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  • 更新日:2024年09月10日

光回線の工事内容を解説!工事済みか確認する方法や工事が不要になる条件

光回線の工事内容を解説!工事済みか確認する方法や工事が不要になる条件

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光回線を利用するには、回線の引き込みや工事の立会い、工事費用の負担などが必要です。

サイトを見ても契約方法がよくわからず、光回線の利用を諦めかけている人も多いのではないでしょうか。

今回は、工事が必要かどうかの判断から、必要な手続きや選び方のコツなどを解説します。

おすすめの光回線も紹介しますので、光回線の導入を検討している人はぜひ参考にしてください。

光回線工事前の確認事項

光回線の工事を行う前に確認すべきポイントを解説します。せっかく検討を重ねたにもかかわらず光回線が使えないということにならないよう、事前にチェックしておきましょう。

光回線の提供エリアか確認する

光回線の工事前に、利用する地域がサービス提供エリア内に含まれているかを確認しましょう。

代表的な光回線の提供エリアは以下のリンクから確認できます。

光回線が工事済みか確認する

賃貸物件や集合住宅では、光回線工事が事前に行われている可能性があります。そのため、回線工事を依頼する前に、本当に工事が必要なのか確認しましょう。

光回線が工事済みか確認する方法は以下の2つです。

1.乗り換え先のプロバイダーに問い合わせる

光回線が工事不要で利用できるかどうか、乗り換え先の事業者(プロバイダー)に確認しましょう。光回線の事業者へ問い合わせすると、工事不要であるかの確認や現地調査の手配をしてもらえます。

工事不要であれば、転用や事業者変更などの手続きをした後に光回線が利用できます。

主なプロバイダーの問い合わせ先は以下の通りです。

プロバイダー お問い合わせ先 受付時間
ドコモ光 ・ドコモの携帯電話から
151
・ドコモの携帯電話以外から
0120-800-000
10:00~20:00 (年中無休)
ソフトバンク光 0800-111-2009 10:00~19:00 (年中無休)
auひかり 0077-777 9:00~18:00 (年中無休)
楽天ひかり 0120-987-300 9:00~18:00 (年中無休)
NURO光 0120-65-3810 9:00~18:00 (年中無休)
BIGLOBE光 0120-86-0962 9:00~20:00(年中無休)
So-net光 0120-117-268 9:00 ~ 21:00 (年末年始除く)
@nifty光 0570-03-2210 10:00~18:00 (年末年始除く)
DTI光 0570-00-4740 10:00~17:00 (平日)
コミュファ光 0120-218-919 9:00~18:00 (年末年始除く)
eo光 0120-34-1010 9:00~21:00 (年中無休)

2.管理会社に工事が必要か確認する

集合住宅には、光回線が導入済みの物件があります。光ファイバー完備と記載されている物件が対象です。

そこで、マンションやアパートなど集合住宅の場合、管理会社に回線工事が必要かを確認しましょう。

管理会社では、光回線の導入状況を把握しています。

光回線の工事が各部屋まで済んでいる場合は、工事は不要です。契約手続きをするだけで開通日から利用開始できます。

開通工事が必要であるかの確認方法

光回線を利用するには、光ファイバーを自宅内に引き込む必要があります。そのため、光回線を利用する際は、基本的に開通工事が必要です。

設備によっては屋外と宅内の2回工事を行うため、申し込みから開通まで1~2ヵ月ほどかかることもあります。

光回線は、申し込めばすぐに使えるわけではないことを覚えておきましょう。引っ越しシーズンなどの繁忙期には3ヵ月程度かかるケースもあるので、余裕をもって申し込むことをおすすめします。

