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- 更新日:2023年03月31日
WiFiルーターの置き場所はどこがおすすめ?電波が届く高さ・避けるべき設置場所
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※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。
「家のネットのつながりが悪い」「自宅での仕事が多いのでネット環境を改善したい」という人は、WiFiルーターの置き場所に注目しましょう。
置き場所によって電波環境を改善できる可能性が高まり、快適にインターネットを使用できます。
この記事では、WiFiルーターの置き場所について詳しく解説していきます。
また、持ち運びできるWiFiであれば、すぐ隣に置くことができます。
おすすめの持ち運びできるWiFiルーターを紹介した記事は、こちらをご覧ください
目次
WiFi電波の届く範囲
まずは、WiFiの電波の基礎的なことについて説明します。
電波の届く範囲は、電波法により定められており、直線距離ではおおよそ250mまでは届きます。
しかし、障害物などがある場合、電話波が届かなくなる可能性もあるでしょう。こうしたWiFiの電波の届く範囲について深掘りしていきます。
電波法により電波出力は10mWが上限
無線LANルーターなどは、免許不要の無線局として、電波法により、「10mW」を出力上限としています。
非正規品でない場合は、この上限が守られているでしょう。電波出力については、どのメーカーも明示していることは少ないです。
なぜなら、法律によって決められているため、商品のアピールポイントにはならないからです。
直線距離で100mから250m程度
出力上限である「10mW」は、どれぐらいの距離まで電波を飛ばせるのでしょうか。
「障害物がない」「直線距離」という条件下であれば、100mから250mまでは届く実験結果があります。
障害物の材質によっては、ほとんど突き抜けることができますが、反射して減衰します。
WiFiの快適さは自宅構造や障害物で変わる
障害物によってWiFiの快適さは異なります。
自宅がどのような素材で作られているのか、壁の厚み、家具の場所などで電波の届き具合が異なると言えます。
例えば、木材、化学素材、窓ガラスは、あまり影響を受けません。人、水、大理石、ブロックなどは、先の素材よりも影響を受けます。
コンクリートや金属であれば、さらに電波が届きにくくなるでしょう。
電磁波を出している電子レンジなどの家電も、同じ周波数であれば干渉が起きてしまい、電波が弱くなることもあります。
WiFiルーターの置き場所に適しているのは
最適なWiFiルーターの置き場所は、家の中心、しかもできるだけ高い場所がよいです。
周りに背の高いものを置かないこともポイントです。こうしたWiFiルーターの最適な置き場所について詳しくみていきましょう。
なるべく高い場所
WiFiルーターは、できるだけ自宅の高い場所に置きましょう。障害物の少ない高い場所に置くことで、電波を遠くまで飛ばすことが可能です。
また、周辺環境も重要。高いところに置いたとしても、周りに大きな家具などを置いてしまえば、電波の邪魔になってしまいます。
高い位置に置き、高い物を周りに置かないことで、快適な電波環境を実現できるでしょう。
なるべく家の中心となる場所
均一に電波を届けるためには、何といっても自宅の中心に置くことが最適です。
しかしながら、家具の置き場所や家の形によっては、真ん中ではなくても構いません。
できるだけ死角を狭くすることがポイントになりますので、家具の位置などを一度確認してみましょう。
アンテナの向きで電波を調整してより快適に
家の中心かつ高い場所に置いても電波が通りやすいですが、より快適にネットを利用するためには、アンテナの角度を調整する必要があります。
アンテナが内臓されている種類は、アンテナの向きをコントロールできませんので、置き場所が重要です。
アンテナがついている種類であれば、家の形によって、向きを調整してください。
例えば、戸建てのように縦に長い住宅は、アンテナを倒すと電波に広がりがあるでしょう。
一方、マンションのような横長の家は、アンテナを立ててください。
WiFi電波が届きにくい場合の対処法
置き場所やアンテナを調整しても、電波環境がよくならない場合は、どうすればよいでしょうか。
おすすめなのは、ビームフォーミング機能です。中継機も置くことで問題解決できることもであるでしょう。
このようなどうしてもWiFiの電波が届きにくい場合の対策方法について紹介します。
ビームフォーミング機能を使う
ビームフォーミングとは、特定方向に電波を届けることです。
このビームフォーミング機能があれば、WiFiルーターがスマホなどの位置を把握して、電波を届けることできます。
「寝室ではネット環境が悪かった」「トイレではほとんどつながらなかった」などの問題を解決できるでしょう。
ただし、ビームフォーミングに対応していない場合は、この機能を用いることはできません。
WiFiルーターを選ぶ際、ビームフォーミング効果があるのか必ず確認してください。
中継機でWiFiの電波の届くエリアを拡大する
1台のWiFiルーターだけで電波が届かない場所がある際は、中継機を用いましょう。
そのため、広い範囲に電波を届けることができます。基本的には、パソコンやスマホで特別な設定をすることなく使用できます。
