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  • 更新日:2024年08月06日

eSIMのおすすめ13社比較!デュアルSIM向けや海外対応も紹介

eSIMのおすすめ13社比較!デュアルSIM向けや海外対応も紹介

※当記事はPRを含みます。詳しくはこちら
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。

eSIMは安く使えることのほかに、デュアルSIMや海外利用など目的に合わせて選ぶことも大切です。

本記事では、おすすめのeSIMを目的ごとに紹介します。そもそもeSIMとは何か、どのようなメリットがあり、どのような人に向いているのかについてもまとめました。

eSIMには機種変更時に手間がかかるなどのデメリットもあるので、注意点として覚えておきましょう。

【結論】eSIMのおすすめはこれ!

現在、eSIMを利用できる事業者(MNOやMVNO)は10社以上あります。その中でも以下の表で紹介している3社は、料金の安さや使い勝手の面で特におすすめです。

eSIM 詳細
楽天モバイル ・データ無制限プランが安い(税込3,278円/月)
・国内通話が無料
povo ・基本料金が0円なのでデュアルSIMとして使いやすい
・自分の好みでデータ容量やかけ放題を追加できる
ahamo ・20GBまで海外ローミングが無料
・5分以内の国内通話が何度でも無料

詳細は後ほど解説しますが、楽天モバイルは月額3,278円(税込)で、データ通信や国内通話が無制限で利用できます

例えば、ahamoの場合は月間100GBで4,950円(税込)なので、比較すると断然楽天モバイルがお得です。データ無制限や通話かけ放題に魅力を感じるなら、楽天モバイルの申し込みを検討してみてください。

povoは基本料金が0円なので、デュアルSIMを目的として使いたい人におすすめです。povoでは、自分の好みに合わせて、データ容量や通話かけ放題などを自由に追加(トッピング)できます。

そのため、一方は仕事用として通話かけ放題を設定する、他方はプライベート用に大容量のトッピングを購入するなどの使い分けが可能です。

ahamoは、申し込みや追加料金不要で、20GBまで海外ローミング(渡航先の携帯電話会社の電波を利用しデータ通信を行うこと)ができます。

渡航先で、海外ローミングをONにするだけで利用でき、手間がかからないのがメリットです。

国内通話に限っては、5分以内であれば何度でも無料通話ができます。海外・国内どちらの利用も多い人は、ahamoの申し込みを検討してみてください。

eSIMとは

eSIM(Embedded SIM)とは、従来のカード型SIMではなく、端末に内蔵されたチップに通信事業社の契約者情報の書き込みができる仕組みです。

SIMには契約キャリアや電話番号などの加入者を識別する情報が書き込まれており、これがないとスマホで通信できません。

eSIMは従来のSIMカードと同様に加入者情報が書き込まれていますが、物理的なSIMカードを必要としないため即座に開通できるようになりました。

iPhoneにおいては、2018年に発売されたiPhone XR・iPhone XS・iPhone XS Max以降の全機種でeSIMが利用可能です。

eSIM対応の事業者と契約すると、設定を行うためのプロファイルが書き込まれたQRコード、またはアクティベーションコードが発行されます。

これらのコードを読み込むと、eSIMを利用できるようになります。

なお、eSIMを有効化(アクティベート)させるためには、WiFi環境またはモバイル回線に接続している必要があるので、その点は注意しましょう。

参考に、povoのeSIM開通手順(iPhone)を紹介します。なお、以下の手順はアクティベーションコードを手動入力する流れです。

QRコードを読み込む方法でアクティベーションするときは、もう一台別の端末が必要となります。

  1. povo2.0 アプリより「eSIMを発行する」をタップする
  2. SM-DP+アドレスとアクティベーションコードをコピーする
  3. それぞれをiPhoneの設定画面(eSIMを追加画面)で入力する

なお、eSIMは対応端末でなければ利用できません。利用したい端末がeSIMに対応しているか事前に確認しておきましょう。

eSIMを利用するメリット

開通まで時間がかからない、海外利用で便利などeSIMのメリットを解説します。

オンラインですぐに開通できる

eSIMは、オンラインで契約した後すぐに開通できるのがメリットです。

物理的なSIMカードで契約した場合、契約後にSIMカードが発送されるため、手元に届くまで数日~1週間程度かかります。

実店舗があれば物理SIMカードでも即日開通できますが、店舗に出向く必要があり、格安SIMだと実店舗自体がない場合があります。

しかし、eSIMであれば、契約から開通まで30分~1時間程度で完了します。

また、オンラインで手続きが完結するので、24時間いつでも自宅にいながら開通できる点もメリットです。

デュアルSIMで併用できる

eSIMであれば、1台のスマホで2つのキャリアを使い分けるなど、デュアルSIMとして併用できるのもメリットです。

デュアルSIMとは、1台のスマホで2つのSIMを使い分けることを指します。

対応機種であれば、カード型SIM+eSIMのほか、eSIM+eSIMという組み合わせも利用できます。

デュアルSIMのメリットを以下にまとめました。

デュアルSIMのメリット
  • 通話用とデータ通信用でSIMを分けられる
  • 1台のスマートフォンで2つの電話番号が持てる
  • 通信回線の切替が可能
  • 国内用と海外用で使い分けできる

