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- 更新日:2023年03月29日
iPhoneでメールを一括削除する方法!不具合の解消や復元方法も紹介
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iPhoneを使い始めたばかりだと、操作方法がわからず困ってしまうことも少なくありません。
とくにメールの機能は使い方に迷うことが多く、メールをまとめて削除できないと悩む人は多いです。
iPhoneではメールの一括削除が可能ですが、本体のバージョンによってやり方が異なります。
バージョン別の一括削除方法やできない場合の対処法などを知り、iPhoneのメール機能を上手に使いこなしましょう。
目次
iPhoneでメールを一括削除する方法
iPhoneに初期搭載されているメールアプリでは、一括削除の操作が可能です。
しかし、本体のバージョンによってそのやり方は異なるため、それぞれの違いを把握しておかなければなりません。
バージョンがiOS13以降か、それ以前のものかどうかによって一括削除の方法が違ってきます。
iOS13以降はメールの一括削除が可能
iOSが13以降なら、メールアプリでの一括削除が簡単に行えます。
iOS12以前では複数の操作をしなければ一括削除はできませんでしたが、iOS13以降では簡単操作で削除が実行できます。
設定アプリから現在のバージョンを確認し、iPhoneのアップデートが可能ならiOS13以上に上げておくと、スムーズに削除が実行できて便利です。
【iOS13以降】メールを一括削除する方法
iOS13のiPhoneでメールを一括削除する手順は、次の通りです。
- 受信ボックスを開く
- 編集をタップ
- 選択したメールをゴミ箱に入れる
これらの手順に沿って進めることで、メールは簡単に一括削除できます。
手順1:受信ボックスを開く
まずはホーム画面からメールアプリを起動します。メールアプリは初期搭載されているものであり、青色の背景に白い便箋のマークのものです。
起動するとメールボックス名が表示されるため、削除したいメールが届いている受信ボックスを開きましょう。
メールアドレスごとにわけて一括削除したい場合は該当の受信ボックスを、iPhoneで管理しているメールすべてを削除したい場合は「全受信」を選択します。
手順2:編集をタップ
受信ボックスを開くと、画面の右上に「編集」という項目が表示されています。
これをタップするとメールボックス内のメールの編集作業ができ、メールボックスの移動やメールの削除、フラグの追加や開封・未開封の変更、迷惑メールに移動などが行えます。
該当のメールをタップしてまとめて開封することも可能なため、一括削除の前には一度すべて開封して、中身を確認しておくとよいでしょう。
手順3:選択したメールをゴミ箱に入れる
「編集」タブを選んだ状態でメールをタップするとチェックが入ります。
削除するメールにチェックを入れ、画面右下の「ゴミ箱」をタップすることで、選択したメールをまとめて削除できます。
また、メールボックス内のすべてのメールを削除したい場合は、画面左上の「すべてを選択」を選んでから、「ゴミ箱」を選択するとよいでしょう。
ゴミ箱に移動したメールは一定期間だけ保存されますが、期限超過によって完全に消去されます。
メールボックスからゴミ箱に移動しただけでは、完全に削除した状態ではないため、後からゴミ箱フォルダを開き、該当するメールのみ復元するということも可能です。
【iOS12以前】メールを一括削除する方法
iOS13以前のバージョンでもメールの一括削除は可能ですが、やり方がiOS13以降とは異なります。
iOS12で一括削除するには、まずはメールアプリを開き、該当するメールがある受信ボックスを開きます。
- 「編集」タブをタップし、なにか1つメールを選択
- 画面下の「移動」を押したまま選択したメールのチェックを外す
- 「ゴミ箱」をタップ
上記の手順でメールをまとめてゴミ箱に移動できるため、iOS12やiOS11でもメールの一括削除が可能です。
ゴミ箱からメールを完全に削除する方法
iPhone本体から完全にメールを削除するには、ゴミ箱に移動したメールに、さらに削除の操作をしなければなりません。
メールアプリを開くと受信ボックスのほかに「ゴミ箱」というフォルダがあるため、これを開きます。
削除の操作は受信ボックスからの一括削除と同じで、画面右上の「編集」タブをタップし、「すべて選択」をタップ、さらに「削除」を選択するだけです。
ゴミ箱から削除するとデータは完全に抹消され、後から復元できなくなることは覚えておきましょう。
削除したメールを復元するには
受信ボックスのメールを一括削除すると、必要だったものまで間違えて削除してしまうことも少なくありません。
必要なメールを削除してしまった場合は、ゴミ箱から復元して元の受信ボックスに戻す必要があります。
ゴミ箱から削除しない限りはメールが完全に消えてしまうことはないため、間違ってゴミ箱に入れたものは素早く復元して対処しましょう。
ゴミ箱に入れたメールを復元する方法
ゴミ箱に入れたメールを、受信ボックスに戻す手順は以下のとおりです。
- メールアプリを起動させ、「ゴミ箱」を選択する
- 画面右上の「編集」→復元したいメールをタップしチェックを入れる
- 「移動」を選択して「受信」をタップする
メールの復元はまとめて行うことも可能ですが、この場合は複数のメールにチェックを入れた状態で受信ボックスへの移動を行います。
また、「編集」タブを押した後に、「すべてを選択」を選んでから受信ボックスへの移動を行うと、ゴミ箱に移動したメールのすべてを元の受信ボックスに復元可能です。
