- 格安SIM
- 更新日:2024年08月06日
ソフトバンク回線の格安SIMおすすめ7選!乗り換え手順や注意点
※当記事はPRを含みます。詳しくはこちら。
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。
スマホの大手キャリアであるソフトバンク。PayPayポイントが貯まりやすかったり、Yahoo!ショッピングでプレミアム会員になれたりと、契約者限定の様々な特典が受けられることで人気のキャリアです。
ソフトバンクの特典の恩恵を受けながら、毎月のスマホ代を安く抑えたいと考えている人は多いのではないでしょうか。
今回は、ソフトバンク回線が使えるおすすめの格安SIMを紹介します。
ソフトバンク回線対応エリアに住んでいる方は、格安SIMを選ぶ際の参考にしてください。
目次
ソフトバンク回線のおすすめ格安SIM
ソフトバンク回線が使用できる格安SIMの詳細を解説します。
格安SIM | 音声SIM
月額利用料(税込) |
データSIM
月額利用料(税込) |
平均通信速度 | 使用できる回線 |
---|---|---|---|---|
mineo | 1,298円〜 | 880円〜 | 平均Ping値:64.53ms
平均下り速度:52.05Mbps 平均上り速度:14.03Mbps |
ソフトバンク
ドコモ au |
LINEMO | 990円〜 | – | 平均Ping値:38.94ms
平均下り速度:77.24Mbps 平均上り速度:14.39Mbps |
ソフトバンク |
日本通信SIM | 290円〜 | – | 平均Ping値:63.93ms
平均下り速度:65.7Mbps 平均上り速度:11.45Mbps |
ソフトバンク
ドコモ |
HISモバイル | 290円〜 | 198円〜 | 平均Ping値:62.46ms
平均下り速度:95.34Mbps 平均上り速度:18.93Mbps |
ソフトバンク
ドコモ |
NUROモバイル | 792円〜 | 627円〜 | 平均Ping値:46.56ms
平均下り速度:39.97Mbps 平均上り速度:14.3Mbps |
ソフトバンク
ドコモ au |
ワイモバイル | 2,365円〜 | – | 平均Ping値:40.81ms
平均下り速度:68.54Mbps 平均上り速度:14.42Mbps |
ソフトバンク |
QTモバイル | 1,100円〜 | 770円〜 | 平均Ping値:57.47ms
平均下り速度:64.27Mbps 平均上り速度:6.91Mbps |
ソフトバンク
ドコモ au |
参照:みんなのネット回線速度
※2024年8月直近3ヵ月に計測された通信速度の平均値を計算したものです。通信速度は場所・時間帯・通信環境によって変動するため、あくまでも目安として考えてください。
ソフトバンク回線のおすすめ格安SIM
なお、ソフトバンク回線を使った格安SIMは、ソフトバンクが提供している格安プランとMVNOに分かれます。
ソフトバンク回線の格安SIMの種類
ソフトバンクが提供する格安プラン
ソフトバンク社が提供している格安プランは2つあります。一つがLINEMO、もう一つがワイモバイルです。
LINEMOは2021年にソフトバンクの格安プランとしてリリースされたブランドで、ワイモバイルはソフトバンク社がYahoo!社と提携をしたことによってソフトバンクグループの格安プランになりました。
いずれもソフトバンクが提供していることもあり、ソフトバンクユーザー特典であるPayPayポイントのポイントバック率が高いことや、ヤフーショッピングでの会員グレードが高いことがメリットです。
各社の紹介はこの後の項目でもご紹介するので、ぜひお読みください。
ソフトバンク回線を使用するMVNO
ソフトバンク回線を使用した格安SIM(MVNO)には、先述した2つのブランド以外にもさまざまな事業者があります。
例えば、以下の格安SIM事業者が代表的です。
代表的な格安SIM事業者
- mineo
- HISモバイル
- 日本通信SIM
- NUROモバイル
- QTモバイル
これらはソフトバンクグループではないため、ソフトバンクユーザー特典の恩恵は受けられません。
しかし、先述した2つの格安プランに比べて月額利用料が安い傾向にあることがメリットです。
mineo|独自の機能が充実
- 1GB〜20GBの豊富なプランから選べる
- 「広告フリー」「夜間フリー」など独自機能が充実
- 全国110店舗以上、オンラインサポートも利用可能
mineoはドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアの回線に対応した格安SIMです。
