- 格安SIM
- 更新日:2024年02月27日
ahamoからpovoに乗り換えるには?手続き方法やおすすめのタイミングを解説
※当記事はPRを含みます。詳しくはこちら。
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。
povoはauと同様にKDDIから提供されているプランです。povoでは、必要に応じてトッピングを追加するという独自のサービスを利用できます。
ドコモの格安プラン「ahamo」からpovoに乗り換えると、スマホ代が安くなる可能性があります。しかし、乗り換えにはデメリットもあるので注意が必要です。
今回は、ahamoからpovoに乗り換える方法やメリット・デメリットを解説します。おすすめの乗り換えタイミングもまとめました。
さらに、povoで実施されているキャンペーンも紹介します。povoの契約を考えている方は、ぜひ本記事をチェックしてください。
目次
ahamoからpovoへの乗り換え手順
ahamoからpovoへ乗り換えをする際の手順はシンプルです。使用端末と本人確認書類を準備したうえで公式サイトから申し込み、SIMカードが届くのを待つだけです。
なお、手続きはオンラインで行います。書類のアップロードや個人情報入力のみなので、時間のない方もストレスフリーで手続きが可能です。
- povoの対応機種を確認する
- 申し込みに必要なものを準備する
- povoの申し込みをする
- 開通手続き・初期設定をする
ahamoからpovoへの乗り換えにかかる費用
povoは契約事務手数料0円で契約できます。しかし、同一名義で契約する回線数が6回線以上になる場合は、別途契約事務手数料3,850円(税込)がかかります。
また、ahamoに2年縛りなどの違約金のかかるプランはないので、気軽に乗り換えが可能です。
手順1.povoの対応機種を確認する
povoは端末セット契約ができないので、自分で用意した端末を使うことになります。そこで、povoで使用できる機種を確認しておきましょう。
対応機種は、povo公式サイトの「対応機種・端末」に掲載されています。
非対応機種を使用すると、通信の不具合や正常に動作しないなどのトラブルが発生する場合があります。対応機種であれば安心して使用可能です。
手順2.申し込みに必要なものを準備する
ahamoからpovoに乗り換える契約手続きには、以下の書類が必要です。
申し込みに必要なもの
- 本人確認書類(運転免許証・運転経歴証明書・マイナンバーカード・在留カードなど)
- クレジットカード
※支払い方法がクレジットカードのみのため
本人確認書類が手元にないと個人情報登録ができず、その日に乗り換えできないので、あらかじめ用意しておくことをおすすめします。
手順3.povoの申し込みをする
次に、povoの申し込み手続きを行います。アプリで簡単に手続きが可能です。
- povo2.0に登録するメールアドレスを用意する
- povo 2.0アプリをダウンロードして起動する
- メールアドレスを登録する
- 本人確認情報を入力する
- eKYC(電子本人認証)の画面で利用者情報を入力する
- 「本人確認を行う」ボタンを押す
- 画面の指示に従って必要事項を入力する
ahamoの電話番号を引き継ぐ場合、以前はMNP予約番号が必要でした。しかし、MNPワンストップ方式の開始により、現在はMNP予約番号を取得せずに乗り換えられます。
povo2.0アプリ
KDDI CORPORATION無料posted withアプリーチ
手順4.開通手続き・初期設定をする
次に、povoの開通手続きや初期設定を行います。
SIMカードの有効化と取り付けを行う
まずは、以下の手順でSIMカードの有効化をしましょう。
- povo 2.0アプリを起動する
- 「SIMカードを有効化する」をタップする
- カメラでバーコードをスキャンする
- 有効化されると登録メールとアプリに通知が届く
20時~翌9時30分の間に有効化を行った場合は、翌9時30分以降に有効化が完了します。この時点で、ahamoは自動的に解約となります。
次に、SIMカードを利用端末に挿入しましょう。台紙からSIMカードを取り外し、端末の電源を切った状態で差し替えを行います。
APN設定を行う
さらに、データ通信をするために必要なAPN設定をしましょう。iPhoneとAndroidスマホで手順が異なります。
