- iPhone・iPad
- 更新日:2023年06月15日
iPhoneのベッドタイム機能とは?設定や使い方・便利な活用術を紹介
※当記事はPRを含みます。詳しくはこちら。
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。
iPhoneのベッドタイム機能とは、睡眠に関する情報を記録し管理したり、他のアプリと連動して使うことができる便利な機能です。
睡眠系のアプリは他にもたくさんありますが、ベッドタイムアプリは電池の消耗が少なく省エネで使えます。
また自分の好みの設定ができるというメリットもありますので、使わない手はありません。
今回はiPhoneのベッドタイム機能の仕組みや使い方、設定方法について解説します。
また、あまり知られていないベッドタイム機能の便利な活用法についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
iPhoneのベッドタイム機能とは?
iPhoneのベッドタイム機能については、あまり知らないという人も多いかもしれません。ここでは基本機能についてご紹介します。
睡眠履歴を管理する
iPhoneのベッドタイムにはいくつか機能がありますが、その一つが睡眠の履歴を記録・管理する機能です。
iPhoneのヘルスケアアプリと連動し、実際の睡眠時間を計れます。ベッドタイム機能では、自分の毎日の睡眠時間を、グラフを使って確認可能です。
グラフの上下があらかじめ設定した時間になっているので、その時間内で日々一定の睡眠時間を保っていることが理想的です。
このグラフを参考にし、毎日充分な睡眠時間が確保できるように心がけるとよいでしょう。
アラーム機能と連動
ベッドタイム機能は、アラームと連動しています。ベッドタイムで睡眠時間を計測するには、まずは起床時間を設定する必要がありますので、忘れずに設定しておきましょう。
ベッドタイム機能にある「時計アプリが就寝時刻になると知らせくれてる機能」と「起床時刻になるとアラームを鳴らしてくれる機能」は、自分が確保したい睡眠時間を設定しておくことで動きます。
朝の起床時間に鳴るアラームだけでなく、就寝時刻を知らせてくれるリマインド機能の両方を活用することで、毎日どうしても寝る時間が遅くなってしまうことを防ぎます。
リマインド設定は就寝時刻の15分前・30分前・45分前・1時間前から選択できるので、ライフスタイルに合わせて設定してみましょう。
睡眠の状態を把握してくれる
ベッドタイムは一言でいうと睡眠を記録・分析し、睡眠状態を把握してくれる機能です。
- 加速度センサー:体を動かしたときの振動の大きさ
- 内蔵マイク:寝息やいびきの大きさ
iPhoneの加速度センサーや内蔵マイクを使い、睡眠に関する様々なデータの計測が可能です。
日々の睡眠時間の計測やアラーム機能、睡眠分析のグラフ化、就寝リマインド機能、ヘルスケアアプリと連携なども実施しますので、必要な機能を設定して使ってみましょう。
iPhoneのベッドタイムの使い方
iPhoneのベッドタイムを始めて使う人は、使い方について知りたいのではないでしょうか。ここではベッドタイムの基本的な使い方と、設定方法について解説します。
時計アプリを起動させアラーム設定を行う
iPhoneのベッドタイムは、時計アプリを起動して設定を行います。手順は以下の通りです。
- 「時計アプリ」を起動し、ベッドタイムの「開始」をタップ
- 起床時間を設定する
- 設定したい曜日を設定する(曜日ごとの設定が可能)
- 睡眠時間を設定する
これで、決まった曜日の決まった時間(起床時間)にアラームが鳴る設定が完了します。曜日ごとの設定にせず、毎日同じ起床時間に設定することも可能です。
リマインダー設定を行う
ベッドタイムでは、あらかじめ設定した予定や設定項目を事前に知らせてくれる「リマインダー設定」もできます。
ここでは就寝時刻を知らせるリマインダーの、表示タイミングの設定方法をご紹介します。
- 「時計」アプリを起動し、ベッドタイムをタップ
- アラームを設定する方法で、睡眠時間の設定まで進む
- 「いつリマインダーの設定を受け取りたいですか?」のメッセージが出てきたら15分前・30分前・45分前・1時間前から自分の希望するものを選択する
