マンション向け光回線のおすすめはこれ！集合住宅ならではの注意点も解説

マンションで光回線を申し込むには、事前に管理会社やオーナーの許可が必要な場合があります。

本記事では、おすすめの光回線や光回線事業者を選ぶポイント、申し込む際の注意点を解説します。

光回線を契約できない場合におすすめのネット回線も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

マンションで光回線は契約できる？

マンションで光回線を契約できるかどうかは、既に光回線が整備されているかいないかで異なります。光回線が導入済みの場合と導入されていないときの違いを解説します。

光回線導入済みマンションならできる

マンションに光回線の設備が導入されている場合、光回線の契約が可能です。ただし、どこまで光回線が導入されているかによって、配線工事の有無が異なります。

1つ目の「共用スペースまで工事が終わっている」場合は、光スプリッタや集合型回線終端装置から部屋までの配線工事が必要です。

2つ目の「光回線が部屋まで引かれている」場合は、契約手続きが完了すれば工事不要でインターネットを利用できます。

マンションの場合、光ファイバーケーブルを共用スペースに引き込んでから各戸に分配する流れなので、戸建てと配線の仕組みが異なるのが特徴的です。

なお、光回線導入済みマンションには、契約不要・料金無料で使える「インターネット無料物件」と、共用スペースまで回線が引かれた状態の「インターネット対応物件」があります。

インターネット無料物件の場合は、工事不要で入居後すぐにインターネットが利用可能です。インターネット対応物件の場合、入居後部屋までの配線工事をする必要があります。

光回線未導入なら管理会社or大家さんに確認する

光回線未導入のマンションで光回線を使いたい場合は、工事が必要となるため管理会社や大家さんの許可が必要です。

賃貸マンションの場合は建物の所有者や管理会社に、分譲マンションの場合は管理組合(理事会)に相談してみるとよいでしょう。

許可が下りれば光回線を契約できますが、マンションプランの場合は設備導入に大がかりな工事が発生するため、断られるケースも珍しくありません。

どうしても工事の許可が下りない場合は、固定回線ではなくホームルーターやポケット型WiFiの利用も検討してみてください。

詳細は「マンションで光回線以外におすすめのネット回線」の項目で解説しています。

マンションで光回線を契約する流れ

共用スペースまで光ファイバーケーブルが引き込まれている状態(光回線導入済み)と未導入、それぞれの契約までの流れを解説します。

光回線が導入済みの場合

光回線導入済みマンションでインターネットを利用する際は、以下の流れを参考にしてください。

まずは、利用したい光回線事業者を申し込みます。なお、フレッツ光導入済みマンションであれば、フレッツ光だけでなく光コラボも工事不要で利用可能です。(※ただし配線工事は必要)