デュアルSIMであれば、通話用とデータ通信用など2種類の回線が使えます

1台のスマホで2つの電話番号を保有できるため、仕事用とプライベート用など用途別に使い分けても便利でしょう。

また、auとソフトバンクなど異なる回線を組み合わせれば、一方の回線が通信障害を起こした場合の備えになります。

さらに、デュアルSIMであれば、国内用と海外用でSIMを分けられるので海外に渡航する際にも便利です。

日本で使えるSIMと海外で使用できるSIMを搭載していれば、渡航先に着いた際スムーズにネットワーク環境を切り替えできます。

一方で、デュアルSIMにはバッテリーの消耗が早くなる、組み合わせによっては料金が高くなるなどのデメリットもあります。

こういった点に注意しながら、自分の用途に合わせた使い方をしましょう。

海外利用に便利

カード型SIMと異なり、返却の必要がないeSIMであれば海外で利用する際に役立ちます。例えば、デュアルSIMで一方のSIM(eSIM)に海外対応のeSIMを契約したとします。

現地に着いたら、契約した海外対応eSIMを使ってインターネットに接続します。帰国後はそれを解約すればよいだけです。

例えば、アメリカで使えるSIMのサービスを提供するHanaCellでは、短期間のプランであれば自動解約となり解約手続きが不要です。他社であっても、eSIMなら返却不要でWeb上で簡単に解約できます。

なお、ahamoや楽天モバイルなどは、特別な手続きをせずともそのまま海外で使えます

海外で利用する予定のある方は、海外ローミングに対応したeSIMも検討してみてください。

eSIMのおすすめ13選|海外対応も比較

ここでは、おすすめのeSIMを13社紹介します。以下の表では、料金や速度(みんなのネット回線速度を参照)だけでなく、海外対応の有無も記載しているので参考にしてください。

(税込) 月額料金プラン 通話料(/30秒) 平均下り速度 海外対応 回線種類
楽天モバイル ・3GBまで:1,078円
・20GBまで:2,178円
・無制限:3,278円
22円
(※Rakuten Linkは国内通話無料)
92.33Mbps
2GBまで:無料
(※追加:500円/1GB)
・楽天回線
・au(※パートナー回線エリア)
povo ・データ使い放題:330円/回
・データ1GB:390円/回
・データ3GB:990円/回
・データ20GB:2,700円/回
・データ60GB:6,490円/回
・データ150GB:12,980円/回
22円 93.16Mbps
・640円/0.5GB(24時間)
・1,480円/1GB(3日間)
・2,880円/2GB(5日間)
・4,280円/3GB(7日間)
・7,080円/5GB(14日間)
(※レギュラートッピングの金額)
・au
ahamo ・20GB:2,970円
・100GB:4,950円
22円
(※5分以内は無料)
63.78Mbps
20GBまで:無料
(※追加:550円/1GB)
ドコモ
LINEMO ・~3GB:990円
・~10GB:2,090円
・~20GB:2,970円
・~30GB:3,960円
22円 78.77Mbps
・980円/3GB(24時間)
・2,940円/9GB(72時間)
ソフトバンク
mineo ・1GB:1,298円
・5GB:1,518円
・10GB:1,958円
・20GB:2,178円
(※音声通話+データ通信の金額)
22円
(※mineoでんわ:10円)
52.67Mbps
(※データ通信は利用できない)
・ドコモ
・au
・ソフトバンク
IIJmio ・2GB:850円
・5GB:990円
・10GB:1,500円
・15GB:1,800円
・20GB:2,000円
・30GB:2,700円
・40GB:3,300円
・50GB:3,900円
11円 43.22Mbps
(※データ通信は利用できない)
・ドコモ
・au
日本通信SIM ・1GB:290円
・10GB:1,390円
・30GB:2,178円
11円 64.02Mbps
(※データ通信は利用できない)
ドコモ
HISモバイル ・1GB:550円
・3GB:770円
・7GB:990円
・20GB:2,190円
・50GB:5,990円
(※自由自在プランの金額)
9円 104.86Mbps
・481円/1GB(毎日)
・607円/1GB(毎日・5G)
・1,072円/3GB(毎日・5G)
・2,657円/無制限(1日間)
・28,766円/無制限(30日間)
(※渡航先韓国の金額)
ドコモ
リンクスメイト ・100MB~1GB:517円~
・2GB~4GB:770円~
・5GB~9GB:1,210円~
・10GB:1,870円/月
・12GB~18GB:2,090円~
・20GB~80GB:2,970円~
・100GB~1TB:8,305円~
22円 60.11Mbps × ドコモ
UQモバイル ・4GB:2,365円
・15GB:3,465円
・20GB:3,278円
22円 100.12Mbps
490円~/24時間
(※世界データ定額の金額)
au
ワイモバイル ・4GB:2,365円
・20GB:4,015円
・30GB: 5,115円
22円 64.68Mbps
・980円/3GB(24時間)
・2,940円/9GB(72時間)
(※海外あんしん定額・定額国Lの金額)
ソフトバンク
NUROモバイル ・3GB:792円
・5GB:990円
・10GB:1,485円
・15GB:1,790円
・20GB:2,699円
・40GB:3,980円
(※音声通話付きSIMの金額)
22円
(※NUROモバイルでんわ:11円/30秒)
37.43Mbps
(※データ通信は利用できない)
ドコモ
irumo ・0.5GB:550円
・3GB:2,167円
・6GB:2,827円
・9GB:3,377円
22円 56.73Mbps
980円/日
(※世界そのままギガ通常プランの金額)
ドコモ

