防犯・見守りカメラアプリおすすめ8選！無料で家の様子が見れるアプリ

別部屋にいるときや外出時に、小さなお子様やペットの様子が気になる人は多いでしょう。

ペットカメラやベビーモニターなどの導入が一般的ですが、以前使用していた古いスマホがある場合は、それを防犯カメラ代わりに使用する手段もあります。

大事なペットや子供を守るためのものなので、できればペットカメラやベビーモニターを利用するのがベターです。

防犯・見守りカメラアプリは、基本家にいて短い時間のみ利用する場合や、ペットカメラ・ベビーモニター導入前のお試し・検討～届くまでの繋ぎとして利用するのにおすすめです。

本記事では、おすすめの防犯・見守りカメラアプリを紹介します。タブレットやパソコンでも利用できるアプリもあるので、ぜひチェックしてみてください。

防犯・見守りカメラアプリは2つのタイプから選ぶ

ここでは、防犯・見守りカメラアプリの種類について解説します。

それぞれで特徴が違うため、自身の環境に合ったものを選ぶことが大切です。

防犯カメラアプリは、古いスマホを防犯カメラ代わりにするか、専用カメラを購入してアプリと連動するかの2択になります。

古いスマホを防犯カメラの代わりにする

古いスマホに専用アプリをダウンロードして、防犯・見守りカメラ代わりにするケースです。

この場合、WiFi環境と現在利用していない古いスマホ(もしくはタブレット端末やPC)が必要となります。

古いスマホを防犯・見守りカメラにするメリット

古いスマホを使うという方法は、別途機材を購入しなくてよいので設置費用を抑えられるのがメリットです。

ペットモニターやベビーモニターの費用は、数千円から数万円ほどかかります。

一方、防犯・見守りアプリの場合は、古いスマホがあればカメラ本体を購入する必要がありません。アプリは無料のものもあるので、費用を大きく抑えられるでしょう。

また、置くだけで簡単に設置できるのもメリットです。場所の変更も容易なので、WiFi環境さえあれば別部屋や実家への帰省時、旅行などでも活用できます。

古いスマホを防犯・見守りカメラにするデメリット

古いスマホを利用する場合、バッテリーが劣化している可能性があります。

その場合、コンセントやモバイルバッテリーなどで充電しながら利用しない限り、長時間の利用は厳しいでしょう。

また、カメラの角度を変更できず、機種によってはカメラの精度が低いという難点もあります。

専用カメラを購入してアプリと連動する

専用の防犯・見守りカメラを購入して、アプリで操作するタイプです。

特定のアプリのみ連動できるものと、「ONVIF」という防犯カメラの専用通信規格に対応しており、複数のアプリに対応しているものがあります。

すべての防犯・見守りカメラがスマホアプリに対応しているわけではありません。

そのため、購入時にはアプリ対応の有無をチェックしましょう。

専用カメラを購入するメリット

防犯・見守りを目的としたカメラなので、スマホをカメラ代わりにするよりも機能が本格的なのがメリットです。

高画質でカメラの角度や画面の明るさなども細かく調整できるので、より子供やペットの様子がはっきりわかります。

夜間や電気のついていない部屋など、暗い場所での撮影も得意です。

専用カメラを購入するデメリット

専用カメラを購入しなければならないため、初期費用が高くなるのがデメリットです。ペットカメラ・ベビーモニターは、数千円～数万円ほど費用がかかります。

ペットや子供がコードを触ったりかじったりして、感電などのトラブルになる可能性もあるので、置き場所には十分注意が必要です。

古いスマホと専用の防犯カメラどちらがおすすめ？

リモートワークや専業主婦など、基本的に家にいて短い時間でペットや子供の様子を確認したい場合は、防犯・見守りカメラアプリがぴったりです。

子供が寝ている間に利用したい、買い物などの外出中にペットの様子をチェックしたいなどのケースに適しています。

また、費用を抑えたい場合や、ペットカメラ・ベビーモニター購入までの繋ぎとして利用するのもよいでしょう。

普段は職場で仕事をしていて自宅でペットをお留守番させている場合や、子供・ペットの様子をしっかり確認したい方に、専用カメラの購入がおすすめです。

また、自宅や車などの防犯目的の場合も、長時間利用に向いている専用カメラを購入するほうがいいでしょう。

古いスマホを防犯・見守りカメラにできるおすすめアプリ

ここでは、古いスマホなどを活用して使えるおすすめのアプリを紹介します。

おすすめのアプリは、以下の通りです。

それぞれ特徴が異なるので、違いを把握して自身に合ったものを選びましょう。

アルフレッドカメラ

「アルフレッドカメラ」は、本格的な防犯カメラさながらの機能が無料で利用できる見守りカメラアプリです。スマホはもちろん、iPadなどのタブレット端末でも利用できます。

