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  • 更新日:2024年04月17日

格安SIMの無制限プラン10社比較!データ使い放題・かけ放題・低速モードも

格安SIMの無制限プラン10社比較!データ使い放題・かけ放題・低速モードも

※当記事はPRを含みます。詳しくはこちら
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。

通信量を気にせずに使いたいなら、データ通信無制限やカウントフリーに対応した、無制限に使える格安SIMがおすすめです。

本記事では、格安SIMで利用できる無制限の種類や、選ぶポイント、そして注意点を解説します。

その他、各無制限に対応したおすすめの格安SIMも紹介するので参考にしてみてください。

格安SIMの無制限には種類がある

一般的に無制限というと、データ通信無制限を思い浮かべる人が多いですが、格安SIMには下記の3つの無制限が存在します。

  • データ通信無制限
  • カウントフリー
  • 通話無制限

データ通信無制限とは、使用できるデータ量に制限がないタイプの無制限です。格安SIMの中では、mineoがデータ通信無制限のプランを提供しています。

そしてカウントフリーとは、特定のアプリやサービスを使用した際に、データ量がカウントされないタイプの無制限です。

LINEMOでは、LINEアプリの機能(トークや通話など)の使用に限り通信量がカウントされない、LINEギガフリーを提供しています。

最後の通話無制限とは、いわゆる通話かけ放題です。1回5分や10分の他、無制限に通話できるプランが存在します。普段から頻繁に通話する人にとって役立つオプションです。

このように格安SIMには3つの無制限が存在するため、自分の目的や用途に適った無制限を利用できる格安SIMを選ぶようにしてください。

データ通信無制限を選ぶ際のポイント

月額料金に注目する、その他最大速度に注目するなど、データ通信無制限を選ぶ際のポイントを解説します。

月額料金を比較する

無制限に使える格安SIMといっても、業者によって料金が異なるため、お得に使いたいのであれば月額料金に注目しましょう。

下の表に、格安SIM各社の月額料金を記載しました。

サービス名称 月額料金
楽天モバイル 3,278円/月
(無制限使用時)
ahamo 20GB:2,970円/月
100GB:4,950円/月
ワイモバイル シンプル2 S:2,365円/月
シンプル2 M:4,015円/月
シンプル2 L:5,115円/月
povo2.0 9,900円/月
(※使い放題24時間330円/回×30日)
mineo プレミアム:2,200円/月
スタンダード:990円/月
ライト:660円/月
スーパーライト:250円/月

月額料金だけをみると、月額250円で利用できるmineoのスーパーライトがお得だとわかります。

mineoは他にも月額660円や990円など、千円以下で利用できるためお得です。一方で、povo2.0の無制限はひと月(30日)あたりの金額を計算すると9,900円となり高額です。

povo2.0の無制限には、24時間で330円の使い放題トッピングしか存在しないため、ひと月で計算すると高額になるため注意してください。

なお金額だけを考えるとmineoがお得ですが、格安SIMで無制限プランを選ぶ際は、料金の安さだけで決めるべきではありません

この後解説する、最大速度や通信制限も併せて選ぶようにしてください。

以下の記事では、格安SIM20社の料金を徹底比較しています。ぜひ参考にしてください。

最大速度に注目する

データ通信無制限を選ぶ際は、無制限時の最大速度に注目するようにしてください。料金プランによって、無制限に対応する最大速度が異なる場合があるからです。

下の表では、mineoの無制限プラン「マイそく」の最大速度を記載しています。

マイそくプラン種類 最大速度 月額料金
プレミアム 最大3Mbps 2,200円/月
スタンダード 最大1.5Mbps 990円/月
ライト 最大300kbps 660円/月
スーパーライト 最大32kbps 250円/月

mineoの無制限プランであるマイそくは、月額250円など格安で使える点がメリットですが、最大速度は32kbpsなど、決して速いとはいえない速度です。

最大速度はあくまでも理論上の速度であり、実質速度(実際の速度)はそれよりも劣ります。

そのためマイそくの場合、選ぶプランによっては動画視聴などが快適に行えず、ストレスに感じる恐れがあります。

無制限でも快適に使いたいのであれば、最大速度に制限が設けられていない、大手キャリアの楽天モバイルがおすすめです。

【楽天モバイル公式】詳細はこちら

通信制限の条件に注目する

データ通信無制限の格安SIMを選ぶ際は、通信制限の有無に注目しましょう。

というのも、速度制限がかかった状態ではじめて無制限に使える場合があるためです。

サービス名称 無制限使用時の最大速度
楽天モバイル 通常と同じ
ahamo 上下最大1Mbps
ワイモバイル シンプル2 S:上下最大300kbps
シンプル2 M:上下最大1Mbps
シンプル2 L:上下最大1Mbps
povo2.0 通常と同じ
(※使い放題24時間適用時)
mineo プレミアム:上下最大3Mbps
スタンダード:上下最大1.5Mbps
ライト:上下最大300kbps
スーパーライト:上下最大32kbps

例えばahamoには月間20GBと100GBのプランがあり、超過した際に速度制限がかかり最大1Mbpsとなりますが、その状態ではじめて無制限に使えます。

最大1Mbpsの速度であれば、YouTubeで標準画質の動画を視聴できますが、制限がかかっていない状態の速度と比べると速くありません。(※ahamoの下り平均速度は74.22Mbps)

