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  • 更新日:2023年05月08日

PS4リモートプレイのやりかたを解説!スマホ・PCの設定方法や外出先で遊ぶ方法も

PS4リモートプレイのやりかたを解説!スマホ・PCの設定方法や外出先で遊ぶ方法も

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PS4は、数多くのゲームを、iPhoneやスマホ、PCからリモートプレイで遠隔操作ができるようになりました。

また、幅広いデバイスで、PS4のコントローラー「DUALSHOCK 4」も使えるようになり、操作性も向上しています。

今回は、iOS・Android・Windows PC・Macといった、各OSのデバイスで、PS4をリモートプレイするための設定方法を紹介します。

あわせて、PS4のリモートプレイに必要なスペック、通常の設定ではうまくいかないときの対処法、コントローラーの接続方法まで詳しく解説します。

PS4のリモートプレイで遊ぶ前にしておくべきこと

PS4のリモートプレイは、iOS・Android・Windows・Macに対応しています。使用料金などはかからず、アプリをダウンロードして初回設定を行うだけで簡単に遊べます。

まず最初に、リモートプレイで遊ぶときの必須条件を確認しましょう。

【全デバイス共通】リモートプレイに必要な条件

iOS・Android・Windows・Mac、すべてのデバイスにおいて、下記の条件が必須です。

  • PS4またはPS4 Proが自宅のホームネットワークに接続されている
  • リモートプレイで使用するデバイスがネットワークに接続されている
  • PS4リモートプレイアプリをダウンロードする
  • PS4「設定」→「リモートプレイ接続設定」→「リモートプレイを有効にする」にチェック
  • PS4「設定」→「アカウント管理」→「いつも使うPS4として登録する」で「登録」を選ぶ
  • PS4のシステムソフトウェア バージョン7.00以上

PS4の所有が必須条件で、PS4の本体を所持していなければ、スマホやパソコンにアプリをインストールしてもリモートプレイはできません。

また、ゲームのデータ自体をデバイス内に保存するわけではないため、オフライン状態のデバイスでは操作できません。

外出先でもリモートプレイができる設定にしておく

PS4がスタンバイモードになっていても、あらかじめ設定しておけば外出先などでリモートプレイが楽しめます。

この設定を簡潔に説明すると、リモートプレイを行うデバイスから、スタンバイモードのPS4の電源を入れられるようにするというものです。設定手順を以下にまとめました。

  1. PS4の「設定」から「省電力設定」に進む
  2. 「スタンバイモード中の機能を設定する」を選ぶ
  3. 「インターネットに接続したままにする」と「ネットワーク経由でPS4の電源を入れられる」にチェックを入れる

この設定が完了したら、デバイスの設定に移りましょう。

PS4リモートプレイの設定方法

デバイスの設定は、iOS・Android・Windows・MacのOSごとに方法が異なります。使用したいデバイスのOSの設定方法を確認しましょう。

【iOS】設定方法と条件

iPhone・iPad・iPod touchを設定する方法と、必要条件をそれぞれまとめました。

iOSのリモートプレイ設定方法

iOS端末でリモートプレイを行う手順は次の通りです。

  1. iPhoneまたはiPadに「PS4リモートプレイ」をダウンロードする
  2. アプリを起動し「はじめる」をタップ
  3. PlayStation IDでサインイン
  4. PS4の検索を待つ
  5. 検索が完了すると接続される

なお、設定を進める間は縦画面で構いませんが、ゲームをプレイするときは横画面がおすすめです。

縦方向にロックしている場合は、コントロールセンターで回転の鍵マークをタップし、解除しましょう。

ただし、横画面での固定は基本操作では搭載されていないため、横になりながらプレイすると、自動回転で縦画面に切り替わってしまうことがあります。

iOSにおける必要条件

  • iOS12.1 以降
  • 20.5MBをダウンロード可能な空き容量

iOS12.1 以降であれば、アプリを起動できます。ただし、推奨環境はiPhone7、iPad第6世代以降です。アプリのサイズが20.5MBあるため、ダウンロードするための空き容量を確保しましょう。

【Android】設定方法と条件

Androidのスマートフォン・タブレットを設定する方法と、必要条件をそれぞれまとめました。

Androidのリモートプレイ設定方法

Android端末でリモートプレイを行う手順は次の通りです。

  1. Android端末に「PS4リモートプレイ」をダウンロードする
  2. アプリを起動し「はじめる」をタップ
  3. PlayStation IDでサインイン
  4. PS4の検索を待つ
  5. 検索が完了すると接続される

iOSの項目でも記載しましたが、ゲームプレイ時は横画面がおすすめです。

画面を縦向きまたは縦画面でロックしている場合は、ステータスバーで画面回転のアイコンをタップし「自動回転」に設定しましょう。

Androidにおける必要条件

  • Android 5.0 以上
  • 16MBをダウンロード可能な空き容量

Android 5.0以降であればアプリを起動できます。ただし、動作確認済機器は、DUALSHOCK 4対応のXperia、Google Pixel 3シリーズしか明示されていません。