※下り平均速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年8月直近3ヵ月のデータを引用したものです。

各社対応している回線種類や、契約できるデータ容量などに違いはありますが、無制限使えて月額3,278円(税込)の楽天モバイルは群を抜いてお得です。

平均下り速度(実効速度)も90Mbpsを超えており、ストレスなくインターネットが楽しめます。(※YouTubeで4K動画を快適に視聴するには20Mbps以上の速度が必要)

また、海外利用も可能です。

なお、ほとんどの事業者が海外でも利用できますが、リンクスメイトのようにまったく使えない場合や、通話とSMSはできてもデータ通信ができないなどもあるので注意しましょう。

楽天モバイル | 無制限プランを使える

楽天モバイル バナー
楽天モバイル
月額料金プラン
(税込)
・3GBまで:1,078円
・20GBまで:2,178円
・無制限:3,278円
通話料
(税込)
22円/30秒
(※Rakuten Linkは国内通話無料)
平均下り速度 92.33Mbps
海外対応 2GBまで:無料
(※追加:500円/1GB)
回線種類 ・楽天回線
・au(※パートナー回線エリア)

※下り平均速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年8月直近3ヵ月のデータを引用したものです。

eSIMの利用を検討しているなら、無制限で通信でき、プラチナバンドの獲得でよりつながりやすくなった楽天モバイルがおすすめです。楽天モバイルには以下の特徴があります。

  • 月額3,278円(税込)で利用できる無制限がお得
  • Rakuten Linkで国内通話が無料
  • 楽天ポイントが貯まる

楽天モバイルは、月額3,278円(税込)で無制限のデータ通信ができるのがメリットです。povoも無制限で利用できますが、ひと月で計算すると9,900円(税込)がかかります。(povoデータ使い放題:税込330円/日)

楽天モバイルであれば、6千円以上コストを抑えられます。また、Rakuten Link(楽天リンク)のアプリを使うことで国内通話が無料になるのもメリットです。

日常的に通話する人はぜひ活用してみてください。そのほか、楽天モバイルの月額料金110円(税込)につき1ポイントの楽天ポイントが付与されるのもメリットでしょう。

ポイント還元キャンペーンも定期的に行っているので、楽天経済圏の人におすすめです。

無制限をお得に使いたい、通話も気にせず使いたい、何より普段から楽天をよく利用している人は楽天モバイルの申し込みを検討してみてください。

【楽天モバイル公式】詳細はこちら

povo | 0円運用ができる

povo バナー
povo
料金プラン
(税込)
・データ使い放題:330円/1回
・データ追加1GB:390円/1回
・データ追加3GB:990円/1回
・データ追加20GB:2,700円/1回
・データ追加60GB:6,490円/1回
・データ追加150GB:12,980円/1回
通話料
(税込)
22円/30秒
平均下り速度 93.16Mbps
海外対応
(税込)
・640円/0.5GB(24時間)
・1,480円/1GB(3日間)
・2,880円/2GB(5日間)
・4,280円/3GB(7日間)
・7,080円/5GB(14日間)
(※レギュラートッピングの金額)
回線種類 au

※下り平均速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年8月直近3ヵ月のデータを引用したものです。

基本料金0円で好みに合わせて柔軟に使えるpovoも、eSIMを利用するならおすすめです。povoには以下の特徴があります。

  • 基本料金0円かつトッピングで無駄なく使える
  • auの高速回線が利用できる
  • 契約事務手数料が無料

スマホは月額基本料金(3GBで月額990円など)が設けられている場合がほとんどですが、povoには基本料金がなく0円での運用が可能です。

povoの契約後、自分の好みに合わせてデータ容量を追加し、かけ放題などを追加(トッピング)できます。

デュアルSIMで仕事用と分けて使うなど、用途に合わせた柔軟な使い方ができるのが強みです。なお、選べるデータ容量も1GB~無制限となっており使いやすいのもポイントです。

また、povoではauの高品質な回線を使用できます。MNOであるpovoは、IIJmioのようなMVNOと比較して高速通信が期待できます。

大手キャリアから回線を借り受けているMVNOでは使える帯域が限られており、MNOほどの通信品質はありません。

通信速度は端末を使用する環境によっても異なりますが、より安定した速度を期待するならpovoがおすすめです。

そのほか、povoは契約事務手数料が無料なのもメリットです。例えば、UQモバイルでは、事務手数料(新規契約や機種変更などで発生する)が3,850円(税込)かかります。

povoであれば、その分コストを抑えられるためお得です。デュアルSIMを目的として柔軟に使いたい、通信速度にこだわりたいなどの場合におすすめです。

ahamo | 海外ローミング20GBまで無料

ahamo バナー
ahamo
料金プラン
(税込)
・20GB:2,970円/月
・100GB:4,950円/月
通話料(税込) 22円/30秒
(※5分以内は無料)
平均下り速度 63.78Mbps
海外対応
(税込)
20GBまで:無料
(※追加:550円/1GB)
回線種類 ドコモ