導入済みの光回線と利用できるサービスは以下の通りです。

導入状況	利用できるサービス
フレッツ光導入済み	フレッツ光 ドコモ光 ソフトバンク光など
auひかり導入済み	auひかり
NURO光導入済み	NURO光

次に、契約時に指定した工事日に住戸までの配線工事が行われます。ただし、すでに部屋まで配線が引き込まれている場合は工事不要です。

その後、ONUやWiFiルーターの初期設定が済めば完了です。

初期設定が難しいようであれば、有料のフレッツ光のセットアップサービスなどが利用できるので、事前に申し込みを検討してみてください。

光回線が未導入の場合

光回線が未導入のマンションで、インターネットを利用するまでの流れは下記の通りです。

光回線が未導入の場合は、共用スペースに光ファイバーケーブルを引き込む工事が必要なので、事前に管理会社や大家さんに許可をもらう必要があります。

また、マンションで戸建てプランを契約する際も、穴開け工事で壁が傷つく恐れがあるため事前に許可が必要です。許可が下りてから光回線を申し込みましょう。

なお、開通工事前には、光回線事業者から管理会社などに対して工事の進め方や共用設備の使用方法が説明されます。その後問題ないようであれば開通工事の開始です。

開通工事が完了し、初期設定が終われば光回線(インターネット)が使えます。このように光回線が未導入の場合は、利用するまで手間がかかるのがデメリットです。

仮に、工事許可が下りず希望の光回線を契約できなかった際は、開通済みのフレッツ光などの別回線を利用するか、もしくはホームルーターの申し込みも検討してみてください。

以下の記事では、フレッツ光のおすすめ代理店3選を紹介しています。お得な申し込み先を知りたい方は、こちらもあわせてお読みください。

マンション向け光回線を選ぶポイント

対応エリアやスマホセット割の有無など、マンション向け光回線を選ぶポイントを解説します。

お住まいの地域で利用できるか確認する

すべての光回線が全国のマンションで契約できるわけではないため、事前に対応エリアを確認しましょう。以下の表に、代表的な光回線と対応するエリアを記載しました。

フレッツ光や光コラボは日本全国で利用できます。一方、NURO光のような独自回線やeo光などの電力会社系の光回線は、一部のエリアでしか申し込みできません。

また、全国で利用できるフレッツ光でも、プランによっては関東でしか申し込みできないケースもあるため注意しましょう。

その他、戸建てが利用可能な地域であってもマンションは対象外という場合もあります。そこで、事前に各光回線事業者の公式サイトで提供エリアをチェックしておきましょう。

キャンペーンなどを含む実質料金で比較する

光回線を選ぶ際に、単純に契約期間がないプランを選ぶ人は多いですが、コストを抑えたいなら実質料金がお得になるプランを選びましょう。

一例として、ドコモ光の料金プランを比較します。

※キャッシュバックは、光回線単体で1ギガプランを契約した場合の金額です。

契約期間なしのプランはいつでも解約できるのがメリットですが、ドコモ光の場合月額料金は5,500円(税込)となります。

一方、2年定期契約では月額料金が4,400円(税込)と安いだけでなく、キャンペーンにより20,000円相当のdポイントに加え、10,000円のキャッシュバックがもらえます。

特典分を差し引くと実質料金が月額3,658円(税込)まで下がります。

長期間利用するのであれば、ドコモ光に限らず月額料金を抑えられる定期契約プランがおすすめです。

また、契約期間に定めがあるプランの方が、キャッシュバックや月額料金割引などお得なキャンペーンを利用できるケースが多いため実質料金を抑えられます。

スマホセット割があるか確認する

マンション向けの光回線を選ぶときは、スマホセット割が利用できるかどうかも確認しましょう。

スマホセット割とは、インターネットとスマホをセットで利用することで、ドコモやソフトバンクなどのスマホ代が毎月割引されるサービスです。

ドコモ光のように、契約者と同一のファミリー割引グループ内であれば、家族全員のスマホ代が毎月最大1,100円(税込)割引されるケースもあるためお得です。ただし、下記の点に注意しましょう。

フレッツ光のようにスマホセット割が利用できない場合や、ひかり電話など別途オプション加入が必須の場合もあります。

その他、格安SIMで利用できるスマホセット割は少ないのが現状です。このようにデメリットもありますが、適用されている限り永年毎月割引を受けられます。

速度重視なら実測速度で比較する

マンション利用に限った話ではありませんが、光回線を決める際は実測速度にも注目しましょう。それは、最大速度が速くても、実測速度が遅いと快適に使えない場合があるためです。

