歴代MacBookの性能・価格を比較！Air/Pro・Windowsとの違い

MacBookは、Appleが販売しており、幅広い年代から人気を集めているノートパソコンです。ハイスペックなMacBook Proと、軽量でコスパの良いMacBook Airに分かれます。

MacBookの購入を考えているものの、どの機種が自分に合っているかわからない方もいるのではないでしょうか。

今回は、MacBookの歴代モデルを比較し、MacBook AirとProの違いを解説します。また、Windowsのノートパソコンとの違いもまとめました。

自分向きのMacBookを見つけるため、ぜひ本記事を最後までご覧ください。

MacBook歴代モデルを比較

まずは、MacBook歴代モデルのスペックや価格を比較します。

プロセッサ

Appleは様々な最新MacBookを発表・発売してきました。MacBookの性能を大きく左右するプロセッサは年々進化しており、高速化や効率化を実現しています。

MacBookの歴代モデルのCPUとコア数は以下の通りです。

MacBook(無印)

MacBook Air

MacBook Pro 13インチ

MacBook Pro 15/16インチ

MacBook Pro 14/16インチ

画面サイズ

次は画面サイズを比較します。MacBookシリーズでは、これまで以下の画面サイズのモデルが発売されてきました。

モデル	画面サイズ
MacBook	12インチ
MacBook Air	11インチ 13インチ 15インチ
MacBook Pro	13インチ 14インチ 15インチ 16インチ 17インチ

2024年3月8日発売のMacBook Airには、13インチと15インチのモデルがあります。MacBook Proの最新モデルは14インチと16インチです。

17インチのモデルは、幅39.3cm×奥行き26.7cm×高さ2.4cmと大きく存在感のある印象です。重さは約3kgほどあります。

それに対して、最新MacBook Airの13インチのモデルは1.24kgと半分以下の重さです。

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メモリ・ストレージ容量

MacBook歴代モデルのメモリとストレージの容量をまとめます。

MacBook(無印)

MacBook Air

MacBook Pro 13インチ

MacBook Pro 15/16インチ

MacBook Pro 14/16インチ

MacBookにおけるメモリ容量は、古いモデルだと2GBと小さいものもありましたが、ここ数年では8GBや16GB以上が主流です。

また、現行モデルの16インチのMacBook Proであれば、オプションにより128GBまで増やせます。

メモリの容量が大きいほど同時に多くの作業ができます。そのため、複数のアプリを同時に開きたい方は、メモリ容量の大きいモデルを選ぶのがおすすめです。

また、ストレージ容量に関しても現在では幅広いラインナップがあります。オプションで容量を変更でき、モデルによっては最大8TBまで選択できます。

バッテリー稼働時間

バッテリー稼働時間も年々進化しており、最新MacBook Proは最大22時間のバッテリー持ちを実現しています。

数代前のモデルは最大10時間ほどだったため、2倍以上になりました。

バッテリー稼働時間の長さは、搭載されているプロセッサに関係しています。Apple独自の高性能チップの導入により、今後もさらに改良されるでしょう。

価格

ここでは、Appleストアで購入可能な機種の価格を比較します。それぞれの価格は以下の通りです。

上記以外のモデルは、家電量販店や中古販売店、中古品を取り扱っているネットショップなどで購入できます。

発売年が古いモデルほど安く販売されている傾向にあるので、スペックや最新機能にこだわらない方は、中古品の購入を検討してみましょう。

以下の記事では、最新MacBook Airの発売日や価格などをまとめています。MacBook Airに興味のある方は、ぜひこちらもご覧ください。

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MacBookとWindowsを比較

MacBookとWindowsには、様々な異なる点があります。それぞれの違いを解説しますので、ぜひ参考にしてください。

OS

MacBookとWindowsで大きく異なる点は、パソコンの基盤となるOSです。

Windowsは「Microsoft」がOSを開発して、パソコン本体はMicrosoft以外にも様々なメーカーが製造しています。

一方で、MacBookの場合、OSからパソコン本体まですべて「Apple」が開発・製造を行っていることが特徴です。

操作性

操作性に関しては、トラックパッドの違いが挙げられます。トラックパッドはタッチパッドとも呼ばれ、マウスの代わりに使うマウスポインタを動かす装置のことです。

特に、MacBookのトラックパッドは性能が高くなめらかに動きます。そのため、誤作動が少なく直感的に操作が可能です。

Windowsのトラックパッドも改良されて、快適な操作性に進化していますが、やはりMacBookの方が優れています。

そのため、WindowsユーザーはMacBookユーザーよりも、本体にマウスを接続して使用している方が多い傾向です。

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キーボード

MacBookとWindowsでは、キーボードの配置やショートカットキーの使い方にも違いがあります。

例えば、Windowsの「Ctrl」キーと同じ役割を果たすのは、MacBookでは「command」キーです。

他にも、日本語と英字入力を切り替えるボタンやファンクションキーなど、様々なキーが異なります。

Windowsを使用していてMacBookに変更した場合、またその逆の場合でも、はじめは戸惑ってしまうかもしれません。

そのため、使い慣れたキーボードを選んだ方が効率的に作業ができるでしょう。

プリインストールアプリ

OSに最初からインストールされているアプリに関しては、MacBookの方が優れていると言えるでしょう。

メールやウェブブラウザのSafari、マップ・メッセージ・FaceTime・iTunesなど独自機能に加え、Microsoft Officeに相当するPages・Numbers・KeyNoteも搭載されています。

