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  • 更新日:2024年08月20日

5GBの格安SIMおすすめ比較!選ぶポイントも紹介

5GBの格安SIMおすすめ比較!選ぶポイントも紹介

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※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。

格安SIMへの乗り換えを検討していて、外出先では必要以上にスマホを使わない方なら、月5GBのプランがおすすめです。5GBあればサイトの閲覧、LINEなどのSNSは十分に利用できます。

また、SNSやYouTubeを頻繁に使用する方でも、自宅や職場でWiFiがあれば月5GBでも足りるでしょう。

スマホのプランはデータ容量が多いほど料金が高く、自分に合ったプランにすることで節約に繋がります。

本記事では、5GBでおすすめの格安SIMを紹介し、実際5GBでどれくらい使えるのかを解説します。

5GBでどのくらいつかえる?

5GBプランを契約するときは、データ容量が自分の用途に適しているか確認しましょう。

結論から述べると、5GBあればWebサイトの閲覧やLINEなどのSNS、動画視聴も十分に利用できます。ただし、外出先で頻繫にスマホを利用する方やオンラインゲームをする方は、データ量が足りなくなることもあるでしょう。

ここでは、5GBでできることや5GBプランが向いている人の特徴について解説します。

5GBでできること

動画視聴や音楽など、5GBでどの程度利用できるのかを表にまとめました。

Webページ 約16,500回表示
(※1ページ閲覧ごとに300KB消費)
動画再生 約10時間
(※解像度480pで計算)
音楽再生 約1,250曲
(※1曲あたり4MBで計算)
LINE(メッセージ) 約250万回
(※テキストのみ500文字程度で計算)
電話 約275時間
(※1分ごとに300KB消費)

Webサイトの閲覧や動画再生など、日常的な用途なら5GBあれば困ることはないでしょう。

なお、動画再生の約10時間は解像度480pの場合です。720pや1080pなど、より高画質になればその分視聴できる時間は短くなります。

また、5GBでゲームを楽しみたいと考えている場合は注意してください。

例えば、スマホゲームの原神は初回のダウンロードだけで30GB以上消費します。つまり、5GBでは到底足りません。

格安SIMの5GBプランが適している人

5GBプランが適している人

  • 主にWebサイトの閲覧やSNSを利用する人
  • 外出先で標準画質の動画を再生したい人
  • テキストメッセージでのやりとりがメインの人

5GBプランが適しているのは、外出した際の空き時間に動画を楽しみたい人、基本的にWeb閲覧やLINEメッセージしか利用しない人に向いています。

一方、5GBプランが向いていないのは、大容量のオンラインゲームをプレイしたい、高画質動画を頻繁に視聴したい人です。つまり、データ消費量の大きいコンテンツを利用したい人には適していません

LINEのやり取りがメインでほとんど動画を見ない方は3GBのおすすめ格安SIMをまとめた記事を、動画もゲームも楽しみたい方は10GBのおすすめ格安SIMをまとめた記事をご覧ください。

5GBのおすすめ格安SIM5社

ここでは、通信速度・使用回線・月額料金(音声通話あり)を総合しておすすめの格安SIMを紹介します。各事業者の特徴も踏まえて参考にしてください。

5GBプランを扱う格安SIMの月額料金
(税込) 音声通話SIM
月額料金
データ専用SIM
月額料金
回線 下り平均
通信速度
通話料 eSIM 支払方法
IIJmio 990円 660円~ ドコモ au 43.22Mbps 11円/30秒 あり クレジットカード
NUROモバイル 990円 825円 ドコモ au ソフトバンク 36.9Mbps 22円/30秒 ※NUROモバイル  でんわ利用時は  11円/30秒 あり クレジットカード
y.uモバイル 1,070円 800円 ドコモ 45.39Mbps 22円/30秒 ※専用アプリ利用時は  11円/30秒 なし クレジットカード
LinksMate 1,210円 858円 ドコモ 60.11Mbps 22円/30秒 ※MatePhone  アプリ利用で  11円/30秒 あり クレジットカード
専用ポイント
イオンモバイル 1,298円 1,078円 ドコモ au 27.47Mbps 11円/30秒 あり (au回線のみ) クレジットカード
ロケットモバイル 1,430円 1,320円 ドコモ au 14.45Mbps 20円(税込22円)/30秒 なし クレジットカード
デビットカード
mineo 1,518円 1,265円 ドコモ au ソフトバンク 52.33Mbps 22円/30秒 ※アプリ利用時は  10円/30秒 あり クレジットカード
口座振替
※eo光を利用している場合
J:COMモバイル 1,628円 -円 au 116.7Mbps 22円/30秒 あり クレジットカード
Xモバイル 1,848円 -円 ドコモ 105.99Mbps 22円/30秒
5分以内の通話が無料!
あり
※エックスモバイル端末専用
クレジットカード
口座振替
請求書