メールをゴミ箱に残す期間を設定しよう
ゴミ箱に移動したメールは一定期間をすぎると自動で削除されますが、この期間は自分で設定が可能です。
- ホーム画面の設定アプリを開き、「パスワードとアカウント」を選択
- アカウント一覧から該当するメールアカウントを選択
- 「アカウント」をタップしてさらに「詳細」へ進む
- 「削除」の項目をタップする
「削除」の項目をタップするとゴミ箱に移動したメールの削除期間を選択できるため、希望する期間、あるいは削除「しない」の項目を選びます。
メールアカウントによっては削除期間の選択ができないこともあり、フリーメールのサービスを利用している場合は注意しなければなりません。
iPhoneでメールを削除できない原因
手順通りに操作をしたはずなのに、メールが上手く削除できない、あるいは削除したはずなのに本体のストレージ容量が変わっていないということもあるでしょう。
この場合は、次の3つが原因として考えられます。
- ゴミ箱にまだメールが残っている
- メールアカウントに保護設定がされている
- メールの移動設定の問題
メールが削除できない原因を知り、どのようなところで不具合が起きやすいのかを把握しておきましょう。
ゴミ箱にまだメールが残っている
受信ボックスのメールを一括削除したはずなのにiPhoneのストレージ容量が変わっていない場合は、メールが完全に削除されていない可能性が高いです。
ゴミ箱に移動しただけでは、メールの保存場所が変わっただけで、メール自体が削除されているわけではありません。
ストレージ容量を増やすには完全に削除する必要があるため、ゴミ箱から削除を実行し、メールを取り除いておきましょう。
メールアカウントに保護設定がされている
iPhoneのメールアカウントには保護設定をかけることができ、これによってメールの削除ができなくなっていることもあります。
これはドコモユーザーにありがちなトラブルで、複数端末で使用しているメールアカウントで、iPhoneでの削除操作のみできないということも多いです。
iPhoneで保護設定をしている場合は一度これを解除し、その後メール削除の操作をしなければなりません。
メールの移動設定の問題
iPhoneのメールアプリではメールの移動設定というものがあり、これが正しくできていないと削除に失敗することがあります。
削除を実行すると「メールを移動できません」と表示される場合は、移動設定に何らかの問題が出ていると考えましょう。
また、そもそもゴミ箱のアイコンが表示されていない場合も、移動設定によるトラブルである可能性が高いです。これらの場合は設定を変更することで不具合を解消できます。
iPhoneでメールが削除できないときの対処法
手順通りに操作を行っているはずなのにメールが削除できないケースでは、「メールの保護設定がされている」か「メールの移動設定が間違っている」可能性が高いです。
そのため、これら2つのポイントを確認し、設定をやり直すことで不具合に対処できます。
メールの保護設定を解除する
iPhoneをドコモキャリアで使用し、メールもキャリアのものを使用していると、保護設定によってメールが削除できない場合が多いです。保護設定を解除するには、次の方法で操作を行います。
- Safariでドコモメールのページを開く
- ドコモIDとパスワードでログインする
- メールの一覧が表示されたら、鍵アイコンがついているものがないか確認する
- 鍵アイコンがついているメールのタイトル左にあるチェックボックスにチェックを入れる
- 画面上部の「その他」をタップ
- メニューリストが表示されたら「保護解除」をタップ
まずはSafariからドコモメールのページにアクセスし、ログインしてメールの一覧を表示します。
保護設定がかけられているものには鍵のアイコンがついているため、これがないかをチェックしましょう。
鍵アイコンつきのメールがあったならば、それをタップし、画面上部の「その他」から「保護解除」を選択します。保護解除されると、メールボックスから削除が可能となります。
メールの移動設定を確認する方法
メールの移動設定のミスや不具合によっても削除ができない場合があるため、この設定のやり方も確認しておきましょう。
- 設定アプリを開く
- 「パスワードとアカウント」を選択
- メールが削除できないアカウントを選択する
- 対象のアカウントを開いたら「アカウント」をタップ
- 「詳細」をタップ
- 「削除済メールボックス」をタップ
ゴミ箱の設定ができていないとメールの移動ができないことが多いため、削除済みのメールボックスを指定して、ゴミ箱を作っておきましょう。
また、すでにゴミ箱が指定されている場合でも、何らかの不具合によって移動設定が上手くできていないこともあります。
そのため、一度別のフォルダを移動先に指定し、その後最初のゴミ箱に設定し直して改善されないか確認してみることがおすすめです。
一度別のフォルダを指定することで設定がクリアになり、細かい不具合が改善されることがあります。
メールを削除してストレージ容量を増やそう
今回は、iPhoneメールをまとめて削除する方法や、削除したメールを受信ボックスに復活する方法を紹介しました。
メールは1通単位ならそれほど大きな容量にはなりませんが、何百通、何千通と蓄積するとストレージ容量を圧迫することも少なくありません。
容量を節約して常に快適に使い続けるためにも、不要なメールは削除して、少しでもストレージに空きを作っておきましょう。
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