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- 更新日:2023年03月27日
iPhone純正イヤホンの機能や値段を解説!非純正との違いや見分け方とは
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iPhoneの純正イヤホンは、製品に付属するものやワイヤレスタイプなどの種類があり、音楽を聴くときや動画をみるとき、電車や公共施設などで使用します。
より高い機能や音質を求めて他社製品を購入する人もいますが、iPhoneの純正イヤホンは、他社製品に劣るのでしょうか。
この記事では、iPhoneの純正イヤホンの種類や性能、使い方について解説します。あわせて、他社製品との違いや見分け方、純正イヤホンの値段、どこで買えるのか?についても紹介します。
目次
iPhone純正イヤホンの種類
まずは、iPhoneの純正イヤホンの種類とそれぞれの特徴を見ていきましょう。Apple社は「iPhone用付属イヤホン」と「ワイヤレスイヤホン」の2種を展開しています。
また、2020年10月に出荷されたiPhone12シリーズからAppleは付属品を変更しており、現在はイヤホンの同梱は廃止されています。
EarPods with Lightning Connector
EarPodsは、iPhone11シリーズまでの付属品イヤホンです。現在もApple storeなどで販売されています。
iPhone 7からイヤホンジャックが廃止されたため、付属のイヤホンもそれ以降Lightning Connector対応型へと変化しました。
そのため、イヤホンプラグの他社製品を使用する場合は、付属しているLightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタを使用し、Lightningに変換する必要があります。
AirPods
AirPodsは、配線なしで使えるワイヤレスタイプの純正イヤホンです。
EarPodsのような有線イヤホンを使う上での懸念は、ケーブルの絡まりや断線です。満員電車でイヤホンを使用したり、バッグの中にイヤホンを乱雑にしまったりすると、断線のリスクも高くなります。
イヤホンの破損原因の多くはこのような断線によるものですが、そんな問題を解決してくれるのがこのAirPodsです。
AirPodsは専用の充電ケースに入れて持ち歩きが可能で、ケースのふたを開けるだけでiPhoneと簡単に同期できます。
現在は第2世代と第3世代のAirPodsが販売されています。
- 第2世代:1回の充電で最大5時間再生可能
- 第3世代:1回の充電で最大6時間再生可能
AirPods第3世代は、Lightning充電ケースかワイヤレスのMagSafe充電ケースかを選べます。
AirPods Pro
AirPodsを更にアップグレードしたのがAirPods Proです。
ワイヤレスチャージやSiriなどの機能は引き続き使用でき、バッテリーが大きくなったことで稼働時間が長くなりました。さらにMagSafe充電ケースを使えば、最大30時間再生も可能です。
さらに、たった5分の充電で、最大1時間の再生が可能です。家を出る前などの時間がないときでもさっと充電し、移動中に快適な時間を過ごすことができます。
アクティブノイズキャンセリング機能が新しく搭載されたこともポイントです。外の騒音を最大2倍も遮断することにより、音楽に集中できます。
iPhone純正イヤホンと他社製品の違い・見分け方
このようにiPhoneには魅力的な純正イヤホンがそろっています。しかし、他社製品でもよいのではないかと思う人もいるでしょう。
ここでは、iPhoneの純正イヤホンを使うメリットと、他社製品との違いや見分け方を紹介します。
品質面の違い
他社製品は種類が多く、価格帯やイヤホンとしてのクオリティも様々です。
特にLightningはApple製品で使われている端子であり、精密なつくりが再現できていない他社製イヤホンも多々売られています。安価なイヤホンは、耐久性が低いだけでなく、動作すらしないこともあります。
安心して使用したいなら、品質や動作が保証されているiPhone純正イヤホンを選ぶのがおすすめです。