ワイモバイルも、月間データ容量を超過した際に最大1Mbpsなどに制限されますが、その状態で無制限に使えます。つまり、どちらも通常速度で無制限に使えるわけではありません。

その点に不満を感じるのであれば、速度制限がなく無制限に使える楽天モバイルやpovo2.0(使い放題24時間適用時)を選んでみてください。

なおmineoでは、最初から最大3Mbpsなどの制限がある状態で無制限を利用することになります。格安SIMの無制限には、このような最大速度の制限があるため注意してください。

データ通信が無制限に使えるおすすめの格安SIM

データ通信が無制限に使える、おすすめの格安SIMや大手キャリアを紹介します。なお、各社2024年4月時点のキャンペーンと併せて解説しています。

楽天モバイル

楽天モバイル バナー

データ通信無制限のサービスを探しているなら、通常速度で無制限が使える便利な楽天モバイルがおすすめです。月額料金や実質速度などを表に記載しました。

楽天モバイル
月額料金 1,078円/月(月間3GBまで) 2,178円/月(月間20GBまで) 3,278円/月(月間20GB~無制限)
音声通話料金 オプションなし:22円/30秒(Rakuten Link使用時は無料)
15分(標準)通話かけ放題:1,100円/月
キャンペーン 初めての申し込みで20,000ポイント
対象製品最大26,930円割引
スマホトク得乗り換え最大12,000ポイント還元など
事務手数料 無料
データ容量 3GB/月 20GB/月 無制限
回線種類 楽天回線 パートナー回線(au)
実質速度 下り平均速度:137.87Mbps
上り平均速度:34.53Mbps
速度制限 なし
支払方法 クレジットカード
口座振替
楽天ポイントなど
契約期間 なし
スマホセット割 なし

店舗数が千店舗ほどの楽天モバイルは、全国に2千店舗以上あるドコモなど他の大手キャリアと比較して少ないためその点はデメリットですが、一方で下記のメリットがあります。

  • 速度制限なしでデータ通信が無制限に使える
  • 実店舗でスタッフに対面サポートが受けられる
  • 専用アプリを使うと国内通話が無料になる

楽天モバイルは、ahamoのように最大1Mbpsなど、制限された速度で無制限が使えるわけではなく、通常速度で使えます。他社よりも、無制限がより快適に使えるのがメリットです。

しかも、キャンペーンを使えば通信コストを大きく抑えられるため、コスパに優れたサービスです。その他実店舗を持つ楽天モバイルは、契約時など直接相談できるのも強みでしょう。

店舗数は他キャリアよりも少ないですが、それでも楽天モバイルの店舗は全国にあるため便利です。その他、Rakuten Linkのアプリを使えば国内通話が無料になるのも魅力です。

コストを抑えたい、そして無制限を快適に使いたいという場合は、楽天モバイルの申し込みを検討してみてください。

【楽天モバイル公式】詳細はこちら

楽天モバイルの評判が気になる方は、以下の記事もご覧ください。

ahamo

ahamo バナー

ドコモのオンライン専用プランahamoも、条件付きですがデータ通信が無制限に使えるおすすめのサービスです。月額料金や実質速度などを表に記載しました。

ahamo
月額料金 20GB:2,970円/月
100GB:4,950円/月
音声通話料金 オプションなし:22円/30秒(※5分以内の通話が無料)
かけ放題オプション:1,100円/月
キャンペーン アゲちゃうWeek(豪華賞品プレゼント)
端末購入割引
爆アゲセレクション(対象サービスがお得に使える)など
事務手数料 無料
データ容量 20GB/月
100GB/月
回線種類 ドコモ回線
実質速度 下り平均速度:74.22Mbps
上り平均速度:10.25Mbps
速度制限 上下最大1Mbps
支払方法 クレジットカード
口座振替
契約期間 なし
スマホセット割 なし

ahamoには、スマホセット割が利用できないなどのデメリットもありますが、一方で下記のメリットもあります。

  • 最大1Mbpsで無制限に使える
  • 5分以内の国内通話が無料になる
  • 海外ローミングが月間20GBまで無料で使える

ahamoは、最大1Mbpsの速度で無制限に使えるのが魅力です。ahamoでは、規定のデータ量を超過した際に最大速度が1Mbpsに制限されますが、その数値は極端に遅いものではないです。

1MbpsであればLINEのビデオ通話は可能ですし、標準画質の動画も視聴できます。その他、ahamoでは標準で5分以内の国内通話が無料で使えるのもメリットです。

頻繁に電話をかける人で、1回あたりの時間が短いという方にとって便利でしょう。他にも、月間20GBまでなら無料でそのまま海外でもインターネットが使えます。

最大1Mbpsでも無制限に使えれば満足、また5分以内の無料通話に興味があるという場合は、ahamoの申し込みを検討してみてください。

【ahamo公式】詳細はこちら

以下の記事では、ahamoの評判を紹介していますので参考にしてください。

ワイモバイル

ワイモバイル バナー ※詳細はワイモバイルの公式サイト(https://www.ymobile.jp/store/)でご確認ください。

ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルも、無制限に使えるおすすめの格安SIMです。月額料金や速度、そしてスマホセット割の内容を表に記載しました。

