スマホからガラケーに戻す方法と費用｜メリット・デメリット

いまや多くの人がスマートフォン(以下スマホ)を持つようになり、以前まで主流であったガラケーを見かける機会は少なくなりました。

一方で、スマホへの依存度が高くなってしまう、LINEなどのつながりが煩わしくなってきたなど、様々な理由からスマホから離れたいと考えている人もいるのではないでしょうか。

今回はスマホからガラケーに戻すメリットや戻す際の手順、注意点などについて紹介します。スマホに疲れてきたという人はぜひ参考にしてみてください。

ガラケーはまだ販売されている

現在、街中や電車の中で見かける携帯電話のほとんどはスマホだと言っても過言ではありません。一方で、一昔前までは主流だった携帯電話(ガラケー)は見なくなったという人も多いのではないでしょうか。

しかし、ガラケーは現在でも各キャリアで販売されています。

スマホと比べて取扱機種こそ少ないですが、新機種も発売されているためぜひチェックしてみてください。

以下の記事では、ソフトバンクのガラケーのおすすめ機種についてまとめています。ぜひ本記事と併せてご覧ください。

スマホからガラケーに戻すメリット

スマホが普及してからは、ガラケーの利用者数は激減しましたが、現在でもガラケー利用者は一定数存在します。

ガラケー利用者の中には、元からずっとガラケーを使っている人やスマホとの2台持ちの人など、様々なタイプの人がいると考えられます。

しかし、中にはスマホからガラケーに戻した人もいるでしょう。ここからは、ガラケーに戻すメリットについて解説していきます。

時間の使い方が変えられる

スマホからガラケーに戻すことで、物理的にスマホから離れられます。

今やスマホ1つあれば、通話やメールはもちろん、音楽、動画、ショッピング、ゲームなど何でも楽しむことができます。

一方で何でもできる分、スマホに依存している状態の方は多く、スマホを触る時間が1日の多くを占めるというケースもあります。

実際に2021年の株式会社日本マーケティングリサーチ機構の調査では、全体の53.75％が1日3時間以上スマホを使用しているという結果になりました。

手元にスマホがあると、ついついスマホ触ってしまうという方は、ガラケーに戻すことでスマホを触っていた時間を有効活用できるかもしれません。

SNSから離れられる

スマホを利用している人の中にはX(Twitter)やInstagramなどのSNSを頻繁に使っている方も少なくないでしょう。SNSは、友人や知人の近況がわかり、つながりを持てる非常に便利なものです。

しかし、ついついX(Twitter)の投稿を見てしまう方や、Instagramにいつもおしゃれな写真を投稿しているなど、利用頻度が高くなると少し疲れてしまうこともあります。

そういった場合、スマホからガラケーに戻すとSNSから離れられます。。

ガラケーでは、スマホのように気軽にSNSは利用できません。またLINEはそもそも利用できないため、ガラケーに戻すことで強制的にSNSから離れられます。

近年では、デジタルデトックスといってSNSなどから距離を置く方も増えてきました。スマホからガラケーに戻すことで心身の疲労やストレスを軽減できるかもしれません。

月々の費用を抑えられる

スマホはプランによっては、端末代金を含め月額料金が1万円を超えることも珍しくありません。年間で12万円以上という金額は決して安いとはいえないでしょう。

しかし、ガラケーの場合は、スマホと比べると月額料金は月々の費用を大幅に抑えられます。

実際にソフトバンクで取り扱われている「AQUOS ケータイ4」と「iPhone 15(128GB)」を使用した場合の月額料金を比較してみました。

このようにガラケーにすることで月々の費用を抑え等る場合があります。

ガラケー専用のプラン「ケータイ100MBプラン」の場合は、端末代金を含めても月々2,325円(税込)です。同じミニフィットプラン(～1GB)の場合でも、iPhone 15とは約2倍の金額差があります。

メールや電話だけしかしないなど、ガラケーでも十分な方は、スマホからガラケーに戻すと月々の費用を抑えられます。

気軽に2台持ちができる

仕事用とプライベート用で携帯電話を分けたいという方は、少なくないのではないでしょうか。

しかし、スマホの2代持ちは、毎月多くの費用がかかります。

そこで、1台をガラケーにすることで気軽に2台持ちができます。通話やメールがメインのしごと用をガラケーにするのも良いでしょう。

また、スマホもドコモやソフトバンク、auといったキャリアではなく格安SIMにするとさらに月々の負担を減らせます。

以下の記事では、格安SIM(スマホ)のおすすめについてまとめています。ぜひ本記事と併せてご覧ください。

格安SIM20社徹底比較！月額料金の違いやギガ数別おすすめ契約先も紹介

スマホからガラケーに戻す方法

ここからは、スマホからガラケーに戻す方法を解説していきます。

店舗スタッフに相談する

基本的にドコモやソフトバンク、auなどの各携帯電話会社の店舗に行き店舗スタッフに相談すれば、その日のうちにガラケーからスマホに戻せます。

店舗で契約する場合は、来店予約をするのがおすすめです。ここでは、ソフトバンクを例に大まかな手順を紹介していきます。

希望するプランや希望する機種などがあれば、店舗スタッフに伝えましょう。

店舗で契約する場合は、免許証などの「本人確認書類」や「クレジットカードまたは口座情報」が必要です。また、店舗での対応は事務手数料がかかります。無料ではありません。

オンライン上で乗り換える

店舗だけではなく、オンライン上でもスマホからガラケーに戻せます。

各キャリアのオンラインショップにアクセスしましょう。ここでは、ソフトバンクを例に大まかな手順を紹介していきます。

オンラインの場合は、店舗では必要な事務手数料が基本的にかかりません。

自分一人でもオンラインで契約できる方の場合は、オンラインでの契約がおすすめです。

スマホからガラケーに戻す際の注意点

ガラケーに戻すことで、費用が抑えられたり、時間の有効活用ができたりメリットも多いですが注意点もあります。

スマホからガラケーに戻す際の注意点について紹介していきます。

契約時に手数料がかかる

スマホからガラケーに戻すことで、解約金や違約金が発生することはありません。また、キャリアを変更する場合のMNP転出手数料も現在では必要ありません。

しかし、店舗で契約する場合は3,000円程度の事務手数料はかかるため、注意が必要です。オンラインでの契約の場合はかかりません。

また、格安スマホや申し込み方法によっては最大1,100円の手数料が発生する場合があるため注意しましょう。

スマホの残債は消えない

分割払いの途中でガラケーに戻した場合、スマホの端末代金の残債は消えません。

そのため、支払いが残っている場合は、スマホからガラケーに戻したとしてもスマホの端末代金は支払い続けることになります。

ガラケーに戻すタイミングで一括清算することも可能ですが、月々払いの場合は2重の支払いになるため注意が必要です。

スマホからガラケーまとめ

今回はスマホからガラケーに戻すメリットや手順、注意点について解説しました。

スマホへの依存度が高くなることに抵抗を感じ、ガラケーに戻す人も珍しくはありません。

端末代や事務手数料など一定の費用はかかりますが、手続き自体は難しくなく、早ければ即日での乗り換えも可能です。

スマホからガラケーに戻したい方、月額料金を抑えたい方は、ぜひガラケーに乗り換えてみましょう！