※下り平均速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年8月直近3ヵ月のデータを引用したものです。

eSIMを利用するなら、海外でも手続き不要で使えるahamoもおすすめです。ahamoには以下の特徴があります。

  • 海外ローミングが20GBまで無料で使える
  • 制限時の速度が1Mbps
  • 5分以内の国内通話が何度でも無料

リンクスメイトのように海外で使えない事業者がある中、ahamoは20GBまで無料海外ローミングが利用できます

91の国と地域で使用できるので、ほとんどの渡航先で問題なく使えるでしょう。

普段使用している端末を海外に持って行き、そのまま使えるのはahamoのメリットです。そのほか、速度制限時の最大速度(上り・下り)が1Mbpsなのも魅力でしょう。

ahamoでは、国内および国外のデータ通信量が月間20GBを超えた場合に速度制限がかかります。速度制限を受けると、その月の末日まで最大速度が1Mbpsになってしまう点はデメリットです。

しかし、1MbpsであればYouTubeで標準画質の動画を視聴できます。また、ストレスなくWebページを開けます。

例えば、povoでは速度制限中の最大速度は128kbpsです。最大128kbpsでは、標準画質の動画を再生するのは厳しいでしょう。

ahamoであれば、速度制限中であっても利用できるサービスが多いのがメリットです。

また、ahamoは国内通話が5分間無料で何度でも利用できます。無料通話が標準搭載された事業者は多くないためお得です。

海外でもそのまま使いたい、速度制限中も快適に使いたい、という場合はahamoの申し込みを検討してみてください。

【ahamo公式】詳細はこちら

LINEMO | LINEが使い放題

LINEMO
LINEMO
料金プラン
(税込)
・ベストプラン:
~3GB:990円
~10GB:2,090円
・ベストプランV:
~20GB:2,970円
~30GB:3,960円
通話料(税込) 22円/30秒
平均下り速度 78.77Mbps
海外対応
(税込)
・980円/3GB(24時間)
・2,940円/9GB(72時間)
回線種類 ソフトバンク

※下り平均速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年8月直近3ヵ月のデータを引用したものです。

LINEが使い放題となるLINEMOのeSIMもおすすめです。LINEMOには以下の特徴があります。

  • ソフトバンクの安定した回線が使える
  • LINE(音声通話やビデオ通話など)が使い放題
  • 事務手数料が無料

MNOであるLINEMOは、ソフトバンク回線での安定した通信が可能です。

キャリアから通信回線の一部帯域を間借りしているMVNOでは、利用者が多い時間帯だと混雑のため通信速度が低下することがあります。

一方、MNOのLINEMOであれば、使用できる帯域幅がより広いため安定した速度で通信が行えます。また、LINEMOはLINEアプリの通信でデータ容量を消費しないのもメリットです。

トークだけでなく、音声通話やビデオ通話も使い放題です。そのため、LINEのヘビーユーザーに適しています。

さらに、LINEMOでは事務手数料がかかりません。例えば、IIJmioの契約事務手数料は3,300円(税込)かかりますが、LINEMOであれば初期費用を抑えられるのがメリットです。

安定したキャリアの回線を使いたい、LINEを思う存分楽しみたい、という場合はLINEMOのeSIMを利用してみてください。

【LINEMO公式】詳細はこちら

mineo | 独自機能や実店舗が便利

mineo バナー
mineo
料金プラン
(税込)
・1GB:1,298円/月
・5GB:1,518円/月
・10GB:1,958円/月
・20GB:2,178円/月
(※音声通話+データ通信の金額)
通話料(税込) 22円/30秒
(※mineoでんわ:10円/30秒)
平均下り速度 52.67Mbps
海外対応 データ通信は利用できない
回線種類 ・ドコモ
・au
・ソフトバンク

※下り平均速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年8月直近3ヵ月のデータを引用したものです。

フリータンクやデータ繰り越しなど、容量不足の回避に役立つ機能を持つmineoのeSIMもおすすめです。mineoには以下の特徴があります。

  • 実店舗で直接相談できる
  • フリータンクやデータ繰り越しで容量不足を回避できる
  • 無制限使えるパケット放題 Plusが便利

mineoは実店舗が全国にあるので、申し込み時に担当者に相談できるのがメリットです。

例えば、eSIMの機種変更には、カード型SIMと異なり再発行手続きなど手間のかかる箇所があります。その際、直接質問できるのはmineoの強みでしょう。

また、mineoにはフリータンクやデータ繰り越しがあるため、容量不足を回避しやすいのもポイントです。

フリータンクとは、mineoユーザー同士で余ったデータ容量をシェアできる機能です。今月使い過ぎてしまった、という場合は最大1GBのデータ容量を獲得できます。

データ繰り越しは、当月余ってしまったデータ容量を翌月に自動で繰り越しできる機能です。繰り越しできるデータ容量に上限はないので、いざというときに役立ちます。

そのほか、mineoには月額385円(税込)で、無制限通信が行えるパケット放題 Plusのオプションがあるのもメリットです。

パケット放題 Plusは、10GB以上のプランなら無料で利用できます。大容量のデータ通信量が必要な方にとって、特に魅力的なオプションでしょう。

パケット放題 Plusによる無制限通信の最大速度(上り・下り)は1.5Mbpsですが、YouTubeの標準画質程度であれば視聴できます。格安で無制限通信を利用したいという場合はmineoの申し込みを検討してみてください。

