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  • 更新日:2024年09月02日

賃貸物件で光回線は契約できる?工事の必要性とおすすめの回線を紹介

賃貸物件で光回線は契約できる?工事の必要性とおすすめの回線を紹介

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賃貸物件で光回線が使えるか知りたいときは、設備状況を確認してみてください。

なお、マンションでは光ファイバーが引かれていても、配線方式により速度が遅いことがあるため注意が必要です。本記事では、光回線の設備状況の種類や確認方法を解説します。

光回線の選び方や賃貸物件におすすめの光回線も紹介しますので、ぜひお読みください。

光回線の設備状況は3種類!あなたの回線タイプはどれ?

インターネット完備物件や対応物件など、光回線の設備状況の種類や、設備状況を確認する方法を解説します。

光回線の設備状況は3種類

賃貸物件における光回線の設備状況には、以下の3種類があります。

インターネット完備物件やインターネット対応物件は名前が似ていますが、それぞれ工事の状況が異なります。各設備状況の違いを確認しましょう。

各部屋にインターネットが完備されている(インターネット完備物件)

「インターネット完備物件」とは、各部屋までインターネット回線(光回線)が引かれている物件です。インターネット完備物件には以下の特徴があります。

  • 開通工事やプロバイダの契約が不要
  • 入居後すぐにインターネットが使える
  • 配線方式によっては速度が遅いことがある

既に各戸まで光回線が引かれているため、開通工事やプロバイダの契約が不要です。自分で無線LANルーターやLANケーブルを設置し、PCやスマホと接続するだけで使えます

工事不要のインターネット完備物件であれば、入居後すぐに利用可能です。通常、開通工事には1ヵ月程度時間がかかるため、その期間を短縮できるメリットは大きいでしょう。

ただし、インターネット完備物件の場合、配線方式によっては十分な速度が出ない場合があります。プロバイダや光回線の種類を選べない点もデメリットです。

インターネット完備物件の場合、インターネット使用料が家賃に含まれているケースも多くなっています。

そのため、インターネット完備物件ではない他の物件と比較して、家賃が高くなっている可能性があります。

共有部分まで導入済み(インターネット対応物件)

「インターネット対応物件」とは、マンションやアパートの共用スペースまで配線工事が完了している物件です。インターネット対応物件には以下の特徴があります。

  • 別途プロバイダの契約や配線工事の依頼が必要
  • 配線方式によっては速度が遅いことがある
  • プロバイダや回線を柔軟に選べる可能性がある

インターネット対応物件では、インターネットを使用するためのプロバイダ契約や、共用スペースから部屋までの配線工事が別途必要になります。

工事には1ヵ月程度かかるため、入居後すぐにインターネットを使えないのが難点です。また、物件に採用されている配線方式によっては、十分な速度が出ず快適に使えない場合があります。

一方で、共用スペースまで引かれている回線が複数のプロバイダに対応している場合、自分の好みでプロバイダを選べるのはメリットでしょう。

ただし、最初からプロバイダが決まっているケースも珍しくないため、その点は事前に確認が必要です。

インターネット対応物件に導入されている回線種類や配線方式などに不満がある場合は、大家さんに許可を得て戸建タイプを契約するという対処法があります。

光回線の設備がない(光回線未対応物件)

「光回線未対応物件」とは、建物に光回線の設備がまったくない状態の物件です。この場合、大家さんに光回線の導入について相談するか、個人的に戸建タイプの申し込みを検討しましょう。

なお、以下の理由で光回線の工事ができない場合もあります。

  • 大家さんや管理会社の許可が下りない
  • 国の許可が下りない
  • 対応サービスエリア外

工事の際、壁に穴を開ける必要があると、大家さんの許可を得られない場合があります。また、光ファイバーを引き込むうえで、国道をまたぐ場合に国の許可を得られないことがある点にも注意が必要です。

物件が光回線のサービスエリア外の場合もあるでしょう。この場合も残念ながら申し込みができません。

NTT回線のフレッツ光や光コラボは、全国の広いエリアで申し込みができます。一方、独自回線のNURO光や電力会社系のeo光などは、利用できる地域が限られています。

どうしても工事ができない場合は、光回線にこだわらず、モバイル回線のホームルーターやポケット型WiFiの利用も検討してみましょう

以下の記事では、おすすめのホームルーターおすすめのポケット型WiFiを徹底比較していますので、こちらも参考にしてください。

賃貸物件で設備状況を確認する方法!