※下り平均通信速度は、「みんなのネット回線速度」の2024年8月直近3ヵ月のデータを引用しています。

IIJmio|月額料金も端末も安い

IIJmio バナー
音声通話SIM
月額料金(税込)
990円
データSIM
月額料金(税込)
660円~
データ容量追加
(税込)
・Webサイト
220円/1GB

・クーポンカード(非課税)
1,500円/500MB~
5,400円/5GB
使用回線 ドコモ
au
下り平均
通信速度
43.22Mbps
5GB超過後の
通信速度
最大300Kbps
カウントフリーオプション ×
通話料(税込) 11円/30秒
通話オプション(税込) 5分かけ放題:500円
10分かけ放題:700円
無制限かけ放題:1,400円

※下り平均通信速度は、「みんなのネット回線速度」の2024年8月直近3ヵ月のデータを引用しています。

月額料金の安さに加え、端末も安く購入できるのがIIIJmioの魅力です。IIJmioには以下の特徴があります。

  • 月額料金が他社と比較して安い
  • 他社からの乗り換え(MNP)でスマホが110円(税込)から購入できる
  • バースト機能により低速通信時も快適に使える

IIJmioの5GBの音声通話プランは、月額990円(税込)となっており他社と比較して安いのが魅力です。例えば、同条件で比較した場合、mineoが1,518円(税込)、Links Mateは1,210円(税込)です。

そのため、5GBの音声通話プランを安さで選びたいなら、IIJmioをおすすめします。他社からのMNP乗り換えでスマホ端末が110円(税込)~購入できるのもメリットです。

また、低速時でもバースト転送により快適にインターネットが使えます。

バースト転送とは、低速時でも通信しはじめの数秒間高速通信ができる機能です。バースト転送が利用できることで、低速時であっても時間をかけずにWebページを開けます

安さ・使い勝手で格安SIMを選ぶなら、IIJmioの申し込みを検討してみてください。

以下の記事では、IIJmioの評判を紹介しています。速度に関する口コミも紹介していますので、ぜひ本記事とあわせてご覧ください。

【IIJmio公式】詳細はこちら

NUROモバイル|専用帯域で安定した速度

NUROモバイル バナー
音声通話SIM
月額料金(税込)
990円
データSIM
月額料金(税込)
825円
データ容量追加
(税込)
550円/1GB
使用回線 ドコモ
au
ソフトバンク
下り平均
通信速度
36.9Mbps
5GB超過後の
通信速度
最大200Kbps
カウントフリーオプション バリューデータフリー:無料
通話料(税込) 11円/30秒
通話オプション(税込) 5分かけ放題:490円
10分かけ放題:880円
無制限かけ放題:1,430円