なお、mineoは3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)に対応していますが、eSIMはAプラン(au)とDプラン(ドコモ)でしか利用できません。

また、海外では通話とSMSのみ可能でデータ通信が行えないため、その点は注意しましょう。

【mineo公式】詳細はこちら

IIJmio | 通話料金がお得

IIJmio バナー
IIJmio
料金プラン
(税込)
・2GB:850円
・5GB:990円
・10GB:1,500円
・15GB:1,800円
・20GB:2,000円
・30GB:2,700円
・40GB:3,300円
・50GB:3,900円
通話料(税込) 11円/30秒
平均下り速度 43.22Mbps
海外対応 データ通信は利用できない
回線種類 ・ドコモ
・au

※下り平均速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年8月直近3ヵ月のデータを引用したものです。

eSIMを利用するなら、通話料金がお得なIIJmioもおすすめです。IIJmioには以下の特徴があります。

  • 通話料金が他社より安い(30秒で税込11円)
  • バースト転送機能で低速時でも使いやすい
  • データ容量を家族でシェアして余すことなく使える

povoやahamoなど、多くの事業者の通話料は30秒で税込22円ですが、IIJmioは半額の11円で利用できるのがメリットです。

以前は、IIJmioの専用アプリ「みおふぉんダイヤル」を利用する必要がありましたが、現在アプリは廃止され、標準使用で半額になりました。

また、IIJmioではバースト転送機能が利用できるため、低速通信状態でも使いやすいのがメリットです。

バースト転送機能が利用できることで、低速モード(最大200kbps)でも通信開始から一定量は制限されず、比較的スムーズにWebページが開けます。

そして、IIJmioのデータシェア機能を利用すれば、家族間でデータ容量を分けられるのも利点です。

例えば、父親名義(契約者)のmioIDに紐づいた母親・子どもの回線がある場合、家族間でデータシェアが可能です。

データシェアは、カード型SIMやeSIM、そして回線種類(ドコモ or au)を問わず利用できます。ただし、データシェアの条件として、ギガプランを同一mioID内で利用する必要があります。

通話料のメリットやデータシェアに興味があるなら、IIJmioの申し込みを検討してみてください。

なお、IIJmioは海外ではデータ通信が使えません。通話とSMSのみ対応しているので、その点は注意が必要です。

【IIJmio公式】詳細はこちら

日本通信SIM | 月額290円から使える

日本通信SIM バナー
日本通信SIM
料金プラン
(税込)
・合理的シンプル290プラン(1GB):290円/月
・合理的みんなのプラン(10GB):1,390円/月
・合理的30GBプラン(30GB):2,178円/月
通話料(税込) 11円/30秒
平均下り速度 64.02Mbps
海外対応 データ通信は利用できない
回線種類 ドコモ

※下り平均速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年8月直近3ヵ月のデータを引用したものです。

お得な通話料金や、1GBの料金が魅力的な日本通信SIMのeSIMもおすすめです。日本通信SIMには以下の特徴があります。

  • 1GB月額290円(税込)が安い
  • 通話料金が他社の半額(30秒で税込11円)
  • iフィルターで子どもを有害サイトに近づけない

日本通信SIMの合理的シンプル290プランでは、1GBが月額290円(税込)で利用できます。例えば、irumoの0.5GBは月額550円(税込)、HISモバイルの1GBは月額550円(税込)なので、断然日本通信SIMの1GBがお得です。

また、通常他社の通話料金は30秒で税込22円ですが、日本通信SIMは11円で利用できます。少しでも通話料金を抑えたい人におすすめです。

そのほか、日本通信SIMでは有害なサイトから子どもを守るための、iフィルターのオプションを提供しています。

有料(月額税込396円)ですが、グロテスクな描写など68種類のジャンルから好みに合わせてフィルタリングできるのがメリットです。

お得な通話料金やフィルタリング、1GBを格安で使いたいなら日本通信SIMの申し込みを検討してみてください。

ただし、海外ではデータ通信ができません。通話およびSMSに限られてしまうため、その点は注意してください。

【日本通信SIM公式】詳細はこちら

HISモバイル | かけ放題つきプランがお得

HISモバイル バナー
HISモバイル
料金プラン
(税込)
・1GB:550円/月
・3GB:770円/月
・7GB:990円/月
・20GB:2,190円/月
・50GB:5,990円/月
(※自由自在プランの金額)
通話料(税込) 9円/30秒
平均下り速度 104.86Mbps
海外対応
(税込)
・481円/1GB(毎日)
・607円/1GB(毎日・5G)
・1,072円/3GB(毎日・5G)
・2,657円/無制限(1日間)
・28,766円/無制限(30日間)
(※渡航先韓国の金額)
回線種類 ドコモ