モニタリング側ではメールや写真、リアルタイムの画面でチェックが可能です。

また、「動体検知機能」が搭載されており、映像に動きがあるとプッシュ通知が届きます。

赤ちゃんの寝返りやハイハイなどの移動で通知が届くので、常に赤ちゃんの様子をチェックせずに家事など作業に集中できるのが魅力です。

暗い場所でもきれいに映像を映し出せる「低光量フィルター」や、Gmailのアカウントで録画映像を家族に共有できる「信頼サークル」などの機能も備わっています。

Gmailにログインして約3分で初期設定が終わるので、すぐ利用できるのも嬉しいポイントです。

Google Playのレビューでは「無料版でここまでの機能はすごい」「市販のペットカメラ位のクオリティー」という声もあります。

AtHome Camera

設置する古いスマホで「Athome Video Streamer」、モニタリングするスマホで「AtHome Camera」をダウンロードすることで、防犯・見守りカメラとして利用できます。

ネットワーク接続を使ったリアルタイムでの監視はもちろん、複数のカメラを使ったマルチビューも可能です。

最大4つのカメラで同時に画面を視聴でき、タブレットやパソコンでも利用できます。

人体感知やナイトビジョンといった監視機能も優れており、タイムラプス撮影によって24時間監視し続けることも可能です。

タイムラプスなら24時間の映像が短時間に収まるため、後からの確認もしやすいでしょう。

内蔵のマイクを使うと、設置したカメラを通して音声通話が可能なため、画面を見ながらコミュニケーションも取れます。

Google Playのレビューでは「重宝している」「寝室の赤ちゃんを見るのに使用している」といった声がありました。

モニタリング側にダウンロード

防犯カメラ側にダウンロード

スマートホームセキュリティ

常時カメラを作動させたいなら、「スマートホームセキュリティ」がおすすめです。カメラは24時間稼働でき、画面内で動作を検知した場合のみ、メールで通知がきます。

Webカメラ側のライブストリーミングを見ながら、会話することも可能です。

相手側は声のみが聞こえるだけでこちらの映像は見えないので、防犯目的でも活用できます。

撮影した情報はDropboxにアップロードできるため、記録を残したい方にもおすすめです。

初期設定はGoogleアカウントでログインしてDropboxとリンクするだけなので、1分ほどで簡単にできます。

Google Playのレビューでは「車から離れるときの監視用」「家の簡易な防犯にぴったり」などの声がありました。

からくりカメラ

「からくりカメラ」では、Webブラウザから各種設定を変更できます。

モニタリングするスマホやタブレット、パソコンから防犯カメラの状態をコントロール可能で、スマホは設置するだけでよいのが嬉しいポイントです。

基本的には、映像の変化や音声レベルの変化で自動的に写真や動画を撮影しますが、撮影条件は細かくカスタマイズ可能です。

撮影した画像はカメラロールからアクセスできるため、スマホだけではなくパソコンにも簡単に転送できます。

複数のデバイスを使って、防犯カメラのデータを管理したい方におすすめのアプリです。

App Storeのレビューでは「iPhone6でアプリを使用している」「基本的な機能は素晴らしく便利」といった声がありました。

※こちらはiosのみの対応となっているため、Android製品では利用できません。

Live Reporter

「Live Reporter」は、外出先でも自宅の様子をリアルタイムでチェックできる防犯アプリです。

こちらのアプリでは、時間や住所が文字情報として映像に埋め込まれています。他アプリではあまり見かけない機能です。

ペットや子供の様子を見るのにはもちろん、状況証拠として情報を残せるので自宅の防犯目的でも利用できます。

高解像度・高音質の映像・音声での撮影はもちろん、視聴時に品質を下げてデータ量を減らすことも可能です。

外出先でインターネット接続が難しいときでも、低ビットレートにするとスマホキャリアの回線でも十分閲覧できます。

状況に合わせて、映像の容量を変えられる点もメリットでしょう。

App Storeのレビューでは「細かな設定ができる」「安心の日本語で簡単に設定できた」といった声がありました。

iVCam コンピュータカメラ

「iVCam コンピュータカメラ」を利用すると、古いスマホや手持ちのiPhoneをWebカメラ代わりに利用できます。

高画質でビデオ電話・ライブストリーミング・画面共有なども可能です。

防犯・見守りカメラとしてはもちろん、ビデオ電話やWeb会議などにも活用できます。

Google Playのレビューでは「簡単操作・機動性良し・解像度このクラスでは良い。」「パソコンとスマホの両方にアプリを入れて起動したらもう映っていた」という声がありました。

