてください。

  1. 設定アプリを開き、ネットワークとインターネットをタップ
  2. モバイルネットワークを選択し、アクセスポイント名をタップ
  3. アクセスポイントの編集画面で情報(名前やAPNなど)を入力する
  4. 編集内容を保存後、利用したいAPNが表示されるので選択する
  5. インターネットに接続すれば完了

以上です。スマホの機種によっては設定画面の表示が異なる場合もありますが、基本的な流れは変わりません。

難しいことはないですが、面倒に感じるようであれば、実店舗のある格安SIM事業者で相談の上申し込んでもよいでしょう。

以下の記事では、iPhoneの初期設定手順を解説しています。こちらもあわせてお読みください。

乗り換えの際にSIMロック解除や端末の相性を調べる必要がある

格安SIMに乗り換える際は、SIMロックの解除が必要となる場合があります。また、スマホ本体とSIMの相性が悪いと通信ができないため、事前に確認が必要な点もデメリットでしょう。

SIMロックの解除とは、ソフトバンクなど特定の会社の回線以外使えないよう設定されている端末の状態を、解除することです。ただし、下記の条件に該当する端末では解除不要です。

  • 端末を購入した携帯会社と乗り換え先で同じ回線を使用している場合
  • ドコモにて2021年8月27日以降に発売された端末
  • 2021年10月1日以降に発売された端末

あなたがソフトバンクでスマホを購入しており、同じソフトバンク回線を使用するLINEMOに乗り換えるような場合は、SIMロックの解除は必要ありません。

その他、ドコモは2021年8月27日以降、他では2021年10月1日以降に発売された端末であれば、SIMロックの解除は不要です。

2021年10月1日以降、SIMロックをせずに販売することが義務付けられるようになったためです。

なお端末とSIMの相性については、各格安SIMの公式サイトで、SIM動作確認済みの機種かどうかを確認できるので、事前にチェックしておきましょう。

SIMロック解除が必要な方は、自分でSIMロック解除する方法について解説した記事も参考にしてください。

大手キャリアと比較して選べるスマホが少ない

IIJmioやmineoなど、スマホを購入できる格安SIMは何社かありますが、大手キャリアと比較して選べる機種が少ないのがデメリットです。

2024年4月時点、ドコモではiPhone15などの最新端末を購入できますが、IIJmioやmineoではできません。欲しい端末がないときは、下記の手段で別途端末のみ購入するとよいでしょう。

  • ドコモショップなどキャリアの店舗で端末のみ購入する
  • 家電量販店で端末のみ購入する
  • オンラインショップで端末のみ購入する

なおキャリアの店舗で端末のみ購入する際は、ドコモショップのように3,850円の事務手数料が発生するため注意が必要です。

事務手数料を節約したいなら、オンラインショップでの購入をおすすめします。また、せっかくスマホ本体を購入しても、端末とSIMの相性が悪いと通信できないため注意が必要です。

事前に格安SIMの公式サイトで、利用できるか動作状況を確認しておきましょう。なお、最新端末だからといって利用できないということはありません。

iPhone15やiPhone15 Proであっても利用できます。いずれにしても、SIM動作確認済みの機種でないと通信できない恐れがあるため、必ずチェックしておいてください。

以下の記事では、格安SIMの端末セットキャンペーンを比較しています。格安SIMでお得に端末を購入したい方は、ぜひチェックしてみてください。

口座振替やデビットカード払いに対応していない業者が多い

格安SIMの支払方法は、ほとんどの場合クレジットカード払いのみです。口座振替やデビットカード払いが可能な業者は限られているため注意が必要です。

サービス名称 支払方法
IIJmio
(格安SIM)
クレジットカード
LINEMO
(格安SIM)
クレジットカード
口座振替
デビットカード
PayPay残高
ソフトバンクまとめて支払い
mineo
(格安SIM)
クレジットカード
口座振替(※条件あり)
デビットカード
日本通信SIM
(格安SIM)
クレジットカード
ドコモ
(大手キャリア)
クレジットカード
口座振替
デビットカード
Pay-easy
d払いなど
au
(大手キャリア)
クレジットカード
口座振替
デビットカード
Pay-easy
au PAYなど
ソフトバンク
(大手キャリア)
クレジットカード
口座振替
デビットカード
コンビニ
PayPayなど

上の表では、格安SIMおよびドコモなど大手キャリアの支払方法を記載しています。大手キャリアはクレジットカードの他、口座振替やデビットカードでの支払いが可能です。

一方で、LINEMOやmineoも口座振替とデビットカード払いに対応していますが、その他はクレジットカードが必須です。(※mineoの口座振替はeo光とのセット利用が条件なので注意)

普段からクレジットカードを使用している人なら気にならないかもしれませんが、そうでない場合、申し込みしにくいと感じてしまうでしょう。

格安SIMの中には、イオンモバイルのように契約者本人ではなく、家族のカードを登録できるところも存在しますが、ほとんどは契約者名義のクレジットカードでないと使用できません。

