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- 更新日:2024年10月17日
電話番号はそのままで機種変更はできる?ドコモ・au・ソフトバンクの引き継ぎ方法
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スマホの機種変更を考えたとき、「機種変更をすると電話番号は変わる?」「電話番号はそのままで他社に乗り換えられる?」など疑問に思うこともあるでしょう。
同じキャリアで機種変更を行う場合は、電話番号はそのまま利用できます。他社に乗り換える場合も電話番号はそのまま利用できますが、番号を引き継ぐにはMNPの予約番号が必要な場合があります。
この記事では、電話番号はそのままで他社に乗り換えるための手続き方法を紹介します。
あわせて、LINEのデータは引き継げるのか、楽天モバイルなど格安SIMでも同じように手続きできるのか、といった疑問についても解説します。
目次
電話番号そのままで機種変更はできる?
同じ会社で機種変更した場合も、他社に乗り 換える場合も機種変更では電話番号をそのまま利用できます。具体的な機種変更の方法を紹介します。
同じ会社で機種変更する場合
機種変更は店舗やオンラインで手続きが可能です。
店舗で機種変更をする場合は、混雑時は待ち時間が発生することもあります。在庫があれば端末はその場で受け取れ、即日利用できます。
一方、オンラインで機種変更をする場合、待ち時間なしで24時間手続き可能です。
端末が届くまでに数日かかりますが、新機種の場合は事前に予約しておけば発売当日に自宅で受け取りも可能です。
他社に乗り換えて機種変更する場合
契約中の携帯会社から別の会社に乗り換える場合も、電話番号の引き継ぎながら店舗やオンラインで手続きが可能です。その際、乗り換え前後の携帯会社が「MNPワンストップ」に対応していない場合、MNP予約番号の取得が必要です。
MNPワンストップ対応事業者は以下の通りです。
- ドコモ
- au
- ソフトバンク
- 楽天モバイル
- ahamo
- irumo
- UQモバイル
- povo
- ワイモバイル
- LINEMO
- LINEモバイル
- 楽天モバイル
- IIJmio
- mineo
- NUROモバイル
- ジャパネットたかた通信サービス
- センターモバイル
- LPモバイル
- 日本通信SIM
- b-mobile
- イオンモバイル
- BIGLOBEモバイル
MNPとは
MNPとは、「Mobile Number Portability(携帯電話番号ポータビリティ)」の略で、電話番号はそのままで新しい携帯キャリアサービスを利用することです。MNPには以下の手続きが必要です。
- 現在契約中の携帯会社からMNP予約番号を取得する(MNPワンストップ方式に対応していない場合)
- 有効期限内に予約番号を使用して、乗り換え先の携帯電話会社に申し込みをする
電話番号そのままで他社で機種変更する方法
電話番号はそのままで、他社で機種を購入しながらキャリアを乗り換えるときの手順を紹介します。
乗り換え前に確認しておくこと
乗り換える前に必要な場合がある、MNP予約番号の有効期限と手数料について説明します。
MNP予約番号には有効期限がある
MNP予約番号の有効期限は、取得日を含めて15日間です。そのため、15日間の有効期限内でMNP手続きを行う必要があります。
有効期限が切れるとMNP予約番号が無効になり、手続きができなくなります。ただし、無効になっても再発行が可能です。
乗り換えには「有効期限が10日以上残っていること」などが条件になっていることが多いので、発行前に乗り換え先の規約を確認しておきましょう。
MNP予約番号には手数料がかかる場合も
以前は「MNP転出手数料」として3,000円ほど手数料が発生していましたが、2021年4月以降は大手キャリアではWebサイトや窓口で申し込んだ場合も手数料がが一斉に無料化されました。
なお、格安SIMについては手数料がかかる場合もあるので、注意してください。
手順1.今の会社でMNP予約番号を取得する
各キャリアのMNP予約番号取得の方法、流れについて説明します。
ドコモから乗り換える場合
ドコモからMNP予約番号を取得する方法は、「電話」「web」「ドコモショップ」の3つです。
電話で取得する場合
- ドコモ回線から「151」、一般電話からは「0120-800-000」に電話する
- 音声ガイダンスに従ってMNPの手続きまで進む
- オペレーターにつながる
- 契約者情報の確認
- オペレーターからMNPの説明を受け予約番号を取得する
電話の受付時間は午前9時から午後8時まで(年中無休)です。 なお、スムーズに手続きを進めるためには、番号通知の上、必ず契約者本人が連絡をするようにしましょう。
Webで取得する場合
- スマホかパソコンからMy docomoを開く
- dアカウントのIDとパスワードを入力しログインする
- 「各種お申込み・お手続き」を選択
- 「解約お手続き」をクリック
- 注意事項にチェックを入れて「次へ」をクリック
- 「手続き完了」をクリック
- 画面にMNP予約番号と有効期限が表示される
webで手続きを行う場合、dアカウントのIDとパスワードが必要です。忘れた場合は事前に調べておきましょう。
ドコモショップで取得する場合
- スタッフにMNP予約番号を発行したいと伝える
- 契約内容を確認する
- MNP予約番号を発行
ドコモショップの場合、免許証やパスポートなどの本人確認書類が必要です。スムーズに手続きを行いたい場合は、来店予約をしておきましょう。
auから乗り換える場合
auもMNP予約番号を取得する方法は、「電話」「web」「auショップ」の3つです。
電話で取得する場合
- auの携帯か一般電話で「0077-75470」に電話をかける
- 音声ガイダンスに従ってMNPの手続きまで進む
- オペレーターにつながる
- 契約内容を確認する
- オペレーターからMNPの説明を受け予約番号を取得する
