テレワークにおすすめの光回線6社！ネット環境を快適にするコツも紹介

コロナ禍を経て、日本の働き方は大きく変わりました。なかには「すっかりテレワークが基本となり、オフィスに集まることが減った」という人もいるでしょう。

テレワークで重要視したいのが仕事環境です。特に連絡や打ち合わせで利用するインターネット回線は、できるだけ良質なものを選びたいところです。

速度の安定性と高速性から、光回線を契約しようと考えている人もいるのではないでしょうか。とはいえ、光回線は種類が多いため、どれを選ぶか迷っている人もいるでしょう。

この記事では、快適なテレワークを実現する光回線を紹介します。テレワーク環境を整備し、不便なく働くための参考にしてください。

テレワークでも使える光回線の選び方

テレワークでも快適に使える光回線を選ぶには、以下の3点を重視してみましょう。

テレワークに適したスペックかどうかを見極めれば、契約する光回線の候補が絞られます。ぜひポイントを押さえながら選んでみてください。

通信速度が十分か

一般的に、テレワークに必要な通信速度は10Mbps〜30Mbps程度とされています。

しかし、光回線をテレワーク用のために選ぶのであれば、最大で100Mbps以上の速度が出るものを選びたいところです。100Mbps以上の速度が出れば、光回線の高速性や通信の安定性を最大限に活かせます。

通信速度の速い光回線サービスを選び、ストレスなく仕事ができる環境を整えましょう。

みんなのネット回線速度では、実測値の情報を確認できます。住んでいるエリアではどのくらいの速度が出ているのか、契約前に確認することをおすすめします。

通信が安定しているか

通信速度が安定しているかどうかも、光回線選びでは重要なポイントです。

通信が不安定だと送受信時にトラブルが起こりやすく、「メールが届かない」「オンライン会議中に回線が途切れる」といった事象が発生してしまいます。

特に、テレワークで商談や打ち合わせをする場合、通信が途切れてしまうと相手にストレスを与えてしまいます。

通信の安定性を確保するためには「つながりにくい時間がない」「回線トラブルが少ない」光回線を選ぶことが重要です。

特に、回線混雑の可能性が低い独自回線を使っているプロバイダは、安定した通信が期待できます。独自回線を使っている光回線には、以下のようなものがあります。

混雑しにくく、いつでも安定した速度でインターネットが使える回線を選べば、オフィスにいなくても快適に仕事を進められます。

セキュリティが整っているか

セキュリティの整備状況は、リスク管理のためにぜひチェックしておきたい項目です。

セキュリティ対策が甘いと、テレワーク中にウイルスに侵入される可能性があります。重要なデータが削除されたり、個人情報が流出するなどウイルス被害は甚大です。

光回線サービスでは、セキュリティソフトをオプションで追加できるものがあります。毎月いくらか料金がかかりますが、情報流出やデータ消失の損害に比べると金額は高くありません。

ウイルス対策を十分に行ったうえで、光回線を使いましょう。

テレワークも快適な光回線おすすめ6選

テレワークにおすすめな光回線は、以下の5つです。

今回は「1ギガプラン」に絞り、前述した「速度」「安定性」「セキュリティ」の観点から紹介します。

※NURO光は1ギガプランがないため2ギガプランについて解説します。

※平均通信速度は、「みんなのネット回線速度」の2024年9月直近3ヵ月のデータを引用しています。

auひかり｜セキュリティサービスが安い

※平均通信速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年9月直近3ヵ月のデータを引用しています。

auひかりは、auひかりでは運営元であるKDDIの独自回線を使う光回線です。

auひかりのユーザーのみが使える回線のため、多くのプロバイダが共有するフレッツ光に比べて回線が混みにくく、いつでも安定した通信ができます。

セキュリティ面では、「安心ネットセキュリティ」サービスを月額330円(税込)で提供しています。

1つのライセンスで最大7台の端末を登録できるため、パソコンだけでなくスマホのセキュリティ対策も可能です。

ウイルス検知や危険なURLへの接続防止などをしてくれるため、テレワーク中もプライベートでも安全に使えます。

なお、残高不足など登録した支払方法が利用できなかった場合は請求書が送付されます。コンビニ払いが可能ですが、請求書発行手数料として220円(税込)かかるので注意しましょう。