格安SIMを利用したいがクレジットカードを持っていないという場合は、口座振替など他の支払方法を選択できる、LINEMOなどの申し込みを検討してみてください。

【LINEMO公式】詳細はこちら

以下の記事では、口座振替が可能な格安SIMを紹介しています。クレジットカードをお持ちでない方は、こちらもあわせてお読みください。

LINEのID検索が使えない場合がある

格安SIMでLINEを使うことは可能ですが、ID検索ができない点はデメリットです。LINEのID検索が使えないと、特定の友だちをIDで検索できません。

そもそも、LINEのID検索を使用する際は年齢認証が必要です。年齢確認はキャリアから送信される契約者情報をもとに行われますが、格安SIMからは年齢情報を送れないのが欠点です。

そのためLINEのID検索が使えません。なお、ほとんどの格安SIMは年齢確認に対応していませんが、下記の会社では利用できるので参考に覚えておいてください。

  • LINEMO
  • IIJmio
  • mineo
  • イオンモバイル
  • ワイモバイルなど

上記の会社以外でLINEのID検索を使いたいという場合は、格安SIMに乗り換える前のキャリアで年齢確認を済ませておくとよいでしょう。

キャリアメールが使えない

大手キャリアから格安SIMに乗り換えた際、そのままだとこれまでのキャリアメールが使えなくなります。なお、格安SIMでは通常Gメールなどの無料のメールを使用します。

Gmailであっても不便はありませんが、これまで使用していたキャリアメールを引き続き使いたい場合は、メールアドレスの持ち運びサービスを利用するとよいでしょう。

キャリア名称 サービス名称 使用料
ドコモ ドコモメール持ち運び 330円/月
au auメール持ち運び 330円/月
ソフトバンク メールアドレス持ち運び 330円/月
(年額料3,300円)
楽天モバイル 楽メール持ち運び 330円/月

各社月額330円の費用がかかってしまいますが、メールアドレスの持ち運びサービスを提供しています。継続してキャリアメールを使いたいという場合は、ぜひ活用してみてください。

また、下記の格安SIMでは独自のメールアドレスを使用できます。各社有料・無料があるので参考にしてください。

  • mineo:無料
  • UQモバイル:月額220円
  • ワイモバイル:無料
  • BIGLOBEモバイル:無料

UQモバイルのように月額220円の料金が発生するケースもありますが、mineoのように無料で使える格安SIMもあります。

キャリアメールの持ち運びは高い、また無料のメールは使いたくないという場合は、独自メールを提供している格安SIMを選んでもよいでしょう。

キャリアの災害用伝言板が利用できない

格安SIMでは、大手キャリアが提供する災害用伝言板が利用できません。災害用伝言板とは、インターネットにて被災者の安否情報を確認できるサービスです。

災害用伝言板は大手キャリアが運営しているため、格安SIMでは利用できないのが欠点です。とはいえ、格安SIMでもNTT東西日本が提供する災害用伝言版「web171」が利用できます

web171を使用すれば、安否情報の登録や確認が可能です。料金は無料で、使用する際はスマホなどから災害用伝言板(web171)のサイトにアクセスし、登録および確認を行います。

なお、災害時に少しでも快適に使える格安SIMを契約したいという場合は、実績のある業者を選んでもよいでしょう。下の表に各社の過去の実績を記載しました。

サービス名称 実績
IIJmio 2024年の能登半島地震の際、対象地域に住むユーザーに対して、2GBのデータ容量を無償で提供した
LINEMO 2024年の能登半島地震の際、対象地域に住むユーザーに対して、データ通信量を追加で購入する際の費用を無償にした
mineo 2024年の能登半島地震の際、対象地域に住むユーザーに対して、災害支援タンクを提供(合計10GBまでの引き出しが可能)
イオンモバイル 2024年の能登半島地震の際、対象地域に住むユーザーに対して、2GBのデータ容量を無償提供、その他最大3ヵ月の支払い猶予など
UQモバイル 2024年の能登半島地震の際、対象地域に住むユーザーに対して、1月に利用したデータ量のうち最大20GB相当の料金を減算

各社2024年の能登半島地震の際に、データ容量の無償提供や、追加で購入する容量が無料になるなどのサポートを提供しています。

今後の災害でどのようなサポートを受けられるかは予想できませんが、少なくとも実績のある格安SIM業者であれば安心感があります。

スマホセット割や家族割が使えない場合がある

格安SIMでは、ドコモなど大手キャリアで利用できるスマホセット割や、家族割が使えない場合があるので、その点がデメリットです。

サービス名称 スマホセット割 スマホセット割対象サービス 割引内容 家族割 割引内容
IIJmio
(格安SIM)
IIJmio+IIJmioひかり
IIJmio+ビック光
ネットとスマホの合計金額が毎月660円割引 1回線あたり月額100円割引
(※最大6ヵ月)
LINEMO
(格安SIM)
× ×
mineo
(格安SIM)
mineo+eo光 eo光の月額料金が毎月330円割引 1回線あたり月額55円割引
日本通信SIM
(格安SIM)
× ×
ドコモ
(大手キャリア)
ドコモ+ドコモ光 ドコモのスマホ代が毎月1,100円割引 家族間通話無料
au
(大手キャリア)
au+auひかり auのスマホ代が毎月1,100円割引 家族間通話無料(家族割)
1回線あたり月額最大1,100円割引
ソフトバンク
(大手キャリア)
ソフトバンク+ソフトバンク光 ソフトバンクのスマホ代が毎月1,100円割引 家族間通話無料(家族割)
1回線あたり月額最大1,210円割引(新みんな家族割)