光回線にはフレッツ光や光コラボ、そしてダークファイバーを使用した独自回線などがありますが、実測速度で比較すると独自回線がより高速です。

※平均通信速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年7月直近3ヵ月のデータを引用しています。

独自回線のauひかりやNURO光が500Mbpsを超えており、圧倒的な速さなのがわかります。

予備回線(ダークファイバー)を使用するauひかりなどは、光コラボなどと比較して帯域に余裕があるため混雑しにくく、速度が安定しやすいのが特徴です。

特に、下り最大2GbpsのNURO光は650.66Mbpsの実測速度です。より速度にこだわりたいのであれば、NURO光の申し込みを検討してみてください。

マンションにおすすめの光回線比較

本記事で紹介するマンションにおすすめの光回線7社を、項目ごとに比較しました。

※平均通信速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年7月直近3ヵ月のデータを引用しています。

マンションにおすすめの光回線7社

ドコモ光やauひかりなど、マンション向けのおすすめ光回線を紹介します。月額料金や、スマホがお得に使えるスマホセット割などに注目してみてください。

ドコモ光セット割でお得なドコモ光

マンション向けの光回線を検討しているなら、ドコモのスマホセット割がお得なドコモ光がおすすめです。マンションプランの料金や工事費などを表に記載しました。

(税込)	ドコモ光
月額料金 (マンションプラン)	1ギガ(2年定期契約)4,180円/月～ 1ギガ(定期契約なし)5,280円/月～ 10ギガ(2年定期契約)5,940円/月～ 10ギガ(定期契約なし)7,590円/月～
事務手数料	3,300円
工事費	22,000円
初月料金	日割計算
契約期間	2年 契約期間なし
違約金	4,180円
最大速度	ドコモ光1ギガ： 下り最大1Gbps・上り最大1Gbps ドコモ光10ギガ： 下り最大10Gbps・上り最大10Gbps
実測速度	平均下り速度：273.48Mbps 平均上り速度：314.03Mbps (1ギガプラン)
光回線の種類	光コラボ
対応エリア	全国 (※ただし、10ギガプランはドコモ光 10ギガ提供エリアを参照)

ドコモ光のスマホセット割は、ドコモのスマホとドコモ光をセットで契約することで、家族全員のスマホ代が永年最大1,100円(税込)割引されるお得なサービスです。

ドコモ光は、20社を超える中から好きなプロバイダを選べるのもメリットです。各プロバイダでは、キャッシュバックやWiFiルーターの無料レンタルなどお得なキャンペーンを行っています。

好みのプロバイダを選んでみてください。また、ドコモ光では毎月の支払いでdポイント(税抜1,000円につき10pt)が貯まるのもメリットです。

定期的にdポイントがもらえるキャンペーンも行っているので、効率よくポイントを貯められます。ドコモユーザーは特にお得に使えるので、ドコモ光の申し込みを検討してみてください。

【ドコモ光公式】詳細はこちら

以下の記事では、ドコモ光の評判を紹介しています。メリット・デメリットも解説していますので、こちらもあわせてお読みください。

選べるキャッシュバックのauひかり

※内容は記事更新日時点の情報です。最新の情報については必ず公式サイトをご確認ください。

auのスマホセット割や、速度に定評があるauひかりもマンションでおすすめの光回線です。マンションプランの料金や、速度などを表に記載しました。

(税込)	auひかり
月額料金 (マンションプラン)	マンションタイプG：4,180円～/月 (契約期間なし：5,390円～/月) マンションタイプV：4,180円～/月 マンション都市機構：2,585円～/月 マンション都市機構G：2,585円～/月 マンションタイプE：3,740円～/月 マンションタイプF：4,290円/月 マンションギガ：4,455円/月 マンションミニギガ：5,500円/月
事務手数料	3,300円
工事費	33,000円
初月料金	日割計算
契約期間	2年 契約期間なし
違約金	2,290円 or 2,730円
最大速度	マンションタイプG：下り最大664Mbps・上り最大166Mbps マンションタイプV：下り最大100Mbps・上り最大100Mbps マンション都市機構：下り最大100Mbps・上り最大100Mbps マンション都市機構G：下り最大664Mbps・上り最大166Mbps マンションタイプE：下り最大100Mbps・上り最大100Mbps マンションタイプF：下り最大100Mbps・上り最大100Mbps マンションギガ：下り最大1Gbps・上り最大1Gbps マンションミニギガ：下り最大1Gbps・上り最大1Gbps
実測速度	平均下り速度：530.88Mbps 平均上り速度：565.13Mbps (1ギガプラン)
光回線の種類	独自回線
対応エリア	対象キャリア：au スマホセット割名称：auスマートバリュー スマホ割引額：最大1,100円割引/月 対象キャリア：UQモバイル スマホセット割名称：自宅セット割 スマホ割引額：最大1,100円割引/月
	全国 (ただし沖縄県を除く ※au one net)