ワイモバイル
月額料金 シンプル2 S(月間4GB):2,365円/月
シンプル2 M(月間20GB):4,015円/月
シンプル2 L(月間30GB):5,115円/月
音声通話料金 オプションなし:22円/30秒
だれとでも定額+:880円/月(10分以内の通話が無料)
スーパーだれとでも定額+:1,980円/月(かけ放題)
キャンペーン PayPayポイントプレゼント一括最大1万円相当
大特価スマホ(スマホ代割引)
PayPayスクラッチくじなど
事務手数料 3,850円
(オンライン契約の場合は無料)
データ容量 4GB/月
20GB/月
30GB/月
回線種類 ソフトバンク回線
実質速度 下り平均速度:89.65Mbps
上り平均速度:16.84Mbps
速度制限 シンプル2 S:上下最大300kbps
シンプル2 M:上下最大1Mbps
シンプル2 L:上下最大1Mbps
(※1段階目の制限後、月間データ容量の半分を消費した場合、追加で最大128kbpsに制限される)
支払方法 クレジットカード
口座振替
PayPay(残高)
契約期間 なし
スマホセット割 セット割名称:おうち割光セット(A)
対象サービス:ソフトバンク光 or ソフトバンクエアー(モバレコエアー)
割引:毎月最大1,650円割引

無制限が3千円以下で使える楽天モバイルと比較して、月額料金が最大5千円以上するワイモバイルは高額なのでデメリットですが、一方で下記のメリットもあります。

  • 最大1Mbpsの低速利用となるが無制限に使える
  • スマホセット割が利用できる
  • 実店舗で直接スタッフに相談できる

ワイモバイルは、契約中のデータ容量を使い切っても、料金プランのシンプル2 MおよびLであれば、最大1Mbpsで利用できます。(シンプル2 Sは最大300kbps)

なお、速度制限中にさらに契約したデータ容量の半分以上を超えて使用すると、最大128kbpsに制限されます。その点はネックですが、LINEのメッセージ程度であれば問題ないでしょう。

また、ワイモバイルはソフトバンク光やソフトバンクエアーのスマホセット割が使えるのも利点です。毎月最大で1,650円お得に使えるので、ぜひ活用してみてください。

その他、ワイモバイルは実店舗を持っているので、契約時など直接スタッフに相談できるのもメリットです。

【ワイモバイル公式】詳細はこちら

以下の記事では、ワイモバイルの評判を紹介しています。どんな人におすすめかについても解説していますので、あわせてお読みください。

povo2.0

povo バナー

auのサブブランドである、povo2.0も無制限に使えるおすすめの格安SIMです。povo2.0は、選べるトッピングで無駄なく使えるのが利点です。料金やデータ容量などを表に記載しました。

povo
月額料金 1GB(7日間):390円/回
3GB(30日間):990円/回
20GB(30日間):2,700円/回
60GB(90日間):6,490円/回
150GB(180日間):12,980円/回
使い放題(24時間):330円/回(9,900円/月)
音声通話料金 オプションなし:22円/30秒
5分以内通話かけ放題:550円/月
通話かけ放題:1,650円/月
キャンペーン
事務手数料 無料
データ容量 1GB/7日間
3GB/30日間
20GB/30日間
60GB/90日間
150GB/180日間
使い放題/24時間
回線種類 au回線
実質速度 下り平均速度:93.85Mbps
上り平均速度:16.91Mbps
速度制限 上下最大128kbps
支払方法 クレジットカード
あと払いペイディ
契約期間 なし
スマホセット割 なし

