格安SIMの通話料金比較！かけ放題・専用アプリで安いのは？

格安SIMは、大手キャリアと比較して通話料がお得なのがメリットです。

本記事では、格安SIMの通話料の仕組みや通話機能付き格安SIMの選び方を解説します。なお、格安SIMだからといって、どこもお得というわけではないため注意が必要です。

通話料を抑えるコツや、おすすめの格安SIMも紹介します。

通話機能付きのおすすめ格安SIMの比較

通話料が安いおすすめの通話機能付き格安SIMを紹介します。以下の表に、各社で選択できるデータ容量やかけ放題などの内容を記載しました。

月額基本料金の安さで選ぶなら、月額0円から使えるpovo 2.0や月額250円(税込)から使えるmineoがよいでしょう。

また、 通話料の安さで選ぶなら、日本通信SIMをはじめとした、30秒11円(税込)で利用できる格安SIMがおすすめです。

以下の表に、格安SIMの通話料についてまとめました。大手キャリアと格安SIMの通話料金の違いや家族間無料通話の有無について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

格安SIMの通話料についての解説

大手キャリアとの通話料金の比較や、格安SIMに家族間無料通話は適用されるのかなど、格安SIMの通話料について解説します。

大手キャリアと格安SIMの通話料金の違い

大手キャリアの通話料金は「30秒22円(税込)」ですが、 格安SIMの多くは「30秒22円(税込)」もしくは「30秒11円(税込)」です。

日本通信SIMのように、30秒11円(税込)の格安SIMを利用すれば、大手キャリアと比較して下記のように通話料を抑えられます。

通話時間	大手キャリア	日本通信SIM (格安SIM)
30秒	22円	11円
30分	22円	22円
5分	220円	110円
10分	440円	220円
1時間	2,640円	1,320円

※価格は全て税込です。

また、専用アプリからの発信で通話料金を抑える方法もあります。

例えば、mineoでは、専用通話アプリのからの発信で30秒11円(税込)となります。また、 楽天モバイルでは、通話料金が無料になるため、通話料を抑えたい人には特におすすめです。

なお、格安SIMには通話かけ放題のオプションが用意されています。

月額料金はプラスでかかりますが、頻繁に電話をする人にとってはメリットなので、必要性を感じるようであれば申し込みを検討してみてください。

家族間無料通話の有無

大手キャリアは、それぞれ家族割のサービスとして家族間無料通話を提供しています。ドコモ・au・ソフトバンクの各社では、家族間の国内通話が24時間無料になるのがメリットです。

一方格安SIMの場合、mineoのように家族で使うと月額基本料金の割引が受けられる家族割があっても、家族間の通話が無料になるサービスを提供している業者はありません。

家族間の通話料を抑えたいのであれば、 通話料が安い格安SIMを利用するか、無料で使えるLINE通話などの専用アプリを使うとよいでしょう。

参考に、月額基本料金の割引が受けられる家族割を提供している格安SIMを紹介します。

サービス名称 (家族割)	割引内容
楽天モバイル (最強家族プログラム)	家族割が適用されると、家族1人につき毎月月額110円(税込)の割引が適用される
mineo (家族割引)	各回線の基本料金が毎月月額55円(税込)割引(最大5回線まで)
UQモバイル	各回線の基本料金が毎月月額550円(税込)割引(最大10回線まで)

通話料金は無料になりませんが、表の格安SIMであれば月額基本料金の割引が定期的に受けられます。なお、残念ながら家族割を利用できる格安SIMは多くありません。

本記事で紹介している、 国内通話が無料になる楽天モバイルや、通話料が30秒10円(税込)のmineoであればお得に使えるので、家族間の通話料を抑えたい方におすすめです。

povo 2.0｜使いたい分だけ追加可能

(税込)	povo 2.0
データ容量	0GB/月～ (データトッピングなしの場合の速度は最大128kbps)
月額基本料金	0円/月～ (トッピングなしは最大180日まで)
通話料	22円/30秒
かけ放題	5分通話かけ放題：550円/月 無制限かけ放題：1,650円/月
使用回線	au回線

povo 2.0は、他社にはないトッピングが魅力的です。トッピングとは、 データ容量やかけ放題などのオプションを自分好みに追加できるシステムです。

トッピングなしでも利用可能ですが、180日間を超えると利用停止や契約解除となります。(※利用停止後30日の間に有料トッピングを購入しないと契約解除)

