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- 更新日:2024年07月02日
最強ルーター5選!最強ゲーミングルーターや選ぶコツも紹介
![最強ルーター5選!最強ゲーミングルーターや選ぶコツも紹介](https://www.kashi-mo.com/media/uploads/3000/06/saikyou_router.png)
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販売されているWiFiルーターの数や種類が増えている中で、以下のような疑問を持っている方もいると思います。
- WiFiルーターはどこのメーカーがいい?
- WiFiを最強にするにはどうすればいい?
- WiFiルーターに必要な機能は?
そこで今回は「最強のWiFiルーター」を紹介します。
高機能なWiFiに搭載されている機能や、ルーター選びの際にチェックしたいポイントをまとめました。
おすすめの最強WiFiルーターも紹介しているので、ぜひご覧ください。
おすすめの最強WiFiルーター5選
ここでは最新の通信規格・セキュリティ規格・ビームフォーミングなど、高機能な最強WiFiルーターを紹介します。
2万円台で購入できるルーターをメインで紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
メーカー名 | モデル名 | 販売価格 | 通信規格 | セキュリティ規格 | ワンタッチ接続機能 | MU-MIMO | ビームフォーミング | 周波数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ASUS | RT-AX86U | 29,480円 | 11ax | WPA/WPA2/WPA3 | WPS | 〇 | 〇 | 2.4/5 GHz |
バッファロー | WXR-6000AX12P | 29,631円 | 11ax | WEP/WPA/WPA2/WPA3 | WPS・AOSS・AOSS2 | 〇 | 〇 | 2.4/5 GHz |
TP-Link | Archer AX6000 | 14,400円 | 11ax | WEP/WPA/WPA2 | WPS | 〇 | 〇 | 2.4/5 GHz |
TP-Link | Archer BE550 | 25,438円 | 11be | WPA/WPA2/WPA3 | WPS | 〇 | 〇 | 2.4/5/6 GHz |
ASUS | ROG Rapture GT-BE98 | 134,820円 | 11be | WPA/WPA2/WPA3 | WPS | 〇 | 〇 | 2.4/5/6 GHz |
ASUS「RT-AX86U」
![](https://www.kashi-mo.com/media/uploads/3000/06/RT-AX86U.png)
出典:ASUS公式サイト
「RT-AX86U」は2020年9月11日にASUSが発売したゲーミングルーターです。2022年12月16日には、マイナーチェンジで強化された「RT-AX86U Pro」が発売されました。
大きな特徴は、5GHz帯で最大4,804Mbps、2.4GHzでも最大861Mbpsの高速通信を楽しめることです。
また、広範囲をカバーするメッシュWiFiや専用アプリで切り替えられるモバイルゲームモードなど、オンラインゲームをストレスなく、快適にプレイできる機能が満載です。
ASUS公式サイトはこちらバッファロー「WXR-6000AX12P」
![](https://www.kashi-mo.com/media/uploads/3000/06/Buffalo_WXR-6000AX12P.png)
「WXR-6000AX12P」は搭載されている4本のアンテナを利用し、「8×8」の強力なビームフォーミングで遠距離でも安定通信が可能なルーターです。
搭載されているLANポートは最大10 Gbps、実測値でも約9.5 Gbpsと高速です。
また、バッファロー製品にしか搭載されていない、ワンタッチ接続機能の「AOSS」にも対応しているため、アプリをダウンロードするだけでカンタンに接続できます。
BUFFALO公式サイトはこちらTP-Link「Archer AX6000」
![](https://www.kashi-mo.com/media/uploads/3000/06/TP-Link_Archer_AX6000.png)
「Archer AX6000」は2019年10月17日に発売されたTP-Link製のルーターです。
AmazonのAIスピーカー「Alexa」を使い、音声コマンドでのインターネット接続管理が可能です。Alexaの設定はTP-Linkのアプリ「Tether」で初期設定などと併せて行えます。