auひかりのマンションプランの料金は、配線方式やUR都市機構の賃貸マンションなど、建物のタイプによっても異なるため注意してください。

インターネット＋ひかり電話の利用を条件に、auスマートバリュー(スマホセット割)が適用され、毎月のスマホ代が最大1,100円(税込)割引されるのがメリットです。

また、auひかりでは自由にプロバイダを選べます。実質工事費無料やWiFiルーターの無料レンタルなど、様々な特典が得られるため好みに合わせて選択してください。

その他、独自回線を使用するauひかりは、光コラボなどと比較して安定した高速通信が期待できます。

高速インターネットやスマホセット割、そしてお得なキャンペーンに魅力を感じた場合は、auひかりの申し込みを検討してみてください。

【auひかり】詳細はこちら

以下の記事では、auひかりの料金を解説しています。安くなる方法も紹介していますので、ぜひこちらもご覧ください。

マンションプランの月額料金が一律のソフトバンク光

マンション向けの光回線を検討しているなら、ソフトバンクのスマホセット割がお得なソフトバンク光もおすすめです。月額料金や実測速度などを表に記載しました。

(税込)	ソフトバンク光
月額料金 (マンションプラン)	1ギガ(2年自動更新)：4,180円/月 (契約期間なし：5,390円/月) 10ギガ(2年自動更新)：6,380円/月 (契約期間なし：7,590円/月)
事務手数料	3,300円
工事費	31,680円
初月料金	日割計算
契約期間	2年 契約期間なし
違約金	4,180円
最大速度	1ギガ：下り最大1Gbps・上り最大1Gbps 10ギガ：下り最大10Gbps・上り最大10Gbps
実測速度	平均下り速度：301.38Mbps 平均上り速度：356.53Mbps (1ギガプラン)
光回線の種類	光コラボ
対応エリア	対象キャリア：ソフトバンク スマホセット割名称：おうち割光セット スマホ割引額：最大1,100円割引/月 対象キャリア：ワイモバイル スマホセット割名称：おうち割光セット(A) スマホ割引額：最大1,650円割引/月
	全国 (※ただし、10ギガプランは ソフトバンク光10ギガ 提供エリアを参照)

指定オプションの加入が条件ですが、ソフトバンク光ではスマホセット割(おうち割光セット)が利用できます。ソフトバンクやワイモバイルのスマホ代が毎月割引されます。

また、ソフトバンク光では開通工事完了までの間、ホームルーターやポケット型WiFiを無料でレンタルできるため、インターネットが使えなくなる期間がありません。

他にも、auひかりだとマンション内の配線方式などによって月額料金が異なりますが、ソフトバンク光は一律月額4,180円(税込)とわかりやすいのも魅力です。

キャッシュバックなどお得なキャンペーンも利用できるので、特にソフトバンクやワイモバイルのユーザーの方は申し込みを検討してみてください。

【ソフトバンク光公式】詳細はこちら

以下の記事では、ソフトバンク光の評判を徹底調査していますので、こちらもあわせてお読みください。

契約期間の縛りがないGMOとくとくBB光mini

月額料金が安く、工事費もお得なGMOとくとくBB光miniもマンションでおすすめの光回線です。料金や特徴を以下にまとめました。

(税込)	GMOとくとくBB光
月額料金 (マンションプラン)	GMOとくとくBB光mini：3,300円/月 1ギガ：3,773円/月 10ギガ：5,940円/月
事務手数料	3,300円
工事費	25,300円
初月料金	日割計算
契約期間	契約期間なし
違約金	なし
最大速度	1ギガ：下り最大1Gbps・上り最大1Gbps 10ギガ：下り最大10Gbps・上り最大10Gbps
実測速度	平均下り速度：256.24Mbps 平均上り速度：317.52Mbps (1ギガプラン)
光回線の種類	光コラボ
対応エリア	×
	全国 (※ただし、10ギガプランは10ギガプラン提供エリアを参照)

3年間の途中で解約すると工事費の残債を請求される、他にも通信が混雑すると速度制限がかかるなどの欠点がありますが、GMOとくとくBB光miniには利点もあります。

GMOとくとくBB光miniには速度制限がある代わりに、月額料金が安いのがメリットです。多くの他社回線は月額4千円以上ですが、GMOとくとくBB光miniは月額3,300円(税込)です。