対象の賃貸物件の設備状況を確認したいときは、以下の方法を試してみてください。

  • 大家さんや管理会社に問い合わせる
  • 物件情報を確認する
  • 光コンセントがあるか確認する
  • 光回線の公式サイトで確認する

大家さんや管理会社に質問するほか、物件情報を確認するとわかりやすいでしょう。また、光コンセントの有無でも判断できます。

大家さんや管理会社に問い合わせる

賃貸物件の設備状況を確認したいときは、大家さんや管理会社に質問するのが確実です。質問する際は以下の内容を確認しましょう。

  • 光回線の設備状況
  • 対応している光回線の種類は何か
  • 開通工事は可能か

インターネット完備物件であれば、契約手続きや工事不要ですぐにインターネットが使えます。インターネット対応物件の場合は、プロバイダの契約や工事が別途必要です。

なお、光回線が導入されている場合は、光回線の種類についても確認しておくとよいでしょう。光回線の実質速度は、光回線の種類によって異なります。

例えば、NTT回線のフレッツ光の下り平均速度は250Mbpsほどですが、独自回線のNURO光は600Mbps以上です。速度は混雑状況により変わりますが、快適に使えるのは独自回線です

光回線未対応物件の場合は、開通工事が可能なのか、目当ての光回線を利用できるのかを確認するとよいでしょう。

▼【NURO光】の詳細はこちら

物件情報を確認する

マンションやアパートの設備状況を確認したいときは、物件情報をチェックするのも有効な手段です。賃貸の物件情報には以下の記載があります。

  • インターネット完備
  • 光ファイバー完備
  • インターネット対応
  • 光ファイバー対応

インターネット完備物件であれば、契約から工事までが完了しているため入居後すぐに利用可能です。その際、光ファイバー完備の記載があれば、間違いなく光回線に対応しています。

インターネット対応の記載があれば、共有スペースまでは引き込み工事が終わっています。光回線を利用する場合は、別途プロバイダの申し込みや部屋までの配線工事が必要です。

なお、光ファイバー対応の記載があれば、フレッツ光や独自回線など何かしらの光回線が利用できます。単にインターネット対応の場合、ケーブルテレビ回線の可能性もあるため注意しましょう。

ケーブルテレビ回線は、光回線未対応のエリアでも利用できますが、同軸ケーブルを使用しているため光回線と比較して速度が遅いのがデメリットです。

設備状況や利用できる回線の種類を知りたい場合は、不動産屋に直接質問してみてもよいでしょう。

光コンセントがあるか確認する

既に光コンセントが設置されている場合、光回線が開通している可能性があります。光コンセントは、主に以下の場所に設置されます。

  • エアコンダクトの近く
  • 電気用コンセントの近く
  • リビングの電源コンセントの近く
  • 電話用モジュラージャックの近く
  • テレビ用のアンテナ端子の近く

光コンセントとは、光回線とONUを接続する差込口です。ONUは光回線終端装置とも呼ばれ、光信号をデジタル信号に変換する機器を指します。

光ファイバーケーブルが撤去されている場合もあるため100%ではありませんが、光コンセントが設置されていれば光回線が導入済みだと考えられます

光コンセントは、エアコンダクト付近やテレビ用のアンテナ端子の近くに設置されることが多いので、念のため探してみるとよいでしょう。

なお、光コンセントがなくても、LANコンセントやモジュラージャックがあれば、光回線が使える場合もあります。

後ほど配線方式の項目で解説しますが、LANコンセントやモジュラージャックを使用する方法は、光配線方式と比較して速度が遅いのがデメリットです。

光回線の公式サイトで確認する

光回線が使えるかどうかについては、フレッツ光やauひかりなどの公式サイトでも確認できます。

公式サイトでは、全国の対応サービスエリアや賃貸物件が工事済みかどうかのチェックができるので、まずは自分で調べたいという場合は確認してみるとよいでしょう。

ただし、公式サイトでは対象の物件がインターネット完備物件なのか、インターネット対応物件なのかの確認はできません。

インターネット対応物件の場合、別途プロバイダの契約や配線工事が必要です。注意点もありますが、おおまかに光回線が使えるか知りたい場合は、公式サイトで確認してみてください。

賃貸物件で光回線を選ぶポイント

配線方式の違いを知る、スマホセット割の有無を確認するなど、賃貸物件で光回線を選ぶ際のポイントを解説します。

配線方式の違いを押さえる

マンションやアパートの光回線の配線方式には、光配線方式・LAN配線方式・VDSL方式の3つがあります。それぞれの実質速度や特徴などを以下の表に記載しました。

配線方式 実質速度
(下り平均速度)
配線内容 差込口 特徴
光配線方式 100Mbps~300Mbps 共用スペースまで光ファイバー
→各戸まで光ファイバー
光コンセント 最も速度が速い
・通信が安定している
・電磁波ノイズの影響を受けない
LAN配線方式 60Mbps~90Mbps 共用スペースまで光ファイバー
→各戸までLANケーブル
LANコンセント ・光配線方式の次に速度が速い
・混雑時に速度が落ちる恐れがある
・ONUやルーターがなくてもネットが使える
VDSL方式 30Mbps~90Mbps 共用スペースまで光ファイバー
→各戸まで電話回線
モジュラージャック ・電話回線を用いるため速度が遅い
・混雑時に速度が遅くなる恐れがある
・電磁波ノイズの影響を受けやすい