【auひかり】詳細はこちら

NURO光｜光回線の中でも特に高速

※平均通信速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年9月直近3ヵ月のデータを引用しています。

NURO光は独自回線を使用しており、通信速度が非常に速い光回線です。

セキュリティ面では「NURO光 Safe」を月額550円(税込)で提供しています。リアルタイムでウイルスを含めたその他の脅威をブロックすることで、テレワークでも安心して利用できます。

さらに、パソコンやスマホなど最大で7デバイス保護ができるため、家族全員で利用可能です。

【NURO光公式】詳細はこちら

ドコモ光｜最大10万円の高額キャッシュバックがお得

※平均通信速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年9月直近3ヵ月のデータを引用しています。

ドコモ光のセキュリティサービスは、パソコンのセキュリティソフト大手のマカフィーが提供するサービスです。

コンピューターウイルスやスパイウェア、ネット詐欺など様々なネット被害を想定した対策が施されており、パソコンをしっかりと守ってくれます。月額385円(税込)と安い料金でオプション追加が可能です。

速度は十分に速く、テレワークで長時間使っても安定した利用ができます。フレッツ光回線のため多くの地域に対応しており、地方でのテレワークにも対応可能です。

なお、残高不足など登録した支払方法が利用できなかった場合は、請求書が送付されます。コンビニ払いが可能ですが、請求書発行手数料として220円(税込)がかかるので注意しましょう。

【ドコモ光公式】詳細はこちら

ビッグローブ光｜セキュリティサービスを選べる

※平均通信速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年9月直近3ヵ月のデータを引用しています。

ビッグローブ光は、セキュリティサービスのラインナップが特徴的です。トータル・ネットセキュリティもあればウイルス保護専用のものもあり、個人のニーズに合わせたセキュリティ体制を構築できます。

トータル・ネットセキュリティは様々な被害に備えられますが、月額638円(税込)とやや料金が高めです。「ウイルスだけ気をつけたい」という場合は、月額460.9円(税込)の「ウイルスバスター 月額版」がおすすめです。

ビッグローブ光はKDDIグループが運営しているものの、回線はフレッツ光を使用します。

「auひかりが対象エリア外」「auスマホのセット割がある光回線を契約したい」という人におすすめのプロバイダです。

なお、残高不足など登録した支払方法が利用できなかった場合は、請求書が送付されます。コンビニ払いが可能ですが、請求書発行手数料として330円～440円(税込)がかかるので注意しましょう。

【ビッグローブ光】詳細はこちら

ソフトバンク光｜信頼性の高いセキュリティサービスが使える

※平均通信速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年9月直近3ヵ月のデータを引用しています。

ソフトバンク光は、フレッツ光回線を利用しています。速度はフレッツ光回線を使っている他社プロバイダよりもやや速めです。

テレワークをするには十分な速度があるため、安心して利用できます。

セキュリティは「BBセキュリティ」というサービスを提供しています。セキュリティソフト大手のマカフィーが提供するサービスが使えるため、信頼性が高いのが特徴です。

キャッシュバックが最短2ヵ月で受け取れるほか、開通前にWiFiルーターを無料でレンタルできるのも魅力です。

【ソフトバンク光公式】詳細はこちら

楽天ひかり｜セキュリティサービスが一定期間無料

※平均通信速度は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年9月直近3ヵ月のデータを引用しています。