1GB/5GB/10GB/20GBの4つのコースからデータ容量を選択できるため、使用目的に合ったプランを選べます。
また、データ通信量のカウントをフリーにする「広告フリー」や、毎日22時半~7時半までの間、データ通信が使い放題になる「夜間フリー」などmineo独自の機能が充実しているのも特徴です。
全国に110店舗以上の提携店舗があるほか、オンラインチャットでのサポートやコミュニティサイトもあるため、不明点がある場合も安心です。
格安SIM | mineo |
---|---|
音声SIM
月額利用料(税込) |
1,298円〜 |
データSIM
月額利用料(税込) |
880円〜 |
平均通信速度 | 平均Ping値:64.53ms
平均下り速度:52.05Mbps 平均上り速度:14.03Mbps |
使用できる回線 | ソフトバンク
ドコモ au |
※平均通信速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年8月直近3ヵ月のデータを引用したものです。
また、mineoでは格安SIM事業者としては珍しく端末販売を行っています。
人気のiPhoneシリーズからコスパの良いAndroid端末まで取り揃えているので、機種変更と同時に乗り換えを検討している人にもおすすめです。
LINEMO|LINEアプリはデータフリー
- LINEアプリのデータ通信が無料
- ソフトバンク回線使用で通信が安定
- 月額利用料が990円(税込)から
LINEMOは、ソフトバンクの格安プランです。キャリアの回線を借りている格安SIM(MVNO)とは異なり、ソフトバンク本家と同じ回線を使用しているため通信が安定しています。
また、LINEMOの最大の特徴として挙げられるのは、LINEを利用する際の通信量がノーカウントになる点です。また、LINEスタンププレミアムの対象のため、一部のLINEスタンプを無料で使えます。
格安SIM | LINEMO |
---|---|
音声SIM
月額利用料(税込) |
990円〜 |
データSIM
月額利用料(税込) |
– |
平均通信速度 | 平均Ping値:38.94ms
平均下り速度:77.24Mbps 平均上り速度:14.39Mbps |
使用できる回線 | ソフトバンク |
※平均通信速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年8月直近3ヵ月のデータを引用したものです。
LINEMOはソフトバンクが提供している格安プランのため、キャリア決済にも対応しています。
これまでソフトバンクを使用していた人なら、乗り換えをしても不便に感じることは少ないでしょう。
以下の記事では、LINEMOのメリット・デメリットを解説しています。契約前に注意点や評判をチェックしておきましょう。
日本通信SIM|月間累計70分まで通話料無料
- 月額290円(税込)からの低料金プラン
- 通話オプションで月間70分まで無料
- シンプルな料金プランでコスパ良好
日本通信SIMは、月額290円(税込)〜スマホが使える格安SIMです。
料金プランは、音声SIMの3GB/10GB/30GBの3つのみとシンプルですが、とにかくコスパが良いのでサブスマホや子ども向けのスマホを購入したい人におすすめです。
格安SIM | 日本通信SIM |
---|---|
音声SIM
月額利用料(税込) |
290円〜 |
データSIM
月額利用料(税込) |
– |
平均通信速度 | 平均Ping値:63.93ms
平均下り速度:65.7Mbps 平均上り速度:11.45Mbps |
使用できる回線 | ソフトバンク
ドコモ |
※平均通信速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年8月直近3ヵ月のデータを引用したものです。
なお、10GB以上のプランでは、音声通話がお得になる2つの無料オプションを選択できます。
音声通話オプション
- 月間累計70分までが無料
- 通話5分かけ放題が無料
かけ放題オプションは、他社だと有料オプションになる場合が大半なので、お得に利用可能です。
HISモバイル|月額290円から利用可能
- データSIMが月額198円(税込)からの高コスパプラン
- 旅行特典やWiFiレンタルが割引に
- 端末補償サービスが月額550円(税込)
HISモバイルは、旅行会社大手のHIS社が提供している格安SIMです。
月額利用料は、データSIMが月額198円(税込)〜という高コスパで、とにかくスマホ代を安くしたい人におすすめです。
