光回線導入済みマンションか確認する方法を徹底解説！おすすめの光回線も紹介

本記事では、マンションに光回線が導入済みか確認する方法を紹介します。

マンションへの引っ越しを考えている人やマンションに光回線を導入したい人、導入方法を知りたい方は要チェックです。

おすすめの光回線や料金比較、マンションで光回線を使用できないときの対処法なども解説しているので、参考にしてみてください。

マンションに光回線が導入済みか確認する方法

居住中または引っ越し予定のマンションが光回線を導入済みか、確認する方法を紹介します。

光回線が導入済みか確認する方法は、以下の通りです。

マンションに光回線が導入されていない場合は、「光回線が未導入または使えない場合の対処法」をご覧ください。

1.不動産会社・管理会社・大家さんに確認する

マンションに光回線が導入済みかどうか、不動産会社・管理会社・大家さんへ直接確認するのが最も確実な方法です。

物件の契約前であれば不動産会社に、契約・入居後は管理会社または大家さんに問い合わせましょう。

導入済みとわかった場合は、どの光回線が導入されているかも聞いておきましょう。

2.不動産サイトで設備情報を確認する

マンションの光回線の導入状況は、不動産情報サイトからも確認できます。

光回線が利用可能な場合、物件データには以下のいずれかの記載があります。

不動産情報サイトで掲載されている情報は、100％正しいとは言い切れません。また、インターネットで情報が公開されていない可能性もあります。

そのため、契約する前に不動産会社や管理会社に確認してみてください。

「インターネット対応」「光ファイバー対応」の場合

「インターネット対応」「光ファイバー対応」は、共用スペースまでの光回線導入は完了済みですが、部屋にはまだ回線が届いていない状態という意味です。

これらの場合はプロバイダを契約して、部屋まで回線をつなげる工事をする必要があります。

自身で契約する光回線を選びたい人は、インターネットまたは光ファイバー「対応」の物件を選びましょう。

「インターネット完備」「光ファイバー完備」の場合

「インターネット完備」「光ファイバー完備」は、インターネットのプロバイダ契約＋各部屋の配線が済んでいる状態という意味です。これらの場合、入居後すぐにインターネットを使用できます。