光回線の工事が必要なケース

光回線を利用するために、すべてのケースで工事が必要なわけではありません。光回線の工事が必要なのは、以下の3つのケースです。

1.新築戸建てで初めて光回線を引く場合

光回線を引き込んだことがない新築の戸建てでは、光ファイバーケーブルの引き込み工事が必要です。

光回線の設備がない物件の場合、まず光回線のインフラを整えなくてはいけません。開通工事には申し込みから1ヵ月程度かかります。

引っ越してすぐにインターネットを利用したい場合は、早めの申し込みが必要です。

2.これまで契約したことがない光回線を引く場合

以下の通り、種類の異なる光回線に切り替える場合にも工事が必要です。

  • フレッツ光/光コラボ→独自回線
  • 独自回線→フレッツ光/光コラボ
  • 独自回線→独自回線

「フレッツ光」と「光コラボ」は、どちらもNTTの光ファイバー網を使用しています。そのため、フレッツ光から光コラボへの乗り換えや、光コラボからフレッツ光への乗り換えの場合は工事不要です。

3.マンションの共用部のみ光回線を契約している場合

マンションの共用部までしか光回線が導入されていない場合には、各戸に引き込むための工事が必要です。

集合住宅では、光回線を共用部まで引き込み、入居者が光回線を利用できる状態にしておく「共同利用方式」である場合が多くなっています。

そのため、入居者が光回線を利用するときは、共用部から各戸内への配線工事が必要となります。

独自回線の光回線を利用したい場合、管理会社から引き込み工事実施の許可を得る必要があるので注意しましょう。

光回線が工事不要なケース

続いて、光回線の工事が不要なケースを解説します。以下のケースに該当する場合、工事なしで光回線を利用可能です。

1.転用する場合|フレッツ光から光コラボへ

フレッツ光から光コラボへ乗り換える「転用」の場合、光回線が工事不要で利用できます。

光コラボは、NTTのフレッツ光回線を独自のサービスとして提供している事業者です。例えば、ドコモ光やソフトバンク光などが光コラボにあたります。

NTTのフレッツ光から光コラボに転用する場合、既存の光回線をそのまま利用できるので工事は必要ありません。

ただし、NTTから「転用承認番号」を取得して、転用先の光コラボで手続きをする必要があるので注意しましょう。転用承認番号の有効期限は発行日を含む15日間です。

転用承認番号は、NTTのフレッツ光ホームページまたは電話で取得できます。

転用承認番号の問い合わせ NTT東日本 NTT西日本
ホームページ NTT東日本フレッツ光
受付時間:8:30~22:00
土日・祝日も受付(年末年始除く)
NTT西日本フレッツ光
受付時間:7:00~25:00
土日・祝日も受付(年末年始除く)
電話 0120-140-202
受付時間:9:00~17:00
土日・祝日も受付(年末年始除く)
0120-553-104
受付時間:9:00~17:00
土日・祝日も受付(年末年始除く)
必要情報 ・お客さまID、ひかり電話番号もしくは契約者の連絡先電話番号
・契約者名
・フレッツ光利用場所住所
・フレッツ光利用料金の支払い方法

2.事業者変更する場合|光コラボから光コラボへ

光コラボから光コラボへ乗り換える事業者変更のときは、光回線が工事不要で利用可能です。例えば、ドコモ光からソフトバンク光への乗り換えが事業者変更にあたります。

光コラボは、どれもNTTのフレッツ光の回線を使用しています。そのため、別の光コラボへ事業者変更する場合も、既存の光回線がそのまま利用できます

ただし、契約中の光コラボ事業者から「事業者変更承諾番号」を取得して、事業者変更先の光コラボで手続きをする必要があります。事業者変更承諾番号の有効期限は発行日を含む15日間です。

いくつかの光コラボ事業者の問い合わせ先をまとめたので、事業者変更承諾番号の取得や乗り換え手続きに役立ててください。

光コラボ事業者 問い合わせ先
ドコモ光 ドコモの携帯専用無料窓口:151
0120-800-000
受付時間:9:00〜20:00
ソフトバンク光 0800-111-2009
受付時間:10:00〜19:00
ビッグローブ光 0120-04-0962
受付時間:9:00〜20:00(年中無休)