速度制限時の速度が最大128kbpsのため、他社の最大1Mbpsなどと比較して遅い点はデメリットですが、一方でpovo2.0には下記のメリットがあります。

  • 無制限トッピング(使い放題24時間)が便利
  • トッピングで自分好みの使い方ができる
  • クレジットカード以外の支払方法が選べる

povo2.0には、24時間限定で無制限に使えるトッピング(1回330円)が用意されています。旅行の際など、必要に応じて無制限を追加できるため便利です。

また、基本料金不要でデータ容量やかけ放題などを自由にトッピングできるpovo2.0は、自分好みのセッティングで無駄なく使えるのも魅力でしょう。

ただし、データトッピングには7日や30日などの利用期間が設けられているため、その点は注意してください。

その他povo2.0は、クレジットカード以外の支払方法にも対応しているため、カード不要で契約できるのも強みでしょう。

povoの評判やメリット・デメリットについて知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。

mineo

mineo バナー

ドコモ・au・ソフトバンク、3つの回線に対応するmineoも使いやすくおすすめの格安SIMです。料金プランや最大速度などを表に記載しました。

mineo
月額料金 ・マイピタプラン
1GB:1,298円/月
5GB:1,518円/月
10GB:1,958円/月
20GB :2,178円/月
・マイそくプラン(データ無制限)
プレミアム(最大3Mbps):2,200円/月
スタンダード(最大1.5Mbps):990円/月
ライト(最大300kbps):660円/月
スーパーライト(最大32kbps):250円/月
音声通話料金 オプションなし:22円/30秒
10分かけ放題:550円/月
時間無制限かけ放題:1,210円/月
(mineoでんわ:10円/30秒)
キャンペーン パスケット110円割引キャンペーン
Hulu最大12ヵ月間毎月220割引キャンペーン 安心バックアップ最大6ヵ月間無料など
事務手数料 3,300円
データ容量 ・マイピタプラン
1GB/月
5GB/月
10GB/月
20GB/月
・マイそくプラン
無制限
回線種類 ドコモ回線
au回線
ソフトバンク回線
実質速度 下り平均速度:53.55Mbps
上り平均速度:12.2Mbps
(※平均速度はマイピタプラン使用時)
速度制限 ・マイピタプラン
上下最大200kbps
・マイそくプラン
上下最大32kbps
上下最大300kbps
上下最大1.5Mbps
上下最大3Mbps
支払方法 クレジットカード
口座振替(※mineoとeo光ネットの併用が条件)
デビットカード
契約期間 なし
スマホセット割 対象キャリア:mineo+eo光
割引:eo光の月額料金が毎月330円割引

マイそくプランの最大速度が3Mbpsなど遅い点はデメリットですが、一方で下記の点はmineoのメリットです。

  • 無制限が格安で使える
  • 3大キャリアに対応しているためSIMロック解除が不要
  • 実店舗でサポートが受けられる

最大速度に上限があるとはいえ、mineoの無制限は最大でも月額2,200円(最大3Mbps)で利用できます。月額3,278円の楽天モバイルよりもお得に使えるのがメリットです。

なお、最大3MbpsであればYouTubeの高画質動画(HD 720p)が視聴できます。遅くて使い物にならないということはありません。その他、mineoは3大キャリアに対応しているのも強みです。

3大キャリアに対応するmineoであれば、SIMロック解除を気にせず乗り換えができます。

SIMロックの製品は2021年10月以降に廃止されていますが、それ以前の端末を使用している場合に役立ちます。他にも、mineoは実店舗があるので契約時に直接相談できるのも魅力です。

【mineo公式】詳細はこちら

乗り換えを検討している方は、mineoの評判をまとめた記事もご覧ください。

特定のサービスが無制限になるカウントフリーがおすすめの格安SIM

特定のアプリやサービスを使用した際にデータ量がカウントされない、カウントフリーに対応したおすすめの格安SIMを紹介します。2024年4月時点のキャンペーンと併せて解説します。

LINEMO

LINEMO

LINEMOは、LINEアプリがお得に使えるおすすめの格安SIMです。月額料金や利用可能なキャンペーン、そして支払方法などを表に記載しました。

LINEMO
月額料金 ミニプラン(3GB):990円/月
スマホプラン(20GB):2,728円/月
音声通話料金 オプションなし:22円/30秒
通話準定額(5分/回無料):550円/月
通話定額(かけ放題):1,650円/月
キャンペーン PayPayポイント1万円相当プレゼント(※スマホプランのみ対象)
LINEMOおかえりだモンキャンペーン(PayPayポイントプレゼント)
もう1回線申し込みでPayPayポイントプレゼントなど
事務手数料 無料
データ容量 3GB/月
20GB/月
回線種類 ソフトバンク回線
実質速度 下り平均速度:58.78Mbps
上り平均速度:14.02Mbps
速度制限 ミニプラン:上下最大300kbps
スマホプラン:上下最大1Mbps
支払方法 クレジットカード
口座振替
デビットカード
PayPay残高
契約期間 なし
スマホセット割 なし

実店舗での申し込みができない、またスマホセット割がないなどLINEMOにはデメリットもありますが、一方で下記の点はメリットです。

  • LINEギガフリーでLINEアプリが使い放題
  • スマホプランなら速度制限後も最大1Mbpsで無制限に使える
  • 事務手数料が無料

LINEMOの最大のメリットが、カウントフリーのLINEギガフリーです。LINEギガフリーであれば、LINEのトークや通話(or ビデオ通話)が無制限に使えます。

LINEアプリを普段から利用しているユーザーにとって大きなメリットです。また、スマホプランの速度制限中の速度が最大1Mbpsなので、その点も使いやすく魅力的です。

最大300kbpsのミニプランでは厳しいですが、最大1Mbpsのスマホプランであれば、YouTubeで標準画質の動画を視聴できます。

その他、LINEMOは他社だと3千円以上かかる契約事務手数料が無料なのもお得なメリットです。LINEを頻繁に使う人や、低速でも無制限に使いたい人にLINEMOをおすすめします。