ネットワークカメラとスマホを連動できるアプリ

専用の監視カメラを導入するなら、以下のアプリがおすすめです。

カメラの購入が必要な分コストはかかりやすいですが、高機能で利用できるのが魅力でしょう。

Ivideon 監視カメラ

「Ivideon 監視カメラ」は幅広い機種のカメラに対応しています。　

利用可能なカメラは以下の通りです。

一部接続時にインターネット設定が必要ですが、購入してすぐに使い始められるのは嬉しいポイントでしょう。

機種によっては、パソコンに搭載されているWebカメラでも利用可能です。

画面内で不審な動きがあると、プッシュ通知とメールで知らせます。画像や映像は録画されており、クラウドに保存されているためすぐにアクセスできます。

カメラ台数の拡張にも対応しており、シンプルで使いやすいアプリです。

Ivideon 監視カメラで利用できるおすすめネットワークカメラ

iCSee

監視カメラの機能をフルに使いたいなら、「iCSee」がおすすめです。対応カメラは本体に「iCSee」と明記されたものに限られます。

リアルタイムでのモニタリングや、リモートビデオの再生など、基本機能が充実しておりシンプルな操作で使えるのが魅力です。

クラウドと連携して使うことも可能で、インターネット接続で遠隔操作ができます。

iCSeeで利用できるおすすめネットワークカメラ

防犯・見守りカメラアプリのサポート方法

性能だけで比べるなら、専用の防犯カメラの方がハイスペックです。スマホを防犯カメラ代わりにする方法では、性能や精度が落ちやすいものの対処法もあります。

ここでは、スマホを防犯カメラにする際の底上げ方法をまとめました。

スマホに外付けレンズの装備で視野拡大

スマホを防犯カメラにした場合、専用のカメラよりも映し出せる映像の範囲が狭くなります。撮影範囲を広げたいなら、外付けのレンズを付けるのがおすすめです。

広角レンズや魚眼レンズを付けることで、撮影可能範囲は格段に広がります。レンズと取り付け場所次第では、180度以上の広範囲の撮影も可能です。

また、解像度の高いレンズを使用すると、映像がきれいになります。

もともとのレンズによって限界はありますが、外付けレンズを使うと性能を高められることを覚えておきましょう。

おすすめスマホ外付けレンズ

スマホスタンドやスマホホルダーで角度を調整

古いスマホを防犯・見守りカメラで使用する場合、カメラの角度も重要になります。

箱や本など家にあるものでも角度を調整できますが、一度崩れてしまうと元の状態に戻すのは困難でしょう。

スタンド機能付きのスマホケースやリングだと、上に向きすぎていたり微調整ができないのが難点です。

360度回転するスマホスタンドを活用すれば、カメラの角度を簡単に調整できます。

スマホホルダーも、棚やカラーボックスなどでも使用でき、置き場所の幅が広がるのでおすすめです。

おすすめスマホスタンド

おすすめスマホホルダー

防犯カメラを増やすなら中古も検討する

スマホ1台だけでは監視できる範囲が狭く、さらに追加したいなら端末は中古で購入するのがおすすめです。

防犯カメラ代わりに利用するだけなら、極端に言えばWiFi接続とカメラ機能だけで十分です。

その他の機能が使えなくても防犯カメラの作動に問題はないため、型落ちやジャンク品の中古端末を安く買うとコストは削減できます。

もちろん、追加分は専用の防犯カメラを購入するという手もありますが、金額はチェックしておかなければなりません。

専用の防犯カメラでも中古のものは存在しますが、型落ちの中古スマホと比べると高額になることが多いです。

防犯カメラ専用に使うなら余計な機能は不要なため、できることが限定された格安のモデルを購入するのがおすすめです。

以下の記事では、中古スマホを購入する際の注意点や、中古iPhoneの購入方法を紹介しています。

アプリを活用して防犯カメラを設置しよう

今回は、おすすめの防犯・見守りカメラアプリを紹介しました。

自宅で眠っていた古いスマホを利用すれば、防犯カメラとして活用できます。

子供の寝ている時間や、買い物などで外出する際にペットの様子をチェックしたい場合など、短い時間であれば問題なく利用できるでしょう。

カメラ本体を買う必要がないので、なるべく費用を抑えたい方やペットカメラ・ベビーモニターを購入するまでの繋ぎとして利用するのもおすすめです。

利用目的や端末に合ったものを選び、アプリで上手に防犯カメラを使いましょう。