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- 更新日:2024年04月22日
ドコモのSIMロック解除方法・条件を解説|失敗しないための注意点・確認事項
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ドコモのスマホをSIMロック解除したいけれど、条件や方法がわからずに悩んでいませんか。
格安SIMへの乗り換えなどでほぼ必須のSIMロックですが、手続きする機会は少なく、具体的な方法を知っている方は少ないでしょう。
そこで本記事では、ドコモでSIMロック解除の条件や手続き方法、注意点などを解説します。初めてSIMロック解除する方が迷わずに済むように情報をまとめました。
目次
【確認】ドコモの「SIMロック解除」とは?
SIMロックとは、スマホを購入した通信会社でしか利用できなくする制限のことです。SIMロックがかかっているスマホは、購入したその通信会社のSIMカードしか使えません。
例えば、ドコモで購入したスマホは「ドコモのSIMロック」がかかっており、auで使うことはできません。使えるようにするにはドコモでSIMロックを解除する必要があります。
ただし2021年7月27日以降に発売されたスマホにはSIMロックがかかっていません。これは2021年8月に法改正が行われ、原則SIMロックが禁止になったためです。
まとめると、「2021年7月27日以前に発売したスマホ」を購入した通信会社以外で使うにはSIMロックを解除しなければなりません。
ドコモのSIMロック解除条件
ドコモでは2021年8月27日以降発売のiPhone・スマホにはSIMロックがかかっていません。SIMを入れ替えるだけで他社で利用できます。
逆に2021年8月27日以前のiPhone・スマホにはSIMロックがかかっているので解除の手続きが必要です。詳しく説明します。
2021年8月27日以降発売のiPhone・スマホは手続き不要
2021年8月27日以降発売のiPhone・スマホの場合は、SIMロック解除の手続きはいりません。
総務省によって、各事業者でSIMロックをかけるのを原則禁止としたからです。
例えば、iPhone13以降のiPhoneシリーズや、AQUOS sense6以降のAQUOSシリーズなどが該当します。
これらはSIMロック解除が不要なので、好きなタイミングで格安SIMや他キャリアに乗り換えができます。
それ以外のiPhone・スマホの場合
2023年10月1日(日曜)より、条件なく解除可能です。ただし、水没や大きな破損がある場合は修理後にSIMロック解除が可能です。
対応端末は「2015年5月以降に発売されたSIMロック解除対応機種」「2011年4月~2015年4月に発売されたSIMロック解除対応機種」で確認できます。
ドコモのSIMロック解除方法・やり方
ドコモでSIMロックを解除する方法は3つあり、解除の手続きはそれぞれMy docomo、店頭、電話で可能です。
どこで手続きをしても解除手数料は無料です。自分に合った場所で手続きを進めましょう。
特に24時間手続き可能なMy docomoでの手続きがおすすめです。
また、手続きが不安という人はドコモショップがおすすめです。ドコモショップではスマホを渡すだけでスタッフが解除手続きをしてくれます。
方法1.My docomoでSIMロック解除をする
ドコモオンライン(My docomo)でSIMロック解除ができます。My docomoの場合、24時間いつでも手続きできるのが利点です。
- My docomoにログイン
- 「お手続き」から「解約・その他」を選択
- 「SIMロック解除」を選択
- dアカウントにログイン
- SIMロック解除を行う機種の製造番号(IMEI)を入力
- SIMロック解除の手続きを進めて申し込み完了
特に難しい操作はないので、My docomoから申し込むのがおすすめです。
製造番号(IMEI)の調べ方
- 電話アプリで「*#06#」とダイヤル入力
iPhone・iPadの場合は「設定」 → 「一般」 → 「情報」の画面でも確認できます。
ドコモのケータイ回線から手続きをする場合は、ネットワーク暗証番号が必要です。
方法2.ドコモショップでSIMロック解除をする
ドコモショップの店員にSIMロック解除をしたいと伝えるだけで、後は手続きを進めてくれます。
自分で手続きをする必要がないので、簡単にSIMロック解除できるのが利点です。
時間帯によってはドコモショップが混み合っていてスムーズに手続き出来ない可能性があります。事前に来店予約がおすすめです。
方法3.電話でSIMロック解除をする