マンションと戸建では、光ファイバーの引き込み方法が異なります。マンションの場合、共用スペースに光ファイバーケーブルを引き込み、そこから各戸へ配線を行います

3つの配線方式があり、最も速いのは各戸まで光ファイバーで接続する光配線方式です。安定した速度で快適に通信できるのがメリットです。

LAN配線方式の場合、直接LANケーブルをPCに接続すればルーターなしで使える点はメリットですが、実質速度が光配線方式と比較して劣ります。

VDSL方式の場合、電話回線を用いるため大規模な工事は不要ですが、電磁波ノイズの影響を受けやすいため光回線ほどの安定した高速通信は期待できません。

光配線方式を採用したマンションが理想的ですが、インターネット完備物件の中にはVDSL方式の建物もあるため、賃貸契約をする前に設備の情報を確認しましょう。

月額料金の安さ

賃貸で光回線を選ぶ際は、月額料金に注目しましょう。毎月かかる費用は、なるべく安く抑えたいものです。

以下の表では、各光回線のマンションタイプの金額を記載しています。

サービス名称 月額料金(税込)
NURO光 2,090円/月~
auひかり 3,740円/月~
ドコモ光 4,180円/月~
ソフトバンク光 4,180円/月~
So-net 光 S 3,400円/月~

各業者で金額に開きがありますが、およそ2千円台~4千円台です。

例えば、2ギガの2年契約は月額2,530円(税込)~ですが、3年契約では2,090円(税込)~とお得です。また、NURO光には契約期間に縛りがないプランもありますが、月額2,970円(税込)と高いのが欠点です。

auひかりのマンションタイプの月額料金は、配線方式や物件タイプの違いにより異なります。月額3,740円~5,500円(税込)の開きがあります。

なお、マンションタイプの光回線の工事ができないときや、採用されている配線方式に不満がある場合は、戸建タイプの申し込みを検討してもよいでしょう。

スマホセット割の有無

賃貸で光回線をお得に使いたい場合は、スマホセット割の有無を確認しましょう。光回線とスマホをセットで使うことで、以下のように割引が受けられます。

スマホセット割名称 割引額(税込) 対象の光回線 対象のスマホ
ドコモ光セット割 ドコモスマホの料金が毎月最大1,100円割引 ドコモ光 ドコモ
auスマートバリュー auスマホの料金が毎月最大1,100円割引 ・auひかり
・ビッグローブ光
・@nifty光
・コミュファ光
・eo光
・メガ・エッグ ピカラ光
・BBIQ
・J:COM
au
おうち割光セット ソフトバンクのスマホ料金が毎月最大1,100円割引 ・ソフトバンク光
・NURO光
ソフトバンク
おうち割光セット(A) ワイモバイルの料金が毎月最大1,650円割引 ソフトバンク光 ワイモバイル
NUROモバイルセット割特典 12ヵ月間NUROモバイルの料金が月額最大1,100円割引 NURO光 NUROモバイル
楽天ひかり月額基本料6カ月0円キャンペーン 楽天ひかりの料金が6ヵ月間0円 楽天ひかり 楽天モバイル
DTI光×auセット割 DTI光の料金が毎月最大1,320円割引 DTI光 au
DTI 光×SIMセット割 DTI光の料金が毎月最大165円割引 DTI光 DTI SIM

スマホセット割はすべての光回線で利用できるわけではないため、その点は確認が必要ですが、適用されると毎月の通信コストが1,000円以上お得になります。

楽天ひかりやNUROモバイルのように、期間限定で割引が適用されるケースもありますが、いずれにしてもお得に利用可能です。

なお、スマホセット割は、対象の光回線+スマホを利用していれば無条件に適用されるわけではありません。

NURO光とソフトバンクスマホのセット割では、光でんわの申し込みが必要です。auひかりとauスマホのセット割でも、ひかり電話の契約が必要になります。

スマホセット割にはこのような注意点もありますが、基本的に適用されている限りは毎月お得に使えるので、利用できるのであれば活用しましょう。

キャンペーンやポイントバック

マンションなどの賃貸で光回線をお得に使いたいなら、キャンペーン情報も確認してください。以下の表に、光回線で使える代表的なキャンペーンの種類を記載しました。

キャンペーン種類 参考
高額キャッシュバック ・60,000円キャッシュバック(NURO光)
・最大102,000円キャッシュバック(GMOとくとくBB光)
ポイントバック ・20,000ptプレゼント(ドコモ光)
・最大10,000ptプレゼント(auひかり)など
月額料金割引 6ヵ月目まで基本料金月額500円(ソフトバンク光)など
工事費無料 ・工事費実質無料(NURO光)
・工事費サポートはじめて割(ソフトバンク光)など
乗り換え特典 ・最大25,000ptプレゼント(ドコモ光)
・最大30,000円還元(auひかり)

各光回線では様々な特典を提供していますが、中でも特にお得なのは高額キャッシュバックキャンペーンです。キャッシュバックを受け取ることで、実質料金を大きく抑えられます

