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- 更新日:2024年02月02日
一人暮らしにおすすめの電力会社を比較・紹介!選び方のポイントも解説
※当記事はPRを含みます。詳しくはこちら。
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。
電力自由化が始まったことで新規の電力会社が増えつつあり、電気の契約プランも多様になっています。
どのようなプランを選べばお得に電気を使えるのか、そもそもどのような基準で選べばよいのか、迷ってしまう人もいるでしょう。
そこで今回は、一人暮らし世帯におすすめの電力会社について紹介します。電力会社を選ぶ方法や、新規の事業者である「新電力」についても詳しく解説しています。
目次
一人暮らしにおすすめの電力会社比較
一人暮らしにおすすめの電力会社は、以下のとおりです。
対応エリアが全国ではない電力会社が多いので、自分の地域が対応エリアかどうかも確認してみてください。
プラン | 基本料金(税込) | 契約アンペア | 電力量料金 (税込) |
解約金(税込) | ガスとのセット割引 | 対応エリア | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ソフトバンクおうちでんき | おうちでんき | 286円~ | 10・15A/1kVA | 19.68円 (120kWhmまで) |
550円 | ◯ (関東エリアのみ) |
九州、北陸地方以外 |
au でんき |
でんきMプラン | 286円~ | 10・15・20・30・40・50・60A | 19.87円 (120kWhmまで) |
0円 | ◯ | 全国 (離島を除く) |
シン・ エナジー |
きほんプラン | 768.34円~ | 30・40・50・60A | 19.67円 (120kWhmまで) |
0円 | ✕ | 北海道以外 |
Looop でんき |
おうちプラン | 0円 | 5~60A | 26.40円 | 0円 | ◯ | 全国 (離島を除く) |
リミックス でんき |
電気代割引プラン | 815.1円~ | 30・40・50・60A | 18.88円 (120kWhmまで) |
11,000円 (1年以内に解約した場合) |
◯ | 北海道・北陸・沖縄以外 |
楽天 でんき |
プランS | 0円 | 30~60A | 26.50円 | 0円 | ◯ | 全国 (離島を除く) |
J:COM電力 | 従量メニュー | 286円~ | 10・15・20・30・40・50・60A | 19.88円 (120kWhmまで) |
0円 | ◯ | 北陸・中部・四国・沖縄以外 |
エルピオでんき | スタンダードプランS | 1,086.8円~ | 40・50・60A | 18.84円 (120kWhmまで) |
0円 | ◯ | 北海道・北陸・沖縄以外 |
CD エナジー |
ベーシックでんき | 286円~ | 10・15・20・30・40・50・60A/1kVA | 19.88円 (120kWhmまで) |
0円 | ◯ | 関東・山梨県・静岡県の富士川以東のみ |
まちエネ | きほんプラン | 286円~ | 10A/kVA | 19.79円 (120kWhmまで) |
0円 (1年以内に解約した場合工事費がなければ) |
✕ | 北海道・北陸・九州・沖縄以外 |
トーエルでんき | 標準プラン | 832.26円~ | 30・40・50・60A | 19.20円 (120kWhmまで) |
0円 | ◯ | 関東・中部・関西のみ |
親指 でんき |
いいねプランB | 0円 | 30~60A | 29.5円 | 0円 | ✕ | 北陸・沖縄以外 |
ニチガスでんき | でガ割でんき1 | 286円~ | 10・15・20・30・40・50・60A | 23.93円 (200~350kWhmまで) |
0円 | ◯ | 関東・山梨県・静岡県の富士川以東のみ |
Looopでんきは、基本料金が無料かつガスとのセット割があるので、電気代を抑えて利用できます。
提供エリアも離島を除く全国なため、基本的にどの地域の方も使うことが可能です。
一人暮らしにおすすめの電力会社ランキング
一人暮らしにおすすめの電力会社ランキングを紹介します。それぞれの特徴や料金プランなど、参考にしてみてください。
1位:auでんき
auでんきは、KDDI株式会社が電力自由化に伴って一般家庭向けに提供をはじめた新電力です。
毎月の電気利用料金に応じてPontaポイントが還元されます。還元されたPontaポイントは1ポイントを1円分としてお買い物などで使えます。
またauでんきアプリを使うと、月1回の検針票や30分ごとの電気料金を確認でき、節電できるのも魅力の一つです。