契約者本人の購入履歴があるドコモの携帯電話機の場合は、電話でもSIMロック解除の手続きが可能です。下記の番号に電話をかけ、SIMロック解除したい旨を伝えましょう。
ドコモの携帯電話 | 151 |
---|---|
一般電話 | 0120-800-000 |
受付時間 | 9:00~20:00 |
ドコモでSIMロック解除するときの注意点
ドコモでSIMロック解除をするときは、3つの注意点を踏まえておきましょう。それぞれ詳しく解説します。
注意点1.データが破損・消失する可能性がある
ドコモでSIMロック解除する際に、端末内のデータが破損・消失する恐れがあります。SIMロック解除前に大切なデータはバックアップをとっておきましょう。
ドコモにはバックアップアプリ「ドコモデータコピー」が用意されていますので、こちらを活用するのがおすすめです。
電話帳・画像/動画・音楽・スケジュール・+メッセージがコピーできます。
ドコモデータコピーでバックアップをとる手順
- アプリを起動する
- 「バックアップ&復元」を選択
- 「バックアップ」を選択してスタート
- バックアップをとりたいデータを選択
- 「バックアップ開始」を選択
iPhoneのバックアップの取り方やドコモショップでバックアップをとる方法などは、下記の記事で紹介していますのでぜひご覧ください。
注意点2.乗り換えた後はドコモで修理できない場合がある
基本的に故障修理については、SIMロック解除をしてもドコモの窓口で受け付けてくれます。
ただし、SIMロックを解除し他社と契約したSIMカードが入っているスマホはドコモで修理ができない場合があります。
具体的な故障状況はドコモで明示されていませんが、修理できないケースがあることを覚えておきましょう。
また、ドコモの回線契約がないと故障修理の際に代替機の貸し出しはしてくれません。貸し出しされる代替機はSIMロック解除されていないものになります。
注意点3.乗り換え先で動作確認済みか確かめる
ドコモでSIMロック解除した端末が、必ずしも乗り換え先で利用できるかどうかはわかりません。
乗り換え前に必ず、乗り換え先で端末の動作確認・動作保証がされているかどうかをHPなどでチェックしておきましょう。
ドコモのSIMロック解除に関するよくある質問
ドコモのSIMロック解除に関するよくある質問とその答えをまとめました。
SIMロック解除は端末購入後いつからできる?
購入後、すぐSIMロックは解除できます。
SIMロック解除のデメリットはある?
データが破損・消失する恐れがあるのはデメリットでしょう。また、端末が故障した場合に修理ができない可能性があることもマイナスポイントです。
データが破損・消失に関しては、しっかりバックアップをとっておくことで解消できます。
ドコモ解約後もSIMロック解除できる?
dアカウントを所有していれば、ドコモ解約後もSIMロック解除はできます。
SIMロック解除ができないときの対処法を知りたい
考えられる原因は主に3つです。
- SIMロック解除の対象機種でない
- 契約時と別端末を利用している(IMEI番号が異なる)
- 加入時の契約者と手続きする人が異なる
SIMロック解除の対象機種ではない場合は、残念ながら解除できません。
また、過去に端末が故障して別端末になっている場合(IMEI番号が契約時と異なる場合)は、My docomoで手続きをする際にエラーとなることがあります。
この場合はドコモに電話して対応方法を確認してください。
加入時の契約者とSIMロック解除の手続きを行う人が異なる場合も、My docomoではSIMロック解除できない可能性があります。
電話やドコモショップで事情を説明し、対応方法を確認しましょう。
ドコモのSIMロック解除まとめ
ドコモのSIMロック解除について条件や方法などを紹介しました。
- ドコモで2021年8月27日以降発売のiPhone・スマホにはSIMロックはかかっていない
- それ以外のiPhone・スマホは条件を満たすことでSIMロック解除ができる
- 手続き方法は3種類
- データの破損・消失や故障時に修理できないことがあるなどの注意点がいくつかある
ドコモのSIMロック解除は各種ロックがかかっておらず、端末を購入してから100日が経過しているなどの条件を満たすことで行えます。
手続きの方法には「My docomo」「ドコモショップ」「電話」の3種類があります。
2023年10月からはすべての手続きで手数料無料になったため、自分にあった方法でSIMロック解除すると良いでしょう。
本記事で紹介した注意点も踏まえつつ、ぜひ自分に合った方法でSIMロック解除の手続きを進めてみてください。
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