ビジネス系のアプリはMicrosoft Officeの機能に劣ってしまいますが、個人で使用する分には十分な機能を備えています。

また、動画制作アプリのiMovieや音楽制作アプリのGarageBandも搭載されているので、クリエイティブな作業にもぴったりです。

スマホ・イヤホンとの連携

ノートパソコンを選ぶうえで、重要なポイントの一つとして挙げられるのがスマホやイヤホンとの連携です。

もちろん、Windowsでもスマホやイヤホンと連携して使えますが、MacBookならApple製品との連携が簡単にできます。

面倒な接続設定をしなくてもすぐに連携できるので、日頃からiPhoneやAirPodsなどのApple製品を使用している場合は、MacBookの方が使いやすいでしょう。

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2024年MacBookおすすめモデル【用途別】

現在販売されているMacbookのモデルは、MacBook ProとMacBook Airの2種類です。

サイズや性能に違いがあるので、利用用途に合わせて選びましょう。

持ち運びのしやすさを重視するなら

外出先でも使用したい方や日常的にMacBookを持ち運びたい場合は、MacBook Airがおすすめです。

最軽量のモデルなら1.24kgと軽く、カバンにもすっぽりとおさまりやすい薄さなので持ち運びに適しています。

軽量モデルですが、高性能チップを搭載しているため性能は十分です。外出先でもサクサクと快適に使用できます。

動画編集・音楽制作なら

動画編集や音楽制作でMacBookを使用したい方には、MacBook Proがおすすめです。

MacBook Airでも簡単な動画編集などはできますが、レンダリングや書き出しに少し時間がかかってしまうことがあります。

月に数回程度の動画編集なら問題ありませんが、頻繁に動画編集をする方や音楽制作ソフトを使う方は、MacBook Proの方が快適に操作できます。

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MacBook AirとProの違いは？どっちがいい？

出典:Apple

MacBook Proは、2023年11月に発売された14インチ/16インチのモデルが最新です。MacBook Airは、2024年3月8日に13インチ/15インチの最新機種が発売されました。

ここでは、MacBook ProとMacBook Airの最新機種について、違いやそれぞれの優れている点を紹介します。

スペックを一覧比較

まずは、最新MacBook Airと最新MacBook Proのスペックを比較します。

価格

最新MacBook Airと最新MacBook Proの価格は以下の通りです。

最新MacBook Airと最新MacBook Proは、価格に大きな開きがあります。同じ512GBで比較すると、MacBook Airの方が54,000円ほど安くなっています。

なお、MacBook ProもAirと同様に、学生・教職員向けストアで安く購入できるので、該当する方は活用してみましょう。

本体サイズ・重さ

MacBook AirとProは画面サイズが異なります。もちろん、画面サイズの大きなMacBook Proの方が大型です。

重さはMacBook Airの方が300～600g程度軽いので、より軽量のモデルを求めるならMacBook Airがおすすめです。

画面サイズ

最新MacBook Airのサイズは13または15インチであるのに対し、最新MacBook Proの画面サイズは14または16インチです。MacBook Proなら大きな画面で編集ができます。

解像度はMacBook Proの方が高くなっています。

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カラー展開

出典:Apple

カラーは、MacBook Airが・シルバー・スターライト・スペースグレイ・ミッドナイトの4色、MacBook Proがシルバー・スペースグレイ・スペースブラックの3色展開です。

オーディオ

MacBook Proは、MacBook Airよりも優れたスピーカーおよびマイク性能を備えています。

MacBook Airが通常の4スピーカーサウンドシステムを搭載しているのに対し、MacBook Proは高性能な6スピーカーサウンドシステムを搭載しています。

より広がりのある豊かな音を体感できるので、パソコンで映画やドラマなどを視聴する方におすすめです。

また、MacBook Proはスタジオ品質のマイクを搭載しています。クリアな声を届けられるためビデオ会議で活躍します。

バッテリー稼働時間

MacBook Airも前モデルと比較すると、圧倒的にバッテリー稼働時間が長くなっていますが、やはりMacBook Proの方がバッテリー持ちに優れています。

M2またはM3チップの搭載により、どちらも驚異的なバッテリー持ちを実現しているため、1泊くらいの出張であれば電源アダプターなしでも過ごせるでしょう。

CPUファンの有無

Macに内蔵されているファンは、空気の流れを作り出して熱を逃がす役割があります。本体がオーバーヒートすると深刻なダメージに繋がるため、重要な機能と言えるでしょう。

しかし、最新MacBook AirにはこのCPUファンが搭載されていません。

これは、省電力性能に優れたM3チップを搭載していることから、冷却のためのファンがなくてもオーバーヒートする可能性が低くなっているためです。

なお、最新MacBook ProのCPUはM2チップであり、オーバーヒートに備えてCPUファンが搭載されています。

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歴代MacBookの性能・価格についてのまとめ

MacBook Pro、MacBook Airともに新しい機種が出るたびに性能がアップしています。

各機種ともApple独自の高性能なM3チップが搭載され、バッテリーの稼働時間などが大きく向上しています。

14/16インチの最新MacBook Proは、性能を重視したい方に適したハイスペックマシンです。13/15インチの最新MacBook Airは、手頃な価格で購入できます。

重さやオーディオの違い、CPUファンの有無などの主な違いを確認し、自身の求める使い方を念頭に検討するのがおすすめです。

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