また、旅行会社が提供している格安SIMということもあり、海外でのレンタルWiFi料金が安くなったり、旅行特別優待が受け取れたりなどの特典が受けられます。
格安SIM | HISモバイル |
---|---|
音声SIM
月額利用料(税込) |
290円〜 (ドコモ回線のみ) |
データSIM
月額利用料(税込) |
198円〜 |
平均通信速度 | 平均Ping値:62.46ms
平均下り速度:95.34Mbps 平均上り速度:18.93Mbps |
使用できる回線 | ソフトバンク
ドコモ |
※平均通信速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年8月直近3ヵ月のデータを引用したものです。
また、HISモバイルはコスパだけでなくサポート面で充実していることも特徴です。他社だと1,000円程度かかる端末補償サービスに、月額550円(税込)で加入できます。
しかも、対象端末は契約しているスマホだけではなく、パソコンやタブレットなども含まれます。
リモートワーカーなど、複数のデバイスの使用頻度が高い人にもおすすめです。
NUROモバイル|対象SNSがデータフリー
- SNSデータ通信が無料のNEOプラン
- データ容量の繰り越しが可能
- 通話料が半額になるオートプレフィックス
NUROモバイルは、光回線事業者として有名なNUROが提供する格安SIMです。
NUROモバイルでは、通話料を安くするための「プレフィックス番号」を自動で入力するオートプレフィックス機能で、手間をかけずに通話料半額にできます。
また、繰り越しが可能なため、データ容量も無駄なく使用可能です。
さらに、NEOプランなら、LINE・X(旧Twitter)・Instagram・TikTokなどの対象SNSのデータ通信量を消費しません。
3ヵ月ごとに15GBプレゼント特典もあるため、通信容量を気にせず利用できます。
格安SIM | NUROモバイル |
---|---|
音声SIM
月額利用料(税込) |
792円〜 |
データSIM
月額利用料(税込) |
627円〜 |
平均通信速度 | 平均Ping値:46.56ms
平均下り速度:39.97Mbps 平均上り速度:14.3Mbps |
使用できる回線 | ソフトバンク
ドコモ au |
※平均通信速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年8月直近3ヵ月のデータを引用したものです。
なお、NUROモバイルはNEOプランのほかにバリュープランもあります。とにかくコストを安くしたい人に適したプランで、月額627円(税込)〜利用可能です。
ワイモバイル|安定した通信が可能
※詳細はワイモバイルの公式サイト(https://www.ymobile.jp/store/)でご確認ください。- ソフトバンクと同じ回線で安定した通信
- おうち割やポイント還元など特典あり
- ショップでのサポートと端末購入が可能
ワイモバイルは、ソフトバンクが提供する料金ブランドです。
回線を借りているMVNOとは異なり、本家ソフトバンクと同じ回線を使用しているため安定した通信が行えます。
また、ソフトバンクグループのサービスであることから、おうち割適用やポイント還元など、ソフトバンクユーザーと同等の特典が得られるのもメリットです。
格安SIM | ワイモバイル |
---|---|
音声SIM
月額利用料(税込) |
2,365円〜 |
データSIM
月額利用料(税込) |
– |
平均通信速度 | 平均Ping値:40.81ms
平均下り速度:68.54Mbps 平均上り速度:14.42Mbps |
使用できる回線 | ソフトバンク |
※平均通信速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年8月直近3ヵ月のデータを引用したものです。
なお、ワイモバイルは単独でショップを設けていることも特徴です。他社の格安SIMはオンラインでの手続きが中心ですが、ワイモバイルはショップでも相談できます。
端末購入も可能なので、格安ながら大手キャリア同様のサービスを受けたい人にもおすすめです。
QTモバイル|九州在住の方におすすめ
- 九州電力・BBIQとのセット割引あり
- 九州エリアにショップを多数展開
- 大手キャリア並みのサポートが受けられる
QTモバイルは、九州電力が提供する格安SIMです。自宅の電力を九州電力にしている方と、インターネットをBBIQで契約している方におすすめです。
九州電力とのセットなら「九電まとめて割」が適用されるため、月額料金が毎月110円(税込)割引されます。さらに、BBIQとセットなら、最大330円(税込)が割引になります。