※下り平均速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年8月直近3ヵ月のデータを引用したものです。

通話料金がとにかく安いHISモバイルのeSIMもおすすめです。HISモバイルには以下の特徴があります。

  • 30秒で税込9円の通話料が格安
  • 20GBプランが5分かけ放題付きで安い
  • 120ヵ国以上で使えるTrip SIMが便利

通話料30秒で税込11円は他社でも見かけますが、HISモバイルはさらにお得な30秒で税込9円です。通常格安SIMの通話料は30秒で税込22円なので半額以下の安さです。

また、HISモバイルは20GBプランが他社と比べてお得なのもメリットでしょう。例えば、povoの20GBは月額2,700円(税込)ですが、HISモバイルは5分かけ放題付きで2,190円(税込)です。

そのほか、HISモバイルは120ヵ国以上で使えるTrip SIMを提供しています。1日単位で契約できるので、短期出張や旅行の際に便利です。

eSIMに対応しているため、国内だけでなく渡航先からでも申し込みできます。お得な通話料金や、海外利用も検討しているならHISモバイルがおすすめです。

【HISモバイル公式】詳細はこちら

リンクスメイト | 対象ゲームがカウントフリー

リンクスメイト
LinksMate
料金プラン
(税込)
・100MB~1GB:517円/月~
・2GB~4GB:770円/月~
・5GB~9GB:1,210円/月~
・10GB:1,870円/月
・12GB~18GB:2,090円/月~
・20GB~80GB:2,970円/月~
・100GB~1TB:8,305円/月~
通話料(税込) 22円/30秒
平均下り速度 60.11Mbps
海外対応 ×
回線種類 ドコモ

※下り平均速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年8月直近3ヵ月のデータを引用したものです。

国内利用に限りますが、カウントフリーオプションや豊富なデータプランが魅力的なリンクスメイトのeSIMもおすすめです。リンクスメイトには以下の特徴があります。

  • 100MB~1TBまで豊富なプランがある
  • カウントフリーオプションで通信量カウントを90%以上カット
  • 対象ゲームと連携すると、ゲーム内で使える特典がもらえる

リンクスメイトでは、100MB~1TBまでのデータ容量に対応しているため、自分の目的に合わせて契約できるのがメリットです。

1TBのように容量が大きいプランは、月額税込49,852円(音声通話+SMS+データ通信)など高額ですが、低容量プランであれば、他社と同様に金額が抑えられます。(参考:月間1GB=月額税込737円)

また、リンクスメイトはカウントフリーオプション(月額税込550円)が利用できるので、特にゲームが好きな人におすすめです。

カウントフリーオプションとは、対象となるゲーム(城とドラゴンなど)やコンテンツ(Abema TVなど)、他SNS(Instagramなど)を利用したときの通信量が90%以上オフになるお得なオプションです。

また、リンクスメイトのカウントフリーオプションを使用し対象ゲームと「連携」すると、ゲーム内で利用できる特典が貰えるのもメリットでしょう。

ゲームを目的にeSIMを契約したい、という場合はリンクスメイトの申し込みを検討してみてください。ただし、海外(通話・データ通信)では利用できないので、その点は注意してください。

【LinksMate公式】詳細はこちら

UQモバイル | 通信速度が高速

UQモバイル バナー ※内容は記事更新日時点の情報です。最新の情報については必ず公式サイトをご確認ください。
UQモバイル
料金プラン
(税込)
・ミニミニプラン(4GB):2,365円/月
・トクトクプラン(15GB):3,465円/月
・コミコミプラン(20GB):3,278円/月
通話料(税込) 22円/30秒
平均下り速度 100.12Mbps
海外対応
(税込)
490円~/24時間
(※世界データ定額の金額)
回線種類 au

※下り平均速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年8月直近3ヵ月のデータを引用したものです。

通信速度が速く、実店舗も充実しているUQモバイルのeSIMもおすすめです。UQモバイルには以下の特徴があります。

  • 通信速度が安定して速い
  • 全国に直接相談できる実店舗がある
  • 使い切れなかったデータ容量は翌月に繰り越しできる

auと同じ回線を使用するMNOのUQモバイルは、安定して速いのがメリットです。

また、全国にUQモバイルの実店舗があるので、申し込みの際に相談できるのも魅力でしょう。UQモバイル公式サイトの「現在地(地図)から探す」より、最寄りの店舗を調べられます。

そのほか、UQモバイルでは使い切れなかったデータ容量を翌月に繰り越しできるのもメリットです。ahamoのように繰り越しできない事業者もあるので、その点はUQモバイルの強みです。

なお、UQモバイルでは、国内で契約中のデータ容量を海外でもそのまま使える「世界データ定額」と、1日あたり一定量(or 無制限)を定額料金で使える「海外ダブル定額」を利用できます。