また、36ヵ月間(3年)継続して利用することで、高額な工事費が無料になります。

その他、ひかりTVやひかり電話などのオプション加入でもらえるキャッシュバックや、全員対象の5,000円プレゼント(2024年7月時点)などもあります。

なお、速度制限があるなどの理由でGMOとくとくBB光miniに不満を感じた際は、無料で通常のGMOとくとくBB光に切り替えできるのもメリットです。

【GMOとくとくBB光】詳細はこちら

圧倒的な通信速度のNURO光

出典:NURO光

マンション向けの光回線を検討するなら、安さと速さに定評があるNURO光もおすすめです。プラン別の月額料金や実測速度に注目してみてください。

(税込)	NURO光
月額料金 (マンションプラン)	2ギガ(3年契約)：2,090～2,750円/月 2ギガ(2年契約)：2,530～3,190円/月 2ギガ(契約期間なし)：2,970～3,630円/月 10ギガ(3契約)：2,640～3,300円/月 10ギガ(契約期間なし)：3,520～4,180円/月 ※月額料金はマンションの利用人数によって異なる
事務手数料	3,300円
工事費	44,000円
初月料金	日割計算
契約期間	2年 3年 契約期間なし
違約金	2年契約：363円 3年契約：528円 契約期間なし：なし
最大速度	2ギガ：下り最大2Gbps・上り最大1Gbps 10ギガ：下り最大10Gbps・上り最大10Gbps
実測速度	平均下り速度：650.66Mbps 平均上り速度：650.16Mbps (2ギガプラン)
光回線の種類	独自回線
対応エリア	対象キャリア：ソフトバンク スマホセット割名称：おうち割光セット スマホ割引額：最大1,100円割引/月 対象キャリア：NUROモバイル スマホセット割名称：NURO 光・NUROモバイルセット割 スマホ割引額：12ヵ月間最大1,100円割引/月
	・北海道エリア ・東北エリア 宮城県、福島県、山形県※東北エリアは10ギガのみ ・関東エリア・東海エリア ・関西エリア 京都府、大阪府、兵庫県、滋賀県、奈良県 ・中国エリア 広島県、岡山県 ・九州エリア 福岡県、佐賀県 ただし、一部地域を除く

全国で利用できない、工事期間が最長4ヵ月かかる(戸建ては最長3ヵ月)などの欠点がありますが、一方でNURO光には利点もあります。

NURO光は、ソフトバンクのスマホセット割(おうち割光セット)が利用できるため、毎月最大1,100円(税込)スマホ代がお得に使えるのがメリットです。

また、NURO光では、独自回線や最大2Gbpsを実現するG-PON(通信規格)を採用しており、平均速度が600Mbpsを超えます。

その他、NURO光であれば月額料金も安く抑えられます。マンションプランの月額料金は、マンション内の利用人数により異なりますが、2ギガ(3年契約)なら月額2,090円(税込)から使えます。

他社よりも快適にインターネットを使いたい、お得に使いたいと考えるならNURO光の申し込みを検討してみてください。

【NURO光公式】詳細はこちら

以下の記事では、NURO光の評判を紹介しています。速度が遅いときの対処法も紹介していますので、こちらも参考にしてください。

月額3,400円と安いSo-net光 S/M/L

月額料金が3千円台で利用できるお得なSo-net光 S/M/Lも、マンションでおすすめの光回線です。So-net光 S/M/Lでは、スマホセット割も利用できるので注目してみてください。