楽天ひかりは、料金が比較的安い光回線です。楽天モバイルとセットで契約すれば、基本料金が6ヵ月間0円になります。

楽天ひかりは、一部で「速度が出にくい」という評判がありますが、より高速で通信できる規格「IPv6」に接続するよう設定すれば、快適な速度で利用可能です。

セキュリティは「スーパーセキュリティ マルチプラットフォーム版」が使えます。

3台まで12ヵ月間無料で使えるのが特徴で、コストをかけずにセキュリティ環境を整備できます。その後の月額料金は385円(税込)です。

なお、クレジットカードや振替口座の登録をしない場合は請求書が送付されます。請求書で支払う場合、手数料として220円(税込)がかかるので注意しましょう。

【楽天ひかり公式】詳細はこちら

テレワークで使える光回線以外のネット回線

テレワークで利用できる回線には、光回線以外に以下のものがあります。

どちらも光回線とは異なる特徴を持つネット回線のため、それぞれの特徴を比較しながら自分に合うものを選びましょう。

ホームルーター｜有線にも対応した工事不要WiFi

ホームルーターは、屋内で利用できるWiFi端末です。光回線とは異なり工事が必要なく、コンセントに挿すだけですぐに使い始められます。

回線はドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアや、大容量通信に適したWiMAXなどが利用可能です。有線接続にも対応しており、テレワークでも安定した通信が期待できます。

以下の記事では、おすすめのホームルーターを紹介していますので、こちらも参考にしてください。

ポケット型WiFi｜自宅以外でもテレワークができる

ポケット型WiFiは、コンパクトな端末で利用できるWiFiです。持ち運びできるのが特徴で、屋内だけでなく屋外での利用もできます。

自宅以外でのテレワークができるため「たまには気分を変えて仕事したい」と考えている人に最適です。

回線はドコモ・au・ソフトバンク・楽天・WiMAXなどが利用可能です。WiMAXは高速通信が期待できますが、そのほかの回線はホームルーターほど速度が出ないため、やや安定性に欠ける可能性があります。

以下の記事では、おすすめのポケット型WiFiを紹介していますので、こちらもぜひお読みください。

テレワークのネット環境をより快適にするコツ

テレワークのネット環境をより快適にするには、以下の2つを試してみましょう。

テレワークのネット環境が快適になれば、より効率よく仕事ができます。自室の環境を整備し、仕事に適した空間にしましょう。

有線接続をする

有線接続をすれば、より安定した通信が可能です。無線接続は家のあらゆる場所でインターネットが使えるため便利ですが、周囲の障害物や他の電波の影響を受けやすいという弱点も持っています。

有線接続にすれば、インターネット回線が周囲の影響を受けにくくなるため、より安定した状態で通信が可能です。

メールの不達や回線の途切れといったトラブルも起こりにくくなります。通信速度も上がるため、商談や打ち合わせにおすすめです。

光回線を導入しても速度が安定しなかったり、ブラウザの読み込みに時間がかかったりする場合は、LANケーブルを使ってルーターとパソコンを接続することを検討しましょう。

最新のルーターを選ぶ

光回線を導入する際には、最新のルーターを選ぶようにしましょう。古いルーターでは新しい通信規格に対応できず、光回線の性能を十分に発揮できないことがあります。

速度やセキュリティ面を万全にしたいのであれば、新しいルーターに買い替えることを検討しましょう。

最新のルーターであれば、新しい通信規格に対応しており、安定した高速通信が可能です。セキュリティ機能も強化されており、サイバー攻撃やウイルス被害を防ぐための対策も充実しています。

最新機種をすぐに手に入れられない場合は、現行のルーターのファームウェアを都度更新しながら利用しましょう。

テレワークにおすすめの光回線まとめ

本記事では、快適なテレワークを実現する光回線や、ネット環境を快適に使うコツなどを解説しました。

テレワークでインターネットを使う場合、光回線を導入すれば快適に在宅で仕事ができます。ただし、回線を導入する際はポイントを押さえて慎重に光回線選びをする必要があります。

導入した光回線の調子がよくなければ、LANケーブルやルーターにも気を配りましょう。仕事に集中できる環境を作るため、ぜひ光回線の導入を検討してみてください。