iPhoneのAPN設定
iPhoneの場合は、SIMカードを挿入すると自動で設定が行われます。手動でのAPN設定の作業は不要です。
ただし、他社のAPN構成プロファイルがインストールされている場合は、以下の手順で削除しましょう。
- 「設定」の「一般」から「VPNとデバイス管理」を開く
- 「プロファイル」を開く
- 他社の構成プロファイルを選択する
- 「プロファイルを削除」をタップする
- パスコードを入力後「削除」をタップする
AndroidスマホのAPN設定
Androidスマホを使用する場合は、手動でAPN設定を行います。
- 「設定」から「ネットワークとインターネット」をタップする
- 「モバイルネットワーク」をタップする
- 「詳細設定」をタップする
- 「アクセスポイント名」タップする
- 「新しいAPN」または「+」を選択する
- APNの情報を入力する
APNの情報は以下の通りです。
- 名前:povo2.0
- APN名:povo.jp
- APNプロトコル:IPv4 / IPv6
発信・通信テストを行う
APN設定が完了したら発信テストをしましょう。発信テスト用番号「111」に発信し、ガイダンスを最後まで聞くだけです。
最後に、正常に通信できるかを確認します。WiFiをオフに設定し、Webサイトの閲覧ができれば作業完了です。
ahamoからpovoへの乗り換えで使えるキャンペーン
povoで実施されているキャンペーンを紹介します。できる限りお得に乗り換えるため、キャンペーンの実施期間中に申し込むのがおすすめです。
他社からお乗り換えで au PAY 残高還元キャンペーン!
- 期間:2023年12月15日~終了日未定
- 特典:最大10,000円相当のau PAY残高還元
- 条件:
(1)他社からの乗り換え(MNP)でpovoを契約する
(2)povoアカウントとau IDを連携する
(3)利用開始の7日後までに対象トッピングを購入する
povoでは、最大10,000円相当のau PAY残高が還元されるキャンペーンを実施中です。
期間中に他社からの乗り換えでpovoを契約し、povoアカウントとau IDを連携しましょう。
さらに、利用開始の7日後までに以下の対象トッピングを購入すると、特典が適用されます。
トッピングメニュー(税込) | au PAY残高 還元額(不課税) |
---|---|
24,000円以上 のトッピング |
10,000円 |
16,000円以上 〜24,000円未満 のトッピング |
8,000円 |
12,000円以上〜 16,000円未満 のトッピング |
4,000円 |
乗り換える |
乗り換える |
その他のキャンペーン
上記以外のpovoキャンペーンは、以下の通りです。
- au PAY ギフトコード(データ追加1GB)プレゼント
→povo新規契約&7日以内に対象トッピング購入で1GB(7日間)が実質無料
乗り換える |
乗り換える |
ahamoからpovoへ乗り換えるメリット
ahamoからpovoへの乗り換えを検討している方に向けて、povoに乗り換えるメリットを解説します。
povoは、なんと言っても独自性ある料金プランが魅力です。データ通信や通話などのサービスを無駄なくを組み合わせて利用できます。
0円運用ができる
povoは、必要に応じてギガやかけ放題などのトッピングを購入して利用するサービスです。
基本料金は0円なので、トッピングの購入や通話をしなければ料金は一切かかりません。0円運用ができるのはpovoならではの大きなメリットです。
ただし、長期間トッピングを購入しないと、回線の利用が停止されます。具体的な期間は、トッピングの有効期限が切れてから180日間です。
利用停止にならないよう、180日間が経過する前にトッピングを購入しましょう。
小容量のギガ数が選択可能
ahamoは20GBと100GBの大容量のプランを展開しているプランです。
一方、povoでは1GBや3GBなどの小容量のトッピングを選べます。そのため、データ使用量が少ない月があってもギガを無駄にせずに利用できます。
povoの料金プランは以下の通りです。
(税込) | povo2.0 | |
---|---|---|
基本料金 | 0円 | |
データ容量 | 0円 | |
国内通話料金 | 22円/30秒 | |
データトッピング | 1GB(7日間) | 390円 |