3.光コンセントが自宅に設置されている場合

光コンセントが自宅に設置されているときは、光回線が工事不要で利用できます

光コンセントとは、宅内に引き込んだ光ファイバーケーブルとONU・ホームゲートウェイなどの通信機器を接続するための差し込み口です。

光コンセントは電気や電話回線などのコンセントに埋め込まれている一体型と、エアコンダクトなどから配線が引き込まれる分離型のタイプがあります。

以下のケースでは、光コンセントが設置済みです。

  • 建てられる際にあらかじめ回線工事を実施していた
  • 前の入居者が光回線を利用していた

なお、光コンセントが自宅に設置されている場合でも、建物内の配線が撤去されていた場合は、新たに回線工事が必要になるケースもあります。詳しくは光回線事業者に確認しましょう。

4.光回線を再契約する場合

以前に光回線を解約した、前の入居者が光回線の契約をしていた部屋に入居した場合、宅内に光回線の配線が残っています。そのため、光回線を再契約するときに工事不要で利用できる可能性があります。

ただし、宅内に配線の引き込みがされている場合でも、光コンセントが撤去されていて利用できないこともあります。

詳しくは光回線事業者に確認しましょう。

光回線の工事内容

光回線の工事内容は、戸建てやマンションなど住まいのタイプによって方法がやや異なります。

ここでは、タイプごとの工事内容を解説します。

マンション・アパートの場合

マンションやアパートでは、光回線が導入されていない場合と共有スペースまで導入済みの場合があります。

マンションタイプで回線が導入されていない場合

マンションタイプで回線が導入されていない場合の工事の流れは以下の通りです。

  1. 最寄りの電柱からマンションの共有スペースに光ケーブルを引き込む
  2. 既設の電話線配管を利用し、室内に光ケーブルを引き込む
  3. 室内の壁面に光コンセントを設置する
  4. 工事担当者が通信確認をして工事完了

当日の作業は、最寄りの電柱からマンションの共有スペースに光ケーブルを引き込む作業から行われます。

次に、共有スペースから既設の電話線配管を利用して、室内まで光ケーブルが引き込まれます

なお、建物の構造によっては、既設の電話回線を利用したVDSL方式や、共有スペースからLANケーブルで各部屋に配線をするLAN配線方式になることもあるでしょう。

VDSL方式とは
  • 回線:電話回線
  • 回線速度:上り最大50~100Mbps/下り最大100Mbps

VDSL方式とは、築年数の経過したマンションやアパートなどの集合住宅で採用されている光回線の接続方式のことです。

VDSL方式であれば、既存の電話回線を使用して、インターネットに接続できるため大規模な工事必要ありません。

ただし、現在主流の光回線方式と比べると通信速度が遅いです。

LAN配線方式とは
  • 回線:
  • 回線速度:上り最大100Mbps/下り最大100Mbps

LAN配線方式とは、電柱からマンションの共有部分まで光ファイバーを引き込み、共用部分から各部屋まではLANケーブルで配線する方式のことです。

LAN配線方式は、一般的に管理会社が一括契約している場合が多く、すでに各部屋までLANケーブルで配線が完了されています。そのため、基本的に工事不要ですぐにインターネットを利用できます

ただし、マンションに設置されている機器やLANケーブルによって通信速度が異なるため、注意が必要です。

VDSL方式やLAN配線方式の導入は建物全体の設備の話になるので、大家さん・管理会社と光回線業者が協議して決められます。

協議の後、室内の壁面に光コンセントを設置し、光ケーブルを室内で使用できるようにします。

最後に、工事担当者が持参したパソコンで通信確認をして工事完了です。光電話の申し込みをした場合は、このときにあわせて設定しましょう。

マンションタイプで回線が導入済みの場合

マンションタイプで回線が導入済みの場合の手順は以下の通りです。

  1. 共有スペースから既設の電話線配管を利用し、室内に光ケーブルを引き込む
  2. 室内の壁面に光コンセントを設置する
  3. 工事担当者が通信確認をして工事完了