ただし、GMOとくとくBBのように受け取りまで1年かかり、複数のオプションに加入しないと得られないケースもあるため、適用条件はよく確認しましょう。

そのほか、工事費無料や違約金補填などのキャンペーンがあります。どのような特典があるかをチェックして契約先を選びましょう。

対応サービスエリア

賃貸向けの光回線を選ぶ際は、対応サービスエリアも確認しましょう。というのも、すべてのサービスが全国で利用できるわけではないからです。

以下の表では、光回線4タイプ(NTT光回線・光コラボ・独自回線・電力会社系)の対応サービスエリアを記載しています。

サービス名称 対応サービスエリア
フレッツ光
(NTT光回線)
全国
ドコモ光
(光コラボ)
全国
NURO光
(独自回線)
・北海道
・東北(宮城・福島・山形)※東北エリアは10Gのみ提供
・関東(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬)
・東海(愛知・静岡・岐阜・三重)
・関西(大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良)
・中国(広島・岡山)
・九州(福岡・佐賀)
コミュファ光
(電力会社系)
東海エリア:愛知県・岐阜県・三重県・静岡県

マンションタイプの場合、戸建タイプと異なり物件によっては利用できないことがありますが、NTT回線のフレッツ光や光コラボは全国で利用できます

一方、独自回線のNURO光は利用できるエリアが限られ、東北エリアで利用できるのは10ギガプランのみです。また、電力会社系のコミュファ光を契約できるのは東海エリアだけです。

気に入ったサービスを見つけても、申し込みできなければ意味がありません。事前に各社のホームページで対応エリアを確認しておきましょう。

実質速度

光回線を選ぶ際は実質速度も確認しましょう。光回線といっても、業者や光回線のタイプによって速度が異なります。

以下の表に、各社のマンションタイプの実質速度を記載しました。

サービス名称 光回線タイプ 実質速度:下り平均速度
(マンションタイプ)
フレッツ光ネクスト NTT光回線 239.95Mbps
ドコモ光 光コラボ 271.16Mbps
ソフトバンク光 光コラボ 299.1Mbps
So-net 光 S 光コラボ 134.5Mbps
NURO光 独自回線 624.06Mbps
auひかり 独自回線 538.8Mbps

※実質速度は、「みんなのネット回線速度」の2024年9月直近3ヵ月のデータを引用しています。

表では、インターネットを快適に使う上でカギとなる下りの平均速度を記載しています。実質速度に注目すると、特にNURO光やauひかりなどの独自回線が速いことがわかります。

独自回線が速い理由は、フレッツ光と比較して利用者が少ない回線を使用しているためです。回線が混雑しにくいため、快適な速度でインターネットが利用できます。

NURO光やauひかりなどの独自回線は全国で使えるわけではありませんが、利用可能であるならぜひ選択してみてください。

▼【NURO光】の詳細はこちら

▼【auひかり】の詳細はこちら

工事費

賃貸物件で光回線を選ぶ際は、工事費にも注目しましょう。以下の表に、各社のマンションタイプと戸建タイプの工事費を記載しました。

(税込) 工事費 撤去費用
フレッツ光
(NTT光回線)
・マンションタイプ:22,000円
・戸建タイプ:22,000円
無料
ソフトバンク光
(光コラボ)
・マンションタイプ:31,680円
・戸建タイプ:31,680円
無料
NURO光
(独自回線)
・マンションタイプ:44,000円
・戸建タイプ:44,000円
11,000円
auひかり
(独自回線)
・マンションタイプ:33,000円
・戸建タイプ:41,250円
31,680円

工事費はフレッツ光が2万円程度、一方で光コラボのソフトバンク光が3万円台です。独自回線では、auひかりのマンションタイプが3万円程度、NURO光は4万円以上かかります。

開通工事費は高額なので負担が大きく感じますが、ほとんどの業者では工事費無料のキャンペーンを実施しています

ただし、ソフトバンク光のように、工事費無料の条件が24ヵ月間(2年間)の継続利用という場合もあるので、適用条件はよく確認するようにしてください。

賃貸物件によっては、光回線の解約時に大家さんや管理会社より原状回復を求められるケースがあります。その際は、契約している光回線業者に撤去作業を依頼しましょう。

サポート体制

月額料金の安さや通信速度も大切ですが、賃貸物件の光回線を選ぶ際は、いざというときに相談できるサポート体制にも注目しましょう。光回線各社の問合せ窓口を表に記載しました。

サービス名称 問合せ窓口
NURO光 ・電話:9:00~18:00(※平日のみ・ナビダイヤル)
・チャット:9:00~18:00(※年末年始・メンテナンス日除く・AI対応は24時間可) ・メッセージ
auひかり ・電話:9:00~20:00(※12月31日は18時まで、1月1日、1月2日は×・通話料無料)
・チャット:10:00~22:00(AI対応は24時間可)
・メッセージ
ドコモ光 ・電話:9:00~20:00(※年中無休)
・チャット:9:00~20:00(※年中無休・AI対応は24時間可)
・メッセージ
ソフトバンク光 ・電話:9:00~22:00(※年末年始除く)
・チャット:10:00~24:00(AI対応は24時間可)
・メッセージ
So-net 光 S ・電話:9:00~21:00(※年末年始、1月1日、1月2日、メンテンス日除く)
・チャット:9:00~18:00(AI対応は24時間可)
・メッセージ

各社で電話による問合せのほか、チャットやメッセージによる相談が可能です。

なお、NURO光のように電話による問合せは平日のみ可という場合もありますが、ドコモ光のように年中無休で相談できる業者も存在します。いつでも相談できるのは魅力的でしょう。