格安SIM | QTモバイル |
---|---|
音声SIM
月額利用料(税込) |
1,100円〜 |
データSIM
月額利用料(税込) |
770円~ |
平均通信速度 | 平均Ping値:57.47ms
平均下り速度:64.27Mbps 平均上り速度:6.91Mbps |
使用できる回線 | ソフトバンク
ドコモ au |
※平均通信速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年8月直近3ヵ月のデータを引用したものです。
なお、QTモバイルは九州地方各県にショップを設けています。そのため、九州エリアにお住まいの方には特におすすめです。
格安SIMを選ぶポイント
世の中には様々な格安SIMがあるため、契約先を選ぶときに迷う人は少なくありません。
単純にコスト面だけで選択してしまうと、通信環境が悪かったり使い勝手が合わなかったりと、デメリットにもなり得ます。
ここからは、格安SIMを選ぶ基準として知っておきたい3つのポイントを解説します。
格安SIMを選ぶポイント
音声SIMかデータSIMか選ぶ
まず格安SIMを選ぶポイントとして重要なのが、SIMのタイプです。
格安SIMには「音声SIM」「データSIM」の2つのタイプがあります。この2つの違いは音声通話ができるか否かです。
音声SIMは電話番号を使った音声通話もデータ通信も可能なタイプのSIMで、データSIMはデータ通信のみです。
「090」「080」などから始まる自分の電話番号で音声通話をする必要がある人は、音声SIMを選ぶようにしましょう。LINEなどのアプリで通話する人は、データSIMも検討してみてください。
以下の記事では、データ通信専用のおすすめ格安SIMを紹介しています。こちらもあわせてお読みください。
データ容量を決める
それぞれの格安SIMでは、データ容量が決まったプランが提供されています。
自分が毎月どれくらいのデータ容量を消費しているのかを確認したうえで、無駄のないプラン選択をしましょう。
なお、選択できるプランは格安SIMによって異なります。1GBから用意しているところもあれば、3GB以上でないと契約ができないところもあります。
また、最大容量も格安SIMによって異なります。毎月大容量通信をする人が格安SIMに乗り換えることで、容量が足りなくなることも少なくありません。
乗り換える際は、できれば数ヵ月分のデータ容量の推移を確認して決めることをおすすめします。
以下の記事では、1GBでできることについてまとめています。ぜひ本記事と併せてご覧ください。
物理SIMかeSIMかを選ぶ
出典:IIJmio当然ながら、SIMがなければスマホを利用することはできません。
格安SIMが提供するSIMには「物理SIM」「eSIM」の2種類あります。いずれか最適な方を選びましょう。
物理SIMとはカード自体が存在するタイプです。SIMカードをスマホに差し込めば通信ができるようになります。
一方、eSIMはカードが存在しないタイプです。スマホの端末自体に埋め込まれているタイプのSIMで、スマホ本体側で操作をすることでキャリアを切り替えられます。
一見するとeSIMの方が使いやすいように感じられますが、eSIMを利用できない端末も少なくないため、自分が使っているスマホが対応しているか確認しましょう。
以下の記事では、eSIMのおすすめ13社を比較しています。デュアルSIM向けのおすすめ格安SIMも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
ソフトバンク回線の格安SIMに乗り換える手順
ここからは、格安プラン(LINEMO、ワイモバイル)とMVNOに分けて乗り換え手順を解説します。
初期設定までセルフで行わなければならないことがほとんどなため、ミスを防ぐ意味でも参考にしてください。
格安プラン(LINEMO・ワイモバイル)への乗り換え
LINEMOやワイモバイルなど、ソフトバンクグループが提供する格安プランへ乗り換える場合は、2つの方法があります。
一つがショップでの手続き、もう一つがオンラインショップでの手続きです。
ショップでの手続きの場合
- ソフトバンクショップ(LINEMO)またはワイモバイルショップ(ワイモバイル)に来店する
- 乗り換え手続きをする
- SIMカードを受け取る(SIMカードを利用する場合)
- その場で動作確認をする
なお、ショップに来店する場合は、本人確認書類と毎月の支払いに設定するクレジットカードまたはキャッシュカードが必要です。必ず手元に用意しておきましょう。
オンラインショップでの手続きの場合
- 各ブランドの公式サイトにアクセスする
- 必要情報を入力する