作業当日は、共有スペースから既設の電話線配管を利用し、室内まで光ケーブルが引き込まれます。そして、室内の壁面に光コンセントが設置され、光ケーブルを室内でも使用できるようになります。

最後に、工事担当者が持参したパソコンで通信確認をすれば工事完了です。光電話の申し込みをした場合は、このときにあわせて設定します。

なお、VDSL方式が導入されている場合はVDSL宅内装置の設置のみ、LAN配線方式の場合は工事不要です。

戸建ての場合

戸建てでの光回線工事の流れは以下の通りです。

  1. 最寄りの電柱から自宅に光ケーブルを引き込む
  2. 電話用配管を利用して室内に光ケーブルを引き込む
  3. 室内の壁面に光コンセントを設置する
  4. 光コンセントと回線終端装置を接続して工事完了

最初に行われるのは、最寄りの電柱から自宅に向かって光ケーブルを引き込む作業です。軒下や外壁に沿って室内に取り込む場所まで引き留め用金具で固定しながら、光ケーブルが配線されます。

次に、既設の電話用配管を利用し、室内に光ケーブルを引き込みます。電話用配管のスペースに空きがないなどで利用できない場合、エアコンダクトなど他の既設の配管を利用可能です。

それでも適当な引き込み用配管が見つからない場合は、壁に1cm程度の穴を開けて引き込むことがあります

そして、室内の壁面に光コンセントを設置し、光ケーブルが室内で使用できるようになります。

そこから回線終端装置と接続し、最後に工事担当者が持参したパソコンで通信確認をして工事完了です。光電話の申し込みをした場合は、このときにあわせて設定します。

光回線の工事で穴あけが必要なケースは?

光回線の工事で穴あけが必要なケースは以下の通りです。

  • 電話線の配管やエアコンダクトなどから光ケーブルの引き込みができない場合
  • 外壁に引き止め金具などを取り付ける場合
  • 外壁に光キャビネットを取り付ける場合

一般的に、光ケーブルを室内へ引き込む際には電話用の配管が利用されます。ただし、配管に空きスペースがない場合や配管が長すぎて届かない場合などは、工事で穴あけが必要です。

また、配線固定のために外壁に引き止め金具を取り付ける場合や光キャビネットを取り付ける場合も、同様に数ヵ所に穴あけを行います。

光回線工事にかかる費用

光回線工事を行う場合、どれくらいの費用がかかるのか気になる方は多いでしょう。ここでは、各光回線の工事費や月額料金などをまとめました。

マンション・アパートの場合

マンション・アパートの場合にかかる費用は以下の通りです。

光回線 月額料金(税込) 工事費(税込) 提供エリア
eo光 3,876円~ 一括:29,700円
分割払い:実質無料
関西・近畿地方限定
auひかり 3,740円~ 一括:33,000円
分割払い&ひかり電話加入:実質無料
全国
ソフトバンク光 4,180円~ 一括:31,680円
分割払い:実質無料
全国
ビッグローブ光 4,378円~ 一括:28,600円
分割払い:実質無料
全国
ドコモ光 4,180円~ 22,000円
キャンペーン適用:完全無料
全国
So-net光 S/M/L 3,400円~ 一括:26,400円
分割払い:実質無料
全国
NURO光 2,090円~ 一括:44,000円
分割払い:実質無料
関東:1都6県
東海:4県
関西:2府3県
九州:2県
その他:北海道、広島、岡山
hi-ho光 3,575円~ 一括:22,000円
分割払い:実質無料
全国
楽天ひかり 4,180円 22,000円 全国
@nifty光 3,278円~ 一括:22,000円
分割払い:実質無料
全国