上の表では、格安SIM各社と大手キャリアのスマホセット割、そして家族割の有無を記載しています。

大手キャリアはそれぞれに対応していますが、格安SIMの場合、会社によっては利用できないケースも見られます。また利用できたとしても、大手キャリアの割引内容の方が魅力的です。

IIJmioのスマホセット割では、ネットとスマホの合計金額が毎月660円割引されますが、ドコモなどの大手キャリアでは毎月のスマホ代が最大1,100円もお得に使えます。

また、mineoの家族割は1人あたり月額55円の割引ですが、ソフトバンクであれば最大1,210円の割引です。

ソフトバンクのスマホセット割と家族割は併用できるので、合計2千円以上もお得に使えます。スマホセット割や家族割の恩恵を最大限に受けたいなら、大手キャリアがおすすめです。

家族割がある格安SIMについては、以下の記事で詳しく解説しています。

乗換えの際一時的に電話が使えない

格安SIMのMNP乗り換えでは、一時的に電話が使えないいわゆる「空白期間」が発生するため注意が必要です。

電話番号を変更することなく乗り換えできるMNP(モバイル番号ポータビリティ)では、予約番号の発行や回線切替などの作業が発生するため、すぐには使えません。

格安SIMが登場した当初は、作業が終わるまで最大2週間かかることもありましたが、現在では即日開通が可能です。

それでも一瞬で使えるというわけではなく、早くても30分~1時間はかかるので、その点は理解しておいてください。

格安SIMはここが魅力

ここまで格安SIMのデメリットをお伝えしてきましたが、通信コストを抑えられる、またキャンペーンが利用できるなどの魅力もあります。それぞれ解説するので参考にしてください。

毎月の通信コストを抑えられる

格安SIMの魅力は、大手キャリアと比較して毎月の通信コストを抑えられる点です。下の表に、格安SIM各社と大手キャリアの月額料金を記載しました。

サービス名称 月額料金(音声SIM)
IIJmio
(格安SIM)
2ギガ(2GB):410円/月~
5ギガ(5GB):550円/月~
10ギガ(10GB):1,060円/月~
15ギガ(15GB):1,360円/月~
20ギガ(20GB):1,560円/月~
35ギガ(35GB):1,350円/月~
45ギガ(45GB):1,650円/月~
55ギガ(55GB):1,950円/月~
LINEMO
(格安SIM)
ミニプラン(3GB):990円/月
スマホプラン(20GB):2,728円/月
mineo
(格安SIM)
1GB:1,298円/月
5GB:1,518円/月
10GB:1,958円/月
20GB :2,178円/月
日本通信SIM
(格安SIM)
合理的シンプル290プラン(1GB):290円/月
合理的みんなのプラン(10GB):1,390円/月
合理的30GBプラン(30GB):2,178円/月
ドコモ
(大手キャリア)
0.5GB:550円/月
3GB:2,167円/月
6GB:2,827円/月
9GB:3,377円/月
(※irumo)
au
(大手キャリア)
~1GB:3,465円/月
1GB~2GB:4,565円/月
2GB~3GB:5,665円/月
3GB~4GB:6,215円/月
(※スマホミニプラン 5G/4G)
ソフトバンク
(大手キャリア)
1GB:3,278円/月
2GB:4,378円/月
3GB:5,478円/月
(※ミニフィットプラン+)

表では各社で利用できる小容量プランの金額を記載しています。大手キャリアであるドコモ(irumo)の0.5GBの料金を見ると、月額550円となっており一見安く感じるかもしれません。

しかし格安SIMに目を向けてみると、IIJmioの2GBは月額410円です。また日本通信SIMの1GBは月額290円です。つまり、格安SIMは大手キャリアよりもお得に使えることがわかります。

基本的に、格安SIMには50GBのような大容量プランや無制限プランはありませんが、小容量をお得に使いたいのであれば、断然大手キャリアよりもおすすめです。

以下の記事では、格安SIM各社の月額料金を比較しています。最安の格安SIMはどこか知りたい方は、こちらもお読みください。

お得なキャンペーンが利用できる

格安SIMは通信コストを抑えられるだけでなく、お得なキャンペーンを利用できるのも魅力です。参考に、本記事で取り上げている格安SIMと楽天モバイルの特典を紹介しましょう。

サービス名称 キャンペーン種類
楽天モバイル 新規契約者限定2万ポイントプレゼント
他社からの乗り換えで6千ポイントプレゼント
新規申込み+MNP+対象製品の購入で最大12,000ポイント還元など
IIJmio 他社からのMNP乗り換えでスマホ代最大35,000円引き
月額料金半額+5ギガ増量キャンペーン
音声eSIM最大6ヵ月間月額500円(2ギガ+5分かけ放題コミ)など
LINEMO 他社からの乗り換えで最大1万円分のPayPayポイントプレゼント
5分以内の国内通話定額オプションが7ヵ月目まで無料
mineo 1GB~20GBどのコースも最大6ヵ月間マイピタ月額990円で利用可能
パスケット最大6ヵ月間無料
hulu初月無料+最大12ヵ月間毎月220円割引など
日本通信SIM