※下り平均通信速度は、「みんなのネット回線速度」の2024年8月直近3ヵ月のデータを引用しています。

格安SIMは大手通信事業者の通信回線を借りています。そのため、昼時や夜など通信利用者が集中した際に速度が低下することがあります。

NUROモバイルでは、専用帯域を割り当てることで安定した速度で通信が可能です。NUROモバイルには以下の特徴があります。

  • 余ったデータ量を翌月に繰り越せる
  • バリューデータフリーによりLINEのデータ通信量がノーカウント
  • ドコモ・au・ソフトバンクから回線を選べる

NUROモバイルは、余ったデータ容量を翌月に繰り越せるのがメリットです

LINEMOなど格安SIMによっては翌月に繰越できない事業者も少なくありません。その場合、月によってはデータ容量が無駄になるのがデメリットです。

NUROモバイルのように繰り越しができれば、毎月の通信量に波があっても無駄になりません。

また、5GBプランではバリューデータフリーが利用できるのも魅力です

バリューデータフリーでは、LINEのデータ通信量がカウントされません。LINEを頻繁に利用する人であれば役立ちます。

また、NUROモバイルの音声通話あり5GBプランでは、ドコモ・au・ソフトバンクの回線が選べるので、SIMロックがかかっていても解除手続きが必要ありません。

便利なサービス、安定して速い速度に魅力を感じるなら、NUROモバイルの申し込みを検討してみてください

【NUROモバイル公式】詳細はこちら

mineo|データ無制限オプションを利用可能

mineo バナー
音声通話SIM
月額料金(税込)
1,518円
データSIM
月額料金(税込)
1,265円
データ容量追加
(税込)
55円/100MB
使用回線 ドコモ
au
ソフトバンク
下り平均
通信速度
52.33Mbps
5GB超過後の
通信速度
最大200Kbps
カウントフリーオプション ×
通話料(税込) 22円/30秒
※アプリ利用時10円/30秒
通話オプション(税込) 10分かけ放題:550円
無制限かけ放題:1,210円

※下り平均通信速度は、「みんなのネット回線速度」の2024年8月直近3ヵ月のデータを引用しています。

mineoは、大手キャリアの3回線から好きな回線を選べる格安SIMです。以下の特徴があります。

  • オプション加入でデータ使い放題
  • 他のmineoユーザーとパケットを分け合える
  • 広告はパケットフリー

mineoでは、オプションを追加することで5GBプランでもそれ以上のデータ通信を利用可能です。

月額385円(税込)のパケット放題 Plusは最大1.5Mbpsのデータ通信が使い放題になり、月額990円(税込)の夜間フリー では毎日22時半~7時半までの間はパケットがカウントされず使い放題になります。

また、mineoでは広告の表示に使われた通信量がカウントされません。そのため、余計なデータ消費を抑えてギガを有効活用できます。

ほかにも、無料のフリータンクという機能があり、他のmineoユーザーの余ったパケットを分けてもらえます。あと少しパケットが足りないというときに利用しましょう。

オプション次第で5GB以上の通信が利用できるのがmineoの魅力です。5GBでは不安、使い放題を利用したいという方はmineoを検討してみてください。

【mineo公式】詳細はこちら

y.uモバイル|データ通信プランが安い

出典:y.uモバイル
音声通話SIM
月額料金(税込)
1,070円
データSIM
月額料金(税込)
800円
データ容量追加
(税込)
330円/1GB
1,200円/10GB
使用回線 ドコモ
下り平均
通信速度
45.39Mbps
5GB超過後の
通信速度
最大128kbps
カウントフリーオプション ×
通話料(税込) 22円/30秒
専用アプリ利用時11円/30秒
通話オプション(税込) 10分かけ放題:550円
無制限かけ放題:1,400円

※下り平均通信速度は、「みんなのネット回線速度」の2024年8月直近3ヵ月のデータを引用しています。

y.uモバイルには以下の特徴があります。

  • 余ったデータ容量は永久に繰り越せる
  • 料金に端末補償(修理費用保険)が含まれる
  • 端末補償付の金額がお得

NUROモバイルのように、余ったデータ容量を翌月に繰り越せる格安SIMは存在しますが、y.uモバイルは永久に繰り越しできるのが魅力です。(※ただし上限は100GBまで)

上限が決まっているとはいえ、使い過ぎたと感じたときに役立つでしょう。また、端末補償が基本料金に組み込まれているのもy.uモバイルのメリットです。

端末補償未加入の場合、場合によっては数万円の修理費を請求されます。

その点、y.uモバイルなら、トラブル(水濡れや外装破損など)があっても安心です。詳細は以下の通りです。

保険料 0円
年間の支払い上限額 30,000円(非課税)
年間の支払い上限回数 2回
対象の損害 破損/ 水没/ 故障/ 全損
対象機器 スマートフォン/ タブレット端末/ フィーチャーフォン(ガラホ)/ モバイルルーター
※発売から5年以内または購入から1年以内
対象者 音声通話SIM・追加SIM契約者
補償期間 音声通話SIMの利用開始日から起算して30日が経過した日から解約日まで
保険金の支払い日 支払い申請から30日以内
引受保険会社 さくら損害保険株式会社