もしどうしても他社製品がよいということであれば、Apple Storeで売られている、他メーカーイヤホンか、MFi認証されたイヤホンを使用するようにしましょう。
MFi認証イヤホンを選べば、耐久性も優れたイヤホンが手に入ります。
イヤホンの形状の違い
EarPodsとAirPodsは、耳の入口にのせて使うタイプの「インナーイヤー型」という形をしています。
これらのイヤホンは、耳の形を考えてつくられており、長時間使用しても痛くなりづらいという特徴があります。さらに、耳から外れにくく、ランニングに使用する人も多いです。
AirPods Proでは、音質向上のためカナル型というイヤーピースを耳に入れるタイプのイヤホンを採用しました。4サイズ展開なので、自分の耳の大きさにあわせて選べます。
また遮音性が高いので、音楽の低音や細部まで聴き取ることができます。耳にフィットして快適に音を聞けるイヤホンを探している人にも、iPhone純正イヤホンはおすすめといえるでしょう。
音質の違い
音質の部分でいえば、音質に特化した他社製イヤホンに比べてiPhone純正イヤホンがクオリティで劣る面もあるかもしれません。
ただ、多くの他社製品は、イヤホンプラグを使用しているのでiPhoneで使うには変換アダプターを使用する必要があります。実はこの変換アダプターを介することにより音質が下がってしまうデメリットがあります。
そのデメリットを考えれば、お金を出して他社製品に替えるよりも、音質が保てるEarPodsを使った方がよいでしょう。
ワイヤレスイヤホンで音質の高いものを求めるのであれば、アップグレードされたオーディオ機能により、より広い音域で音楽を再生できるAirPods Proがおすすめです。
iPhone純正イヤホンの使い方と性能
iPhoneの純正イヤホンそれぞれの性能と、基本的な操作方法を説明します。操作方法については、下記にまとめた表を参考にしてください。
EarPods
EarPodsは、音質でいえば、同じ価格帯のイヤホンと比べても引けをとりません。
そして、このイヤホンの最大の特徴は、コントローラーにあります。こなせる動作が多く、数ある他社製品よりも機能性に優れたイヤホンともいえます。
基本の再生/停止だけでなく、スキップや前の曲に戻ることも可能です。さらに、AirPodsではできない、早送りや巻き戻しもできるのが、EarPodsを使用するメリットといえます。
Siriと組み合わせれば、音声による操作も可能です。
操作方法を理解することで、カバンやポケットからiPhoneを出す必要もなく、快適に過ごすことができます。
AirPods
iPhone純正のものは、ワイヤレスイヤホンであっても操作がとても簡単です。
イヤホンとiPhoneのペアリングがうまくいかない、というのはよくあることですが、純正イヤホンであれば、イヤホンをケースから取り出し、耳にはめるだけで簡単にペアリングができます。
AirPodsは現在第3世代まで展開されています。第3世代は従来のものより連続通話時間が長くなりました。また、1回の充電で、最大5時間の再生、3時間の連続通話が可能です。さらに第2世代からはワイヤレス充電にも対応しています。
AirPodsに使用されているオーディオチップのアップグレードにより、接続先デバイスの切り替えや、音楽から通話への切り替えもスムーズです。
ダブルタップで、音楽のスキップや受電の指示を出すことも可能で、指示の内容はiPhoneの設定でカスタマイズできます。
Siri呼び出しもダブルタップでできますが、第2世代からは、「Hey Siri」と呼びかけるだけで起動するようになりました。これにより、他の動作をダブルタップに追加することが可能となっています。
AirPods Pro
AirPods Proは、名前の通り、更なる機能を求める人に最適な高性能ワイヤレスイヤホンです。
今までのデザインから一新、機能も新しくなりました。ケースはバッテリーの分大きくなり、イヤホンの形もカナル型へと変化しました。
最大の変化は、ノイズキャンセリング機能と、外部音取り込みモードです。騒音を遮断し音質が向上されました。