マンションで光回線工事をする場合の費用は、戸建てと同じか少し安くなっています

また、月々の支払い額から工事費用が分割で割引になり、工事費が実質無料になるサービスも多くあります。

月々の料金で比較することも重要ですが、工事費が無料になるかどうかもしっかりチェックしておきましょう。

戸建ての場合

戸建ての場合にかかる費用は以下の通りです。

光回線 月額料金(税込) 工事費(税込) 提供エリア
eo光 2,380円~ 一括:29,700円
分割払い:実質無料
関西・近畿地方限定
So-net光 S/M/L 4,500円~ 一括:26,400円
分割払い:実質無料
関西・東海以外
ソフトバンク光 5,720円〜 一括:31,680円
分割払い:実質無料
全国
NURO光 5,200円~ 一括:44,000円
分割払い:実質無料
関東:1都6県
東海:4県
関西:2府3県
九州:2県
その他:北海道、広島、岡山
ビッグローブ光 5,478円~ 一括:28,600円
分割払い:実質無料
全国
auひかり 5,390円~ 一括:41,250円~
分割払い&ひかり電話加入:実質無料
関西・東海以外
ドコモ光 5,500円~ 22,000円
キャンペーン適用:完全無料
全国
楽天ひかり 5,280円 22,000円 全国
hi-ho光 4,785円~ 一括:11,660円~
分割払い:実質無料
全国
@nifty光 4,620円~ 一括:22,000円
分割払い:実質無料
全国

戸建てに住んでいる方が回線工事をする場合は、2〜4万円程度の工事費がかかります

マンションと同様、キャンペーンで工事費を実質無料にしているところも多いです。

例えば、auひかりNURO光は4万円以上と高額ですが、月々の分割代金から工事費分が差し引かれます。ただし、36ヵ月以内に解約した場合は、残債を一括で支払う必要があるので注意しましょう。