そのほか、各社でチャットによる問い合わせが可能です。AI対応だけでなくオペレーターによる対応も受け付けています。

中でも、ソフトバンク光は、24時までオペレーターにチャットで相談できます。さらに、メッセージによる質問も受け付けています。

契約内容や料金に関することだけでなく、工事についても相談できるので、わからないことがあるときは気軽に問い合わせてみるとよいでしょう。

賃貸物件におすすめの光回線

賃貸物件におすすめの光回線をお伝えします。2024年9月時点のキャンペーン情報も記載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

賃貸物件におすすめの光回線

NURO光

NURO光

光回線を実質速度の速さで選ぶなら、NURO光のマンションタイプがおすすめです。以下の表に、上下の平均速度や契約期間別の月額料金を記載しました。

(税込) NUROモバイル
月額料金
(マンションタイプ)
・2ギガ(3年契約):2,090~2,750円/月
・2ギガ(2年契約):2,530~3,190円/月
・2ギガ(契約期間なし):2,970~3,630円/月
・10ギガ(3年契約):2,640~3,300円/月
・10ギガ(契約期間なし):3,520~4,180円/月
※月額料金はマンションの利用人数によって変動する
事務手数料 3,300円
工事費 44,000円
初月料金 日割計算
契約期間 2年
3年
契約期間なし
解約金 2ギガ(3年契約)3,850円 2ギガ(2年契約)3,740円 10ギガ(3年契約)4,400円
最大速度 ・2ギガ:下り最大2Gbps・上り最大1Gbps
・10ギガ:下り最大10Gbps・上り最大10Gbps
実測速度 ・平均下り速度:673.61Mbps
・平均上り速度:656.05Mbps
(マンションタイプ)
光回線の種類 独自回線
スマホセット割 ・NURO光+ソフトバンクスマホ
→ソフトバンクのスマホ料金が毎月最大1,100円割引
・NURO光+NUROモバイル
→12ヵ月間NUROモバイルの料金が月額最大1,100円割引
対応サービスエリア ・北海道
・東北(宮城・福島・山形)※10Gのみ提供
・関東(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬)
・東海(愛知・静岡・岐阜・三重)
・関西(大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良)
・中国(広島・岡山)
・九州(福岡・佐賀)
キャンペーン ・60,000円キャッシュバック
・工事費実質無料

※実質速度は、「みんなのネット回線速度」の2024年9月直近3ヵ月のデータを引用しています。

契約できるエリアが限られてしまう点はデメリットですが、一方でNURO光には以下のメリットがあります。

  • 実質速度が圧倒的に速い
  • 実質月額料金が他社より安い
  • ソフトバンクやNUROモバイルのスマホセット割が利用できる

NURO光は他社と比較して実質速度が速いことが魅力です。マンションタイプの平均速度は、上下とも600Mbpsを超えています

また、NURO光のマンションタイプは実質月額の安さも利点です。契約期間なしでも月額最大3千円台ですが、2年や3年間の継続プランであれば月額2千円台から使えます。

また、NURO光では、ソフトバンクやNUROモバイルのスマホセット割も利用可能です。

実質速度にこだわりたい、通信コストを抑えたい、スマホセット割でお得に使いたいという場合はNURO光がおすすめです。

【NURO光公式】詳細はこちら

auひかり

auひかり

賃貸物件で光回線を利用するなら、速さが魅力的なauひかりもおすすめです。料金プランごとの最大速度や、金額を記載したので参考にしてください。

(税込) auひかり
月額料金
(マンションタイプ)
・マンションタイプG:4,730円/月(契約期間なし:5,940円/月)
・マンションタイプV:4,180円/月
・マンション都市機構:4,180円/月
・マンション都市機構G:4,730円/月(契約期間なし:5,940円/月)
・マンションタイプE:3,740円/月
・マンションタイプF:4,290円/月
・マンションギガ:4,455円/月
・マンションミニギガ:5,500円/月
事務手数料 3,300円
工事費 33,000円
初月料金 日割計算
契約期間 ・2年
・契約期間なし
解約金 2,290円 or 2,730円
最大速度 ・マンションタイプG:下り最大664Mbps・上り最大166Mbps
・マンションタイプV:下り最大100Mbps・上り最大100Mbps
・マンション都市機構:下り最大100Mbps・上り最大100Mbps
・マンション都市機構G:下り最大664Mbps・上り最大166Mbps
・マンションタイプE:下り最大100Mbps・上り最大100Mbps
・マンションタイプF:下り最大100Mbps・上り最大100Mbps
・マンションギガ:下り最大1Gbps・上り最大1Gbps
・マンションミニギガ:下り最大1Gbps・上り最大1Gbps
実測速度 ・平均下り速度:344.79Mbps
・平均上り速度:308.55Mbps
光回線の種類 独自回線
スマホセット割 ・auひかり+auスマホ
→auスマホの料金が毎月最大1,100円割引
・auひかり+UQスマホ
→UQスマホの料金が毎月最大1,100円割引
対応サービスエリア 全国 (ただし関西エリア・東海エリアを除く)
キャンペーン ・最大10,000ptプレゼント
・初期費用(工事費)相当額最大33,000円割引
・解約違約金相当額還元など