プロバイダを選択できなかったり、インターネット料金が家賃・管理費等に含まれているのはデメリットです。

自身で光回線を契約するのが面倒な人にとってはメリットとなるため、インターネットまたは光ファイバー「完備」かどうかチェックしてみてください。

3.光回線業者サイトのエリア検索で確認する

光回線業者の多くは、各業者の「エリア確認ページ」で回線工事済みの物件を確認できます。住所と建物名で検索すればすぐに調べられるので、チェックしてみましょう。

回線工事が済んでいる場合、そのまま申し込みページに進められます。なお、光回線業者は大きく分けて3種類です。

以下のリンクから、住んでいる地域などの条件を入力して調べてみましょう。

4.光コンセントが設置されているか確認する

光コンセントとは、光回線とONU(回線終端装置)を接続する専用コンセントのことです。

部屋の中に光コンセントが設置されている場合、すでに光回線が通っていることがほとんどです。

コンセント部分に「光」または「光コンセントSC」と記載されていれば、光コンセントと判断して問題ありません。

光コンセントには2つの種類があります。

出典：eo光

新築のマンションの多くは一体型光コンセントが採用されており、分離型光コンセントは中古物件で多く見られます。

光コンセントの有無はあくまでも目安

光コンセントが設置されていても光回線が通っていないことや、光コンセントが無くても光回線が通っていることがまれにあるようです。

そのため、光コンセントの有無はあくまで目安として考えましょう。

より確かな情報を求めるなら、不動産会社・管理会社・大家さんに確認するのがおすすめです。

マンションで光回線を導入するときの注意点

ここでは、マンションで光回線を導入する際の注意点をまとめました。

1.大家さんまたは管理会社に導入の許可をもらう

マンションなどの物件に光回線を導入する際は、事前に工事をしてもよいか大家さんや管理会社に確認しましょう。

無許可で導入した場合、退去時に義務とされている現状回復の件でトラブルに発展する可能性があります。

2.配線方式で契約プランや通信速度が異なる

マンションでは建物に主となる光回線設備があり、「光ファイバーケーブル」によって配線されています。

その後、共有スペースから各部屋に光回線が届けられますが、各部屋に分配するケーブルの種類は以下の3ついずれかになるので覚えておきましょう。

配線方式によって契約できるプランが異なるため、どれに当てはまるか確認しておきましょう。

VDSL方式

出典：ソフトバンク光

VDSL方式は、電話回線を利用して各部屋に光回線を届ける方式です。共有スペースまでの1本の光回線を各部屋に電話回線で分配し、他の住人とシェアして使用します。

古い建物の場合、すべての部屋に電話回線が引かれているため、工事不要で光回線を引ける点がメリットです。

一方、同時に多くの住人が光回線を使用すればするほど、速度が他の方式に比べて遅くなるというデメリットがあります。

LAN配線方式

出典：ソフトバンク光

LAN配線は、共有スペースから各部屋までLANケーブルによって光回線を届ける方式です。

VDSL方式と同様、工事不要ですぐ光回線を利用できるというメリットがあります。

速度は比較的速いものの、VDSL方式と同様に不安定になることがある点はデメリットです。

光配線方式

出典：ソフトバンク光

光配線方式では、共有スペースから各部屋へも光ファイバーケーブルによってつながっています。

VDSL方式やLAN配線方式よりも、高速かつ安定して通信できる点がメリットです。

3つの方式の中で、導入の難易度が最も高い点がデメリットです。

以下の記事では、マンションにおすすめの光回線を紹介しています。失敗しない選び方も解説しているので、気になる人はぜひこちらの記事もチェックしてみて下さい！

光回線導入済みマンションで光回線を選ぶときのポイント

光回線導入済みマンションで光回線を選ぶときは、月額料金だけでなく以下の情報もチェックしましょう。

光回線では月々の利用料金だけでなく、開通工事費用や契約事務手数料などの初期費用も発生します。

契約期間が設けられている場合もあり、期間内に解約すると違約金がかかるため注意が必要です。

なお、中にはキャッシュバックや割引によって、工事費が無料になるところもあります。

月額料金以外にかかる料金もチェックしておくことで、実際にかかる料金やお得な光回線がわかります。

【比較】マンションタイプ契約でかかる料金

以下に、マンションタイプの契約を前提とした各社の大まかな料金比較をまとめました。

以下の記事では、光回線の工事費用について紹介していますので、ぜひこちらもあわせてご覧ください。

マンションでの利用でおすすめな光回線

ここでは、マンションでの利用でおすすめな光回線を紹介します。

ソフトバンク光｜ソフトバンク・ワイモバイルユーザー向け

	ソフトバンク光
月額料金(税込)	1ギガ：4,180円～5,390円 10ギガ：6,380円～7,590円
開通工事費用(税込)	立ち会い工事あり：31,680円 立ち会い工事なし：4,620円 ※土日祝：＋3,300円
契約事務手数料 (税込)	3,300円
契約期間	なし または 2年
違約金(税込)	契約期間なし：0円 契約期間2年：4,180円～7,590円

※開通工事費用・違約金各種割引キャンペーンあり

ソフトバンク光は、ソフトバンクまたはワイモバイルユーザーにおすすめな光回線です。

ソフトバンク契約の場合、毎月のスマホ料金が最大1,100円(税込)割引になります。ワイモバイル契約の場合は、毎月最大1,650円割引(税込)です。

ソフトバンク光の回線タイプは、最大下り速度1Gbpsのと10Gbpsの2種類があります。

1ギガの場合のマンションタイプの月額基本料金は4,180円(税込)、10ギガの場合は6,380円(税込)です。1ギガ契約の場合、月額料金が割引されて開通工事費用が実質無料になります。