長期で使うかわからない場合は、工事費無料キャンペーンがあるドコモ光や工事費が安いサービスを選ぶのがおすすめです。

どの光回線を契約するかがまだ決まっていない方は、おすすめの光回線を紹介している以下の記事をあわせてご一読ください。

光回線の工事にかかる時間

集合住宅と戸建てそれぞれで、どれくらい工事期間がかかるのかを細かく見ていきましょう。

なお、いずれの場合も新生活シーズンなどの繁忙期には工事待ちの期間が長くなり、開通までにより時間がかかることが多くあります。

予定が決まっている場合は、早めに申し込んだ方がよいでしょう。

マンション・アパートの場合

マンション・アパートの光回線工事にかかる時間について解説します。

  • 工事にかかる時間は1~1.5時間程度
  • 回線開通までの時間は1~1.5ヵ月程度

工事にかかる時間

マンションの光回線工事にかかる作業時間は、各社のホームページ上では戸建て作業時間と同じです。

既設の配管を使えることが多く、おおよそ1~1.5時間程度で完了します。

ただし、構造によっては既設の配管が使えないこともあり、その場合はより時間がかかることがあります。

大体1人から2人での作業となり、工事の間は立会いが必要です。

回線開通までにかかる期間

申し込みから工事・開通までの期間は、通常1~1.5ヵ月程度かかります。

マンションタイプで光回線が未導入の場合、基本的に共有スペースでの専用機器設置と作業が必要です。

管理会社の承諾や設置場所などの打ち合わせが必要となるため、期間は状況によって多少前後します。

戸建ての場合

戸建ての場合の工事にかかる時間について解説します。

  • 工事にかかる時間は1~2時間程度
  • 回線開通までの時間は1ヵ月程度

工事にかかる時間

戸建ての光回線工事にかかる時間は、各社のホームページで確認できます。

NTTフレッツ光の東日本は約1時間、西日本は約2時間、ソフトバンク光では約1時間と記載されています。

実際の作業時間もおおよそ1~2時間程度です。ただし、天候や電柱の位置、家の構造などで所用時間が前後するため、余裕をみておいた方がよいでしょう。

作業人数は、現場状況や工事会社のスケジュールにもよりますが、およそ2人〜3人で行われます。なお、工事の間は立ち会いが必要です。

回線開通までにかかる期間

申し込みから工事・開通までの期間は、時期にもよりますが通常1ヵ月程度です。

賃貸の場合は、大家・管理会社の承諾と工事会社との打ち合わせに時間がかかり、2ヵ月程度かかる場合もあります

工事費実質無料!おすすめの光回線3選

ここでは、工事費用が実質無料になるおすすめ光回線を3つ紹介します。

ソフトバンク光|違約金・撤去工事費最大100,000円還元

ソフトバンク光_cp
(税込) ソフトバンク光
月額料金 マンション:4,180円~
戸建て:5,170円~
セット割 ソフトバンク
1,100円/月
ワイモバイル
最大1,650円/月
プロバイダ Yahoo!BB(一体型)
最大通信速度 下り:1~10Gbps
上り:1~10Gbps
事務手数料 3,300円
契約期間 2~5年
違約金 月額料金1ヵ月分
  • ソフトバンク・ワイモバイルスマホとのセット割
  • 他社乗り換え違約金・撤去工事費還元
  • オプション加入なしで最大40,000円キャッシュバック

ソフトバンク光は、携帯キャリアのソフトバンクが提供する光回線サービスです。

ソフトバンク・ワイモバイルのスマホユーザーはセット割引の対象になり、月額最大1,650円(税込)お得に利用できます。

また、「SoftBank あんしん乗り換えキャンペーン」で他社から乗り換える際にかかる違約金・撤去工事費を最大100,000円還元してもらえます。

さらに、オプションなしで40,000円の高額キャッシュバック特典も受け取れます。

ソフトバンク・ワイモバイルユーザーの方やお得に乗り換えたい方は、ソフトバンク光がおすすめです。

以下の記事では、ソフトバンク光の評判・口コミを紹介しています。申し込み前にぜひご覧ください。

【ソフトバンク光】詳細はこちら

工事費サポート はじめて割

工事費サポート はじめて割

適用条件

  • 乗り換え新規申し込み
  • 対象サービスに申し込みして、申込日より180日以内に課金開始
  • 申し込みと同時に本キャンペーンに申し込みすること
  • 申込時に他社サービスを利用されていないこと

「工事費サポート はじめて割」は、対象サービスの回線工事種類に応じて月額基本料金から割引されるキャンペーンです。

回線工事費31,680円(税込)の場合は1,320円(税込)×24ヵ月間の割引、回線工事費4,620円(税込)の場合は1,155円(税込)×4ヵ月間の割引が適用されます。

(税込) ソフトバンク光 工事費 特典
派遣工事あり 31,680円 1,320円×24ヵ月間割引
派遣工事なし 4,620円 1,155円×4ヵ月間割引

工事費が実質0円になるお得なキャンペーンなので、初めて申し込みをする方はぜひキャンペーンを活用しましょう。

【ソフトバンク光】詳細はこちら

auひかり|最大93,000円キャッシュバック

フルコミット

※内容は記事更新日時点の情報です。最新の情報については必ず公式サイトをご確認ください。

(税込) auひかり
月額料金 マンション:3,740円~
戸建て:5,390円~
セット割 au・UQモバイル
最大1,100円/月
プロバイダ 8社から選択
最大通信速度 下り:1~10Gbps
上り:1~10Gbps
事務手数料 3,300円
契約期間 2~3年
違約金 マンション:2,290円~
戸建て:4,460円~
  • au・UQモバイルスマホとのセット割
  • 他社乗り換え違約金還元
  • 最大93,000円キャッシュバック