世界データ定額は1日あたり490円~、また海外ダブル定額は1日あたり1,980円(約24.4MB)~利用できるので、海外利用の際は活用してみてください。

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ワイモバイル | 安定したソフトバンク回線

ワイモバイル バナー ※詳細はワイモバイルの公式サイト(https://www.ymobile.jp/store/)でご確認ください。
ワイモバイル
料金プラン
(税込)
・シンプル2 S(4GB):2,365円/月
・シンプル2 M(20GB):4,015円/月
・シンプル2 L(30GB): 5,115円/月
通話料(税込) 22円/30秒
平均下り速度 64.68Mbps
海外対応
(税込)
・980円/3GB(24時間)
・2,940円/9GB(72時間)
(※海外あんしん定額・定額国Lの金額)
回線種類 ソフトバンク

※下り平均速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年8月直近3ヵ月のデータを引用したものです。

安定したソフトバンク回線が利用できるワイモバイルのeSIMもおすすめです。ワイモバイルには以下の特徴があります。

  • 通信速度が安定して速い
  • 全国のワイモバイルショップで相談できる
  • 速度制限中でも快適(最大1Mbps)

MNOであるワイモバイルは、ソフトバンクの高品質な回線を利用できるのが魅力です。

また、ワイモバイルショップは全国にあるので、いざというとき質問しやすいのもメリットでしょう。新規申し込み時や、eSIMの機種変更時など疑問があれば相談してみてください。

その他、ワイモバイルは速度制限中でも比較的ストレスなくインターネットを使えるのもメリットです。

ワイモバイルの料金プラン「シンプル2 M」と「シンプル2 L」では、データ容量を使い切ってしまった場合でも最大1Mbpsで通信できます

1Mbpsが出ていれば、標準画質動画の視聴やLINE通話など幅広く利用できます。

ただし、シンプル2 Sに限り、速度制限時の通信速度は最大300kbpsとなることに注意しましょう。

通信速度のメリットやワイモバイルショップに魅力を感じるのであれば、ワイモバイルの申し込みも検討してみてください。

【ワイモバイル公式】詳細はこちら

NUROモバイル | データフリーや繰り越しが可能

NUROモバイル バナー
NUROモバイル
料金プラン
(税込)
・VSプラン3GB:792円/月
・VMプラン5GB:990円/月
・VLプラン10GB:1,485円/月
・VLLプラン15GB:1,790円/月
・NEOプラン20GB:2,699円/月
・NEOプランW40GB:3,980円/月
(※音声通話付きSIMの金額)
通話料(税込) 22円/30秒
(※NUROモバイルでんわ:11円/30秒)
平均下り速度 37.43Mbps
海外対応 データ通信は利用できない
回線種類 ドコモ

※下り平均速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年8月直近3ヵ月のデータを引用したものです。

通信量がカウントされないNEOデータフリーや、データ容量の繰り越しができる便利なNUROモバイルのeSIMもおすすめです。NUROモバイルには以下の特徴があります。

  • NEOデータフリーで対象SNSが通信量を気にせず使える
  • 余ったデータ容量を翌月に繰り越せる
  • 3ヵ月ごとにデータ容量がもらえる

NEOデータフリーとは、LINEやX、インスタグラムなどのSNSを利用する際にデータ容量を消費しないサービスです。NEOプランでのみ利用できます。

NEOデータフリーの使用料は月額基本料金に組み込まれているので、別途オプション代金はかかりません。頻繁にSNSを利用する人は活用してみてください。

そのほか、NUROモバイルは余ったデータ容量を翌月に繰り越しできるのも利点です。利用できる期限は翌月末までとなりますが、データ容量を無駄なく使えます。

また、NUROモバイルでは契約プランに応じて3ヵ月ごとにデータ容量がもらえます。例えば、NEOプラン20GBの場合15GBプレゼント、VMプラン5GBでは3GBです。

データ容量のプレゼントは、NEOプラン20GBなどGigaプラス対象のプランに限られるので、その点は間違えないようにしましょう。

SNSを頻繁に利用する、データ容量のお得なサービスに魅力を感じる場合はNUROモバイルがおすすめです。

なお、NUROモバイルは海外でのデータ通信ができません。また、eSIMが利用できるのはドコモ回線に限られているので、その点も注意しましょう。

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irumo | dポイントがお得に貯まる

irumo
irumo
料金プラン
(税込)
・0.5GB:550円/月
・3GB:2,167円/月
・6GB:2,827円/月
・9GB:3,377円/月
通話料(税込) 22円/30秒
平均下り速度 56.73Mbps
海外対応
(税込)
980円/日
(※世界そのままギガ通常プランの金額)
回線種類 ドコモ

※下り平均速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年8月直近3ヵ月のデータを引用したものです。

ドコモ経済圏の人にとって嬉しい、dポイントが貯まるirumoのeSIMもおすすめです。irumoには以下の特徴があります。

  • ドコモの安定した回線が使える
  • 店頭サポートが受けられる(※有料)
  • dポイントが貯まるキャンペーンを利用できる

MNOのirumoは、ドコモの安定した回線を利用できるのがメリットです。

MNOでは、MVNOと異なり優先的に帯域幅が割り当てられるため、インターネットの利用者が多い時間帯でも比較的スムーズに通信が行えます。

また、irumoはahamoと異なり店舗で新規契約できるのもメリットです。手続きは有料(税込1,100円~)ですが、初期設定や端末故障などについて相談できます

その他、irumoでは定期的にdポイントが貯まるキャンペーンを行っています。

ドコモの安定した回線を使いたい、店頭サポートを受けたいなどの場合は、irumoの申し込みを検討してみてください。

【irumo公式】詳細はこちら

eSIMを利用する際の注意点

eSIMには機種変更時に手間がかかる、海外で利用できるデータ容量が少ないなどのデメリットがあります。注意点を解説しますので、申し込み前に確認しておきましょう。

対応していない機種がある

eSIMは対応機種でなければ利用できません。近年eSIM対応機種は増えてきていますが、iPhone 8やZenFone 4など、2018年よりも前に発売された端末はeSIMに対応していません