10ギガ契約の場合も、発生した工事費に応じて最大31,680円分※、月額料金が割引となりお得です。

ただし、10ギガ契約であっても、「自動更新なしプラン」の場合、適用の対象外となるため注意してください。

※月額料金1,320円×24回割引

【ソフトバンク光公式】詳細はこちら

以下の記事では、ソフトバンク光の評判を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ドコモ光｜ドコモユーザー向け

	ドコモ光
月額料金(税込)	1ギガ：4,400円～5,500円 10ギガ：6,380円～8,030円
開通工事費用(税込)	派遣工事あり：22,000円 派遣工事なし：3,300円 ※土日祝：＋3,300円
契約事務手数料(税込)	3,300円
契約期間	なし または 2年
違約金(税込)	契約期間なし：0円 契約期間2年：4,180円～5,500円

※開通工事費用・違約金各種割引キャンペーンあり

家族でドコモのスマホを利用している場合は、ドコモ光がおすすめです。

ドコモ光を契約すると、ドコモと契約している家族全員のスマホ料金から最大1,100円(税込)割引になります。離れて住んでいる家族も対象で、永年割引されるため非常にお得です。

【ドコモ光公式】詳細はこちら

以下の記事では、ドコモ光の評判を紹介しています。ドコモ光に興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

auひかり｜auユーザー向け

※内容は記事更新日時点の情報です。最新の情報については必ず公式サイトをご確認ください。

	auひかり
月額料金(税込)	VDSL方式：4,180円～ LAN配線方式：3,740円～ 光配線方式：4,290円～
開通工事費用(税込)	33,000円 ※土日祝：＋3,300円
契約事務手数料(税込)	3,300円
契約期間	なしまたは 2年
違約金(税込)	契約期間なし：0円 2,290円～2,730円

※開通工事費用・違約金各種割引キャンペーンあり

auひかりは、auやUQモバイルのユーザーにおすすめです。

auひかりに加えていずれかのスマホをセット利用することで、スマホセット割引が適用されます。au・UQモバイルともに、月額料金が最大1,100円(税込)安くなりお得です。

また、auひかりは光コラボではなく独自回線を利用しており、通信速度が速く安定しています。

auひかりのマンションプランは細かく分けられており、プランによって月額料金や契約期間、違約金が異なります。

配線方式や建物の階数などの要素によってプランが決まるため、契約するプランは選べないので覚えておきましょう。

【auひかり】詳細はこちら

以下の記事では、auひかりの評判を紹介しているので、こちらもチェックしてみてください。

NURO光｜速度重視の人向け

出典:NURO光

	NURO光
月額料金(税込)	2ギガ：2,090円～3,630円 10ギガ：2,640円～3,300円 ※10ギガは宮城県・山形県・福島県のみ提供
開通工事費用(税込)	44,000円 ※土日祝：＋3,300円
初期費用(税込) (契約事務手数料)	3,300円
契約期間	なしまたは 2年・3年
違約金(税込)	契約期間2年：3,740円 契約期間3年：3,850円～4,400円

※開通工事費用・違約金各種割引キャンペーンあり

速度重視の人にはNURO光をおすすめします。NURO光の最大の特徴は、最大通信速度が2Gbpsのプランがある点です。

一般的な回線は最大1Gbpsなので、理論上2倍の速度であることがわかります。

ソフトバンクユーザーなら、NURO光＋NURO 光 でんわとセットで利用することでさらにお得です。スマホセット割が適用され、毎月のスマホ料金から最大1,100円(税込)が割引されます。

40戸以上の建物でNURO光 for マンションの設備導入済みであれば、通常5,200円(税込)の月額料金が最安2,090円(税込)と非常に安くなります。

【NURO光公式】詳細はこちら

以下の記事では、NURO光の評判を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ビッグローブ光｜安さ重視の人向け