ノイズキャンセリングのデメリットだった装着時の圧迫感についても改善されており、長時間でもストレスなく装着できるようになりました。
人に話しかけられたときや、駅でのアナウンスを聞きたいときなどは、外部音取り込みモードに切り替えられます。軸部分にある感圧センサーを長押しして切り替えができ、瞬時の対応が可能です。
第2世代からは性能や機能がさらに向上
第2世代からはバッテリーも改良され、性能とバッテリーの持ちを両立させています。
一回の充電で最大6時間再生、さらに5分間の充電で約1時間の再生が可能です。他にも耐汗耐水性機能が搭載され、運動中にも浸水による故障を心配せずに使える仕様になりました。
また、AirPodsの頭脳といえるH1チップを搭載することで全ての動作がスムーズに行えるようになりました。このチップによりレイテンシー(音ずれ)も飛躍的に向上し、ゲームもより快適に楽しめます。
iPhone純正イヤホンの基本的な使い方
それぞれの基本操作をまとめた表は以下の通りです。
EarPods | AirPods(第3世代) | AirPods Pro | |
---|---|---|---|
ペアリング | − | 耳にはめる | 耳にはめる |
Siri | センターボタンを長押し | 呼びかけ、またはダブルタップ | 呼びかけ、またはダブルタップ |
通話開始/終了 | センターボタンをタップ | ダブルタップ | ダブルタップ |
音楽再生/停止 | センターボタンをタップ | ダブルタップ/耳にはめる/外す | ダブルタップ/耳にはめる/外す |
音楽スキップ |
|
ダブルタップ | ダブルタップ |
連続再生時間 | − | 1回の充電で最大6時間 | 1回の充電で最大6時間 |
連続通話時間 | − | 1回の充電で最大4時間 | 1回の充電で最大4.5時間 |
備考 | − | 5分の充電で最大1時間の再生時間 | 5分の充電で最大1時間の再生時間 |
iPhoneの純正イヤホンはどこで買える?
iPhone純正イヤホンがどこで買えるか知りたいという人のために、これら3種のイヤホンが購入できる場所をまとめました。
Apple Store(店舗とオンライン)
Apple Storeは、全国で10店舗あり、新宿や渋谷など、都内に特に多く配置されています。その場で製品が手に入るので、少しでも早く欲しい人におすすめです。
また、ヨドバシやビックカメラ、カメラのキタムラなどに併設されている、Appleの正規サービスプロバイダでも購入可能です。
もし近くに店舗がない場合には、Apple公式オンラインストアを利用しましょう。イヤホンが手元に届くまでに時間はかかるものの、無料刻印ができるメリットがあります。送料無料なのも嬉しいポイントです。
Amazon
iPhone純正イヤホンはAmazonでの購入も可能です。Amazonで購入するときは、出品者がAppleであることを確認し、イヤホンが純正であることを確かめるようにしましょう。
その他オンラインでの購入は、純正でない可能性もあるのでおすすめはできません。
コンビニ(セブンイレブン)
iPhoneの純正イヤホンはコンビニでも購入可能ですが、取扱店はセブンイレブンだけです。(2023年3月現在)
セブンイレブンで買えるのは、有線タイプの「EarPods」のみで、ワイヤレスの「AirPods」は購入できません。
「EarPods」は、Lightning端子タイプと、イヤホンジャックタイプの2種類が販売されています。
iPhone純正イヤホンで快適な生活を
iPhoneで純正イヤホンを使用するのは、高い安心感と、他社製品に勝る性能があるからだといえます。
また、純正品だからこそiPhoneとの互換性がすばらしく、ワイヤレスタイプのAirPodsは、耳にはめるだけで同期する心地よさと利便性が他社の商品をしのぎます。
イヤホンを新調する際は、純正製品も視野に入れて検討してみてはいかがでしょうか。
AirPodsの特徴や接続方法など詳しい情報については、「AirPodsの音質は良い・悪い?音質改善・設定方法・便利な使い方を徹底解説」で解説していますのであわせてご覧ください。
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