• 格安SIM
  • 更新日:2024年08月20日

格安SIM20社の最低利用期間と解約違約金を比較!契約縛りがないのは?

格安SIM20社の最低利用期間と解約違約金を比較!契約縛りがないのは?

※当記事はPRを含みます。詳しくはこちら
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。

格安SIMへの乗り換えを検討しているものの、最低利用期間の縛りや解約違約金があるかわからないという方も多いのではないでしょうか。

最低利用期間を設定している格安SIMの場合、すぐに乗り換えることはできず一定期間使用しなければなりません。

本記事では、格安SIM20社の格安SIMの最低利用期間や解約違約金、MNP転出手数料を比較しています。

また、契約縛りのないおすすめ格安SIMも紹介しているので、格安SIMへの乗り換えを検討している方はぜひ参考にしてください。

格安SIM20社の最低利用期間・解約違約金・MNP転出手数料を比較

格安SIMの「最低利用期間」とは、契約した格安SIMを利用しなければならない最低の期間を指します。

また、「解約違約金」は解約時に発生する違約金で、「MNP転出手数料」は同じ番号のまま乗り換えをする際にかかる手数料のことです。

ここでは、格安SIMの最低利用期間や解約違約金、MNP転出手数料を比較しました。

最低利用期間 解約違約金 MNP転出手数料
IIJmio 課金開始日を含む月の​末日 なし なし
LIBMO 課金開始日より1年間
※音声通話SIMのみ
月額利用料1ヵ月分相当 なし
楽天モバイル なし なし なし
LINEMO なし 990円(税込)
※加入当月に契約回線を解約した場合
なし
mineo なし なし なし
日本通信SIM なし なし なし
povo なし なし なし
HISモバイル なし なし なし
NUROモバイル なし なし なし
ahamo なし なし なし
UQモバイル なし なし なし
ワイモバイル なし なし なし
LinksMate なし なし なし
irumo なし なし なし
BIGLOBEモバイル なし なし なし
イオンモバイル なし なし なし
QTモバイル なし なし なし
J:COM MOBILE なし なし なし
エキサイトモバイル なし なし なし
y.u.mobile なし なし なし

2021年以前は多くの格安SIMで最低利用期間が設けられていましたが、現在最低利用期間が設けられているのは「IIJmio」「LIBMO」だけです。

IIJmioは、mioモバイル・mioモバイルプラスのみ1,000円(不課税)​の解約違約金がかかります。ギガプランでは違約金はかかりません。

LIBMOは、最低利用期間が1年間と長くなっているため注意が必要です。また、LINEMOを契約当月に解約すると、原則として990円(税込)の契約解除料がかかります。

なお、MNP転出手数料はどの格安SIMでもかかりません

なるべく費用を抑えて乗り換えたい方は、初期費用無料のおすすめ格安SIMを参考に乗り換え先を検討してみましょう。

最低利用期間は基本なし

以前は大手キャリアと格安SIMで厳格に最低利用期間が定められており、定期契約が自動更新される場合がほとんどでした。

2022年7月1日以降、電気通信サービスに関するガイドラインで「最低利用期間は2年以内であることが望ましい」とされています。

出典:電気通信事業法の消費者保護ルールに関するガイドライン改正案

法律で上限の定められた解約違約金とは異なり、最低利用期間についての法的な制限はありません。

しかし、ガイドライン改正を受けて、大手キャリアと格安SIMのほとんどが最低利用期間を撤廃しました。

IIJmioやLIBMOでは最低利用期間が設けられていますが、どちらもガイドラインに準拠した短期の最低利用期間にとなっています。

解約違約金の上限は1,100円(税込)

これまで、大手携帯キャリアや格安SIMでは、2年縛りなどの定期契約が主流で、契約期間内に解約すると高額な解約違約金の支払いが必要でした。

しかし、電気通信サービスに関する消費者保護ルールが強化されたことで、解約違約金に制限が設けられ、現在では上限額が1,100円(税込)までと決められています

また、オプションの解除手続きを除き、解約手数料も請求されません。

MNP転出手数料は廃止

MNP転出手数料とは、電話番号を変更せず乗り換えをする際に必要な手数料のことです。

かつて、多くの携帯電話会社で3,300円(税込)のMNP転出手数料の支払いが必要でした。

しかし、「携帯電話・PHSの番号ポータビリティの実施に関するガイドライン」が改正され、現在ではどの格安SIMでもMNP転出手数料は無料となっています。

最低利用期間の縛りなしで利用できるおすすめの格安SIM3選

多くの格安SIMでは、最低利用期間の縛りはありませんが、その中でも特におすすめな格安SIMを3つ紹介します。

格安SIM選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

ワイモバイル|高速で安定した通信が可能

ワイモバイル バナー ※詳細はワイモバイルの公式サイト(https://www.ymobile.jp/store/)でご確認ください。
  • 最低利用期間はなし
  • 安定した高速通信が可能
  • わかりやすい料金プラン
  • 余ったデータは翌月に繰り越せる
プラン名 シンプル2 S シンプル2 M シンプル2 L
データ容量 4GB 20GB 30GB
月額料金(税込) 2,365円 4,015円 5,115円
割引適用後の
月額料金(税込)
1,078円 2,178円
(1GB以下の場合:1078円)
3,278円
(1GB以下の場合:1078円)
速度制限時の
通信速度
最大300Kbps 最大1Mbps 最大1Mbps
最低利用期間 なし
解約違約金 なし
MNP転出手数料 なし

ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドです。ソフトバンク回線を借りてサービスを提供している他の格安SIM(MVNO)とは異なり、自社の回線を使用しているため高速で安定した通信ができます