また、y.uモバイルは端末補償が含まれていながら月額料金が安いのも魅力です。

例えば、NUROモバイルの音声通話あり(5GBプラン)は月額990円(税込)ですが、そこに端末補償をプラスした場合、月額1,540円(税込)の支払いになります。

一方、y.uモバイルは端末補償がありながら月額1,070円(税込)です

そのため、y.uモバイルは格安SIMを申し込むにあたって端末補償に加入したい、金額を抑えたいという人におすすめです。

【y.u mobile公式】詳細はこちら

LinksMate|ゲーム・動画は使い放題

リンクスメイト
音声通話SIM
月額料金(税込)
1,210円
データSIM
月額料金(税込)
858円
データ容量追加
(税込)
88円/100MB
550円/1GB

・チケットオプション
月額550円/月2枚(2GB分)
月額2,200円/月10枚(10GB分)
使用回線 ドコモ
下り平均
通信速度
60.11Mbps
5GB超過後の
通信速度
最大200Kbps
カウントフリーオプション カウントフリーオプション:月額550円(税込)
通話料(税込) 22円/30秒
専用アプリ利用時11円/30秒
通話オプション(税込) 10分かけ放題:935円

※下り平均通信速度は、「みんなのネット回線速度」の2024年8月直近3ヵ月のデータを引用しています。

Links Mateには以下の特徴があります。

  • ゲームや動画がお得に使えるカウントフリーオプションが便利
  • 対象ゲームとの連携で特典がもらえる
  • 契約できるデータ容量のプランが豊富

Links Mateは、対象のゲームや動画の通信量が90%以上オフになる、カウントフリーオプションを利用できるのがメリットです

基本料金とは別に月額550円(税込)がかかりますが、約100種類のゲームや数十種類のコンテンツ(AbemaTVやまんが王国など)、そしてXやInstagramなどのSNSに適用されます

他社にもカウントフリーオプションはありますが、例えば、BIGLOBEモバイルは21種類のコンテンツのみ対応しています。Links Mateと比較すると多くありません。

また、Links Mateは対象のゲームと連携することで特典がもらえます。(※5GBでは初回連携特典がもらえる)

100MB~1TBまで、データ容量別に豊富なプランが用意されているのもメリットです。

契約するデータ容量が大きければもらえる特典も多いので、ゲーム好きな人は5GB以上のプランを契約してもよいでしょう。

Links Mateはコンテンツを頻繁に楽しみたい人、特にゲームをメインに格安SIMを使いたい人におすすめです。

【LinksMate公式】詳細はこちら

格安SIMを選ぶポイント

格安SIMを選ぶときの注目したいポイントは、以下の6つです。ここでは、格安SIMの選び方をポイントごとに詳しく解説します。

料金の安さで選ぶ

月額料金の安さは、格安SIMを選ぶうえで重要なポイントです。

SIMのタイプごとに異なりますが、5GBプランの料金相場は1,000円~1,500円程度(※1)です。この相場を目安に格安SIMを選びましょう。

※1:総務省『「移動通信分野における接続料等と利用者料金の関係の検証」の対象サービス等について(案)

本記事で紹介した格安SIMの月額料金を、SIMの機能別にまとめました。

月額料金(税込) 音声通話SIM SMS付きデータSIM データ通信SIM
IIJmio 990円 970円 eSIM:660円
SIMカード:900円
NUROモバイル 990円 990円 825円
mineo 1,518円 なし 1,265円
y.u モバイル 1,070円 932円 800円
LinksMate 1,210円 990円 858円

音声通話SIMは990円のIIJmioとNUROモバイルが最安級になっています。

データ通信SIMは、SMS付きだとy.u モバイルの932円(税込)、データ通信機能のみはIIJmioの660円(税込)が最安級でした。

いずれも料金相場より安く、お得に利用できます。月額料金とサービスのバランスも考慮して選ぶとよいでしょう。

データ容量の追加料金で選ぶ

月間データ容量が5GBを超えたとき、追加データ容量を購入できる格安SIMなら速度制限を解除できます。格安SIMごとに追加料金が異なるため、事前に確認しておきましょう。