そのため、 通話メインでお得に使いたいのであれば、30日間3GB(月額税込990円)だけ購入して運用する方法もよいでしょう。

また、povo 2.0には無制限通話かけ放題(月額税込1,650円)があります。ひと月に75分以上通話する場合、追加した方がお得です。

楽天モバイル｜アプリ利用で通話料無料

(税込)	楽天モバイル
データ容量	1GB～無制限
月額基本料金	1,078円～3,278円/月
通話料	22円/30秒 (Rakuten Link使用時は無料)
かけ放題	15分通話かけ放題：1,100円/月
使用回線	楽天回線 パートナー回線(au)

楽天モバイルは、ドコモやソフトバンク、auと同じく自社回線を持っているキャリアの一つです。

キャリアとしての歴史こそまだ浅いですが、楽天モバイルの人口カバー率は、すでに99%を超えています。プラチナバンドも獲得したため、今後の展開に注目が集まっています。

また、楽天モバイルでは、Rakuten Linkアプリを使えば24時間通話料が無料になります。データ回線を使用した通話のため、電話回線と比べると通話品質は劣るものの、無料で利用できるのは大きなメリットです。

さらに、楽天モバイルは全国に楽天モバイルショップがあるので、 店舗で担当者に直接質問しながら申し込めるのも魅力でしょう。

毎月の支払い(税別100円につき1ポイント)や、定期的に行われているキャンペーンでポイントが貯まるため、楽天ユーザーにとってお得です。

なお、楽天モバイルには15分通話かけ放題が月額1,100円(税込)で利用できますが、そもそも通話料が無料になるRakuten Linkが利用できるので、必要性は低いでしょう。

国内無料通話や実店舗で申し込みができること、楽天ポイントの貯まりやすさに魅力を感じる方は、楽天モバイルの申し込みを検討してみてください。

【楽天モバイル公式】詳細はこちら

日本通信SIM｜月額基本料金が安い

(税込)	日本通信SIM
データ容量	1GB～30GB
月額基本料金	290円～2,178円/月
通話料	11円/30秒
かけ放題	5分通話かけ放題：390円/月(1GBプランのみ) 月間最大70分かけ放題：390円/月(1GBプランのみ) 無制限かけ放題：1,600円/月(30GBプランのみ1,200円) ※10GB・30GB プランには、通話5分かけ放題 または月70分無料通話が含まれます。
使用回線	ドコモ回線

日本通信SIMは、1GBプランが月額290円(税込)と安く利用できるのが魅力です。イオンモバイルの0.5GBプランよりも安くなっており、 通話メインで費用を抑えたい方におすすめです。

また、日本通信SIMなら、通話専用アプリを使用せずとも通話料が抑えられます。他社が30秒22円(税込)のところ、日本通信SIMは30秒11円(税込)です。

1GBの容量追加が220円(税込)と安いのも魅力でしょう。mineoで1GB追加する際は550円(税込)かかるため、日本通信SIMの方がお得です。

なお、日本通信SIMには無制限かけ放題があります。10GBと30GBのプランなら、2種類のかけ放題オプションのうち好きな方を無料で付けられます。

お得な月額基本料金や通話料金に魅力を感じる方は、日本通信SIMの申し込みを検討してみてください。

【日本通信SIM公式】詳細はこちら

エキサイトモバイル｜低速時でも読み込みがスムーズ

(税込)	エキサイトモバイル
データ容量	0GB～50GB/月 ※0GBプランは低速通信のみ (上下最大200kbps)
月額基本料金	495円～11,198円/月
通話料	22円/30秒 (エキモバでんわ使用時は11円/30秒)
かけ放題	3分通話かけ放題：759円/月 (超過分は月間最大10分まで無料)
使用回線	ドコモ回線 au回線

エキサイトモバイルでは、通話専用アプリのエキモバでんわを使うことで通話料を30秒11円(税込)に抑えられます。

また、エキサイトモバイルには段階制料金プランと定額制料金プランがあります。

そのほか、エキサイトモバイルはバースト転送に対応しているのもメリットです。バースト転送とは、低速時でも通信開始時の一定量は高速通信が可能となる機能です。

エキサイトモバイルでは、3分以内の通話かけ放題オプションも用意されています。最初の3分間であれば何度でも無料になるため、短時間でもかけ放題を使いたいという場合は利用するとよいでしょう。