セキュリティ規格はWPA2までしか対応していないデメリットもありますが、多くの高機能を搭載して14,400円で購入できる、コスパの良いルーターです。
TP-Link公式サイトはこちらTP-Link「Archer BE550」
![](https://www.kashi-mo.com/media/uploads/3000/06/Archer_BE550.png)
「Archer BE550」は、通信規格11beや6GHzに対応し、最大通信速度5,760Mbpsのとストレスフリーな通信を楽しめるルーターです。
また、6本のアンテナを内蔵することで、広範囲でも今まで以上に安定した通信を利用できます。
TP-Link独自のアプリ「Tether」では、不適切なコンテンツやインターネット利用時間を規制する機能などを設定できるのでお子様のセキュリティも安心です。
さらに、IoTデバイス専用のWiFiも作成できるので、家中の品の一元管理をサポートしてくれます。
TP-Link公式サイトはこちらASUS「ROG Rapture GT-BE98」
![](https://www.kashi-mo.com/media/uploads/3000/06/ASUS_ROG_Rapture_GT-BE98.png)
「ROG Rapture GT-BE98」は最新の通信規格「11be」に対応し、安心で高速な通信を利用できるルーターです。
外付け8個と内臓16個のアンテナが搭載されており、その内4つのアンテナには「デュアルフィールド設計」という、信号の効率と強度を向上する設計が施されています。
また、「GT-AXE16000」より30%も厚いアルミニウムプレートなども搭載しており、熱放散にも優れています。
値段は13万円以上と高いですが、全てがハイテクなルーターなので、ゲーム環境を洗練させたい方におすすめです。
ASUS公式サイトはこちらWiFiルーターの相場
WiFiルーターの相場は数千円~数万円ほどです。
古い通信規格が搭載されており、最大通信速度も遅い低スペックのルーターなら1,000円台から購入できます。
一番高いのはゲーミングルーターで、最新通信規格・モバイルゲーミングモード搭載・6GHz対応などの高機能なルーターなら10万円以上になります。以下はその一例です。
メーカー | 品名 | 販売価格 | 通信規格 | 周波数 |
---|---|---|---|---|
エレコム | WRH-300BK3 | 1,898円~ | 11n | 2.4GHZ |
バッファロー | AirStation WSR-1800AX4P-BK | 7,700円~ | 11ax | 2.4GHZ / 5GHz |
NEC | Aterm WX5400HP PA-WX5400HP | 14,500円~ | 11ax | 2.4GHZ / 5GHz |
NEC | Aterm WX11000T12 PA-WX11000T12 | 35,980円~ | 11ax | 2.4GHZ / 5GHz / 6GHz |
バッファロー | AirStation WXR18000BE10P | 51,687円~ | 11be | 2.4GHZ / 5GHz / 6GHz |
ASUS | ROG Rapture GT-BE98 | 134,820円~ | 11be | 2.4GHZ / 5GHz / 6GHz |
やはり、最新通信規格の11beやその前の11axに対応し、周波数も6GHzまで対応している高機能ルーターの方が値段が高いことが分かります。
そのため、オンラインゲームを長時間プレイしたり、仕事で通信環境を整えたい場合は数万円ほど、通信速度や安定性を気にしない方なら1万円ほどがルーターの相場になるでしょう。
通信環境を最強にするWiFiルーターの選び方
ここではより安定した高速通信を快適に使用するために欠かせないルーターの機能を紹介します。
機能の詳細を分かりやすく解説しているので、ぜひご覧ください。
最強ルーターを選ぶポイント
同時通信速度が上がるMU-MIMOに対応
「MU-MIMO」とは、「Multi-User, Multiple Input, Multiple Output」の略で、1つのルーターで同時通信可能なデバイス数を増やすための基準です。
WiFiの無線ルーターに複数のアンテナを付けることで通信速度が向上する仕組みになっています。
これまでのSU-MIMO(シングルユーザーMIMO)では「時分割多重」で通信していたため、接続しているデバイス数が多くなると通信速度が低下するデメリットがありました。
これがMU-MIMO(マルチユーザーMIMO)に変わったことで、複数台のデバイスへの一斉データ送信が可能になり、通信速度が低下しにくくなりました。
そのため、同時接続するデバイス数が多い方はMU-MIMO対応のルーターがおすすめです。