本記事で紹介した格安SIMのデータ追加料金や、追加方法を以下にまとめました。

料金(税込) 追加方法
IIJmio ・Webサイト
220円/1GB

・クーポンカード(非課税)
1,500円/500MB
3,000円/2GB
2,300円/1GB
4,100円/3GB
5,400円/5GB
Webサイト
アプリ
IIJmioクーポンカード
NUROモバイル 550円/1GB Webサイト
Gigaプラス
mineo 55円/100MB
※最大100GBまで
Webサイト
y.uモバイル 330円/1GB
1,200円/10GB
Webサイト
(手動チャージ/オートチャージ)
LinksMate 88円/100MB
550円/1GB

・チケットオプション
月額550円/月2枚(2GB分)
月額2,200円/月10枚(10GB分)
Webサイト
追加容量オプション

各社の金額を見ると、データ容量追加の料金は1GBで200円~500円程度です。なお、データ容量の追加方法によっては、IIJmioのクーポンカードのように割高になる場合もあるため注意してください。

データ容量の追加方法は、都度購入して追加する以外にも、y.uモバイルのように500MB以下になったら1GBが自動でチャージされるオートチャージがあります。

また、NUROモバイルでは、3ヵ月ごとにデータ容量を追加で受け取れる「Gigaプラス」を無料で利用できます。5GBプランだと3ヵ月ごとに3GBが付与されるため、積極的に活用しましょう。

5GBを使い切ってもデータ容量を追加できますが、毎月のように追加するようであれば、さらにデータ容量の多いプランのほうが適しています。

データ容量追加の利用頻度が多い方は、プラン変更も検討してみてください。

通信速度で選ぶ

格安SIMを選ぶときは、通信速度の実測値も確認しましょう。実測値は、実際に利用して測定した通信速度です。

特に、下り(ダウンロード)の通信速度は、インターネットからデータを受信するときの通信速度を指し、これが遅いとWebサイトの読み込みに時間がかかるなど快適に利用できません。

本記事で紹介した格安SIMの下り平均通信速度を以下にまとめました。

格安SIM 下り平均
通信速度
IIJmio 43.22Mbps
NUROモバイル 36.9Mbps
mineo 52.33Mbps
y.uモバイル 45.39Mbps
LinksMate 60.11Mbps

※上記は、「みんなのネット回線速度」の2024年8月直近3ヵ月のデータを引用しています。

通信速度は利用する環境によっても異なりますが、どれも30Mbpsを超える数値が出ています。そのため、格安SIMであっても、ほとんどの場合はストレスなくコンテンツを楽しめるでしょう

5GB超過後の通信速度で選ぶ

月間5GBのデータ容量を超過すると、速度制限がかかり低速通信になります。5GB超過後の通信速度についても知っておきましょう。

また、一部の格安SIMでは、5GB超過後の低速通信時に利用できるデータ容量の制限が設けられています。

ここでは、5GB超過後の通信速度と、その他の速度制限の条件をまとめました。

5GB超過後
の通信速度
その他の速度制限
IIJmio 最大300kbps 低速通信時に366MB/3日間を超過
NUROモバイル 最大200kbps
mineo 最大200kbps
y.uモバイル 最大128kbps
LinksMate 最大200kbps 速度制限時に300MB/3日間を超過

各社でわずかに速度は異なりますが、5GB超過後の通信速度はおおむね最大128kbps~300kbpsです。IIJmioとLinksMateに関しては、低速通信時のデータ使用量にも制限があることに注意しましょう。

格安SIMの速度制限は、追加のデータ容量を購入することで解除できます。

カウントフリーオプションの有無で選ぶ

特定のアプリやサービスを頻繁に利用する場合は、カウントフリーオプションを利用することでデータ通信量を節約できます。

カウントフリーオプションとは、対象のSNSやアプリ、コンテンツでデータ容量を消費しなくなるサービスです。

5GBプランは、ゲームや長時間の動画再生に十分なデータ容量とはいえません。しかし、カウントフリーオプションを使えば、対象サービスに限りデータ通信量を気にせず楽しめます。