受付時間は午前9時から午後8時まで(年中無休)です。
Webで取得する場合(ガラケー)
- 「ezweb」ボタンを押す
- 「auお客様サポート」を選択
- 「申し込む/変更する」を選択
- 「携帯電話番号ポータビリティ」を選択
- 暗証番号を入力
- MNP予約番号が表示される
Webで取得する場合(スマホ)
- 「My au」にログインする
- 「スマートフォン・携帯電話」を選択
- 「ご契約内容/手続き」を選択
- 「お問い合わせ/手続き」を選択
- 「MNPご予約」を選択
MNP予約番号は、申し込みの携帯電話番号あてに157からSMSに通知がきます。
auショップで取得する場合
- スタッフにMNP予約番号を発行してほしいと伝える
- 契約内容確認
- MNP予約番号発行
auショップのほかに、トヨタ販売店にあるauオフィシャルショップの「au取扱店」でも手続きが可能です。来店手続きの際には、本人確認書類が必要です。
ソフトバンクから乗り換える場合
ソフトバンクもMNP予約番号を取得する場合、「電話」「web」「ソフトバンクショップ」の3つです。
電話で取得する場合
- ソフトバンクの携帯から「5533」、一般電話から「0800-100-5533」に電話をする
- 音声ガイダンスに従ってMNPの手続きまで進む
- オペレーターにつながる
- 契約内容を確認する
- オペレーターからMNPの説明を受け予約番号を取得する
受付時間は午前9時から午後8時まで(年中無休)です。
Webで取得する場合
- 「My SoftBank」にログインする
- 「設定・申込」を選択
- 「番号ポータビリティ予約関連手続き」を押す
- 「番号ポータビリティ予約」を押す
- MNP予約番号が発行される
webからの受付時間は午前9時から午後8時までです。午後8時以降の予約番号発行受付は、翌朝9時以降に順次SMSで通知されます。
ソフトバンクショップで取得する場合
- スタッフにMNP予約番号を発行してほしいと伝える
- 契約内容確認
- MNP予約番号発行
ショップでの手続きは本人確認書類が必要です。
手順2.乗り換える会社と契約する
MNP予約番号を取得したら、乗り換え先の携帯会社と契約します。
機種変更する場合は、同じキャリアでも各ショップやオンラインショップ毎に値段やその値段で購入できる条件などが異なります。正確な情報は購入する窓口でご確認ください。
なお月々のスマホ代をなるべく安くしたい方には、格安SIM・格安スマホがおすすめです。ここ数年で格安スマホの通信品質もよくなり、大手キャリアと遜色ない会社も多々あります。
格安スマホはどこがいいのか、おすすめを紹介した記事をご覧ください。
通信速度でストレスを感じたくない方は、自身の通信回線を持っているキャリアがおすすめです。
大手キャリアもここ数年で大幅値下げされたうえ、最新iPhoneが購入できるというメリットがあります。
手順3.開通手続きをする
開通手続きとは、回線の切り替えを行う作業のことです。開通の手続きを行わないと、ネットに接続できません。
店舗で乗り換える場合は、スタッフが開通手続きをしてくれます。
ネットで乗り換えの場合は、乗り換え先によって開通手続きが必要な場合とそうでない場合があります。
大手キャリアを例にすると、auに乗り換えしauのネットショップで購入した場合は、商品が到着したら自分で開通手続きする必要があります。
開通手続きは各社対応が異なりますので、端末に同封されている案内に従い、必要に応じて開通手続きを行いましょう。
手順4.スマホのデータを移行する
iPhoneの場合は、データ移行の前にパソコンにバックアップするかiCloudにバックアップを行います。
新しい端末がiPhoneの場合は、パソコンにつないで復元するか、iCloudの場合だと同じWiFiにつながっていれば自動的にデータがダウンロードされます。
AndroidからAndroidに移行する場合は、SDカードを利用してバックアップし復元できるので簡単にデータ移行ができます。
iPhoneからAndroid、AndroidからiPhoneにデータ移行する場合は、「Google ドライブ」を利用すると便利です。
機種変更・乗り換えのQ&A
機種変更・乗り換えした場合の疑問を紹介します。
格安SIMに変えても電話番号は引き継げる?
格安SIMへ乗り換える場合も電話番号の引き継ぎが可能です。その際、乗り換え前後の携帯会社が「MNPワンストップ」に対応していない場合、MNP予約番号が必要になります。
機種変更してもLINEやメールはそのまま使える?
LINEの引き継ぎは可能です。引き継ぐ場合は、機種変更を行う前に設定が必要です。
トーク履歴は「トークのバックアップ」を行いましょう。スタンプは設定なしでも引き継ぎできます。
キャリア変更無しで機種変更した場合は、キャリアメールは引き継げます。
しかし、別の会社や格安SIMに乗り換える場合は、キャリアメールは引き継げません。なお、Gmailなどのフリーメールは引き継ぐことができます。
電話番号はそのままで機種変更できる
キャリア変更が伴う場合も、電話番号をそのまま利用して機種変更はできます。乗り換え先が格安SIMであっても同様です。
しかし、乗り換え前と乗り換え先の携帯会社が「MNPワンストップ」に非対応の場合、MNP予約番号を事前に取得しなければいけません。取得しても期限が あるので、その間に機種変更を行う必要があります。
機種変更をしたいと思ったときは、事前にどのような準備がいるか調べておきましょう。
また、写真などのデータのバックアップやLINEやゲームの引き継ぎ方法を事前に把握しておけば、スムーズに機種変更できます。
最新ガジェット、家電、デバイスが大好物。秋葉原、ネットショップでコスパの高い中古端末に目を光らせている。iPhone・iPadを格安SIMとWiMAXで利用中。趣味はダンス、週4日のトレーニングを欠かさない。
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