- 郵送にてSIMカードを受け取る
- 開通手続きをする
- SIMカードを装着する
- スマホ本体を再起動する
- LINEの連携をして完了
ソフトバンク回線のMVNOへの乗り換え
MVNOへ乗り換える場合、基本的にはオンラインで手続きを完結させる必要があります(mineo・HISモバイル・QTモバイルはショップでも可能)。
格安SIM事業者によって細かな違いはあるものの、以下の手順に従って手続きを行うのが一般的です。
物理SIMかeSIMかによって流れが異なるので、チェックしておきましょう。
物理SIMの場合
- 各社公式サイトにアクセスする
- 申し込みボタンをクリックして必要事項を入力する
- 郵送にてSIMカードを受け取る
- 開通手続きをする
- SIMカードを装着する
- スマホ本体を再起動する
eSIMの場合
- スマホ本体であらかじめSIMロック解除を行う
- 各社公式サイトにアクセスする
- 申し込みボタンをクリックして必要事項を入力する
- eSIMの開通設定をする
- スマホ本体を再起動する
ソフトバンク回線の格安SIMのデメリット・注意点
ソフトバンク回線の格安SIMはコスパが良く、各社で様々な特典が用意されているのがメリットです。しかし、注意点もあります。
契約後に後悔しないよう、これら2つのデメリットについてもよく理解しておきましょう。
家族割や光セット割がない場合が多い
ソフトバンクなどの大手キャリアでは、家族割や光セット割が提供されています。しかし、ワイモバイルを除き、ソフトバンク回線の格安SIMの場合はそれらのセット割が適用されません。
毎月のコストが安いという点ではメリットが大きいものの、家族全員で同じキャリアを使うことでスマホ代の節約をしている人は注意しましょう。
また、光セット割もほとんどの事業者で適用されません。
今回紹介した格安SIMで、ワイモバイル以外に光セット割を設けているのは、NUROモバイルとQTモバイルのみです。
いずれにしても、大手キャリアやワイモバイルのセット割に比べると割引額が劣るので、仮に対象であるとしてもコスパの良さを感じにくいかもしれません。
ソフトバンク回線に対応していない事業者もある
すべての格安SIM(MVNO)がソフトバンク回線に対応しているわけではありません。中には、ドコモやauのみといった事業者も多くあります。
以下に各キャリアの回線に対応している格安SIMをまとめました。
回線 | 格安SIM |
---|---|
ソフトバンク回線 | LINEMO
ワイモバイル mineo QTモバイル NUROモバイル ロケットモバイル HISモバイル 日本通信SIM |
ドコモ回線 | ahamo
mineo BIGLOBE モバイル IIJmio 日本通信SIM b-mobile y.u mobile エキサイトモバイル イオンモバイル DTI SIM NifMo QTモバイル NUROモバイル スマモバ ロケットモバイル HISモバイル LIBMO |
au回線 | povo
mineo BIGLOBE モバイル IIJmio UQモバイル イオンモバイル QTモバイル NUROモバイル ロケットモバイル J:COMモバイル |
「ソフトバンク回線」にのみこだわってしまうと、選べる携帯会社の幅が狭くなってしまいます。
選択肢を広げるためにも、ソフトバンク以外の格安SIMも視野に入れるのがおすすめです。
ソフトバンク回線に対応していない格安SIMの中には、料金プランが従量制だったり、必要なときだけデータ容量を購入するものもあります。
より自身のスタイルに合わせたプランを見つけたい場合は、ソフトバンク回線以外の格安SIMもぜひチェックしてみてください。
以下の記事では、格安SIM各社を徹底比較しています。ぜひ本記事とあわせてご覧ください。
ソフトバンク回線以外のおすすめ格安SIM
ソフトバンク回線の格安SIMで迷っている方におすすめしたいのは、今回紹介したものだけではありません。
楽天モバイルとIIJmioもおすすめです。それぞれの特徴とおすすめの理由を解説しますので、ぜひこちらの2社も検討してみてください。
楽天モバイル|3,278円(税込)で無制限通信が可能
- 月額3,278円(税込)で無制限の高速通信
- 人口カバー率99%で安定した通信
- 大手キャリア並みのサービス品質
楽天モバイルは、格安ですがキャリアの一つで独自の回線を持っていることが特徴です。
楽天の回線は人口カバー率が99%を超えており、大手キャリアの回線にも劣りません。
そして魅力的なのが、高速通信が無制限であることです。月額利用料は3GBで1,078円(税込)からですが、その後20GBまで2,178円(税込)、20GBを超えたら3,278円(税込)で無制限で通信が可能です。