3GB(30日間) | 990円 | |
20GB(30日間) | 2,700円 | |
60GB(90日間) | 6,490円 | |
150GB(180日間) | 12,980円 | |
使い放題(24時間) | 330円 | |
通話トッピング | 5分かけ放題 | 550円 |
通話かけ放題 | 1,650円 | |
コンテンツトッピング | DAZN使い放題パック | 1,145円 |
smash.使い放題パック | 220円 |
トッピングでカスタマイズ可能
ahamoは20GBと100GBの2つのプランでシンプルですが、povoはギガを追加購入する「トッピング」形式です。
必要なときに必要な分だけ購入できるので無駄がありません。
月によってデータ通信量に大きく差がある場合でも、ギガを無駄にしたり余計なコストをかけたりせずに使えます。
24時間使い放題が便利
povoのトッピングメニューでは、330円(税込)の「24時間使い放題」が用意されています。
普段は月単位のトッピングを購入し、「今日だけは1日オンライン会議に使いたい」などの日は24時間使い放題プランを購入するという使い分けが可能です。
通信速度が速くなる可能性がある
ahamoで使用する回線はドコモですが、povoの回線はauです。いずれも高速通信が可能ですが、時間帯や場所によって通信速度は異なります。
以下に各社の速度比較をまとめました。
ahamo | povo | |
---|---|---|
平均Ping値 | 50.99ms | 47.28ms |
平均アップロード速度 | 11.07Mbps | 16.11Mbps |
平均ダウンロード速度 | 88.25Mbps | 103.91Mbps |
※上記は、2024年2月直近3ヵ月に計測された通信速度の平均値です。通信速度は場所・時間帯・通信環境によって変動するため、あくまでも目安として考えてください。
povoの方が速度が速いという結果になっています。ahamoに乗り換えると、より快適に通信できるようになる可能性があります。
ahamoからpovoへ乗り換えるデメリット
次に、ahamoからpovoへ乗り換えるデメリットを解説します。
乗り換え前に確認しておきたい注意事項でもあるので、ぜひデメリットも知った上で乗り換えの検討をしてください。
大容量の通信を行う場合は料金が高くなる
povoに乗り換えるデメリットの1つ目は、大容量の通信を行う場合、ahamoに比べて料金が高くなることです。
ahamoで大盛りオプションに加入すると、月額4,950円(税込)で100GBのデータ容量を利用できます。povoには60GBのトッピングがありますが、6,490円(税込)と割高です。
WiFiがない環境で動画視聴やオンラインゲームを利用する場合、月額料金が高くなることが多いので注意しましょう。
スマホが販売されていない
ahamoではスマホの購入が可能ですが、povoではスマホの販売を行っていません。
乗り換え後すぐに「機種変更したい」という場合は、家電量販店やネットショップなどで端末を用意する必要があります。
もし乗り換えと同時に端末を新しくしたい場合は、先にahamo側で購入をしておくとスムーズでしょう。
また、ドコモオンラインショップやauオンラインショップなど、キャリアのオンラインショップでも端末のみの購入は可能です。
以下の記事では、auスマホのおすすめ人気ランキングを紹介しています。乗り換え時に機種変更したい方は、ぜひこちらも参考にしてください。
5分かけ放題が有料になる
ahamoでは、5分以内の国内通話が無料です。
しかし、povoの場合は通話かけ放題のトッピングの購入が必要です。2種類のトッピングメニューがあります。
項目 | ahamo | povo |
---|---|---|
通話料金(税込) | ・5分以内:無料 ・通話かけ放題:1,100円 |
・5分以内かけ放題:550円/月 ・通話かけ放題:1,650円 |
なお、トッピングを購入しなくとも、22円(税込)/30秒で通話が可能です。
ファミリー割引から外れる
ahamoはドコモのファミリー割引対象外ですが、ドコモの家族からahamoにかける際の通話料が無料です。povoに乗り換えると無料通話ができなくなります。
また、「みんなドコモ割」を契約していた場合、契約人数の減少により割引額が減ることがあります。