ソフトバンクおうちでんきと同様、auスマホとセットで契約すると110円(税込)割引が可能なため、お得に利用できます。
2位:シン・エナジー
出典:シン・エナジーシン・エナジーは、シン・エナジー株式会社が提供する電気サービスです。北海道を除く全国に展開しています。
契約アンペアは30Aからで、基本料金768.34円(税込)から使用できます。他社の場合858円(税込)かかることが多いため、100円ほどお得に利用可能です。
また、夜間(22時~8時)の電気代が安くなる「夜生活フィットプラン」や日中(9時~18時)の電気代が大幅に安く設定されている「昼生活フィットプラン」も用意されています。
自分の生活スタイルに合ったプランを選べるため、電気代が安くなる可能性が高いです。
3位:ソフトバンクおうちでんき
出典:おうちでんきソフトバンクおうちでんきは、ソフトバンクグループのSBパワーが提供しています。
現在おうちでんきに新規加入すると、2ヵ月分の電気料金を0円で使用することが可能です(2022/3/31まで)。
また、ソフトバンク・ワイモバイルユーザーは「おうち割 でんきセット」が適用され、スマホや携帯1回線につき毎月110円(税込)の割引されます。さらに、電力会社の従量料金部分も毎月1%割引になります。
ただし北陸と九州地方は提供エリア外なので、契約するときは注意してください。
4位:Looopでんき
※Looopでんきは2022年4月1日より新規受付停止を停止します。
Looopでんきは、基本料金がずっと0円で使えるのが特徴です。基本料金がかからないので、電気使用量が少ない方や出張などで家を空けることが多い一人暮らしの方は、とくにおすすめです。
またガスとのセット割引もあり、一緒に契約すると電力量料金が2%安くなります。
提供エリアは離島を除く全国なため、ほとんどの地域で利用可能です。
解約金もかからないので、ぜひ検討してみてください。
5位:ENEOSでんき
出典:ENEOSでんきENEOSでんきは2016年4月に家庭用電力販売を開始しました。
全国30ヵ所以上に発電施設を配し発電しているため、安定的に電気を提供しています。
料金プランが地域によって細かく分かれており、自分にあったプランが見つかりやすいでしょう。
またENEOSカードやシナジーカードで電気料金を支払うと、ガソリン・軽油代が最大7円/L引きされるうえ、毎月の電気料金も100円(税込)割引が適用されます。
※「ENEOSでんき」の広告における、旧一般電気事業者の「従量電灯A」「従量電灯B」「従量電灯C」「低圧電力」との価格差は、電気料金のうち、燃料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金を除いた金額を比較したものです。
燃料費調整における上限価格設定の廃止に伴い、燃料費調整額を含んだ電気料金の総額は、東京電力などの旧一般電気事業者と比較して高くなる場合がございますので、ご注意願います。
詳しくは『「ENEOSでんき」における燃料費調整額の変更について(2022 年11月1日実施)』をご一読ください。
一人暮らしにおすすめの電力会社の選び方
ここでは、一人暮らしをしている人やこれからはじめる人におすすめの電力会社の選び方を説明します。
基本料金・契約アンペア数はいくらか
電力会社によっては契約するアンペア数を決める必要があり、アンペア数に応じて基本料金も変動します。
そのため、まずは基本料金や契約アンペア数を確認してみてください。
契約のアンペア数は、一人暮らしや電力量の少ない方は30A、3人以上や電力量が多い方は40~60Aが目安です。
世帯人数が多い場合、同時に使う家電が増えるため、契約アンペア数が低いとブレーカーが落ちることがあります。
一方、一人暮らしだと使う家電が少ないため、アンペア数が低くても落ちることはほとんどありません。
ガス・LPガスとのセット割引があるか
電気とガス・LPガス(プロパンガス)をセットで契約すると、従来よりお得に使えるケースがあります。
たとえば東京電力と東京ガスを個別契約している場合、毎月13,918円(税込)の支払いが必要です。しかしLooopでんきのガスセット割を使えば、月額13,280円(税込)で利用でき年間で7,600円もお得になります。
そのため電気とガス両方の契約を検討している方は、ガスやLPガスとのセット割がある電力会社がおすすめです。
契約期間の縛りや違約金はどれくらいか
実際に使ってみてライフスタイルに合わなかったり、よりお得な電力会社を見つけたりすることがあります。そのときに解約しやすいよう、解約金・違約金がない電力会社を選ぶとよいでしょう。
年数に縛りのあるプランだと、契約期間内に解約した際に違約金が発生します。
最近では契約期間の縛りや違約金がない新電力も増えています。乗り換えの際は契約期間の縛りや違約金についても確認してみてください。