キャンペーンはすべて2024年4月時点の内容です。日本通信SIMのみ目立つ特典はありませんが、その他はスマホ代の割引や月額料金の割引などお得なキャンペーンを実施中です。

また、他社からの乗り換えで利用できるキャンペーンも見られます。IIJmioの、他社からのMNP乗り換えで、スマホ代最大35,000円引きの特典は特に金額が大きくお得な印象です。

他にも、大手キャリアの楽天モバイルが行っている新規契約者限定の2万ポイントプレゼントも金額が大きいためお得です。

格安SIMおよび楽天モバイルのキャンペーンを利用すれば、通信コストを大きく抑えられるので、ぜひ申し込みの際は活用してください。

以下の記事では、格安SIMのキャンペーンを比較しています。最新のキャンペーン情報をぜひチェックしてみてください。

業者限定のサービスやオプションが利用できる

格安SIMの各社では、業者限定のサービスやオプションを利用できるのも魅力です。下の表に、格安SIM各社で利用できるサービスやオプションを一部記載しました。

サービス名称 サービス・オプション種類
IIJmio ・通話定額
・端末補償オプション
・IIJmio WiFi by エコネクト(WiFi接続サービス)など
LINEMO ・通話定額
・LINEギガフリー(LINEのデータ量が消費しない)
・持込端末保証(iPhone or Android)など
mineo ・時間無制限かけ放題
・パケット放題 Plus(最大1.5Mbpsで使い放題)
・夜間フリー(夜間データ無制限)など
日本通信SIM ・通話定額
・5Gオプション
・お子様を守るiフィルターなど

どの格安SIMでも5分や10分、そしてかけ放題が可能な通話定額オプションを提供しています。通話定額は、ひと月に通話可能な時間で料金が異なる仕組みです。

普段から頻繁に通話する人にとって、通話定額は便利です。その他、LINEMOのLINEギガフリーなど、事業者独自のサービスやオプションを利用できる場合もあります。

LINEギガフリーでは、LINEメッセージをはじめ、LINE通話(ビデオ含む)を利用した際にデータ量を消費しません。LINEユーザーにとって便利なサービスです。

他にもmineoには、22時~7時半の間データ使い放題になる夜間フリーオプションや、IIJmioには屋外でWiFiが使えるIIJmio WiFi by エコネクトなどがあります。

大手キャリアにもかけ放題オプションはありますが、LINEギガフリーなど業者独自のサービス・オプションが使えるのは格安SIMの魅力です。ぜひ活用してみてください。

デメリットからわかる後悔しない格安SIMの選び方

データ容量に対するコストに注目する、その他回線や速度に注目するなど、格安SIMの後悔しない選び方を解説します。

データ容量に対するコストに注目する

格安SIMの契約後、月額料金が高いと後悔する人がいます。毎月の通信費で後悔しないためには、データ容量に対するコストを考えましょう。

ひと月に使用できるデータ容量が大きければ、その分高画質動画の視聴など、多くのコンテンツを利用できます。また速度制限も気になりません。しかし、料金が高くなるのは欠点です。

通信費を抑えたいなら、自分がひと月に消費するであろうデータ量を目安にプランや業者を選ぶことです。下の表に、ひと月のデータ容量に対して使用可能な目安を記載しました。

用途 1GB/月 3GB/月 8GB/月 10GB/月
Web閲覧 約3,000ページ 約10,000ページ 約25,000ページ 約30,000ページ
メール
(テキスト)
20万通 60万通 160万通 200万通
メール
(写真添付)
334通 1,000通 2,667通 3,334通
動画
(YouTube標準画質)
2.3時間 6.7時間 17.8時間 22.3時間
動画
(NetflixHD画質)
0.8時間 2.4時間 6.2時間 7.7時間
音楽
(ストリーミング再生音声)
11.5時間 34.5時間 92時間 115時間
通話
(LINE)
56時間 167時間 445時間 556時間

表の数値はあくまでも目安ですが、月間1GBであってもテキストメールは20万通も使えますし、LINE通話も50時間以上使えます。またYouTubeも標準画質なら2時間以上視聴可能です。

ひと月10GBになれば、高画質動画でも7時間以上、LINE通話は500時間以上可能です。大容量プランの方が安心感はありますが、とはいえ小容量でも使い方によっては十分に使えます。

ぜひ、自分の使用頻度を検討した上でプランを選んでみてください。なお、格安SIM業者によって扱うデータ容量(プラン)が異なるため、その点も注意して選ぶようにしてください。

追加オプションの内容に注目する

格安SIM選びで後悔しないためには、追加オプションに注目しましょう。格安SIMでは様々なオプションを利用できますが、下記の3つは特に検討すべき役立つオプションです。