効率的な通信で安定するビームフォーミングに対応
ビームフォーミングはルーターについているアンテナで電波の方向を制御することでデバイスへ効率的に電波を送る技術です。
障害物の影響を受けにくく、ルーターから離れた場所でも状況に合わせて電波の強さを調整するため、通信がより安定します。
デメリットとしては、ルーターとデバイスの両方がビームフォーミングに対応している必要があります。各社の公式サイトでAppleやアンドロイドの対応機種を確認できるので、ぜひチェックしてみてください。
家の広さ・間取り・利用人数で選ぶ
最強のルーターは家の広さや間取りによって大きく変わります。
例えば、戸建てなら2階で利用することも考え、上下左右の全方向をカバーできるルーター。
マンションなら他の住人の電波や壁なのの障害物に干渉されにくいルーターです。
また、居住空間より少し広範囲に電波を送れるルーターであれば、部屋の隅だとWiFiが繋がりにくいなどの問題が起きにくくなるのでおすすめです。
11beや11axの通信規格に対応
通信規格は異なる種類のデバイスでも接続できるようにするためのルールのようなものです。
通信規格は最大通信速度や周波数帯がアップデートされ、最新のものがリリースされています。
規格名 | 新名称 | 最大通信速度 | 対応している周波数帯 |
---|---|---|---|
IEEE 802.11be | WiFi 7 | 46Gbps | 2.4GHz・5GHz・6GHz |
IEEE 802.11ax | WiFi 6E | 9.6Gbps | 2.4GHz・5GHz・6GHz |
IEEE 802.11ax | WiFi 6 | 9.6Gbps | 2.4GHz・5GHz |
IEEE 802.11ac | WiFi 5 | 6.9Gbps | 5GHz |
IEEE 802.11n | WiFi 4 | 600Mbps | 2.4GHz・5GHz |
IEEE 802.11g | – | 54Mbps | 2.4GHz |
IEEE 802.11a | – | 54Mbps | 5GHz |
IEEE 802.11b | – | 11Mbps | 2.4GHz |
IEEE 802.11 | – | 2Mbps | 2.4GHz |
「WiFi 7」が2024年にリリース予定の一番新しい通信規格で、最大通信速度はこれまでで最速の46Gbps。対応周波数帯は「WiFi 6」と同じ6GHzも含む3つに対応しています。各周波数帯には以下の特徴があります。
周波数帯の特徴
- 2.4GHz:電波が遠くまで届きやすいが、電子レンジなどの同周波数帯のものと電波干渉しやすい。
- 5GHz:WiFi専用の電波のため電波干渉しないが、遠距離だと電波が弱くなる
- 6GHz:家電・航空・気象レーダーなどとも電波干渉しない安定した電波だが、障害物や遠距離の通信に弱い
6GHzは2022年9月に追加された新しい電波周波数帯で、2.4GHzや5GHzよりも通信品質が向上しているため、高速通信を利用したい方には11ax・11be対応のルーターがおすすめです。
WPA3のセキュリティ規格に対応
WiFiなど、無線LANでの通信には盗聴・不正侵入・IDやパスワードの漏洩などのリスクがあります。
こうした脅威を減らすために作られたのが「WEP」などのセキュリティ規格で、定期的にアップデートされています。
WEPはIDの「SSID」とパスワードの「暗号鍵(セキュリティキー)」を設定する方法ですが、短時間で解読できてしまうことから、アップデートされた「WPA」が2003年に登場しました。
その後も、WPAの問題点を解決した「WPA2」や、WPA2をさらに強化した「WPA3」のセキュリティ規格が2018年に登場しています。
多くのルーターがWEP・WPA・WWPA2・WPA3とすべてのセキュリティ規格に対応していますが、WPA2しか対応していないルーターもあるため、個人情報を守るためにもルーターを選びではチェックしたいポイントです。
パスワード入力要らずのワンタッチ接続機能に対応
ワンタッチ接続機能とは、端末についているボタンを押すだけでカンタンにルーターとデバイスを接続できる機能です。暗号鍵を入力する必要がないため、間違えたときのストレスや毎回パスワードを入力する手間を省けます。
ワンタッチ機能には主に「WPS」と「AOSS」の2つがあります。
WPSはWiFiの業界団体が作成した標準規格で、ルーターとデバイスの双方がWPSの対応していれば専用アプリをインストールせずに設定できます。対応デバイスやルーターは公式サイトから確認できます。
AOSSはBuffaloが開発した機能で、専用アプリが必要ですが、デバイスが対応していなくでも、ルーターさえAOSSに対応していれば利用できるのが特徴です。