【LINEMO公式】詳細はこちら

LINEMOの評判やメリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。

NUROモバイル

NUROモバイル バナー

特定のSNSがカウントフリーで使える、NUROモバイルもおすすめの格安SIMです。各種料金プランや、使用可能なデータ容量などを表に記載しました。

NUROモバイル
月額料金 かけ放題ジャスト(1GB・5分かけ放題付):930円/月
かけ放題ジャスト(1GB・10分かけ放題付):1,320円/月
かけ放題ジャスト(1GB・かけ放題付):1,870円/月
バリュープラス(3GB):792円/月
バリュープラス(5GB):990円/月
バリュープラス(10GB):1,485円/月
バリュープラス(15GB):1,790円/月
NEOプラン(20GB):2,699円/月
NEOプラン(40GB):3,980円/月
音声通話料金 オプションなし:22円/30秒(NUROモバイルでんわ使用時は30秒11円)
5分かけ放題:490円/月
10分かけ放題:880円/月
かけ放題:1,430円/月
キャンペーン NEOプランならMNP乗り換えでキャッシュバック13,000円
バリュープラス月額料金割引
かけ放題ジャスト6ヵ月間月額割引など
事務手数料 かけ放題ジャスト:3,740円
バリュープラス:3,740円
NEOプラン:0円
データ容量 かけ放題ジャスト:1GB/月
バリュープラス:3GB/月・5GB/月・10GB/月・15GB/月
NEOプラン:20GB/月・40GB/月
回線種類 かけ放題ジャスト:ドコモ・au
バリュープラス:ドコモ・au・ソフトバンク
NEOプラン:ドコモ・au・ソフトバンク
実質速度 下り平均速度:46.69Mbps
上り平均速度:13.0Mbps
速度制限 かけ放題ジャスト:上下最大200kbps
バリュープラス:上下最大200kbps
NEOプラン:上下最大1Mbps
支払方法 クレジットカード
契約期間 なし
スマホセット割 対象キャリア:NUROモバイル+NURO光
割引:NUROモバイルの月額料金が12ヵ月間最大1,100円割引

店頭契約ができず、申し込みがオンラインに限られてしまう点はデメリットですが、一方でNUROモバイルには下記のメリットがあります。

  • NEOデータフリーで対象のSNS(LINE・X・Instagram・TikTok)がカウントフリーで使える(※対象はNEOプランのみ)
  • NEOプランなら制限中も最大1Mbpsで使える
  • 通話料が安くなるNUROモバイルでんわが使える(22円/30秒→11円/30秒)

NUROモバイルのNEOプランでは、Xなど特定のSNSを使用した際にデータ量がカウントされないNEOデータフリーを使えるのがメリットです。(手続き不要・料金無料)

また、NEOプランの速度制限中の最大速度が1Mbpsなのも利点です。最大200kbpsでは厳しいですが、1Mbpsであれば制限中であってもLINEのビデオ通話や通常画質の動画が観れます。

その他、NUROモバイルでは通話料が本来の30秒22円から30秒11円に安くなるNUROモバイルでんわが使えるのも利点です。申し込みや料金は不要なので、ぜひ活用してみてください。

NEOデータフリーでSNSを快適に使いたい、通話料を抑えたいなどの場合は、NUROモバイルがおすすめです。

【NUROモバイル公式】詳細はこちら

NUROモバイルのリアルな評判を知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。

リンクスメイト

リンクスメイト

ゲームやSNSの通信量が90%以上カットされる、カウントフリーが魅力的なリンクスメイトもおすすめの格安SIMです。選べるデータ容量や料金を表に記載しました。

LinksMate
月額料金 100MB~1GB:517円/月~
2GB~4GB:770円/月~
5GB~9GB:1,210円/月~
10GB:1,870円/月
12GB~18GB:2,090円/月~
20GB~80GB:2,970円/月~
100GB~1TB:8,305円/月~
音声通話料金 オプションなし:22円/30秒
10分かけ放題:935円/月
キャンペーン 新生活応援キャンペーン(初期費用最大11,000円割引・6ヵ月月額半額)
事務手数料 3,300円
データ容量 100MB~1GB/月
2GB~4GB/月
5GB~9GB/月
10GB/月
12GB~18GB/月
20GB~80GB/月
100GB~1TB/月
回線種類 ドコモ回線
実質速度 下り平均速度:71.27Mbps
上り平均速度:11.61Mbps
速度制限 20GB未満:上下最大200kbps
20GB以上:上下最大1Mbps
支払方法 クレジットカード
リンクスポイント
契約期間 なし
スマホセット割 なし

無制限のかけ放題がない点はリンクスメイトのデメリットですが、一方で下記の点はメリットです。

  • カウントフリーオプションでゲームやSNSの通信量が90%以上オフ
  • 20GB以上のプランなら制限中でも最大速度が1Mbpsで使える
  • 選べるデータ量が豊富(100MB~1TB)

リンクスメイトの最大の魅力は、対象サービス(ゲームやSNS)の通信量が90%以上オフになるカウントフリーオプションが利用できる点です。

月額550円の有料ですが、カウントフリーオプションの対象ゲームは200種類以上、その他ABEMAなどのコンテンツやXなどのSNSも対象です。

特にゲームの種類が多いので、リンクスメイトはゲーマーにおすすめします。その他、20GB以上のプランであれば速度制限中でも最大1Mbpsで使える点もメリットでしょう。

また、リンクスメイトは100MB~1TBまで選べる容量が豊富なのも魅力です。カウントフリーや豊富なデータ容量に魅力を感じるなら、リンクスメイトを利用してみてください。