auひかりは携帯キャリアのauが提供する光回線サービスです。

au・UQモバイルのスマホユーザーはセット割引の対象になり、月額最大1,100円(税込)お得に利用可能です。

また、他社から乗り換える際にかかる違約金を最大30,000円還元してもらえます。

さらに、受け取り時期を選べる高額キャッシュバック特典もあります。最短翌月最大63,000円か、最短1年後最大93,000円のどちらかです。

au・UQモバイルユーザーの方やお得に乗り換えたい方は、auひかりを検討してみてはいかがでしょうか。

以下の記事では、auひかりの評判・口コミを紹介しています。auひかりに興味のある方は、ぜひこちらもご覧ください。

【auひかり】詳細はこちら

工事費実質無料キャンペーン

工事費実質無料キャンペーン

適用条件

  • 新規申し込み

auひかりに新規申し込みをすると、初期工事費用分の割引額が月額料金より自動的に割引されます。

ホームタイプの場合は41,250円分、マンションタイプの場合は33,000円分割引されるので大変お得です。適用条件がシンプルでわかりやすいのも嬉しいポイントです。

ただし、途中で解約すると、最終請求月に工事費用の残債が一括請求されるので注意しましょう。

【auひかり】詳細はこちら

ドコモ光|最大100,000円キャッシュバック

ドコモ光
(税込) ドコモ光
月額料金 マンション:4,180円~
戸建て:5,500円~
セット割 ドコモ
最大1,100円/月
プロバイダ 23社から選択
最大通信速度 下り:1Gbps
上り:1Gbps
事務手数料 3,300円
契約期間 2年
違約金 マンション:4,180円
戸建て:5,500円
  • ドコモスマホとのセット割
  • 新規工事費完全無料
  • 最大100,000円キャッシュバック

ドコモ光は携帯キャリアのドコモが提供する光回線サービスです。ドコモのスマホユーザーはセット割引の対象になり、月額最大1,100円(税込)お得に契約できます。

また、他社の工事費用は月々の料金から割引される実質無料の場合が多いのに対し、ドコモ光の工事費用は完全無料で一切費用が発生しません。

さらに、最大10万円の高額キャッシュバックの受け取りも可能です。

ドコモユーザーの方や初期費用を抑えたい方は、ドコモ光を検討してみてはいかがでしょうか。

以下の記事では、ドコモ光の評判・口コミを紹介していますので、ぜひこちらもご一読ください。

【ドコモ光公式】詳細はこちら

工事費完全無料キャンペーン

工事費完全無料キャンペーン

適用条件

  • 新規申し込み
  • 申し込み月含む7ヶ月以内に利用開始

ドコモ光に新規申し込みをして、申し込み月を含む7ヵ月以内にドコモ光を利用を開始すると、開通工事費が完全無料になります。

基本的には、ドコモ光では初期費用を契約事務手数料3,300円(税込)のみに抑えられます。

ただし、オプション工事料、土日祝日工事の追加工事料、工事内容によっては追加料金が発生することがある点には注意しましょう。

多くの光回線サービスでは、工事費用が毎月の割引で実質無料にはなるものの、途中で解約すると残債の支払いが必要です。

それに対して、ドコモ光はいつ解約しても工事費を請求されることはありません。

【ドコモ光公式】詳細はこちら

光回線の工事ができない場合の対処法

光回線を導入したくても工事ができない場合があります。そんなときはどうすればよいか、対処法を紹介します。

別の方法でもインターネットを利用できるので、自身にとって適した方法を検討してみてください。

他に契約可能な回線を探す

契約したい光回線の工事ができない場合、利用可能な別の回線事業者を探してみましょう。

例えば、希望する光回線が対応エリア外で契約できない場合でも、対応エリア内の別の回線事業者であれば工事・契約が可能なケースは多くあります。

工事不要なWiFiを契約する

インターネット回線の中には、工事不要で利用できるモバイル回線もあります。モバイル回線では、専用ルーターで電波を受信することでインターネットが利用可能です。

専用ルーターには、モバイルタイプと据え置きタイプの2種類があります。

モバイル回線は工事が不要なため、申し込みから利用開始までがスムーズです。光回線の工事ができない場合は検討してみましょう。

以下の記事では、ポケット型WiFiと呼ばれるモバイルタイプのおすすめサービスや、ホームルーターと呼ばれる据え置きタイプのおすすめサービスを詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。