また電気の解約時に違約金がかからなくても、ガスは違約金がかかってしまうケースもあるためあわせて見ておくとよいでしょう。
対応エリアかどうか
電力会社によって、電力を提供しているエリアが異なります。
関東や関西は基本的にどの電力会社も対応していますが、その他の地域は会社によって提供していない場合があります。
そのため契約する前に、公式ホームページから自分の住んでいる地域が提供エリアに入っているか確認してみてください。
また、全国に対応している電力会社でも離島は提供エリアに入っていないので、注意してください。
エリア別おすすめの電力会社
エリア別におすすめの電力会社を紹介していきます。
関東・中部エリア|auでんき
関東と中部の愛知・岐阜・三重、関西にお住まいの方は、auでんきがおすすめです。
東電ガス・中電ガス・関電ガスとのセット割が適用されるため、より安く利用できます。
場合によってはガス会社を変更する必要がありますが、料金が1つにまとめられて便利です。
北海道エリア|Looopでんき
北海道は最も電気代の高い地域なので、電気を使えば使うほどお得になるLooopでんきがおすすめです。
基本的には契約アンペア数が大きいほど基本料金は上がりますが、Looopでんきなら基本料金が0円で使えます。そのため使った分だけの支払いで済むので、お得に利用可能です。
また電力量料金自体も安く設定されているため、通常の電気料金が約17,237円だった場合、Looopでんきなら約15,340円で使えます。年間で考えると約23,000円もお得になります。
東北エリア|リミックスでんき
リミックスでんきに乗り換えると、基本・電力量料金が最大5%割引されます。
割引は電気代を5%OFFもしくは、電気代の5%相当を仮想通貨(ビットコイン)で還元することが可能です。
また、東証二部に上場している企業が運用しており1,000件以上の実績があるので、安心して利用できます。
九州エリア|エルピオでんき
エルピオでんきは九州電力と比べて割引率が高いため、九州エリアの方におすすめの電力会社です。
契約アンペアが30Aの場合、九州電力の月額料金は2,637円(税込)ですが、エルピオでんきは2,291円(税込)で使えます。
また、九州エリアだと基本料金が0円で利用できるので、電気を使った分だけの支払いだけな点も魅力です。
電力会社に関するFAQ
ここでは、新電力に関するよくある質問を解説します。
一人暮らしの平均的な電気代はどれくらい?
政府のデータによると、一人暮らしの世帯のうち勤労世帯の平均的な電気代は、2021年4月~7月期で2,813円となっています。
勤労世帯かどうかに関わらず、すべての一人暮らし世帯の平均は3,828円です。
参照:e-Stat家計調査 家計収支編 単身(勤労者)世帯
マンションやアパートでも新電力に切り替えられる?
賃貸の物件であっても切り替えは可能です。
メーターの交換工事は大手の電力会社でも行われることなので問題はなく、メーターの原状回復も必要ありません。
しかし、マンションやアパートの管理人が電力を一括で契約している場合は、自由に切り替えられないため注意してください。
新電力はどうして安いのか?
新電力会社は、社員の人数が少なかったり紙の検針票を発行していなかったり、コスト削減に取り組んでいることが多いのが特徴です。
そのため、電気料金を安く抑えることが可能になります。
電気使用量が少なく儲かりにくい一人暮らし世帯には割引率を下げ、多く使う人には割引率を上げるといった料金形態を取り入れていることも安い理由の一つです。
停電や供給ストップの可能性は?
新電力に切り替えても、電気を売る事業者が変わるだけで電気を届ける送電網や電気の質は変わりません。
そのため、大手の電力会社と比べて停電や供給のストップが起こりやすくなることもありません。
電力会社の切り替えにかかる時間は?
新電力に切り替えるには、スマートメーターという新しいタイプのメーターが必要になります。
旧式の電力メーターのままになっている場合、設置工事が必要ですが15分ほどで完了します。
自分に合ったプランでお得に電気を使おう
一人暮らしにおすすめの電力会社の選び方や、地域別におすすめの事業者・その特徴について紹介しました。
使用する電気の量や住んでいる地域によっておすすめの電力会社は異なります。
新電力にはスマホやガスとのセット割や違約金がない電力会社もあります。
いくつか候補の電力会社・プランを決めたら、乗り換えた場合にどのくらい安くなるのか、あらかじめ料金シミュレーションして確認するのがおすすめです。
以下の記事では、新電力おすすめランキングを紹介しているので、参考にしてください。
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