【LinksMate公式】詳細はこちら

以下の記事では、LinksMate(リンクスメイト)の評判を紹介しています。こちらもあわせてお読みください。

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイル バナー

対象のコンテンツがノーカウントで使える、お得なBIGLOBEモバイルもおすすめの格安SIMです。料金や、選べるデータ容量などを表に記載しました。

BIGLOBEモバイル
月額料金 プランS(1ギガ):1,078円/月
プランR(3ギガ):1,320円/月
プランM(6ギガ):1,870円/月
音声通話料金 オプションなし:22円/30秒(BIGLOBEでんわ使用時は30秒9.9円)
3分かけ放題:660円/月
10分かけ放題:913円/月
通話パック60:660円/月
通話パック90:913円/月
キャンペーン エンタメフリーオプション最大2ヵ月無料
総合セキュリティ対策最大2ヵ月無料
事務手数料 3,733円
データ容量 1GB/月
3GB/月
6GB/月
回線種類 ドコモ回線
au回線
実質速度 下り平均速度:26.44Mbps
上り平均速度:8.39Mbps
速度制限 上下最大200kbps
支払方法 クレジットカード
契約期間 なし
スマホセット割 なし

音声通話SIMだと口座振替が選べない、また速度制限中の速度が最大200kbpsに制限されるなど、BIGLOBEモバイルにはデメリットもありますが、一方で下記のメリットもあります。

  • エンタメフリー・オプションで対象サービス全21種類の通信量がカウントされない
  • BIGLOBEでんわで通話料がお得になる(22円/30秒→9.9円/30秒)
  • 選べる通話オプションが便利

BIGLOBEモバイルには、特定のサービスを利用した際にデータ量がカウントされない、エンタメフリー・オプションがあります。

月額308円の有料ですが、YouTubeをはじめとした全21種類のサービスがノーカウントで利用できるため、大きなメリットです。

またお得な電話サービス、BIGLOBEでんわを使えば通話料が30秒9.9円となり、通常の30秒22円よりも安く使えます。利用するのに料金がかからないため魅力的です。

その他、1回10分などの通話定額の他、月間60分などの通話パックを選べるのも利点です。カウントフリーや、お得な通話料などに魅力を感じるならBIGLOBEモバイルをおすすめします。

【BIGLOBEモバイル公式】詳細はこちら

かけ放題つき通話無制限の格安SIMもある

格安SIMには、データ通信無制限やカウントフリーの他にも、かけ放題つき通話無制限のプランもあるので紹介します。

  • ahamo
  • mineo
  • povo2.0
  • UQモバイル
  • ワイモバイル

上の格安SIMでは、5分間や10分間のかけ放題、その他時間無制限に通話できるかけ放題オプションを提供しています。

有料オプションではありますが、頻繁に電話をかける人なら、通話料を抑えられるためおすすめです。

一方で、ドコモの料金プランであるahamoには標準で5分間のかけ放題が搭載されているためお得です。5分間の通話でも十分という場合は、ahamoの申し込みも検討してみてください。

かけ放題つき格安SIMについては「かけ放題つき格安SIMのおすすめはこれ!利用時の注意点も解説」の記事でも詳しく解説しているので、興味がある場合は参考にしてみてください。

無制限の格安SIMを利用する際の注意点

無制限が必要ないケースもある、その他低速時だと快適に使えない場合もあるなど、無制限の格安SIMを利用する際の注意点を解説します。

無制限が必要ないケースも多い

データ通信が無制限に使える点については魅力的に感じるかもしれませんが、大容量プランや無制限などは、小容量プランと比較して毎月の支払額が高くなるためその点がネックです。

例えば楽天モバイルの場合、月間3GBまでは月額1,078円ですが、無制限まで使うと月額3,278円に上がります。

実は無制限が必要ないケースも多いため、事前にあなたがどの程度使用するのかをシミュレーションしておくことが大切です。下の表では、小容量で利用できる目安を記載しました。

用途 月間1GB 月間3GB 月間8GB 月間10GB
Web閲覧 約3,000ページ 約10,000ページ 約25,000ページ 約30,000ページ
メール
(テキスト)
20万通 60万通 160万通 200万通
メール
(写真添付)
334通 1,000通 2,667通 3,334通
動画
(YouTube標準画質)
2.3時間 6.7時間 17.8時間 22.3時間
動画
(NetflixHD画質)
0.8時間 2.4時間 6.2時間 7.7時間
音楽
(ストリーミング再生音声)
11.5時間 34.5時間 92時間 115時間
通話
(LINE)
56時間 167時間 445時間 556時間

表を見てもらうと、思いのほか小容量であっても使えるのがわかります。月間1GBであっても、YouTubeの標準画質を2時間ほど視聴できますし、LINE通話も50時間以上可能です。

総務省のデータを見ても、大手キャリアにおいてほとんどの人は月間20GB以上のプランを契約していますが、一方でそのうちの半分の人は月2GB未満しか使用していないという結果です。

小容量プランを選べば金額を抑えられるので、やみくもに無制限にこだわるのではなく、まずは自分の使い方を把握し、その上であなたにふさわしいデータ容量を選んでみてください

低速時だと場合によっては快適に使えない

データ通信が無制限に使える格安SIMは存在しますが、注意したいのが低速時だと快適に使えない恐れがある点です。下の表に、用途ごとに必要な速度の目安を記載しました。

用途 推奨速度
メール・LINE 上り:1Mbps
下り:1Mbps
サイトの閲覧 上り:-
下り:1~10Mbps
動画視聴 上り:-
下り:1~25Mbps
オンライン会議 上り:10~15Mbps
下り:10~15Mbps
オンラインゲーム 上り:30Mbps以上
下り:30~100Mbps