※実質速度は、「みんなのネット回線速度」の2024年9月直近3ヵ月のデータを引用しています。

料金プランが複数あり、選ぶのに迷ってしまうという点ではデメリットですが、一方でauひかりには以下のメリットがあります。(※料金プランは配線方式や物件タイプにより異なる)

  • 安定した速度でインターネットを楽しめる
  • auスマホのセット割が使える
  • プロバイダを自由に選べる

独自回線を用いるauひかりは、光コラボなどのNTT光回線と比較して安定した速度で使えるのが魅力です。ドコモ光の下り平均速度は200Mbpsほどですが、auひかりは300Mbps以上です。

また、auひかりはauスマホとのセット割が使えるのもメリットでしょう。スマホセット割が適用されると、auスマホの料金が毎月最大1,100円(税込)お得になります。

さらに、プロバイダを自由に選択でき、プロバイダならではの特典が使えます。例えば、au one netを選ぶと、Pontaポイントが最大10,000pt獲得可能です。

安定した速度でインターネットを使いたい、auスマホのセット割で毎月のコストを抑えたい、自分でプロバイダを選びたいという場合はauひかりの申し込みを検討してみてください。

【auひかり】詳細はこちら

ドコモ光

ドコモ光

ドコモ光も賃貸物件でおすすめの光回線です。以下の表に、月額料金やスマホセット割などの内容を記載しました。

(税込) ドコモ光
月額料金
(マンションタイプ)
・1ギガ(2年定期契約)4,180円/月~
・1ギガ(定期契約なし)5,280円/月~
・10ギガ(2年定期契約)5,940円/月~
・10ギガ(定期契約なし)7,590円/月~
事務手数料 3,300円
工事費 22,000円
初月料金 日割計算
契約期間 ・2年
・契約期間なし
解約金 4,180円
最大速度 ・ドコモ光1ギガ:下り最大1Gbps・上り最大1Gbps
・ドコモ光10ギガ:下り最大10Gbps・上り最大10Gbps
実測速度 ・平均下り速度:289.7Mbps
・平均上り速度:359.44Mbps (マンションタイプ)
光回線の種類 光コラボ
スマホセット割 ドコモ光+ドコモスマホ
→ドコモスマホの料金が毎月最大1,100円割引
対応サービスエリア 全国
※10ギガプランは一部地域限定
キャンペーン ・20,000ptプレゼント
・新規工事料無料特典
・乗り換え特典最大25,000ptプレゼント

※実質速度は、「みんなのネット回線速度」の2024年9月直近3ヵ月のデータを引用しています。

独自回線のNURO光やauひかりと比較すると実質速度が劣る点はデメリットですが、一方でドコモ光には以下のメリットがあります。

  • ドコモスマホのセット割が使える
  • dポイントが効率よく貯まる
  • プロバイダを自由に選べる

ドコモ光では、ドコモスマホのセット割を使えるのがメリットです。適用されると、ドコモスマホを利用している家族全員のスマホ代が毎月最大1,100円(税込)割引されます。

また、ドコモ光ではdポイントを効率的に獲得できるため、ドコモ経済圏の人にとって非常にお得です。特典で20,000ptがもらえるほか、ドコモ光やスマホ代をdカードGOLDで支払えば、通信費の10%がポイント還元されます。

さらに、ドコモ光はプロバイダを選べるのもメリットでしょう。例えば、プロバイダのOCNインターネットでは、WiFi6対応ルーターの無償レンタルを提供しています。

ドコモのスマホを利用している方や、dポイントを効率的に得たい方にはドコモ光がおすすめです。

【ドコモ光公式】詳細はこちら

ソフトバンク光

ソフトバンク光

光コラボのソフトバンク光も、賃貸物件でおすすめの光回線です。マンションタイプの月額料金や、利用可能なキャンペーンなどを表に記載しました。

(税込) ソフトバンク光
月額料金
(マンションタイプ)
・1ギガ(2年自動更新):4,180円/月(契約期間なし:5,390円/月)
・10ギガ(2年自動更新):6,380円/月(契約期間なし:7,590円/月)
事務手数料 3,300円
工事費 31,680円
初月料金 日割計算
契約期間 ・2年
・契約期間なし
解約金 4,180円
最大速度 ・1ギガ:下り最大1Gbps・上り最大1Gbps
・10ギガ:下り最大10Gbps・上り最大10Gbps
実測速度 ・平均下り速度:309.37Mbps
・平均上り速度:382.53Mbps (マンションタイプ)
光回線の種類 光コラボ
スマホセット割 ・ソフトバンク光+ソフトバンクスマホ
→ソフトバンクのスマホ料金が毎月最大1,100円割引
・ソフトバンク光+ワイモバイル
→ワイモバイルの料金が毎月最大1,650円割引
対応サービスエリア 全国
※10ギガプランは一部地域限定
キャンペーン ・6ヵ月目まで基本料金月額500円キャンペーン
・SoftBank 光 工事費サポート はじめて割
・SoftBank あんしん乗り換えキャンペーン

