iPhoneで留守電を設定する方法！各キャリアごとの違いやおすすめアプリを解説

電話番号が2件以上登録されている場合など、どこからかかってきたのかを把握するのに便利なサービスです。

不在案内を利用する

電話に出られないことをガイダンスで案内し、メッセージを預からないサービスもあります。

不在案内の応答メッセージはシステム音声の用意がないため、自分の声で録音したものを使用します。

他の電話機からの遠隔操作

ドコモの留守電は、他社電話や一般電話などから遠隔操作が行えるので、いざというときにも安心です。

まず｢090-310-〇〇〇〇｣にダイヤルします。〇〇〇〇は、使いたいサービスによって以下の表からダイヤルナンバーを選びます。

次に、自分の携帯電話番号、4桁のネットワーク暗証番号を入力した後、ガイダンスに従って操作します。

セキュリティ対策のため、契約時に登録した4桁の暗証番号が必要で3回間違えると通話は終了し、4回間違えると遠隔操作が停止されます。

遠隔操作が停止された場合には、自分の電話から遠隔操作開始を行うか、暗証番号の変更が必要です。

また、プッシュトーンを使用するため、プッシュトーン式以外の電話からは遠隔操作ができません。

留守番電話サービスの申し込みはショップだけでなく、電話やインターネットからも可能です。

ソフトバンクのiPhone向け留守電サービス

ソフトバンクにも「留守番電話プラス」という、月額料金330円（税込）の留守電サービスがあります。また、ソフトバンクはiPhone本体からも留守番電話の設定ができます。

ソフトバンクの留守電の設定・解除・確認方法

ソフトバンクの留守電の設定方法を、「本体での操作」「My ソフトバンク」にわけて解説します。

ソフトバンクはダイヤル操作で行える設定が限られているため、注意しましょう。

本体での操作

My ソフトバンクからの操作

ソフトバンクの留守電の設定変更や便利なサービス

ソフトバンクの留守電は、様々な設定の変更も本体とダイヤル操作で違いがあります。

呼び出し秒数の変更

呼び出し時間は5~30秒の間で設定可能で、初期設定は20秒です。

応答メッセージの変更

ダイヤル操作で、留守電応答時やガイダンスの言語を日本語と英語に変更できます。

留守番電話の応答メッセージを、システム音声や自分の録音したものに変更できます。

録音メッセージは最大1分間の録音が可能です。

iPhoneの留守電活用方法

iPhonの留守電は、Androidと違って有料サービスが主流となってしまうのはデメリットですが、iPhoneならではの留守番電話の活用方法もあります。

留守電を保存する

iPhoneの電話アプリの留守番電話から聞く音声メッセージは、「ビジュアルボイスメール」という音声データファイルとして保存されています。

一般的に留守番電話は各キャリアの留守電サービス上にのみ保存されますが、有料の留守電サービスを利用中の場合は、ビジュアルボイスメールに対応しています。

そのため、自動的に本体に留守番電話が保存されるようになっています。

本体に保存された留守電は、AirDropやメールを使ってパソコンと共有したり、LINEやメッセージで送ったりすることができます。

迷惑電話などを直接留守電に転送する

迷惑電話や電話に出られないときなどは、着信を直接留守電に転送できます。

着信中の画面で｢拒否｣をタップするか、サイドボタンまたはスリープボタンをすばやく2回押すことで、直接留守番電話に転送できます。

もし折り返し電話するように通知を受け取りたい場合には、｢後で通知｣をタップすると、通知を受けるタイミングが選択できます。

留守電ではなくメッセージを送る

電話がかかってきているときに、右上の｢メッセージを送信｣ボタンをタップすると、電話にでられないことを相手にSMSで送信できます。

メッセージは、｢現在電話に出られません｣｢向かっています｣｢あとでかけ直します｣の3種類が初期設定ですが、オリジナルのものへの変更も可能です。

メッセージ内容を変更する場合、｢設定｣の｢電話｣アプリから｢テキストメッセージで返信｣を選択すると、編集できます。

iPhone用の留守電アプリ

iPhoneは部品からすべてを自社で生産しており、セキュリティ対策が強いのが魅力です。

一方で、電話に関するアプリ開発のための情報が提供されておらず、無料の留守電アプリはほとんど開発されていません。

しかし、有料アプリ「スマート留守電｣や、｢IP電話のアプリ｣を使う方法もあります。

スマート留守電

スマート留守電は、月額360円（税込）で利用できる留守番電話アプリです。

留守電が音声だけでなくテキストメッセージとして残されるので、メッセージをプッシュ通知で読むこともできます。

また、テキストメッセージの転送もできるので、簡単に共有できます。

新規登録の前に、テストとして電話番号を入力すれば15分間のお試し利用ができるので、課金の前に確認できるのも安心です。

スマート留守電

開発元:SOURCENEXT CORPORATION

無料

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IP電話の留守電アプリを利用する

通話料や通信料を抑えるためにIP電話を活用しようと考えている場合には、この方法もおすすめです。

iPhoneにIP電話のアプリをダウンロードしておけば、電話はIP電話に転送されてアプリで留守電を受け取ることができます。

無料のIP電話もあるので、有料の留守電サービスよりも安く利用することも可能です。ただし、無料の留守電はサービス内容が限定されており、キャリアの留守電より利便性は劣ります。

iPhoneの留守電でよくあるトラブル・疑問

最後に、iPhoneの留守電でよくあるトラブルと、その対処法を紹介します。

iPhoneの電話がすぐ留守電になる

よくあるのが、着信があったのに、コール音が鳴らずに留守電につながってしまうというケースです。

その場合は、｢おやすみモードになっていないか｣｢機内モードになっていないか｣｢呼び出し時間が0秒になっていないか｣｢着信拒否になっていないか｣を確認しましょう。

気が付かない間に、いつの間にか設定を変更していたということも多いので、一度確認してみてください。

留守電の通知がきているのにメッセージがない

留守電の通知が来ているのに、メッセージがないというトラブルも多いようです。

再起動をすると直ることもあるようですが、本体の留守番電話ではなくキャリアの留守電サービス上にメッセージが残された場合もあります。

通知がある場合は、本体だけでなく、キャリアの留守電も確認することが必要です。

iPhoneで留守電を聞くのは無料？有料？

iPhoneは、基本的には有料の留守番電話サービスへの加入が必要です。

どうしても無料で利用したい場合は、上記で紹介した「有料の留守電アプリ」もしくは「IP電話の留守電アプリ」などを選びましょう。

留守電の頻度に合わせて無料か有料かを使い分けよう

iPhoneにはAndroidのように留守電機能がついていないため、留守電を使いたい場合は、基本的にキャリアが提供する有料の留守電サービスの申し込みが必要です。

無料の留守電もありますがサービスには限界があり、利便性やできることを考えると有料でも決して損はしないように感じます。

ぜひこの記事を参考にして、自分なりの留守電の使い方を見つけてください。

iPhoneでの迷惑電話の着信拒否について「iPhoneで迷惑電話を着信拒否する方法とそれぞれの特徴」で解説していますのでぜひご覧ください。

iPhoneで着信拒否する方法｜非通知も設定できる？相手にはどう聞こえる？