低速時でも、下り速度が1Mbps程度であれば標準画質の動画を視聴できます。しかし、高画質動画の視聴は難しいですし、オンラインゲームを快適に遊ぶのも厳しいです。

mineoには無制限に使えるマイそくプランがありますが、最大32kbpsや300kbpsのプランだとなんとかメールが使える程度なので、無制限であってもストレスに感じる恐れがあります。

そのため、無制限だからといって手放しに喜ぶのは危険です。無制限を快適に使いたいなら、下り平均100Mbps以上、上り30Mbps以上の楽天モバイルがおすすめです。

楽天モバイルであれば、ahamoやmineoでは厳しい高画質動画の視聴であってもスムーズです。また、楽天モバイルは大手キャリアでありながら無制限が月額3,278円で使えます。

無制限を快適に、お得に使いたいのであれば楽天モバイルの申し込みを検討してみてください。

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テザリング使用時はバッテリー消費に注意

テザリングでは親機としてスマホを使用する必要があるため、スマホ本体のバッテリー消費が早まるのが難点です。バッテリーの消耗が心配な場合は、USB接続を検討してみてください。

テザリング種類 メリット デメリット
USB接続 スマホを充電しながら使える
有線接続のためWiFiなどと比較してセキュリティが高い
安定した通信・速度が期待できる
USBケーブルを用意する必要がある
1つの機器としか接続できない
USBポートがない機器では利用できない
WiFi接続 通信速度が速く、複数の機器を接続できる
スマホと機器が離れていても使用できる
WiFiに対応していればUSBポートがなくても使える
バッテリーの消耗が早い
USB接続と比較してセキュリティの面で劣る
Bluetooth接続 ワイヤレスで接続できる
WiFi接続と比較してバッテリーの消費が遅い
データ転送速度が遅く、大容量の転送には向かない
スマホと機器が離れていると使用できない(最大10m)

上の表では、テザリングの3つの種類(USB接続・WiFi接続・Bluetooth接続)のメリット・デメリットを解説しています。

それぞれに長短がありますが、USB接続であればノートPCなど、接続した機器から給電できるため、バッテリー消費を気にせず使えるのがメリットです。

また有線接続によるUSB接続は、他の接続と比較して通信の安定性が高く速度も安定して速いのが強みです。

USBケーブルを用意する必要はありますが、テザリングによるバッテリー消耗が不安なときは、ぜひ活用してみてください。

無制限に使える格安SIMがおすすめな人は?

オンラインゲームを頻繁に楽しみたいなど、無制限に使える格安SIMは下記の条件に当てはまる人におすすめです。

  • オンラインゲームや動画視聴を頻繁に楽しみたい
  • 自宅にWiFi環境がない
  • LINEなど特定のサービスを無制限に使いたい

オンラインゲームや高画質動画の視聴など、大容量のデータ通信を必要とするサービスを頻繁に使いたい人に、無制限に使える格安SIMをおすすめします。

無制限に使える格安SIMであれば、データ量を気にせず心置きなく楽しめます。また、一人暮らしなどで自宅にWiFi環境がない人にも、無制限の格安SIMはおすすめです。

固定回線ほど快適な速度や通信の安定性は望めませんが、格安SIMであれば、月額5千円以上する光回線よりもコストを抑えられます。

その他LINEギガフリーなど、カウントフリーに対応した格安SIMであれば特定のサービスが無制限に使えるので、普段からLINEなどのサービスを使っているのであればおすすめです。

なお無制限に使える点は便利ですが、最大速度の欠点もあるため注意してください。無制限を快適に使いたいのであれば、下り平均100Mbps以上の楽天モバイルがおすすめです。

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無制限に使うならポケット型WiFiや光回線もおすすめ

データ通信無制限を求めるなら、格安SIMだけでなくポケット型WiFiとの併用や、光回線の利用も検討してみてください。

それぞれの料金や長短を表に記載しました。

料金 メリット デメリット
大手キャリア 大手キャリアの無制限プランは月額7千円以上
※ただし、楽天モバイルは3千円台
格安SIMよりも実質速度が速い
店頭でサポートを受けられる
最新のiPhoneが安く購入できる
月額料金が高い
選べる料金プラン(月間データ容量)が少ない
LINEギガフリーのような独自サービスが少ない
格安SIM(小容量)+ポケットWiFi 5,460円
(例リンクスメイト(1GB):737円+カシモWiMAX:4,723円)
格安SIMよりも実質速度が速い
スマホのデータ量を節約できる
テザリングによるバッテリー消耗を避けられる
スマホと端末の2台持ちとなる
それぞれ契約や設定が必要
それぞれ充電が必要
光回線 4千円~6千円(戸建て1GBプラン) 他と比べて実質速度が速く通信の安定性も高い
応答速度が速くゲームが快適にプレイできる
速度制限を気にせずに使える
回線工事が必要なのですぐには使えない
金額が安いマンションプランは契約できない場合がある
屋外では利用できない

表に記載したように、それぞれにメリット・デメリットがありますが、コストを抑えて無制限に使いたいのであれば「格安SIM(小容量)+ポケット型WiFi」の併用がおすすめです。