そのため、家族にドコモを利用している方がいる場合は、乗り換えによってスマホ代が高くならないか確認するのがおすすめです。
以下の記事では、povoのメリット・デメリットを解説しています。povoについてより詳しく知りたい方は、ぜひこちらもご覧ください。
ahamoからpovoへ乗り換えるときの注意点
ahamoからpovoへの乗り換えをするにあたって、注意しておきたいことがあります。契約できるかどうかに関わることなので、事前にしっかり確認しておきましょう。
ブラックリスト入りに注意
万が一ブラックリストに入っていると、乗り換えができない可能性が高くなります。以下の履歴があるとブラックリストに入る場合があります。
- クレジットカードの信用情報が傷ついている
- 過去にスマホ代の支払いを滞納した
- スマホの短期解約をした
不正利用者が短期解約を繰り返している傾向にあるため、スマホを犯罪に使われないよう、短期解約者もブラックリストに入れることがあるようです。
短期解約者としてブラックリストに入るリスクが避けられる契約期間は定かではありませんが、約180日と言われています。
ahamoを契約して日が浅い方は、最低でも半年は契約を続ける方が安心です。
ahamoの料金は満額請求される
ahamoの解約月の月額料金は日割り計算されません。月の途中で乗り換え手続きをした場合、ahamoの月額料金は満額請求されます。
そのため、月途中に乗り換えた場合はahamoの料金とpovoの料金がダブルで請求されることになります。
ahamoからpovoへ乗り換えるおすすめのタイミング
キャンペーンや請求締め日の関係で、乗り換えのタイミングも重要です。ここからは、ahamoからpovoに乗り換えるおすすめのタイミングを紹介します。
月末付近がおすすめ
前述した通り、ahamoの月額料金は日割りになりません。そのため、月末にpovoへ乗り換えるのがベストです。
ahamoは、povoの回線を開通させた時点で解約となります。開通のタイミングが翌月になると、ahamoの料金が1ヵ月分余計に請求されるので注意しましょう。
端末も用意した状態でpovoへ乗り換える場合は、早い段階で新しい端末も用意しておいた方が安心です。
データ使用量が少なくなったとき
povoへの乗り換えのタイミングは、毎月のデータ使用量が少なくなったときがおすすめです。
ahamoのデータ使用量が20GB以下の場合、povoに乗り換えると月額料金が安くなります。
また、月によってデータ使用量に差がある方も、自由にトッピングを選べるpovoへの乗り換えがお得です。
ahamoからpovoへ乗り換え時によくある質問
ahamoからpovoへの乗り換えについてのよくある質問に回答します。細かな疑問点をまとめましたので、ぜひこちらも参考にしてください。
乗り換えの手数料はかかる?
ahamoからpovoに乗り換える際に、手数料はかかりません。povoは契約事務手数料0円で乗り換えられます。
ただし、同一名義で契約する回線数が6回線以上になる場合は、別途契約事務手数料3,850円(税込)がかかります。
違約金はかかる?
ahamoを解約する際に違約金の支払いは不要です。ahamoでは、スマホや固定回線によくある2年縛りなどの違約金のかかるプランはありません。
店舗での手続きはできる?
ahamoの契約手続きは、手数料3,300円を支払うことでドコモショップで対応してもらえます。
しかし、auショップでは、povoの契約手続きをサポートするサービスは用意されていません。
ahamoからpovoへの乗り換えまとめ
- povoは基本料金が0円
- 乗り換えによってスマホ代を安くできる
- 月末の乗り換えがおすすめ
- povoへの乗り換えで使えるキャンペーンを開催している
今回紹介した通り、ahamoからpovoへはシンプルな手続きで乗り換えられます。
データ使用量が中容量以下の場合、povoに乗り換えるとスマホ代を安くできます。トッピングを購入せずに0円での運用も可能です。
ただし、5分以内の通話かけ放題やドコモの割引サービスが適用されなくなります。また、データ使用量が多い場合は、料金が高くなる可能性があるので注意しましょう。
ahamoからpovoへの乗り換えタイミングは月末がお得です。データ使用量が減った場合や、月によって通信量にばらつきがある方も乗り換えがおすすめです。
乗り換えの際にはキャンペーンを利用し、お得にpovoを契約してください。