「パスワードを覚えられない」「入力が面倒」な方におすすめなので、ぜひ確認してみてください。
オンラインゲームにはゲーミングルーター
ゲーミングルーターはFPSゲームやスマホゲームを長時間プレイする方におすすめのルーターです。
ゲーミングルーターの特徴は「QoS (Quality of Service)」機能です。指定した無線LAN通信を優先して行う機能で、設定でプレイしているゲームの通信を優先できるため、ラグを最小限に抑えられます。
FPSゲーム以外にスマホゲームの通信を優先する「モバイルゲームモード」が搭載されているゲーミングルーターもあります。
しかし、あくまでも通信の優先度を上げるだけのため、元の回線の通信スピードが遅ければラグが発生する可能性があります。
ルーターをより最強にする周辺機器
ルーター自体以外にも、高機能な周辺機器を買うことも通信環境をより良くするためには大切です。
そこでここでは、ルーターをより最強にするLANケーブルと中継器、2つの周辺機器を紹介します。
ルーターの機能を引き出してくれる機器なので、ぜひチェックしてみてください。
LANケーブル:通信規格に注意
LANケーブルは有線でインターネットに接続する方法です。無線LANとは異なり、通信の安定性が高いのが特徴です。
LANケーブルの通信規格
LANケーブルにも規格があり、それぞれに特徴があります。
LANケーブルのカテゴリと特徴
- カテゴリ 8:業務用の規格。ノイズ(電磁波)が多くても通信速度が安定する。
- カテゴリ 7:業務やオンラインゲーム用の規格。
- カテゴリ 6:一般的な使用向け。複数台接続や動画視聴などにも充分。
カテゴリ | 最大通信速度 | 伝送帯域 |
---|---|---|
カテゴリ 8 | 40 Gbps | 2,000 MHz |
カテゴリ 7A | 10 Gbps | 1,000 MHz |
カテゴリ 7 | 10 Gbps | 600 MHz |
カテゴリ 6A | 10 Gbps | 500 MHz |
カテゴリ 6 | 1 Gbps | 250 MHz |
カテゴリ 5e | 1 Gbps | 100 MHz |
カテゴリ 5 | 100 Mbps | 100 MHz |
「Gbps」や「Mbps」とは、通信速度に用いられる単位で、Gbpsの方がMbpsより通信速度が速いです。高速通信が必要なオンラインゲームでも100Mbpsほどあれば快適にプレイできます。
「伝送帯域」とは、最大周波数と最低周波数の幅を意味します。
「周波数」とは、「GHz」で表され、周波数が大きいほど通信スピードは上がりますが、電波の届く距離は短くなります。5GHzや2.4GHzなどがその一例です。
LANケーブルの構造
LANケーブルを選ぶ際には規格以外にも「構造と形状」もポイントになります。
LANケーブルの構造には「UTP」「STP」の2つがあり、大きな違いはシールド加工の有無です。
通常のLANケーブルは導線とそれを覆うカバーの2層構造でが、シールド加工では導線とカバーの間に金属網のシールドを追加します。
シールド加工によってノイズの影響を抑えられ、通信がより安定します。そのため、少しでも安定した通信環境を作るなら、シールド加工されたLANケーブルがおすすめです。
中継器:繋がりにくい場所があるなら要検討
中継器は電波の届く範囲を広げる際に利用される周辺機器です。
間取りの広い部屋や、数階建ての戸建てで電波が繋がりにくい部屋がある場合におすすめです。
他にも、中継器にはLANポートがついているため、有線接続で安定したインターネットが使える範囲も広がります。
使い方は簡単で、コンセントには挿してWPSボタンでペアリングし、中継器とデバイスをLANケーブルでつないでインターネットに接続できたら完了です。
中継器選びで注意したいのが「LANポートの規格」です。
規格 | 最大通信速度 |
---|---|
1000BSE-T | 1 Gbps |
100BSE-T | 100 Mbps |
10BSE-T | 10 Mbps |
「1000BASE-T」規格以外だと最大通信速度100 Mbps以下のため、契約している回線の通信速度がそれ以上でも、100 Mbps以上での通信はできなくなります。
結果として通信速度が遅くなることもあるので、LANポートの規格にも注意して選ぶのがおすすめです。
まとめ
今回は「最強のWiFiルーター」やその選び方を紹介しました。
ルーターを通信速度を上げるためには、回線自体も重要ですが、MU-MIMO・ビームフォーミング・通信規格なども重要になります。
また、LANケーブルや中継器と併せて使うことでより速く、安定した通信環境を作れます。
最強のWiFiルーターを選ぶ際は今回解説したポイントをぜひチェックしてみてください。
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