短期の場合はレンタルWiFiを利用する

インターネットを利用したい期間が短期の場合は、レンタルWiFiの利用を検討してみましょう。

レンタルWiFiは、光回線やモバイルWiFiのように回線を契約しなくても、一定期間インターネットが利用できるサービスです。

1日単位で利用できるため、費用を最小限に抑えられます。

モバイルWiFiと同じく工事や設定が不要なので、端末を受け取り次第インターネットを利用可能です。

以下の記事では、おすすめのレンタルポケット型WiFiを紹介しています。WiFiの短期利用を考えている方は、ぜひこちらもご覧ください。

光回線の工事についてよくある質問

ここでは、光回線の工事に関するよくある質問にまとめて回答します。

光回線の工事で起きるトラブルは?

光回線の工事でよくあるトラブルとしては、家に傷がついたりものが壊れたりなどが挙げられます。

  • 壁の穴が大きくて目立つ
  • 工事で壁紙が破れた
  • 工具を落として床が傷ついた
  • 物にぶつかって壊された

業者側の過失であれば弁償してもらえますが、転んだり手元が滑ったりする可能性もあります。

このようなトラブルを避けるためにも、業者が作業しやすいようにあらかじめ片付けておくとよいでしょう。

工事中に傷つきやすそうな部分を保護したり、壊れものを移動しておいたりなどによってトラブルを防げます。

万が一、事故が起きてしまった場合は作業員に申告し、業者側の工事保険が適用されるか確認しましょう。

光回線は部屋のどこに引き込む?

光回線を引き込むと、そこに光コンセントが設置されます。

インターネットや光電話を利用するための機器は光コンセントに接続するため、機器の設置場所の付近に引き込むのがおすすめです。

例えば、WiFiルーターの設置場所が遠く、リビングではWiFiがつながりにくいとなっては、せっかくの光回線のメリットが半減します。

WiFiルーターを動かすこともできますが、光コンセントまでケーブルでつなぐ必要があるため、長すぎるケーブルが邪魔になります。

WiFiの電波はルーターから近く、障害物がない場所の方が電波が安定することを踏まえて、光回線の引き込み場所を検討しましょう。

また、光電話を利用する場合は、電話機から近いことも重要なポイントです。

光回線の工事で作業員は部屋に入る?

光回線の開通工事では、室内に光コンセントや機器を設置するため作業員が室内に入ります。ただし、すべての部屋に入るわけではありません。

玄関~光コンセントを設置する部屋までの導線と、光コンセントを設置する部屋に限定される場合がほとんどです。

どうしても見せたくないもの、作業の邪魔になりそうなものなどは、光コンセントを設置しない部屋に移すのがおすすめです。

なお、作業員が自宅に入らない「無派遣工事」という方法もあります。

ただし、無派遣工事が行われるのは、フレッツ光の転用や事業者変更の場合や、光コンセントが設置済みの物件の場合など利用できるケースが限られます。

無派遣工事に該当せず、どうしても自宅に作業員を入れたくないときは、工事不要のWiFiを検討するなどを検討しましょう。

光回線の工事内容まとめ

  • 光回線の工事は基本的に立合いが必要
  • 初期費用を安く抑えたいなら工事費無料の光回線がおすすめ
  • 工事できない場合はWiFiルーターがおすすめ

今回は、光回線工事の内容や所用時間、開通までの期間などについてまとめました。

戸建てとマンションでは月額料金だけではなく、工事の内容や費用が異なることもあります。また、光回線は申し込み後すぐに使えるわけではないので、開通までの期間を考慮して申し込みをしましょう

光回線を導入できない住宅の場合は、ポケット型WiFiやホームルーターを検討してみてください。

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
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