電波強度の高いルーターに買い換える
上記を試しても電波が届きにくい場合は、ルーターの性能が低いことが問題かもしれません。
ルーターも毎年進化しているので、購入してから大分たつルーターの場合、対処法だけでは改善しないことがあります。
ルーターを買い換えるのであれば、ソフトバンクエアーがおすすめです。
ソフトバンクエアーとは、コンセントにつなぐだけでネットが使えるホームルーターです。
光回線と違って工事不要なので、工事費がかからないばかりか、工事の立ち会い時間をつくる必要もありません。
引越しの際はルーターを持っていくだけですぐ使えるので、今後も自宅でネットを使うなら、ソフトバンクエアーへ乗り換えてみましょう。
▼iPhone格安SIM通信ではソフトバンクエアーのほかにも料金が安いおすすめWiFiをこちらの記事で紹介しています。
自宅のWiFiが遅い方はぜひ乗り換えを検討してください。
WiFiルーターの選び方とおすすめルーター
WiFiルーターの選び方のコツやおすすめ商品について解説します。
選び方は、家族の人数や家の形に合わせることです。接続機器に合わせることも重要です。
おすすめのWiFiルーターはさまざまありますので、ぜひ購入時の参考にしてください。
利用環境と接続機器に合わせて選ぶ
戸建て、部屋数、家族の人数などによって、快適なネット環境を実現できるWiFiルーターは異なります。
戸建てであれば、大きさなサイズのルーターでアンテナを調整できるタイプがおすすめです。
マンションでも、アンテナの本数が多いルーターがよいでしょう。ひとり暮らしであれば、それほど高機能な機器は必要ありません。
スマホ、タブレット、パソコン、デジタル家電、ゲームなど、接続機器が対応する通信規格もチェックしましょう。
多くの台数を使用するのであれば、アンテナの本数が多いWiFiルーターがおすすめです。
WiFiルーターおすすめ4選
広い部屋に向いている機器、高性能なルーターなど、おすすめ商品をピックアップしていきます。
デザイン性に優れているWiFiルーターもありますので、インテリアに馴染むのかどうかもチェックしてください。
賞を受賞しているアイテムもありますので、購入時の参考にしましょう。
BUFFALO WiFi 無線LAN AirStation connect 親機+専用中継機2台セット
専用中継機が2台ついており、メッシュ状にネットワークを構築できるWiFiです。広い住宅でも快適にインターネットを利用できるでしょう。
真っ白なデザインは、インテリアとしても申し分ありません。専用中継機を追加で購入することも可能です。
親機・中継機間は設定済みなので、すぐに使用することができます。
BUFFALO WiFi 無線LAN AirStationハイパワーGiga WXR-1900DHP3
大型可動式高感度アンテナのあるハイスペックなWiFiです。
電子レンジや電話から発生するノイズを回避する機能や、ビームフォーミング機能、有害なサイトを防御する「i-フィルター」を搭載しています。
多機能なWiFiを使いたい人は、このアイテムがおすすめ。
BUFFALO WiFi 無線LAN ルーター WSR-A2533DHP2-CB
「コンパクトサイズのルーターが使いたい」という人は、BUFFALO WiFiの型番「WSR-A2533DHP2-CB」がおすすめです。
4台まで通信できる「MU-MIMO」に対応しているなど、様々な特徴があります。4本のアンテナがあり、電波が切れにくいこともメリットです。
NEC 11ac対応 1300+600Mbps 無線LANルーター
周波数を切り替える「バンドステアリング」、チャンネル切り替えの「オートチャネルセレクト」に対応している優れものです。
また、こうした機能性や安心のセキュリティが評価され、価格ドットコムのパソコン周辺機器部門大賞を受賞している製品でもあります。
▼iPhone格安SIM通信では他にもおすすめのWiFiルーターを多数ご紹介しています。ルーターのご購入を検討中の方はぜひご一読ください。
WiFiセキュリティの強化方法
快適な通信環境を実現するためには、電波の届きやすさだけではなく、WiFiルーターのセキュリティ面も把握しておきましょう。
暗号化して通信内容をブロックしていますが、暗号化にはレベルがあります。
従来の「WEPキー」「TKIP」でもセキュリティに問題あるわけではありませんが、おすすめしたいのは、「AES」です。
「AES」とは、かなり強力なセキュリティであり、暗号キーを変更すれば、ほとんど解読は不可能です。
セキュリティを怠ってしまうと、クレジット番号など個人情報を見られてしまい、お金を取られてしまうリスクがあります。
メールの中身などを見られてしまうネットストーキングの危険性もあるでしょう。
近年、ネット犯罪は急増していますので、セキュリティを強化して、対策を万全にしてください。
WiFiルーターの置き場所を確認しよう
WiFiルーターの置き場所次第で、より快適にネットを利用できます。
WiFiルーターは自宅の中心に置き、できるだけ高い場所であれば電波が届きやすいです。
アンテナが内包されていないモデルであれば、アンテナの向きを変えることもおすすめです。
また、WiFiルーターの置き場所によって快適なネット環境にするだけではなく、セキュリティ対策して安心して使えるようにしましょう。
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