2台持ちになる点は面倒ですが、ポケット型WiFiは基本的に速度制限を気にせず無制限に使えます。格安SIMで小容量プランを契約すれば、月額7千円以上する大手キャリアよりもお得です。

楽天モバイルは月額3千円台で無制限に使えますが、テザリングを使用する際にスマホのバッテリー消耗が早まるため、いざというときにスマホが使えないなど困る恐れがあります。

光回線は、フレッツ光など月額6千円近いため安くありません。マンションタイプであれば月額3千円台でも利用できますが、物件によっては契約できないためその点がデメリットです。

ただし、光回線は応答速度が速いためゲーム利用を考えているなら良いでしょう。一方で、通信費を抑えて無制限に使いたい場合は格安SIM+ポケット型WiFiがおすすめです。

以下の記事では、36社を比較してわかった安いポケット型WiFiを紹介しています。ぜひ本記事とあわせてご覧ください。

無制限に使える格安SIMに関するよくある質問

無制限に使える格安SIMでもテザリングは使えるのか、その他有料オプションへの加入は必要なのかなど、無制限に使える格安SIMに関するよくある質問にお答えします。

無制限の格安SIMはテザリングも使える?

無制限の有無に関係なく、格安SIMでテザリングを使うことは可能です。なお、申し込み手続きは不要で料金もかかりません。

無制限の格安SIMとポケット型WiFiを併用するメリットは?

双方契約する必要があるため費用がかかりますが、無制限に使える格安SIMとポケット型WiFi(WiMAXなど)を併用することで下記のメリットが得られます。

  • 快適な速度で無制限が使える
  • テザリングによるスマホのバッテリー消耗を抑えられる
  • 格安SIMよりも実質速度が速い

例えばワイモバイルは、速度制限中でも最大1Mbpsの低速で無制限に使えます。しかし、低速だと高画質動画など用途によっては快適に使えません。

その点、ポケット型WiFiのWiMAXなどを契約していれば、通常の速度で無制限に使えるのがメリットです。

また、ポケット型WiFiを別途契約していればテザリングが必要なくなるので、スマホ本体のバッテリー消耗を抑えられる点でもメリットでしょう。

他にも、WiMAXは格安SIMよりも実質速度が速いのも魅力です。格安SIMのmineoの平均下り速度は53.74Mbpsですが、WiMAXのX12は90.12Mbpsです。

快適に無制限を使いたい、スマホ本体のバッテリー消費を抑えたいなどの場合は、WiMAXなど無制限に使えるポケット型WiFiとの併用も検討してみてください。

無制限で使えるおすすめのポケット型WiFiは、以下の記事で詳しく解説しています。

無制限を利用する際は有料オプションへの加入が必要?

通話かけ放題の無制限では、基本的に別途申し込みが必要になりますが、データ通信無制限やカウントフリーでは不要な場合もあります。下の表に申し込みの有無や金額を記載しました。

格安SIM名称 申し込み手続き 料金
楽天モバイル
(データ通信無制限)
不要
ahamo
(データ通信無制限)
不要
ワイモバイル
(データ通信無制限)
不要
povo2.0
(データ通信無制限)
必要 使い放題24時間:330円/24時間
mineo
(データ通信無制限)
必要 スーパーライト(最大32kbps):250円
ライト(最大300kbps):660円
スタンダード(最大1.5Mbps):990円
プレミアム(最大3Mbps):2,200円
LINEMO
(カウントフリー)
不要 LINEギガフリー:無料
NUROモバイル
(カウントフリー)
不要 NEOデータフリー:無料
リンクスメイト
(カウントフリー)
必要 カウントフリーオプション:550円/月
BIGLOBEモバイル
(カウントフリー)
必要 エンタメフリー・オプション:308円/月

上の表では、今回紹介した楽天モバイルと格安SIMで利用可能な無制限、そしてカウントフリーの申し込みの有無と料金を記載しています。

ahamoなど、速度制限を受けた状態で無制限に使える場合は別途申し込み不要です。今回紹介した中では、povo2.0のみ24時間使い放題(無制限)を利用する際に申し込みが必要になります。

mineoについては、契約手続きの時点で無制限のマイそくプランを選択できます。

カウントフリーについては、LINEMOのLINEギガフリーのように、別途申し込み・料金不要のところもありますが、リンクスメイトのように必要な場合もあります。

ケースバイケースなので、無制限の利用を検討している際は、申し込み時に確認するようにしてください。

以下の記事では、かけ放題つきのおすすめ格安SIMを紹介しています。こちらもあわせてお読みください。

まとめ

ここまで、無制限に使える格安SIMについて解説してきました。お伝えしたように、データ通信無制限に使える格安SIMは存在しますが、最大速度の欠点もあるので注意してください。

現時点、通常速度で無制限に使える格安SIMは存在しません。ただし、LINEの通信量がカウントされないなど、特定のサービスに限り無制限に使えるカウントフリーは存在します。

日常的に、LINEなどのサービスを使う人にとって便利なので、ぜひ活用してみてください。なお、通常速度で無制限に使いたい場合は大手キャリアの楽天モバイルがおすすめです。

無制限が月額3千円台で利用できます。通話アプリRakuten Link(楽天リンク)を使えば、国内通話が無制限で無料になるのもメリットです。ぜひ申し込みを検討してみてください。

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iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター

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