お得な通話料や目的に合わせて選べる料金プラン、そしてバースト転送のメリットを受けたい場合は、エキサイトモバイルの申し込みを検討してみてください。

【エキサイトモバイル】詳細はこちら

LinksMate｜銀行振込・コンビニ決済が可能

(税込)	LinksMate
データ容量	100MB～1TB/月
月額基本料金	517円～8,305円/月
通話料	22円/30秒 (MatePhone使用時は11円/30秒)
かけ放題	10分通話かけ放題：935円/月
使用回線	ドコモ回線

LinksMateは、 通話専用アプリのMatePhoneを使用することで、通話料が30秒11円(税込)になるのがメリットです。また、LinksMateは支払い方法が柔軟なのも利点です。

クレジットカード払いやポイント払いに対応しており、ポイントは銀行決済やコンビニ払いで購入できます。その他、選べるデータ容量の種類が豊富なのも魅力でしょう。

通話メインでの使い方を考えているなら、最小の100MBでも間に合う可能性があります。たまに動画を観たいという場合には容量を増やしてもよいでしょう。

例えば、1GBであればYouTubeの標準画質動画が2時間程度視聴可能です。

なお、LinksMateでは10分通話かけ放題(税込月額935円)が用意されています。ひと月に10分以内の通話を頻繁に行うのであれば、申し込みをおすすめします。

お得な通話料や便利な支払い方法、そして選べるデータ容量に魅力を感じるなら、LinksMateの申し込みを検討してみてください。

【LinksMate公式】詳細はこちら

mineo｜無制限かけ放題の料金が安い

(税込)	mineo
データ容量	1GB～無制限
月額基本料金	250円～2,200円/月
通話料	22円/30秒 (mineoでんわ使用時は10円/30秒)
かけ放題	10分通話かけ放題：550円/月 無制限かけ放題：1,210円/月
使用回線	ドコモ回線 au回線 ソフトバンク回線

mineoは、通話専用アプリmineoでんわを使用することで、通話料が30秒10円(税込)に安くなるのがメリットです。

また、低速無制限プランが月額250円(税込)から利用できるため、通話メインでの利用を検討している人にとって、安く運用できるのも魅力でしょう。

ただし、月額250円(税込)の低速無制限プランは上下最大32kbpsしか出ないので、インターネットをスムーズに楽しむことはできません。

mineoは無制限かけ放題がお得なのも利点です。他社の無制限かけ放題は1,500円を超えるケースが珍しくありませんが、mineoは月額1,210円(税込)とお得です。

ひと月に61分以上電話をかけるなら、無制限かけ放題を申し込むとよいでしょう。 お得な通話料やかけ放題料金に魅力を感じるなら、mineoの申し込みを検討してみてください。

【mineo公式】詳細はこちら

イオンモバイル｜全国のイオン店舗で申し込みが可能

(税込)	イオンモバイル
データ容量	0.5GB～200GB/月
月額基本料金	803円～11,858円/月
通話料	11円/30秒
かけ放題	5分通話かけ放題：550円/月 10分通話かけ放題：935円/月 無制限かけ放題：1,650円/月
使用回線	ドコモ回線 au回線

イオンモバイルでは、独自の通話アプリを使用せず標準の通話アプリを利用する場合でも、 オートプレフィックスに対応しているため通話料が11円(税込)/30秒と安いです。

また、イオンモバイルは全国のイオン店舗で契約できるため、 端末の使い方がわからないときに直接担当者に相談できます。

選べるデータ容量が豊富なのも魅力です。通話メインで使用するなら1GBなどの小容量、ゲームをプレイする場合は100GBなどの大容量を選んでもよいでしょう。

なお、イオンモバイルには 無制限かけ放題(税込月額1,650円)があります。ひと月に75分以上電話をかけるのであれば、申し込みをおすすめします。

お得な通話料や実店舗での申し込み、そして選べるデータ容量に魅力を感じるのであれば、イオンモバイルの申し込みを検討してみてください。

イオンモバイルのお申込みはこちら

LINEMO｜LINEのトークや通話でデータ量を消費しない

(税込)	ベストプラン	ベストプランV
データ容量	3GB/月 10GB/月	20GB/月 30GB/月
月額基本料金	990円/月 2,090円/月	2,970円/月 3,960円/月
通話料	22円/30秒	5分以内の通話無料 5分を超える国内通話は30秒22円(税込)
かけ放題	5分通話かけ放題：550円/月 無制限かけ放題：1,650円/月	無制限かけ放題：1,100円/月
使用回線	ソフトバンク回線