	ビッグローブ光
月額料金(税込)	4,378円～4,488円
開通工事費用(税込)	派遣工事あり：18,260円～28,600円 派遣工事なし：3,300円 ※土日祝：＋3,300円
初期費用(税込) (契約事務手数料)	1,100円～3,300円
契約期間	2・3年
違約金	3,360円(不課税)

※開通工事費用・違約金各種割引キャンペーンあり

ビッグローブ光は、KDDIの子会社ビッグローブが提供している光回線です。

auひかりではKDDIの独自回線を使用していますが、ビッグローブ光は光コラボの回線を使用しています。

コラボ回線は独自回線よりも速度が多少劣りますが、より多くの地域や物件で回線を契約できるのがメリットです。

au・UQモバイルを契約中なら、ビッグローブ光に加えて電話をセット利用することで、最大月額1,100円の割引が適用されます。

新規契約なら特典によって工事費は実質無料、フレッツ光やコラボ光からの乗り換えの場合も工事費なしで利用できます。

ビッグローブ光(3年プラン)加入の場合は、何度引っ越しても工事費は0円です。転勤などで引っ越しが多い場合は、ビッグローブ光(3年プラン)を検討してみてください。

【ビッグローブ光】詳細はこちら

以下の記事では、ビッグローブ光の評判を紹介しています。ぜひユーザーの声をチェックしてみてください。

マンションで光回線が未導入または使えない場合の対処法

ホームルーターとポケット型WiFiは、工事不要のインターネット回線です。契約済みの端末があればすぐに利用できます。

1.マンションでも利用できる戸建てプランを検討する

マンションに光回線が導入されていない場合、マンションでも利用できる「戸建てプラン」を検討しましょう。

ドコモ光やNURO光など光回線プロパイダの中には、マンションでも戸建て向けプランを契約できるところがあります。

ただし、大家さんや管理会社から工事の許可が出ない限り、マンションで光回線を導入することは不可能です。まずは、マンションの大家さんや管理会社に確認しましょう。

2.ホームルーターを利用する

ホームルーターとは無線の電波を利用する据え置き型のルーターのことです。大型アンテナを搭載しているため電波強度が強く、5G対応のルーターも続々登場しています。

コンセントに差すだけで利用できる点や、ポケット型WiFiよりも速度が若干速い点がメリットです。

持ち運びに不便な点はデメリットですが、速度の速さを重視する場合はホームルーターがおすすめです。

以下の記事では、おすすめのホームルーターについて詳しく解説<しています。お得に申し込む方法も解説しているので、気になる人はぜひチェックしてみてください！

3.ポケット型WiFiを利用する

ポケット型WiFiとは、持ち運び可能なWiFiルーターのことです。

ホームルーターと同じく、工事不要で利用できます。また、バッテリー充電式で、外出先に持ち運びできる点がメリットです。

ホームルーターよりかは速度が出ない点はデメリットですが、出先で通信量を気にせず使いたい人はポケット型WiFiをおすすめします。

以下の記事では、おすすめのポケット型WiFiを比較しています。

安いWi-Fiや無制限で使えるなど、目的別におすすめを紹介しているので、気になる人はぜひチェックしてみて下さい！

マンションで光回線を使うときのよくある質問

マンションで光回線を使うときのよくある質問と回答をまとめました。

引っ越しの前に光回線が導入済みか確認しよう

マンションで契約できるプランは、物件によって異なります。

入居後すぐにインターネット環境を整備したい場合は、引っ越しの前に以下の2点を確認しましょう。

光回線が導入済みかどうかは、不動産会社・管理会社・大家さんに問い合わせる、光回線各社の公式サイトで検索するなどの手段で確認できます。

引っ越してから光回線を使えないことがわかったということがないように、事前に確認しておきましょう。

光回線導入済みで利用する会社を選べる場合、おすすめなのは以下の光回線です。

以下の記事では、光回線のおすすめ25社を比較しています。失敗しない選び方も解説しているので、ぜひチェックしてみてください。