  • 通話定額オプション(5分・10分・かけ放題)
  • データ無制限オプション
  • カウントフリーオプション

よく通話する人に役立つのが通話定額オプションです。1回5分や10分など定期的に通話する人に適しています。また、時間を気にせず話したいならかけ放題も便利です。

通話定額オプションは格安SIM各社で扱っていますが、選べる時間は業者によって異なる場合があるため、その点はよく確認してください。

また無制限に使いたい人におすすめなのが、データ無制限のオプションです。mineoでは、最大3Mbpsなど最大速度で選べる無制限プランを提供しています。

他にも、夜間の通信量がカウントされない夜間フリーなどもあります。そして、特定のサービスを使用した際にデータ通信量がカウントされない、カウントフリーも便利です。

カウントフリーの中には有料のサービスもありますが、LINEMOのLINEギガフリーのように、無料で使用できるものもあるので、自分がよく使うのであれば活用してみてください。

以下の記事では、かけ放題つきのおすすめ格安SIMを紹介しています。ぜひ参考にしてください。

回線や通信速度に注目する

格安SIMを選ぶ際は、回線の種類や通信速度に注目することも大切です。格安SIMは、ドコモ・au・ソフトバンクいずれかの回線を借りてサービスを提供しています。

自分がよく利用する場所で、つながりやすい回線・プランを選ぶことが大切です。事前に、各回線のサービスエリアマップを確認しておいてください。

また、より快適に使える格安SIMを契約したいのであれば、通信速度が速い業者を選ぶのがおすすめです。下の表に、格安SIM各社および楽天モバイルの実質速度を記載しました。

サービス名称 実質速度 事業者タイプ
楽天モバイル 下り平均速度:137.87Mbps
上り平均速度:34.53Mbps
MNO
IIJmio 下り平均速度:47.14Mbps
上り平均速度:10.67Mbps
MVNO
LINEMO 下り平均速度:61.3Mbps
上り平均速度:10.67Mbps
MNO
mineo 下り平均速度:51.99Mbps
上り平均速度:12.1Mbps
MVNO
日本通信SIM 下り平均速度:43.66Mbps
上り平均速度:9.4Mbps
MVNO

各社実質速度にばらつきがありますが、より速いサービスを選びたいのであれば、大手キャリアが提供するMNOの格安SIMを選びましょう。

自社で回線網を持つ、楽天モバイルの下り平均速度は100Mbpsを超えています。また、ソフトバンクのサブブランドであるLINEMO(MNO)も、60Mbpsを超える速度です。

通信速度は端末を使用する時間帯などによっても異なりますが、少しでも速いサービスを選びたいと思うなら、MNOの格安SIMがおすすめです。

格安SIMはこんな人におすすめ

格安SIMは、通信コストを抑えたい人や、キャリアメールを使わないなど下記の条件に当てはまる人におすすめです。

  • 通信コストを抑えたい人
  • 大容量や無制限を必要としない人
  • 通信速度にこだわりがない人
  • キャリアメールを使わない人
  • 店舗でのサポートを必要としない人

大手キャリアよりも安く使える格安SIMは、通信コストを抑えたい人に向いています。ドコモの小容量プランirumoの0.5GBは月額550円ですが、日本通信SIMの1GBなら月額290円です。

なお、格安SIMでは月間100GBなどの大容量プランが選べないので、小容量でも十分という人におすすめです。

また、格安SIMは大手キャリアと比較して速度が遅いため、速さにこだわらない人にも適しています。とはいえ、遅いからといって使い物にならないというわけではありません。

格安SIMでも4Kの超高画質動画は視聴できますし、LINEの音声通話も使えます。

その他キャリアメールを使わない人や、基本的にオンライン申し込みが必要なため、店舗でのサポートを必要としない人にも格安SIMはおすすめです。

デメリットで後悔しないために!おすすめの格安SIM5選

格安SIMの申し込みで後悔しないために、おすすめの業者を紹介します。各社、2024年4月時点のキャンペーンと併せてサービスを解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

おすすめの格安SIM5選

この他、お得な格安SIMを知りたい場合は「格安SIM20社徹底比較|月額料金の違いやギガ数別おすすめ契約先も紹介」の記事でも解説しているので、併せてチェックしてみてください。

楽天モバイル

楽天モバイル バナー

楽天モバイルは格安SIMではなく大手キャリアの1つですが、お得に使えるためおすすめです。下の表に料金プランや実質費用を記載しました。

楽天モバイル
月額料金 1,078円/月(月間3GBまで) 2,178円/月(月間20GBまで) 3,278円/月(月間20GB~無制限)
音声通話料金 オプションなし:22円/30秒(Rakuten Linkアプリは無料)
15分(標準)通話かけ放題:1,100円/月
キャンペーン 初めての申し込みで20,000ポイント
対象製品最大26,930円割引
スマホトク得乗り換え最大12,000ポイント還元など
事務手数料 無料
データ容量 3GB/月 20GB/月 無制限
回線種類 楽天回線 パートナー回線(au)
実質速度 下り平均速度:137.87Mbps
上り平均速度:34.53Mbps
支払方法 クレジットカード
デビットカード
口座振替
楽天ポイント(※クレジット or デビットカード支払い時のみ利用可)
契約期間 なし
独自メール 楽メール
スマホセット割 なし