また、料金プランは「シンプル2 S(4GB)」「シンプル2 M(20GB)」「シンプル2 L(30GB)」の3プランのみで、シンプルでわかりやすいのが特徴です。

データ容量を使い切れない場合でも、余ったデータは翌月に繰り越せるため無駄なく使い切れます。

最低利用期間や解約違約金はもちろんありません。わかりやすい料金プランなので、初めての格安SIMへの乗り換えにもワイモバイルはおすすめです。

【ワイモバイル公式】詳細はこちら

UQモバイル|セット割が使える

UQモバイル バナー ※内容は記事更新日時点の情報です。最新の情報については必ず公式サイトをご確認ください。
  • 最低利用期間はなし
  • 安定したau回線
  • セット割が適用できる
  • 全国に店舗がある
プラン名 ミニミニプラン トクトクプラン コミコミプラン
(10分かけ放題)
データ容量 4GB 1~15GB 20GB
料金(税込) 2,365円 3,465円 3,278円
割引適用後の
月額料金(税込)
1,078円 2,178円
1GB以下:990円
3,278円
データ繰り越し
速度制限時 最大300kbps 最大1Mbps 最大1Mbps
最低利用期間 なし
解約違約金 なし
MNP転出手数料 なし

UQモバイルはauのサブブランドです。ワイモバイルと同様に自社の回線を使用しているので、高品質で安定した通信が可能です。

また、月額料金が最大で1,100円(税込)割引になる「自宅セット割」や、家族で契約すると月額料金が550円(税込)割引になる「家族セット割」を利用できます。

そのため、光回線とセットでの契約を考えている方や、家族と一緒に契約を検討している方にもおすすめです。

全国に店舗があるため、不明点がある場合は店舗スタッフに直接相談できます。

割引で少しでも安く契約したい方や店舗で契約したい方に適した格安SIMです。

【UQモバイル公式】詳細はこちら

mineo|好きな回線が選べる

mineo バナー
  • 最低利用期間はなし
  • 豊富なプラン
  • ドコモ・au・ソフトバンクの回線エリアに対応
  • 通話料が安い
音声通話+データ通信
(デュアルタイプ)
データ通信のみ
(シングルタイプ)
マイピタ 1GB 1,298円 880円
5GB 1,518円 1,265円
10GB 1,958円 1,705円
20GB 2,178円 1,925円
マイそく プレミアム(最大3Mbps) 2,200円
スタンダード(最大1.5Mbps) 990円
ライト(最大300kbps) 660円
スーパーライト(最大32kbps) 250円
最低利用期間 なし
解約違約金 なし
MNP転出手数料 なし

mineoは、自分に合ったデータ容量からプランを選べる「マイピタ」、データ無制限で通信速度からプランを選ぶ「マイそく」があり料金プランが豊富です。

また、ドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアに対応しているため、お好みの回線を契約できます。

さらに、専用アプリ「mineoでんわ」から発信すれば、国内通話料が22円(税込)/30秒のところ、10円(税込)/30秒で通話できます。

通信費だけではなく、通話料も抑えたい方におすすめの格安SIMです。

【mineo公式】詳細はこちら

キャリアからの乗り換えにはMNP転出が必要

大手キャリアから格安SIMに乗り換えた後も現在の電話番号を引き続き使いたい場合は、MNP転出が必要です。

MNPとは、契約する携帯電話会社が変わっても電話番号を変えずに使える制度で、日本では2006年10月に導入されました。

MNPワンストップ」に対応している場合を除いて、MNP制度を利用して格安SIMに乗り換える場合、転出元の大手キャリアでMNP転出に伴う手続きが必要です。

MNPワンストップとは、従来必要だったMNP予約番号を取得せずに電話番号を引き継ぐ方式のことです。

MNPワンストップ方式対応事業者

  • ドコモ
  • au
  • ソフトバンク
  • ahamo
  • irumo
  • UQモバイル
  • povo
  • ワイモバイル
  • LINEMO
  • LINEモバイル
  • ジャパネットたかた通信サービス
  • 日本通信SIM
  • b-mobile
  • mineo
  • センターモバイル
  • LPモバイル
  • IIJmio
  • NUROモバイル
  • イオンモバイル
  • BIGLOBEモバイル

MNPワンストップに対応していない場合は、転出元でMNP予約番号を取得した後、乗り換え先の格安SIMでMNP転入手続きを行いましょう。

また、転出元で取得したMNP予約番号には15日間の有効期限があります。転出先の申し込み時に有効期限が10日程度残っている必要があるので、手続きのタイミングに注意が必要です。

なお、MNP転出に手数料はかからず、どのタイミングでも無料で乗り換えられます。

短期間での頻繁な乗り換えには注意

現在では、電気通信事業法の改正で契約に縛りがなく、好きなタイミングで乗り換えができます。しかし、短期間での頻繁な乗り換えには注意が必要です。

公表されてはいないものの、短期間での乗り換えを繰り返していると、ブラックリスト入りする可能性があります。

ブラックリスト入りする期間に明確な基準も非公表ですが、6カ月以内の短期間での頻繁な乗り換えは控えるのがおすすめです。

格安SIMの最低利用期間や違約金を把握しておこう

本記事で紹介したおすすめの格安SIMは以下の通りです。

多くの格安SIMでは最低利用期間を設定しておらず、違約金も発生しないため気軽に乗り換えられます。

しかし、短期間で繰り返し乗り換えをすると、ブラックリスト入りする可能性もあるため十分注意しましょう。

ぜひ、最低利用期間のないあなたにぴったりの格安SIMを見つけてください。

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター

iPhone格安SIM通信のニュース編集部です。通信関連の最新ニュースをお届けします!

関連キーワード