※実質速度は、「みんなのネット回線速度」の2024年9月直近3ヵ月のデータを引用しています。

マンションタイプが月額2千円台から使えるNURO光と比較して、ソフトバンク光は月額4千円以上と高い点はデメリットですが、一方で以下のメリットもあります。

  • ソフトバンクスマホのセット割が使える
  • 開通工事完了までの間、ホームルーターやポケット型WiFiをレンタルできる
  • 月額料金割引や工事費無料などお得な特典を利用できる

ソフトバンク光では、ソフトバンクスマホのセット割が利用可能です。適用されると、ソフトバンクスマホを使用している家族みんなのスマホ代が、毎月最大1,100円(税込)安くなります。

開通工事完了までの間、ホームルーターかポケット型WiFiをレンタルできる点もメリットです。

通常開通工事には1ヵ月程度の時間がかかりますが、その間もインターネットを使えます。また、月額料金割引や工事費無料などの特典が充実しているのもメリットです。

ソフトバンクスマホをお得に使いたい、工事期間中もインターネットを使いたいなどの場合は、ソフトバンク光の申し込みを検討してみてください。

【ソフトバンク光公式】詳細はこちら

So-net 光 S

So-net 光 S

月額3千円台のお得な料金で使えるSo-net 光 Sも、賃貸物件でおすすめの光回線です。以下の表に、月額料金や実質速度などを記載しました。

(税込) So-net 光 S
月額料金
(マンションタイプ)
3,400円/月
事務手数料 3,500円
工事費 26,400円
初月料金 日割計算
契約期間 契約期間なし
解約金 なし
最大速度 1ギガ:下り最大1Gbps・上り最大1Gbps
実測速度 ・平均下り速度:140.92Mbps
・平均上り速度:231.03Mbps
(マンションタイプ)
光回線の種類 光コラボ
スマホセット割 So-net 光 S+NUROモバイル
→NUROモバイルの月額料金が1年間無料
対応サービスエリア 全国
キャンペーン ・v6プラス対応高速WiFiルーター最大6ヵ月無料
・工事費相当割引特典

※実質速度は、「みんなのネット回線速度」の2024年9月直近3ヵ月のデータを引用しています。

回線混雑時に速度が低下する点はデメリットですが、So-net 光 Sには以下のメリットもあります。

  • シンプルでお得な料金プラン
  • NUROモバイルのスマホセット割が利用できる
  • 工事期間中ポケット型WiFiをレンタルできる

So-net 光 Sは、シンプルでお得な月額料金がメリットです。月額料金は3,400円(税込)となっており、同じ光コラボのドコモ光やソフトバンク光よりもお得に使えます。

格安SIMのNUROモバイルとのスマホセット割が使えるのもメリットです。適用されると、NUROモバイルの月額料金が1年間792円(税込)割引されます。

開通工事期間中、ポケット型WiFiが最大1ヵ月間(30泊31日)無料でレンタルできるのも魅力でしょう。15時までに申し込めば、最短当日発送の翌日受け取りが可能です。

通信コストを抑えたい、NUROモバイルのスマホを使っている、工事期間中もインターネットが使いたいという場合はSo-net 光 Sをおすすめします。

【So-net光 minico】詳細はこちら

賃貸物件で光回線を契約する流れ

ここでは、光回線が導入されていない賃貸物件で、インターネットを契約する流れを解説します。以下の流れを参考にしてください。

  1. 大家さんや管理会社に許可を得る
  2. 光回線業者と契約する
  3. 開通工事を行う
  4. ONUや無線LANルーターの設定をする

マンションなどの賃貸物件で光回線を利用したい場合、初めに大家さんや管理会社の許可を得なければなりません

マンションタイプの光回線を使うためには、共用スペースに光ファイバーケーブルを引き込む工事が必要です。無断で工事を進めると、トラブルになるのでやめましょう。

大家さんなどの許可を得たら光回線業者に申し込み、開通工事へと進みます。なお、工事前に、光回線事業者から管理会社などに対して、工事の進め方や共用設備の使い方が説明されます。

引き込み工事や部屋までの配線工事が完了した後は、ONUや無線LANルーターの設定をするとインターネットが利用できます。

賃貸物件で光回線を契約できないときの代替案

賃貸物件で光回線を契約できないときの代替案としては、ホームルーターやポケット型WiFiをおすすめします。それぞれの特徴を解説しますので参考にしてください。

ホームルーター

下りの平均速度が150Mbpsほどのため、200Mbps以上出る光回線と比較して遅いのはホームルーターのデメリットですが、一方で以下のメリットがあります。

  • 工事不要ですぐに使える
  • 引っ越し先で簡単に使える
  • 配線周りがすっきりする

固定回線ではなくモバイル回線(電波)を使用しインターネットに接続するホームルーターは、光回線と異なり工事を必要としません。そのため、端末の受け取り後すぐに使えるのが利点です。