2023年にプラチナバンドを取得した楽天モバイルですが、現状まだ基地局が少なく非対応エリアが目立つ点はデメリットです。一方で、下記の点は楽天モバイルのメリットです。

  • データ無制限で使える
  • Rakuten Linkアプリで国内通話が無料になる
  • 実店舗で申し込みできる

楽天モバイルは多くの格安SIMと異なりデータ無制限で使えます。無制限が3,278円の格安料金で利用できるだけでなく、2024年4月時点、お得なキャンペーンも使えます。

また、専用アプリのRakuten Linkを使えば、国内通話が完全無料で使えます。OS標準の通話アプリと比較して通話品質は劣りますが、それでも無料なのでお得でしょう。

その他楽天モバイルは実店舗があるので、申し込みの際などに直接スタッフに相談できるのもメリットです。

無制限をお得に使いたい、通話料を抑えたい、そして店舗で相談したいなどの場合は、楽天モバイルがおすすめです。

【楽天モバイル公式】詳細はこちら

以下の記事では、楽天モバイルの評判をまとめています。ぜひチェックしてみてください。

IIJmio

IIJmio バナー

IIJmioは、細かくデータ容量を選べる使いやすい格安SIMです。料金プランや月間のデータ容量、そしてキャンペーンなどを表に記載しました。

IIJmio
月額料金 2ギガ(2GB):410円/月~
5ギガ(5GB):550円/月~
10ギガ(10GB):1,060円/月~
15ギガ(15GB):1,360円/月~
20ギガ(20GB):1,560円/月~
35ギガ(35GB):1,350円/月~
45ギガ(45GB):1,650円/月~
55ギガ(55GB):1,950円/月~
音声通話料金 オプションなし:11円/30秒
通話定額5分+:500円/月(6ヵ月間は月額90円)
通話定額10分+:700円/月(6ヵ月間は月額290円)
かけ放題:1,400円/月(6ヵ月間は月額990円)
キャンペーン 月額料金半額&5ギガ増量キャンペーン
他社からのMNP乗り換えでスマホ代最大35,000円引き
音声eSIM最大6ヵ月間割引など
事務手数料 3,300円
データ容量 2GB
5GB
10GB
15GB
20GB
30GB(35GB)
40GB(45GB)
50GB(55GB)
(※カッコ内はキャンペーン適用時の容量)
回線種類 ドコモ回線
au回線
実質速度 下り平均速度:47.14Mbps
上り平均速度:10.67Mbps
支払方法 クレジットカード
契約期間 課金開始日を含む月の末日まで
(途中解約でも解約金は請求されない)
独自メール IIJmioセーフティメール
スマホセット割 対象キャリア:IIJmio+IIJmioひかり or IIJmio+ビック光
割引:ネットとスマホの合計金額が毎月660円割引

LINEMOなどと異なり、支払方法に口座振替が選べない点はデメリットですが、一方でIIJmioには下記のメリットがあります。

  • ギガプランの料金設定がお得
  • 速度切り替えとバースト転送が便利
  • 通話料が他社の半額でお得(11円/30秒)

IIJmioは、料金プラン(ギガプラン)の金額が他の格安SIMと比較してお得なのがメリットです。mineoの1GBは月額1,298円ですが、IIJmioなら10GBが月額1,060円~のため断然お得です。

また、IIJmioは速度切り替えに対応しています。速度切り替えで高速通信をオフにすると、最大速度は300kbpsになりますがデータ量を消費しません。

他にも、バーストモードに対応しているため低速時でも最初の読み込みが速くなり、スムーズにページを開けます。その他、他社だと30秒22円する通話料が30秒11円と安いのも利点です。

他社よりお得な格安SIMを選びたい、また低速時でも極力快適に使いたいという場合は、IIJmioの申し込みを検討してみてください。

【IIJmio公式】詳細はこちら

以下の記事では、IIJmioの評判を紹介していますのでこちらもあわせてお読みください。

LINEMO

LINEMO

LINEギガフリーやPayPayポイントのプレゼントがお得なLINEMOも、おすすめの格安SIMです。月額料金や、2024年4月時点で利用可能なキャンペーンを表に記載しました。

LINEMO
月額料金 ミニプラン(3GB):990円/月
スマホプラン(20GB):2,728円/月
音声通話料金 オプションなし:22円/30秒
通話準定額(5分/回無料):550円/月
通話定額(かけ放題):1,650円/月
キャンペーン PayPayポイント1万円相当プレゼント(※スマホプランのみ対象)
LINEMOおかえりだモンキャンペーン(PayPayポイントプレゼント)
もう1回線申し込みでPayPayポイントプレゼントなど
事務手数料 無料
データ容量 3GB
20GB
回線種類 ソフトバンク回線
実質速度 下り平均速度:61.3Mbps
上り平均速度:10.67Mbps
支払方法 クレジットカード
口座振替
デビットカード
PayPay残高
契約期間 なし
独自メール なし
スマホセット割 なし

契約時に新しいスマホを購入できない点はデメリットですが、一方でLINEMOには下記のメリットがあります。

  • LINEギガフリーでLINEが使い放題
  • iPhone向け保証サービスに加入できる
  • 事務手数料が無料

LINEMOの最大の魅力は、LINEギガフリーによるLINEアプリの使い放題です。LINEのトークや音声通話、そしてビデオ通話をいくら使ってもデータ量を消費しません。