格安SIM | 楽天モバイル |
---|---|
音声SIM 月額利用料(税込) |
1,078円〜 |
データSIM 月額利用料(税込) |
– |
平均通信速度 | 平均Ping値: 50.56ms 平均ダウンロード速度: 95.26Mbps 平均アップロード速度: 27.66Mbps |
使用できる回線 | 楽天モバイル |
※平均通信速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年8月直近3ヵ月のデータを引用したものです。
IIJmio|自由な組み合わせが可能
- 2GB~50GBギガの多彩な料金プラン
- データeSIMが440円(税込)から
- 光回線セット割で最大660円(税込)割引
IIJmioは料金プランが豊富な格安SIMです。2GB~50GBのプランが用意されているため、ライトユーザーだけでなくヘビーユーザーのニーズにも対応しています。
また、様々なスマホが低価格で販売されているので、端末をお得に買い替えたい方にも適しています。
物理SIMの場合は月額740円(税込)からのプランですが、eSIMを選択すると月額440円(税込)から利用可能です。
格安SIM | IIJmio |
---|---|
音声SIM 月額利用料(税込) |
850円〜 |
データSIM 月額利用料(税込) |
440円〜 |
平均通信速度 | 平均Ping値:64.09ms 平均下り速度:42.76Mbps 平均上り速度:10.1Mbps |
使用できる回線 | ドコモ au |
※平均通信速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年8月直近3ヵ月のデータを引用したものです。
また、IIJmioは光回線「mioひかり」も提供しており、光セット割が適用されることもメリットです。セット割の適用で毎月最大660円(税込)が割引になります。
以下の記事では、IIJmioの評判を紹介しています。料金や速度に関する実際の口コミを、ぜひチェックしてみてください。
ソフトバンク回線の格安SIMに関するQ&A
最後に、ソフトバンク回線の格安SIMへ乗り換えについてのよくある質問にお答えします。
無制限で使える格安SIMはある?
ソフトバンク回線の格安SIMのうち、mineoの「マイそく」は無制限で利用可能です。月額250円(税込)~2,200円(税込)の4つのプランがあります。
速度は最大32kbps~最大3Mbpsと低速のため、メッセージのやり取りやWebページの閲覧などがメインの方におすすめです。
なお、楽天モバイルは無制限で高速通信が可能なので、ネット動画やゲームを楽しみたい方にも適しています。
格安SIMにかけ放題はある?
かけ放題オプションは各社で用意されています。今回紹介した格安SIMでは以下の通りです。
- mineo:時間無制限かけ放題1,210円、10分かけ放題550円
- LINEMO:時間無制限かけ放題1,650円、10分かけ放題550円
- 日本通信SIM:時間無制限かけ放題1,600円、ひと月70分無料通話390円、5分かけ放題390円
※合理的シンプル290プランの場合 - HISモバイル:時間無制限かけ放題1,480円、5分かけ放題500円
- NUROモバイル:時間無制限かけ放題1,430円、10分かけ放題880円、5分かけ放題490円
- ワイモバイル:時間無制限かけ放題1,980円、10分かけ放題880円
- QTモバイル:時間無制限かけ放題1,600円、10分かけ放題880円
※上記の金額はすべて税込です。
乗り換えのタイミングはいつがいい?
解約月の料金が日割り計算されない携帯会社が多いため、月末に乗り換えるのがおすすめです。
乗り換え後のキャリアでは基本料が日割りになることが大半ですが、月途中で乗り換えをすると料金がダブルでかかることになります。
なお、スマホは解約を申し出た当日中には解約できない場合があります。そのため、日数にはある程度の余裕をもって解約手続きをしましょう。
ソフトバンク回線の格安SIMおすすめまとめ
ソフトバンク回線を使用する格安SIMは、ソフトバンクをはじめとして複数の事業者が提供しています。
本記事で紹介した、ソフトバンク回線が使用できる格安SIMは以下の通りです。
ソフトバンク回線のおすすめ格安SIM
格安SIMは、ソフトバンクよりも安い月額料金で契約できることに加えて、選択した格安SIMによってはソフトバンクユーザーの特典が受けられます。
事業者ごとに用意されている特典や料金体系が異なるので、自分の使用スタイルに合った格安SIMを選びましょう。
関連キーワード