(税込)	So-net 光 S/M/L
月額料金 (マンションプラン)	開始月~2ヵ月目：0円~/月 Sプラン3ヵ月目~：2,580円~/月 Mプラン3ヵ月目~：3,980円~/月 Sプラン3ヵ月目~：5,980円~/月
事務手数料	3,500円
工事費	26,400円
初月料金	日割計算
契約期間	契約期間なし
違約金	なし
最大速度	1ギガ：下り最大1Gbps・上り最大1Gbps
実測速度	平均下り速度：188.27Mbps 平均上り速度：259.95Mbps
光回線の種類	光コラボ
対応エリア	対象キャリア：au スマホセット割名称：auスマートバリュー スマホ割引額：最大1,100円割引/月 対象キャリア：UQモバイル スマホセット割名称：自宅セット割 スマホ割引額：最大1,100円割引/月 対象キャリア：NUROモバイル スマホセット割名称：NUROモバイルセット割 スマホ割引額：12ヵ月間792円割引/月
	全国

回線混雑時に速度が低下する、キャッシュバックキャンペーンがないなどのデメリットもありますが、一方でSo-net光 S/M/Lにはメリットもあります。

So-net光 S/M/Lは、ライフスタイルに合わせてプランを選べるのが特徴です。

Sプランは夜間など混雑時には速度が低下する代わりに、料金が一番安くなっています。Mプランは常に快適に利用でき、Lプランでは常に高速通信が利用できます。

日中の利用がメインの方は料金を抑えたSプラン、仕事やゲームなどで高速通信を利用したい方はLプランがおすすめです。

So-net光 S/M/Lに加入していれば、auのスマホセット割も利用できるので、スマホ代を抑えたいのであれば利用しない手はありません。

さらに、UQモバイルやNUROモバイルとのセット割も利用できるので、対象の格安SIMを利用している方にも適しています。

その他、2年以上利用することで工事費が実質無料になるのもメリットです。マンションで光回線をお得に使いたいなら、So-net光 S/M/Lの申し込みも検討してみてください。

【So-net光 S/M/L】詳細はこちら

以下の記事では、So-net光 S/M/Lの料金や速度を紹介しています。他社と比較したメリット・デメリットも解説していますので、こちらも参考にしてください。

auのスマホセット割を使えるビッグローブ光

月額料金が安く、auのスマホセット割も利用できるビッグローブ光も、マンションでおすすめの光回線です。各料金や実測速度を表に記載しました。

(税込)	ビッグローブ光
月額料金 (マンションプラン)	1ギガ(3年プラン)：4,378円/月 1ギガ(2年プラン)：4,488円/月 10ギガ(3年プラン)：6,710円/月 10ギガ(2年プラン)：6,820円/月
事務手数料	3,300円
工事費	28,600円
初月料金	無料
契約期間	2年 3年
違約金	1ギガ(3年プラン)：3,000円/月 1ギガ(2年プラン)：3,000円/月 10ギガ(3年プラン)4,620円/月 10ギガ(2年プラン)：4,620円/月
最大速度	1ギガ：下り最大1Gbps・上り最大1Gbps 10ギガ：下り最大10Gbps・上り最大10Gbps
実測速度	平均下り速度：246.12Mbps 平均上り速度：287.87Mbps (1ギガプラン)
光回線の種類	光コラボ
対応エリア	対象キャリア：au スマホセット割名称：auスマートバリュー スマホ割引額：最大1,100円割引/月 対象キャリア：UQモバイル スマホセット割名称：自宅セット割 スマホ割引額：最大1,100円割引/月 対象キャリア：BIGLOBEモバイル スマホセット割名称：ビッグローブ光のセット割 スマホ割引額：最大220円割引/月
	全国 (※ただし、10ギガプランは関東・関西 ・東海・北海道・宮城 ・新潟の一部のみで利用可)