普段からLINEを頻繁に使う人にとって大きなメリットです。

また、LINEMOで端末の購入はできませんが、持ち込んだ製品が対象のiPhoneであれば、Apple公式の修理が受けられる、持込端末保証 with AppleCare Servicesに加入できるのも利点です。

通常AppleCareは、iPhoneを購入した時点でしか加入できませんが、LINEMOであれば購入日に関係なく加入できます。その他、LINEMOは契約事務手数料が無料なのもメリットです。

【LINEMO公式】詳細はこちら

LINEMOの評判をチェックしたい方は、以下の記事も参考にしてください。

mineo

mineo バナー

小容量プランの他無制限も契約できるmineoもおすすめの格安SIMです。下の表に、月額料金の詳細やキャンペーンなどを記載しました。

mineo
月額料金 ・マイピタプラン
1GB:1,298円/月
5GB:1,518円/月
10GB:1,958円/月
20GB :2,178円/月
・マイそくプラン(無制限プラン)
プレミアム(最大3Mbps):2,200円/月
スタンダード(最大1.5Mbps):990円/月
ライト(最大300kbps):660円/月
スーパーライト(最大32kbps):250円/月
音声通話料金 オプションなし:22円/30秒
10分かけ放題:550円/月
時間無制限かけ放題:1,210円/月
(mineoでんわ:10円/30秒)
キャンペーン マイピタまるっと990円キャンペーン(マイピタ限定)
パスケット110円割引キャンペーン
Hulu最大12ヵ月間毎月220割引キャンペーン
事務手数料 3,300円
データ容量 1GB
5GB
10GB
20GB
無制限
回線種類 ドコモ回線
au回線
ソフトバンク回線
実質速度 下り平均速度:51.99Mbps
上り平均速度:12.1Mbps
支払方法 クレジットカード
口座振替(※eo光とのセット利用が条件)
デビットカード
契約期間 なし
独自メール なし
スマホセット割 対象キャリア:mineo+eo光
割引:eo光の月額料金が毎月330円割引

1GBの月額料金が1,200円を超えるなど料金面でのデメリットはありますが、一方でmineoには下記のメリットもあります。

  • マイそくプランなら無制限に使える
  • 3大キャリアに対応しているためSIMロックの解除が不要
  • 実店舗で契約できる

mineoには、小容量プラン以外にもデータ無制限に使える「マイそく」プランが用意されています。最大3Mbpsなど、最大速度に上限がありますが、無制限に使える点はメリットです。

また、mineoは3大キャリアに対応しているため、SIMロックの解除を気にせず端末そのままで乗り換えできます。

2021年10月1日以降に発売された端末であれば、SIMロックの解除は必要ありませんが、それ以前の機種を使用するなら便利です。

他にも、mineoには実店舗があるので店舗でスタッフに直接相談しながら申し込みできます。低速でも無制限に使いたい、店舗で契約したいという場合はmineoがおすすめです。

【mineo公式】詳細はこちら

以下の記事では、mineoの評判を紹介しています。乗り換えを検討している方は、こちらもお読みください。

日本通信SIM

日本通信SIM バナー

シンプルな料金プラン、そして基地局が多くつながりやすいドコモ回線に対応している日本通信SIMも、おすすめの格安SIMです。下の表に料金や速度の詳細を記載しました。

日本通信SIM
月額料金 合理的シンプル290プラン(1GB):290円/月
合理的みんなのプラン(10GB):1,390円/月
合理的30GBプラン(30GB):2,178円/月
音声通話料金 オプションなし:11円/30秒
通話5分かけ放題オプション:390円/月
月70分無料通話オプション:390円/月
通話かけ放題オプション:1,200円/月~
キャンペーン なし
事務手数料 3,300円
データ容量 1GB
10GB
30GB
回線種類 ドコモ回線
実質速度 下り平均速度:43.66Mbps
上り平均速度:9.4Mbps
支払方法 クレジットカード
契約期間 なし
独自メール なし
スマホセット割 なし

他の格安SIMのようにお得なキャンペーンがない点はデメリットですが、一方で日本通信SIMには下記のメリットがあります。

  • 1GBが格安の月額290円で利用できる
  • データ容量の追加が1GBにつきお得な220円
  • 通話料が他社の半額でお得(11円/30秒)

日本通信SIMは、他社と比較して1GBの月額料金がお得なのが利点です。他社の場合、mineoの1GBプランが1,298円、イオンモバイルが858円、一方日本通信SIMは290円で利用できます。

また、mineoなどはデータ容量の追加が1GBあたり550円しますが、日本通信SIMであれば220円とお得です。他社よりも安いため、データ容量を追加しやすいでしょう。

その他、通話料も他社だと30秒22円のところ、日本通信SIMなら30秒11円と安いのもメリットです。キャンペーンがなくても、日本通信SIMであればお得に使えます。

【日本通信SIM公式】詳細はこちら

以下の記事では、日本通信SIMの評判を紹介しています。料金プランについても詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

格安SIMに関するよくあるFAQ

最後に格安SIMへの乗り換えは面倒なのか、またテザリングは使えるのかなど、格安SIMに関するよくある質問にお答えします。

格安SIMへの乗り換えはめんどくさくない?