LINEMOの支払い方法は、 クレジットカード払いや口座振替が選べます。そのため、クレジットカード払いしか選べない多くの格安SIMと比較して使いやすいでしょう。

また、 LINEMOはLINEのトークや通話(ビデオ通話含む)でデータ量を消費しないため、LINEアプリを頻繁に使う人にとってメリットです。

PayPayポイントのプレゼントなど、お得なキャンペーンが利用できるのも魅力でしょう。

なお、LINEMOのベストプランでは無制限かけ放題が月額1,650円(税込)、ベストプランVでは無制限かけ放題が月額1,100円(税込)で利用できます。

口座振替が選べる点やLINEのデータ量を消費しない点、そしてお得なキャンペーンに魅力を感じる場合はLINEMOがおすすめです。

以下の記事では、 LINEMOの評判を紹介しています。メリット・デメリットも解説していますので、ぜひこちらもお読みください。

【LINEMO公式】詳細はこちら

通話機能付き格安SIMの選び方

小容量プランの取り扱いがあるか、通話オプション(かけ放題)の取り扱いがあるかなど、通話機能付き格安SIMの選び方を解説します。

小容量のプランの取り扱いがあるか

通話メインの利用を考えているなら、 コストを抑えられる小容量プランの取り扱いがあるか確認しましょう。

以下の表に、小容量プランを扱っている格安SIMを一部記載しています。

小容量といっても、月間1GBや3GBなど各社で利用できるデータ容量が異なります。中には、povo 2.0やエキサイトモバイルのように、月間0GBから利用できる格安SIMも存在します。

特に、 月額基本料金がかからないpovo 2.0は、0円運用が可能です。

ただし、0GBの場合は低速通信となります。いざネットを使いたいときに、スムーズにページが開かないことも考えられるため、その点は注意しましょう。

通話オプションがあるか

電話をかける機会が多い人は、 通話オプション(通話かけ放題)を扱っているかを確認しましょう。通話かけ放題には、1回の通話時間に制限があるものと無制限のものがあります。

時間の制限がある通話かけ放題の中には、1回につき5分や10分などのかけ放題が可能となるタイプと、月単位で通話時間の上限が決まっているタイプがあります。

格安SIM各社で通話かけ放題オプションの料金は異なりますが、 かけ放題の時間が短ければ安く、反対に無制限など長くなれば高くなると考えてください。

例えば、povo 2.0の5分かけ放題は月額550円(税込)ですが、無制限であれば1,650円(税込)です。通話かけ放題は有料ですが、電話を頻繁にかける人にとっては役立ちます。

なお、毎月の通信コストを抑えたいのであれば、通話かけ放題のオプションには加入せず、楽天モバイルのRakuten Link(楽天リンク)を利用してもよいでしょう。

ナビダイヤル(0570)や消費者ホットライン(188)などへの通話は無料の対象外ですが、 Rakuten Linkであれば、その他の国内通話が24時間無料になります。

従量制通話料金はお得か

通話機能付き格安SIMを選ぶ際は、 通話料金(従量制通話料金)の安さにも注目しましょう。

大手キャリアの通話料金(税込30秒22円)と比較し、格安SIMは30秒11円(税込)とお得な場合が多くなっています。以下の表に格安SIM各社の通話料金を記載しました。

サービス名称	通話料金(税込)
日本通信SIM	11円/30秒
エキサイトモバイル	11円/30秒
イオンモバイル	11円/30秒
楽天モバイル	22円/30秒 (Rakuten Linkは無料)
UQモバイル	22円/30秒
povo 2.0	22円/30秒
LINEMO	22円/30秒

日本通信SIMやエキサイトモバイルの通話料金は大手キャリアの半額ですが、同じ格安SIMでもUQモバイルやpovo 2.0などは大手キャリアと同額です。

そのため、格安SIMなら大手キャリアよりも通話料金が安いと思って契約すると、後悔する可能性があるため注意しましょう。

通話料金を抑えたいのであれば、 30秒11円(税込)で利用できる日本通信SIMなどの格安SIMや、専用アプリを使えば無料になる楽天モバイルなどがおすすめです。

小容量プランと併用することで、毎月のスマホ代の節約につながります。

専用通話アプリが必要になるか

格安SIMを選ぶ際は、 専用通話アプリを使用する必要の有無も確認しましょう。

専用通話アプリが必要な場合は音質が悪かったり、標準通話アプリを使うと通話料が高くなるなどのデメリットがあるため、不要である方が望ましいでしょう。

格安SIMの中には、mineoやLinksMateのように専用通話アプリを使うことで通話料金が安くなる場合があります。通話料金が安くなるのは専用通話アプリを使う利点ですが、以下の注意点もあります。