【Windows PC】設定方法と条件

Windows PCを設定する方法と、必要条件をそれぞれまとめました。

Windows PCのリモートプレイ設定方法

Windows PCでリモートプレイを行う手順は次の通りです。

  1. Windows PCに「PS4リモートプレイ」のインストールファイルをダウンロードする
  2. ダウンロードしたファイルを起動する
  3. PS4の電源を入れる、またはスタンバイモードにする
  4. PCとコントローラーを、USBケーブルまたはワイヤレスアダプターで接続する
  5. PCで  (PS4リモートプレイ)を起動し、「はじめる」を選ぶ
  6. PlayStation Networkのアカウントでサインインする

インストールファイルは、公式サイトからダウンロードできます。

動作に必要なコンポーネント(追加ソフトウェア)のダウンロードが促された場合は、コンポーネントもダウンロードしましょう。

なお、アンインストールする場合は、「設定>アプリ」または「コントロールパネル>プログラム>プログラムと機能」から実行できます。アプリ名は「PS4リモートプレイ」です。

Windows PCにおける必要条件

  • Windows 8.1(32ビット版または64ビット版)またはWindows 10(32ビット版または64ビット版)
  • 2.67 GHz Intel® Core i5-560M以上のプロセッサ
  • 100 MB以上のストレージ空き容量
  • 2GB以上のRAM
  • ディスプレイ(画面解像度)1024 × 768以上
  • サウンドカード
  • USBポート

動作するかという点では、2.67 GHz Intel® Core i5-560M以上のプロセッサで問題ありません。

ただし、CUH-7000シリーズのPS4 を使用しており、ビデオの解像度を最高(1080p)、フレームレートを高で設定する場合には、2.50 GHz Intel Core i5-2450M以上のプロセッサが必要です。

コントローラーのワイヤレス接続にはワイヤレスアダプターが必要

PS4のコントローラー「DUALSHOCK 4」は、Windows PCにはUSBケーブルで有線接続できますが、Bluetooth対応についてはアナウンスされていません。

Bluetoothでワイヤレス接続したい場合には、別売りの「DUALSHOCK 4 USBワイヤレスアダプター」を購入しましょう。端子はUSB端子 (Type A)、通信仕様はBluetooth Ver2.1+EDR準拠です。

【Mac】設定方法と条件

iMacやMacBook Proなどを設定する方法と、必要条件をそれぞれまとめました。

Macのリモートプレイ設定方法

Macでリモートプレイを行う手順は次の通りです。

  1. Macに「PS4リモートプレイ」のインストールファイルをダウンロードする
  2. ダウンロードしたファイルを起動する
  3. PS4の電源を入れる、またはスタンバイモードにする
  4. パソコンとコントローラーを、USBケーブルまたはBluetoothで接続する
  5. パソコンで 「PS4リモートプレイ」を起動し、「はじめる」を選ぶ
  6. PlayStation Networkのアカウントでサインインする

インストールファイルは、公式サイトからダウンロードできます。ダウンロードしたファイルは、デスクトップなどに保存しましょう。

なお、Bluetooth接続は、PS4リモートプレイ バージョン3.0から、macOS Catalina搭載のMacに対して更新された機能です。

また、Macの機種によってはDUALSHOCK 4のUSB端子(Type A)には対応していないため、有線接続には変換ケーブルが必要です。

アンインストールする場合は、アプリケーション フォルダーにある「PS4リモートプレイ」を「ゴミ箱」にドラッグし、「Finder」から「ゴミ箱を空にする」を選びましょう。

Macにおける必要条件

  • macOS High Sierra/macOS Mojave/macOS Catalina
  • 2.40 GHz Intel Core i5-520M以上のプロセッサ
  • 40MB以上のストレージ空き容量
  • 2GB以上のRAM
  • USBポート

先にも記載しましたが、Bluetooth接続にはmacOS Catalinaを搭載している必要があります。有線接続なら、macOS High SierraまたはmacOS Mojaveでも構いません。

MacにコントローラーをBluetoothで接続する方法

ここで、macOS Catalina搭載のPCでBluetooth接続するための、手順を紹介します。

  1. DUALSHOCK 4をPS4のUSBケーブルから抜く
  2. DUALSHOCK 4の電源を切る
  3. MacのBluetoothを有効にする
  4. DUALSHOCK 4のSHAREボタンとPSボタンを同時に長押しする
  5. 「アップルメニュー>システム環境設定>Bluetooth」と進む
  6. デバイスリストに「DUALDHOCK 4 Wireless Controller」が表示されたら選択
  7. DUALSHOCK 4のライトバーが点灯したら接続完了