以前は、MNPを使用した格安SIMへの乗り換えには1週間ほど時間がかかっていたため、面倒だと感じる場面が多かったです。

転出元である乗り換え前のキャリアで予約番号を発行してもらい、その後転入先でも手続きが必要だったため時間がかかりました。

しかし、2023年5月より開始されたMNPワンストップにより、転入先のキャリアでのみ手続きを行えば済むようになりました。そのため、大幅な時間短縮につながっています。

例えば、他社から楽天モバイルにMNPワンストップで乗り換える場合、申し込みから最短3分で利用できるようになります。

ただし、すべての格安SIMがMNPワンストップに対応しているわけではないため、その点は注意が必要です。なお、本記事で紹介している下記の5つの業者はすべて対応しています。

  • 楽天モバイル
  • IIJmio
  • LINEMO
  • mineo
  • 日本通信SIM

まだ利用できる業者は限られてしまいますが、MNPワンストップに対応していると乗り換えがスムーズになるので、ぜひ対応した格安SIMの申し込みを検討してみてください。

格安SIMでテザリングは使える?

格安SIMでもテザリングは可能です。しかし、下記の注意点もあるので覚えておくとよいでしょう。

  • スマホ本体のバッテリー消費が早くなる
  • データ容量の消費が早まる
  • 通話中は速度が低下する

テザリング中はスマホのバッテリーの消費が激しくなるため、長時間の使用は注意が必要です。Bluetoothテザリングなら消耗を抑えられますが、いずれにしても使い過ぎは注意です。

またデータ容量の消費も早くなるため、速度制限を受けないよう注意してください。特に、ゲーム機はデータ量の消費が大きくなりやすいため使い過ぎに気を付けましょう。

その他、テザリングの親機であるスマホ側に電話がかかってくると、通話が優先され子機の速度が遅くなったり通信が切れる場合があります。

以上の注意点があるので、速度制限やバッテリーの消耗などが心配な場合は、大容量または無制限に使えるポケット型WiFiとの併用も検討してみてください。

格安SIMと大手キャリアの通話料はどっちがお得?

大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の通話料は30秒につき22円です。一方格安SIMも従量課金の点では同じですが、30秒11円などよりお得に使えます。

今回紹介した格安SIMの通話料を下の表に記載しました。

サービス名称 通話料
楽天モバイル 0円(専用アプリ使用時)
IIJmio 11円/30秒
LINEMO 22円/30秒
mineo 10円/30秒(専用アプリ使用時)
日本通信SIM 11円/30秒

LINEMOのみ30秒22円ですが、他はどこも30秒11円などよりお得に使えるのがわかります。

特に専用アプリを使用した通話では、mineoのように30秒10円や、楽天モバイルのように国内通話なら0円というところもあるため、さらにお得に使えるのが魅力です。

専用アプリは、スマホ標準の電話アプリと比較して通話品質が落ちる場合もありますが、格安で使えるメリットは大きいです。

格安SIMでもキャリア決済はできる?

キャリア決済が可能な格安SIMは少ないです。

以前はmineoがキャリア決済に対応していましたが、現在本記事で紹介している格安SIMの中では、LINEMO(ソフトバンクまとめて支払い)のみが対応しています。

スマホの2台持ちが必要な人の特徴は?

スマホの管理や持ち出しが面倒になるなどの欠点もありますが、下記の条件に当てはまる人は2台持ちがおすすめです。

  • 仕事とプライベートで使うスマホを分けたい
  • 動画やゲームなどと通話用で分けたい
  • 子ども用のスマホを契約したい

仕事とプライベートのスマホを分ければ、動画視聴やゲームによるバッテリー切れ、その他容量不足などのリスクを避けられるため、仕事に影響が出ません。

また自分で使うのではなく、2台目のスマホを子ども用に契約したい人にもおすすめです。子ども用のスマホがあれば、自分の端末を勝手に操作されることはなくなります。

まとめ

ここまで、格安SIMのデメリットについて具体的に解説してきました。大手キャリアよりも速度が遅い、実店舗がない、そしてSIMロックの解除に手間がかかるなどの欠点がありました。

とはいえ、デメリットがまったくないサービスは存在しませんし、それは大手キャリアでも同じです。

一方で、格安SIMにはキャンペーンが利用できる、また特定のサービスを使用した際にデータ量を消費しないカウントフリーのメリットがあります。

そして何よりも、大手キャリアと比較してお得に使える点は最大のメリットです。なお、格安SIMが遅いとはいえ、動画やLINE通話が使えないわけではありません。

極力通信コストを抑えたいなら、大手キャリアよりも格安SIMがおすすめです。特に、本記事で紹介した業者は料金やサービスが使いやすいので、ぜひ申し込みを検討してみてください。

以下の記事では、格安SIM20社を徹底比較しています。月額料金の違いなど、詳しく比較したい方はぜひチェックしてみてください。

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター

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