代表的なものとして、LinksMateのカウントフリーオプションが挙げられます。

LinksMateのカウントフリーオプションは、月額550円(税込)で対象サービスの通信量カウントが90%以上オフになります。

カウントフリーオプションに加入していれば、対象サービスに限り5GB超過後も速度制限がかかりません。

ゲームやVOD、SNSなど特定のサービスで多くデータ通信量を消費する場合は、カウントフリーオプションのある格安SIMを選ぶとよいでしょう。

通話オプションで選ぶ

通話料が気になる場合、格安SIMの通話オプション料金や、オプションの内容をチェックしましょう。音声通話を利用する頻度によっては、通話オプションに加入した方がお得に利用できます。

格安SIM各社の通話オプションと通話料について、以下の表にまとめました。

格安SIM 通話オプション
月額料金(税込)
通話料(税込)
IIJmio 5分かけ放題:500円
10分かけ放題:700円
無制限かけ放題:1,400円
11円/30秒
NUROモバイル 5分かけ放題:490円
10分かけ放題:880円
無制限かけ放題:1,430円
11円/30秒
mineo 10分かけ放題:550円
時間無制限かけ放題:1,210円
22円/30秒
専用アプリ利用時11円/30秒
y.uモバイル 10分かけ放題:550円
無制限かけ放題:1,400円
22円/30秒
専用アプリ利用時11円/30秒
LinksMate 10分かけ放題:935円 22円/30秒
専用アプリ利用時11円/30秒

かけ放題オプションは5分、10分、無制限と通話時間ごとに料金が異なります。利用する通話時間に合わせて選びましょう。

また、格安SIMでは事業者ごとに通話料自体が異なる点も確認したいポイントです。多くの場合、通話料は11円(税込)/30秒または22円(税込)/30秒に設定されています。

一部の格安SIMでは、専用アプリを利用しないと通話料が安くなりません。専用アプリでの通話は、音質が悪い場合があったり、都度アプリを起動する手間がかかるなどのデメリットもあります。

格安SIMに関するよくある質問

格安SIMに関するよくある質問と回答をまとめました。5GBを超えた際の対処法や、速度制限について解説しているので参考にしてください。

格安SIMの速度は遅い?

格安SIMの速度は概ね30Mbps以上なので、決して遅くありません

YouTubeで4K動画(推奨速度20Mbps)を視聴でき、オンラインゲームの場合はジャンルによっても異なりますが、30Mbpsであれば楽しめます。

ただし、帰宅後の時間帯(21時~23時)など回線が混雑しているときは、通信速度が遅くなる場合があります。

回線の安定性が気になるなら、専用帯域があるNUROモバイルや、サブブランドのUQモバイル(auのサブブランド)やワイモバイル(ソフトバンクのサブブランド)がおすすめです。

NUROモバイルでは、ソニーグループのAI技術により、通信量を予測し帯域を効率良く自動で振り分けてくれます。

そのため、混雑する時間帯であっても比較的安定した速度でインターネットを利用可能です。

また、サブブランドでは大手キャリアの回線をそのまま使用しているため、MVNOと比較して安定した通信が期待できます。

速度制限のときは何ができる?

月間5GBを使い切り速度制限(例:最大128kbps)を受けても、以下のサービスは利用可能です。

  • Web閲覧(※ただし画像の読み込みに時間がかかる)
  • LINEのテキストメッセージ(※写真やスタンプの表示に時間がかかる)
  • LINEの音声通話
  • XなどのSNS(※ただし画像の読み込みに時間がかかる)

利用できるといっても、画像の読み込みに時間がかかるためストレスなく利用するのは難しくなります。また、ビデオ通話や動画視聴はできないものと考えておきましょう。

いずれにしても速度制限がかかったままでは不便なので、5GBを超過することが多い場合は、データ容量の追加またはプラン変更を検討してみてください。

5GBのおすすめ格安SIMまとめ

ここまで、おすすめの格安SIMや格安SIMの選び方について解説しました。本記事で紹介したおすすめの格安SIMは以下の通りです。

どの格安SIMにすればよいか迷った際は、通信速度や使用回線、SIMのタイプなどを基準に選ぶとよいでしょう。また、実施されているキャンペーンを活用するのもおすすめです。

5GBといっても、格安SIMによって料金や回線種類、サービス内容は様々です。そのため、自分の利用目的に合ったサービスを選ぶようにしましょう。

以下の記事では、格安SIM20社徹底比較についてまとめています。ぜひ本記事とあわせてご覧ください。

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
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