PS4のリモートプレイができない場合の対処法

PS4のリモートプレイの基本的な設定方法は上記の通りですが、手順通りに設定してもリモートプレイができなかった場合の対処法を紹介します。

PS4が検索できないときは手動設定

デバイスに合わせたアプリをダウンロードし、設定を行う際、PS4の検索で接続に至らないことがあります。この場合は手動登録を行いましょう。

  1. PS4を起動する
  2. PS4の設定画面から、「リモートプレイ接続設定」を開く
  3. メニュー内の「機器を接続する」を選ぶ
  4. 発行された8桁の番号をスマホのアプリ内で入力する

これで手動設定は完了です。これでも上手くいかないときは、ネットワークに何らかの問題が発生している可能性があります。

ネットワークの状態を確認する

デバイス側・PS4側の両方で、WiFiや光回線などのネットワーク環境・通信速度を確認しましょう。

自宅などの同一ネットワーク上で、複数のデバイスを接続している場合、接続がうまくいかなくなることがあります。とくにWindows PC・Macを使用する場合は、WiFiではなく有線接続がおすすめです。

また、PS4が接続されているネットワーク「PSN」に障害が出ている場合もあります。障害の有無は、ネットワーク接続診断サイトで確認可能です。

なお、ゲームをプレイするには、上り下りとも最低5Mbps以上の通信速度が必要です。快適な操作には15Mbps以上を推奨しています。

解像度とフレームレートを変更

リモートプレイアプリをダウンロードしたにも関わらず、「ゲームをプレイできない」「動作が重すぎる」というときは、アプリの環境設定を変えましょう。

  1. アプリの「環境設定」を開く
  2. 「リモートプレイのビデオ品質」へ進む
  3. 解像度は「標準(540p)」または「低(360p)」を選択
  4. フレームレートは「標準」を選択

上記のように設定することで、サクサク動くようになる可能性があります。なお、リモートプレイ対応外のゲームもあるため、すべてのゲームがプレイできるわけではありません。

PS4のコントローラーはスマホにも接続可能

Windows PC、Macの操作はDUALSHOCK 4が必須ですが、iOS・AndroidのスマホでもDUALSHOCK 4でプレイできます。接続方法を確認しましょう。

iOSデバイスにコントローラーを接続する方法

Apple製品でコントローラーDUALSHOCK 4が使えるようになったのは、2019年10月1日です。iOS 13またはiPad OSが対応しています。接続手順は以下の通りです。

  1. DUALSHOCK 4をPS4のUSBケーブルから抜く
  2. DUALSHOCK 4の電源を切る
  3. iOSデバイスのBluetoothを有効にする
  4. DUALSHOCK 4のSHAREボタンとPSボタンを同時に長押しする
  5. iOSデバイスの「設定」にある「Bluetooth」をタップ
  6. デバイスリストに「DUALDHOCK 4 Wireless Controller」が表示されたら選択
  7. DUALSHOCK 4のライトバーが点灯したら接続完了

これで、PS4でゲームをしているときと同じように、iPhoneやiPadでもDUALSHOCK 4で操作できます。

ただし、ゲームによってはPS・SHAREボタンが使えません。その場合は、デバイスの画面に表示されるボタンで代用する必要があります。

ちなみに、「PS4 リモートプレイ」以外でも、「 MFi認証コントローラー」で操作できるアプリゲームならDUALSHOCK 4で操作できます。

Appleのゲームサブスクリプションサービス「Apple Arcade」で配信されているゲームも同様です。

Androidデバイスにコントローラーを接続する方法

Androidのスマホに関しては、動作確認がとれている機種がXperiaシリーズなど一部に限られています。ほかの機種でも試すことはできますが、必ずしも上手くいくとはいえません。

Android 5.0 以上、DUALSHOCK 4対応のXperiaであることを前提とした、接続手順を紹介します。

  1. DUALSHOCK 4をPS4のUSBケーブルから抜く
  2. DUALSHOCK 4の電源を切る
  3. AndroidデバイスのBluetoothを有効にする
  4. DUALSHOCK 4のSHAREボタンとPSボタンを同時に長押しする
  5. Androidデバイスの「設定」から「機器接続」をタップ
  6. デバイスリストに「DUALDHOCK 4 Wireless Controller」が表示されたら選択
  7. DUALSHOCK 4のライトバーが点灯したら接続完了

こちらもiOS端末に接続したときと同様に、ゲームによってはPS・SHAREボタンが使えないことがあります。

また、「MFi認証コントローラー」対応のゲームアプリであれば、DUALSHOCK 4で操作が可能です。

リモートプレイで外出先でもPS4のゲームを楽しもう

PS4のリモートプレイ設定は、一度済ませてしまえば、あとは毎回アプリを起動するだけです。外出先やテレビのない部屋でも、お気に入りのゲームをプレイできるようになります。

コントローラー・DUALSHOCK 4を接続すれば、操作性も良好です。PS4 リモートプレイアプリ、コントローラーの接続設定ともにそう難しくはないため、まずは試してみましょう。

菅野 辰則 ― ライター
菅野 辰則 ― ライター

最新ガジェット、家電、デバイスが大好物。秋葉原、ネットショップでコスパの高い中古端末に目を光らせている。iPhone・iPadを格安SIMとWiMAXで利用中。趣味はダンス、週4日のトレーニングを欠かさない。

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