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- 更新日:2019年04月09日
人気iPhoneはXS/XRじゃない!今iPhoneを買うならこれを買え
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※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。
毎年新作が出るiPhoneは、最新モデルに買い替えるのが当たり前だと思っていませんか?
スマホの取引市場を見てみると、実は最新のiPhone XS/XS Max/XRよりも人気のiPhoneがあったんです。
もしiPhoneの買い替えを考えているなら、最新端末を買う前にこの記事を読んでから決めても遅くありません。
中古スマホで賢い消費をしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
※本記事は、2019年2月と3月を比較したデータに基づいています。
まだまだiPhone 7/8に人気集中
こちらは、2019年2~3月に中古市場で取引された、上位1~10位の端末名と取引価格を表にしたものです。
表を見ていただくとわかる通り、iPhone 7・8・6sが中古市場を独占していることがわかります。
Androidを含む様々な端末がある中、上位全てがiPhoneというのは、日本でいかにiPhoneが人気なのかがわかりますね。
前回の2019年1~2月の取引市場もiPhone 7・8・6sが上位を独占していましたが、前回に比べてiPhoneの取引量は3割弱増えています。
新生活に向けてスマホの機種変更ニーズが増し、手持ちの端末を中古で売買した人が増えたものと思われます。
取引価格を左右したのはdocomo with?
平均価格を見てみると、ランキング2位のiPhone 7 32GB(ドコモ)が前回から8,228円取引額が上昇しています。
8位のiPhone 7 128GB(ドコモ)が-1,896円であることを考えると、ドコモの中でも32GBのiPhone 7だけ取引価格が上がっているようです。
その理由は、2月27日よりdocomo withにiPhone 7 32GBが追加されたことが要因として挙げられます。
docomo withとは、対象端末を購入すると、月々1,500円の割引がずっと続くというドコモの割引キャンペーンです。docomo withで購入したiPhone 7を新古品の状態で売却する人が増え、取引価格が上がったのだと考えられます。
iPhone 7は2016年の発売で2年半ほど経過していますが、スペックやサイズ的に丁度良いと感じつユーザーも多く、まだまだ人気のスマホといえそうです。
Androidはコンパクトサイズが圧倒的人気
Android端末に限定して取引状況を見ると、Xperia Z5 Compact・Xperia Z3 Compactが前回に引き続き人気です。
スマホが大型になっていく中、片手で操作できる手の平サイズのスマホは貴重な存在といえます。ランキング上位にコンパクトモデルが多いことからも、今後もコンパクトモデルの人気は継続するでしょう。
サイズだけでなく、低価格でありながらおサイフケータイに対応している使い勝手の良さも人気の理由です。
比較的新しいXperia Z5 Compactの取引量が特に増えており、Androidに機種変更するならXperia Z5 Compactを視野に入れても良いでしょう。
SIMロック未解除でも人気なXperia Z3
コンパクトモデル以外で人気だったのは、SIMロック未解除のドコモ版Xperia Z3です。
ドコモは2月20日より中古端末もSIMロックの解除対象としたため、SIMロック未解除の流通量が増えたものと思われます。
SIMロック解除が売買の必須条件でなくなった今、今後新たな中古端末がランキング上位に躍り出ることもあり得そうですね。
総評
大きな変動はなかったものの、キャンペーンやSIMロック解除条件変更で順位が変動した今回のランキング。
3~4月は各社キャンペーンや値下げを行い、1年の中で最もスマホの買い替えが進む時期です。取引量が大きく増加すると共に、一括購入した新古品のスマホや、意外な端末がランキング上位に上がってくる可能性もあるかもしれません。
スマホ相場ランキングは、現在のトレンド端末を把握するだけでなく、人気スマホを安く手に入れる手段として使うこともできます。
「安くスマホを買い替えたいけど、どれがいいのかわからない」という方は、ランキング上位の手頃な端末を選んでみるのも1つの手です。
ぜひ、スマホ相場ランキングを活用して、賢い消費ができるようになりましょう。
1983年生まれ。株式会社マーケットエンタープライズ
中古モバイル市場アナリスト
ソフトウェア開発会社にて、開発業務からスタートし、新会社設立時のWebマーケティング全般の業務を担った後、2010年にマーケットエンタープライズに入社。
当社でWebマーケティングの責任者や経営企画を担当後、現在は、メディア・プラットフォーム事業の責任者に従事する。膨大なデータの分析・管理能力を活かして、中古モバイル市場の動向を分析するアナリストも兼任する。
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