なお、データ通信回線を使用する専用電話アプリでは、スマホ標準の電話アプリと比較し、建物内などでつながりにくいと感じる可能性があります。

このような注意点を理解したうえで使用するとよいですが、わずらわしい場合は、日本通信SIMやイオンモバイルのように 専用通話アプリを使用せずとも30秒11円(税込)で使える格安SIMを選ぶのがおすすめです。

格安SIMで通話料を抑えるコツ

かけ放題の必要性を考える、データSIMを契約しLINE通話のみを使用するなど、格安SIMで通話料を抑えるコツを解説します。

かけ放題の必要性を考える

無制限かけ放題を申し込めば、通話時間を気にせず話せるためその点はメリットですが、本当にかけ放題が必要なのかをよく検討しましょう。

というのも、ひと月あたりの通話時間が短ければ、無制限かけ放題を申し込んでもお金の無駄になります。

例えば、日本通信SIMの無制限かけ放題は月額1,600円(税込)です。通話料は30秒11円(税込)なので、 ひと月に電話をかける時間が73分以上であれば、下の表のように無制限かけ放題に入る方がお得です。

月間通話時間	73分	80分	100分
無制限かけ放題なし	1,606円	1,760円	2,200円
無制限かけ放題あり	1,600円	1,600円	1,600円

※価格は全て税込みです。

自分がひと月にどれくらい電話をかけているのか知りたい場合は、お使いのスマホで発信履歴の合計分数を調べてみるとよいでしょう。

データSIMを契約しLINE通話のみ使用する

格安SIMの通話料を抑えたいのであれば、通話機能付きSIM(音声通話SIM)ではなく、 データSIMを契約し、LINE通話のみを使用する方法も検討してみてください。

以下の表では、LinksMateのデータ容量別にデータSIM、そして音声通話SIMの月額料金を記載しています。

データ容量	データSIM	音声通話SIM
100MB	165円/月	517円/月
500MB	363円/月	715円/月
1GB	385円/月	737円/月
5GB	858円/月	1,210円/月
10GB	1,518円/月	1,870円/月

※価格は全て税込みです。

データSIMの方が音声通話SIMと比べて圧倒的にお得です。

音声通話SIMは100MBで月額517円(税込)ですが、データSIMは1GBで月額358円(税込)です。データSIMの方がお得なのはLinksMateに限った話ではありません。

なお、LINE通話を使用するとデータ通信量を消費しますが、 データ消費量は1分間でわずか0.3MB、1時間でも18MBです。例えば、1GBであれば55.5時間電話をかけられます。

ビデオ通話においても、1GBであれば3時間は楽しめます。なお、LINEのデータ通信量が消費されないLINEMOの場合、音声通話SIMしか扱っていないのでその点は注意しましょう。

データ回線を使用するLINE通話は、電話回線を使った通話よりも品質が劣るためその点はネックですが、通話料を抑えたいのであればデータSIM＋LINEの使い方も検討してみてください。

以下の記事では、 おすすめのデータSIMを紹介しています。データSIMを契約する際は、こちらも参考にしてください。

格安SIMの通話料に関するよくある質問

最後に、スマホを乗り換える際にSIMロック解除は必要なのか、通話専用アプリが安い理由など、格安SIMや格安SIMの通話料に関するよくある質問にお答えします。

格安SIMの通話料金比較まとめ

ここまで、格安SIMの通話料や、通話機能付き格安SIMの選び方についてお伝えしてきました。大手キャリア(税込30秒22円)と比較して、通話料30秒11円(税込)の場合が多いことが格安SIMの魅力です。

ただし、通話専用アプリを使用すると、通話品質が劣る場合もあるためその点は理解しておきましょう。

格安SIMの通話料を抑えるには、かけ放題オプションを利用するという方法もあります。また、LINE通話などのデータ通信を積極的に使うのも一つの手です。

使い方は人によりますが、通話メインでお得に格安SIMを使いたいのであれば、音声通話SIMを小容量プランで契約して運用するのがよいでしょう。

今回紹介した中では、 国内通話が24時間無料になる楽天モバイルや、月額250円(税込)～契約でき通話料が30秒10円(税込)と安いmineoが特にお得です。ぜひ申し込みを検討してみてください。

以下の記事では、 格安SIMのキャンペーンを比較しています。格安SIMをお得に契約するため、こちらもあわせてお読みください。