各社の公式ページにてeSIM動作確認端末をチェックできるので、申し込み前に調べておきましょう。

機種変更に手間がかかる

SIMカードの入れ替えがなくすぐに使える点はeSIMのメリットですが、機種変更時に手間がかかる点はデメリットです。

eSIMの機種変更を行う際は、キャリアの公式ページなどでeSIMの再発行手続きを行う必要があります。再発行手続きの完了後に、初めて新しいスマートフォンでeSIMが利用できます。

再発行手続きの手順はキャリアによって異なるので、各事業者の公式サイトでチェックしておきましょう。

なお、iPhoneからiPhoneにeSIMを移したい場合はクイック転送が便利です。ワイヤレスでデータを転送でき、再発行手続きが不要で手間がかからないのがメリットです。

ただし、クイック転送未対応端末では利用できません。その場合はeSIMの再発行手続きが必要です。

海外で使える容量は少ない

海外で使えるeSIMは、使えるデータ容量が少ない点に注意しましょう。例えば、国内無制限で利用できる楽天モバイルの場合、海外では月2GBまでしか使えません。

ahamoは月20GBまで利用できますが、これは国内・国外合わせた容量です。国内の使用量が多いと、渡航先で満足にインターネットを使えない可能性があります。

なお、海外でデータ容量を使い切ってしまうと速度制限がかかります。(参考:楽天モバイルでは最大128kbps)

上限に達した場合、事業者によってはデータ容量をチャージできます。しかし、追加料金が発生するため注意しましょう。(参考:楽天モバイルは1GBあたり500円でチャージできる)

eSIMに関するよくある質問

最後に、eSIMと物理SIM(カード型SIM)はどっちがいいかや、海外利用後に高額請求されないかなど、eSIMに関する質問に回答していますので参考にしてください。

海外利用後に高額請求されない?

海外ローミングでは、国内限定のデータ定額プランが適用されないため、帰国後に高額費用を請求されるリスクがあります。

例えば、デュアルSIMで国内用SIMと海外用SIM(LINEMOの海外パケットし放題など)の使い分けを考えている場合は、切り替えに注意しましょう。

海外での利用の際に切り替えが上手くできていないと、帰国後に高額な費用を請求される恐れがあります。

高額請求を回避するためには、飛行機搭乗前に国内用SIMの海外ローミングをオフに設定することが大切です。

スマホ(iPhone・Android)の設定画面(モバイル通信)より、データローミングをオフに切り替えできるので忘れず設定しておきましょう。

eSIMと物理SIMはどっちがいい?

eSIMがおすすめなのは、ある程度スマホ操作に慣れている人です。

契約後すぐに使える点はメリットですが、オンラインでの契約やプロファイル(加入者情報)のダウンロードなど作業も発生するので、スマホ操作に慣れていない人だとつまづく可能性があります。

また、イオンモバイルのように、eSIMに対応していないキャリアや端末もあるので、その場合は使えません。あらかじめ利用できるか確認しておきましょう。

一方、物理SIM(カード型SIM)は対応機種の多さがメリットです。抜き差しするだけで使えるので、1つのSIMで複数の端末を利用したい人に向いているでしょう。

ただし、SIMカードの交換時に紛失するリスクや損傷の可能性がある点はデメリットです。SIMの種類はメリット・デメリットを考慮して選びましょう。

eSIMを解約するには?

eSIMの解約方法は事業者によって異なります。例えば、楽天モバイルの場合、公式アプリ(my楽天モバイル)より解約手続きが行えます。

楽天モバイルを解約した後は、不要になったeSIMのプロファイルを削除しましょう。スマホのモバイルネットワークの設定より、対象のプロファイル(Rakuten)を消去すれば完了です。

eSIMのおすすめまとめ

ここまで、おすすめのeSIMや、eSIMのメリット・デメリットを解説してきました。eSIMといっても、各事業者で利用できるデータ容量や海外対応の有無などが異なります。

そのため、自分の目的に合ったサービスを選ぶことが大切です。なお、無制限通信をお得に、また海外でもそのまま使いたいという場合は、楽天モバイルの申し込みをおすすめします。

カード交換の必要がないeSIMは便利ですが、一方で対応している事業者や端末が限られている点、設定で戸惑う可能性がある点はデメリットです。

デメリットや注意点はありますが、開通までが早いなどeSIMのメリットを魅力に感じる方はぜひ利用を検討してみてください。

【楽天モバイル公式】詳細はこちら

以下の記事では、格安SIM20社を徹底比較しています。自分に合った格安SIMを見つけたい方は、ぜひチェックしてみてください。

谷口稜 ― ライター
谷口稜 ― ライター

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