2年または3年の契約期間があり、途中で解約すると違約金を請求される点はデメリットですが、ビッグローブ光にはメリットもあります。

ビッグローブ光は、auのスマホセット割(auスマートバリュー)が利用できるため、毎月のスマホ代が最大1,100円(税込)お得になるのがメリットです。

その他、UQモバイルやBIGLOBEモバイルのスマホセット割も利用できるので、対象の場合は申し込みを検討してみてください。

また、キャンペーンがお得なのもメリットです。10ギガタイプと指定オプションの加入によって、最大10万円のキャッシュバックがもらえます。

1ギガタイプでも、工事費の割引と最大43,000円のキャッシュバック特典があり、実質料金を抑えて利用可能です。

【ビッグローブ光】詳細はこちら

以下の記事では、ビッグローブ光の評判を解説していますので、ぜひこちらもあわせてお読みください。

マンションで光回線を契約する際の注意点

開通工事前に管理会社に確認しなければならない、また引越し時は光回線の撤去を求められる場合があるなど、マンションで光回線を契約する際の注意点を解説します。

開通工事前に管理会社or大家さんへ確認する

マンションで光回線を申し込む際は、管理会社や大家さんの許可が必要なケースと不要なケースがあります。各ケースについて以下の表に記載しました。

許可が必要な場合	光ファイバーケーブルが引きこまれていないマンションで新たに光回線を契約する場合 戸建てプランを契約する場合
許可が不要な場合	自室まで光回線が引きこまれている場合

光ファイバーケーブルが導入されていないマンションで光回線を契約する際は、大がかりな工事が発生するため、管理会社や大家さんから許可をもらう必要があります。

また、壁が傷つくなどの理由から、マンションで戸建てプランを契約する際も許可が必要です。一方で、自室まで光回線が引き込まれている場合は、工事が発生しないため許可は不要です。

引越し時に撤去を求められる可能性あり

マンションの借主には原状回復義務があるため、退去の際に光回線の撤去を求められる場合があります。以下のケースに該当する場合は、光回線の撤去が必要です。

管理会社やオーナーからの指示があった場合は、撤去しなければなりません。

ただし、原状回復義務があるからといって、必ず撤去しなければならないというわけではないため、まずは管理会社などに確認してみましょう。

また、そもそも回線事業者との契約で解約時に撤去が必要となる場合もあります。撤去すべきかどうかわからない場合は、契約書を確認するか、回線事業者に問い合わせをしましょう。

マンションで光回線以外におすすめのネット回線

マンションで光回線の契約ができないときは、代替え案としてホームルーターやポケット型WiFiの申し込みも検討してみてください。それぞれの特徴をお伝えします。

開通工事不要のホームルーター

ホームルーターとは、自宅のコンセントに挿すだけですぐにインターネットが使える据置き型の端末です。光回線よりも速度は劣りますが、ホームルーターには以下の特徴があります。

コンセントに挿すだけですぐに使えるため、光回線のような開通工事が必要ありません。そのため、引越しの際も撤去不要でスムーズに乗り換えできるのがメリットです。

また、光回線と比較して月額料金が安いのも魅力です。光回線の中でも安いとされるビッグローブ光の月額料金は4,378円(税込)ですが、ルーターであれば月額1,000円台から使えます。

ホームルーターであれば、auひかりのような3万円を超える高額な工事費もかかりません。

以下の記事では、ホームルーターのおすすめ4社を比較しています。ホームルーターに興味のある方は、ぜひこちらもご覧ください。

どこでもネットが使えるポケット型WiFi

ポケット型WiFiとは、バッテリー内蔵で持ち運びできる小型のWiFiルーターです。場所によってはつながりにくいなどのデメリットもありますが、以下のメリットがあります。

ホームルーターはコンセントに挿す必要がありますが、ポケット型WiFiはバッテリーが内蔵されているため、屋外でもインターネットが使えます。

電車の中やカフェなど、多くの場所で使えるのがメリットです。また、ノートPCやスマホなど複数の機器を同時に接続できるのも魅力です。

そのほか、ホームルーターにもいえることですが、最短で申し込みの翌日に端末が届くため、すぐにインターネットが使えます。

以下の記事では、おすすめのポケット型WiFiを詳しく紹介しているので、興味があれば参考にしてみてください。

マンションにおすすめの光回線まとめ

ここまで、マンション向けの光回線を選ぶポイントや、申し込みの流れなどを解説してきました。

マンションで光回線を利用するには、管理会社または大家さんの許可が必要なケースがあります。

光回線工事の許可が得られた場合は、紹介したおすすめの光回線から、スマホセット割などを基準に回線事業者を選んでみてください。

どうしても光回線が利用できない場合は、ホームルーターやポケット型WiFiの申し込みを検討してみましょう。