店舗受け取りが可能なUQ WiMAXなどでは、最短申し込み当日に端末を受け取りインターネットが使えます。

また、ホームルーターは引っ越しの際の手続きが簡単なのも魅力です。各サービスのマイページから住所を変更するだけです。

光回線の場合、エリア外だと引っ越し先で既存のサービスが使えません。その際は、新たに光回線を探して契約する必要があります。

コンセントに挿すだけで使えるホームルーターは、光回線と比較して配線周りがすっきりまとまるのもメリットでしょう。

光回線では、ルーター周りの配線が乱雑になりストレスに感じる可能性があります。工事不要ですぐに使いたい、引っ越し先でも簡単に使いたいという場合はホームルーターがおすすめです。

以下の記事では、おすすめのホームルーターを紹介していますので、こちらも参考にしてください。

ポケット型WiFi

ホームルーターと比較して内蔵されているアンテナが小さいため、通信の安定性は劣りますが、一方でポケット型WiFiには以下のメリットがあります。

  • 屋内・屋外でインターネットが使える
  • 小容量プランで通信費を抑えられる
  • 工事不要で使える

ポケット型WiFiの最大の魅力は屋外でも使える点です。バッテリー内蔵、ポケットサイズのポケット型WiFiは、持ち運びやすく旅先に持って行っても使えます。

また、ポケット型WiFiは、無制限しか選べないホームルーターと異なり、月間20GBや30GBなどの小容量プランも選択できます

小容量であれば、AiR WiFiの20GBプランのように、月額2千円を切る料金で利用可能です。実質月額料金が4千円以上のホームルーターと比較して、通信コストを抑えられます。

また、ポケット型WiFiもホームルーターと同様に工事不要で使えるため、申し込み後すぐにインターネットが使えます。最短で当日や翌日の受け取りが可能です。

屋内・屋外でインターネットを使いたい、光回線よりも通信コストを抑えたい、申し込み後すぐに使いたいという場合はポケット型WiFiの申し込みを検討してみてください。

以下の記事では、おすすめのポケット型WiFiを紹介しています。ポケット型WiFiに興味のある方は、ぜひこちらもご覧ください。

賃貸の光回線でよくある質問

賃貸物件で配線工事は可能か、配線工事の許可をもらいやすくする方法はあるかなど、賃貸物件で光回線を利用するうえでよくある質問にお答えします。

賃貸物件で配線工事は可能?

壁に穴を開ける必要があるため、事前に配線工事が可能か大家さんや管理会社に確認してみましょう

無許可で進めると、損害賠償で訴えられたり、後日高額な原状回復費用を請求される恐れがあるので注意してください。

配線工事の許可をもらいやすくする方法はある?

大家さんや管理会社から光回線の配線工事の許可を得る際は、以下のポイントを心がけましょう。

  • 工事内容について難しい言葉で説明しない
  • 建物が傷つく前提で話をしない
  • 退去時の撤去についても説明する

インターネットに詳しくない大家さんに対して専門的な言葉で説明すると、面倒に感じてしまい許可を得られない場合があります。なるべくわかりやすい言葉で説明しましょう。

また、建物が傷つく前提で話を進めると、警戒されてしまい許可を得られない恐れがあります。

穴開けやビス止めの可能性はあるが、専門業者が行うため心配はないということを説明するとよいでしょう。さらに、退去時の撤去についても説明が必要です。

賃貸で戸建タイプを契約した際は、退去時に撤去し、壁の穴を塞ぐなど具体的な原状回復について説明しておきましょう。

賃貸のWiFiが何か調べる方法はある?

賃貸物件のWiFi(インターネット回線)が何か知りたいときは、大家さんや管理会社に質問するほか、契約書や入居時の書類をチェックしてみましょう。

光コンセントはNTT以外でも使える?

光コンセントは、本来はNTT光回線を使用するための装置です。

そのため、部屋に光コンセントが設置されている場合、工事の必要なくフレッツ光や光コラボなどのインターネットを使える可能性があります。

一方で、独自回線を利用したい場合は、独自回線の光コンセントを新たに設置する必要があるため工事が必要です。

賃貸物件の光回線まとめ

賃貸物件におすすめの光回線

ここまで、賃貸物件で光回線は契約できるのか、設備状況の種類や確認方法を解説しました。

マンションなどの賃貸物件の場合、開通工事が終わっていても各戸までの配線工事が必要な場合があります。また、配線方式によっては速度が遅い場合もあるので注意しましょう。

賃貸物件で光回線を選ぶ際は、月額料金だけでなく配線方式や実質速度、工事費無料などのキャンペーンにも注目しましょう

ぜひ、本記事で紹介したお得で使いやすい光回線を選んでみてください。実質速度にこだわるならNURO光、スマホセット割を利用してお得に使いたいならドコモ光などがおすすめです。

また、どうしても賃貸物件で開通工事ができない場合は、工事不要で使えるホームルーターやポケット型WiFiの利用も検討してみてください。

光回線と比較して実質速度は落ちますが、すぐに使えて引っ越しの際も手続きが簡単なのが利点です。ポケット型WiFiであれば屋外でも使えるので、ぜひ前向きに検討してみてください。

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
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