- 設定した就寝時間になると、リマインダーを設定したタイミングでリマインダーが画面に表示される
なお、設定はあとから変えることもできます。設定を行うことで、希望する就寝時間を教えてくれますので、就寝時刻を強制的に意識させてくれる効果があります。
いつも夜更かしをしてしまう夜型の人や、不眠気味の人などにも有効といえるでしょう。
目覚ましサウンドを決める
起床アラームを設定するとき、リマインダーの設定の次の画面で目覚しアラームのときに鳴らすサウンドを設定できます。
iPhoneの既存のサウンドに「早起き・夜明け・ヘリオス・オービット・鳥の鳴き声・水滴・晴れ・大潮」など数種類の音が入っていますので、好きなアラーム音を選んで設定します。
なお、アラーム音には、iTunesの音楽などは指定できません。
サウンドを確定した後、ベッドタイム機能設定を確定させるため、設定画面右上にある「保存」を押します。これでアラーム音の設定は完了です。
ベットタイム設定の変更方法
iPhoneのベッドタイム機能を使うときには、設定を自分で変えたり、アプリのON/OFFを切り替えたりする方法を覚えておく必要があります。
ここでは、最初に覚えておきたいベッドタイムの設定・調整方法をみていきましょう。
トップ画面から設定変更する方法
一度設定したベッドタイムのアラーム時間やリマインドの設定は、後からでも変更できます。
変更するやり方は簡単で、ベッドタイムを起動し、睡眠時間のバーの端を左右に動かすだけです。
また、左上にある「オプション」をタップすると、アラームを鳴らす曜日やリマインダー、アラーム音の変更などの調整ができます。
最後に保存を押すと変更が完了します。自分のライフスタイルに合わせて、無理のない時間で設定することをおすすめします。
ON/OFFもタップ一つで簡単に変更可能
ベッドタイムのアラームやリマインドの表示は、オンにしたりオフにしたりと切り替えができます。切り替えの方法は画面上でタップするだけなので、とても簡単です。
ベッドタイムを起動して画面上部にあるON/OFFスイッチをタップするだけで、ベッドタイム機能をつけたり消したりできます。オンもオフも同じ個所をタップするだけです。
例えば明日はお休みなので早起きする必要がない、という場合にはベッドタイムのアラームをオフにしておくなど、その日によってオンとオフで切り替えをしましょう。
ベッドタイプの履歴を確認する方法
今までのベッドタイムに記録した睡眠の履歴を確認したいときには、ベッドタイム機能とヘルスケアアプリの2つで確認可能です。
ベッドタイプ機能から確認する方法
ベッドタイムで見る場合、起動後のベッドタイム画面の下部に、その週の睡眠履歴が棒グラフで表示され、そこから確認できます。
ヘルスケアアプリから確認する方法
またグラフの下にある「その他の履歴」をタップすると、「ヘルスケア」アプリが起動します。
ここでもこれまでの睡眠時間の履歴の確認がすることができますが、履歴のボリュームが1週間分より多い場合はヘルスケアアプリで見ることをおすすめします。
操作方法は下記の通りです。
- ベッドタイムを起動
- 時計の画面を上にスワイプ
- 週の「睡眠分析」をタップ
- 「ヘルスケア」アプリで今までの睡眠履歴を確認する
iPhoneのベッドタイム機能の活用術
iPhoneには数々のアプリがありますが、ただ何となく使うだけでなく有効的な使い方をしたいものです。
ここではベッドタイム機能を、普段の生活にどのようにして取り入れていけばよいかを紹介します。
履歴から睡眠状態をチェックする
ベッドタイム機能を使うと、睡眠時間や就寝・起床時間などを計測し記録できます。
記録したものは履歴に残り、自分で確認できますので、ぜひマメに自分の睡眠状態をチェックしてみましょう。
日々の詳細な睡眠時間が履歴として残るため、使い続けることで睡眠時間や就寝・起床時間に乱れがないか確認できます。
また睡眠時間がグラフ化されるのもベッドタイムの特徴です。睡眠時間がグラフ化されていると視覚的にとても分かりやすいため、睡眠の質が自分でもすぐに確認できます。
ベッドタイム機能を使い続けるコツ
ベッドタイム機能を使うコツは、できるだけ長期間継続使用することです。
使い続けることで睡眠時間や就寝・起床した時間が乱れていないかを常に確かめることができ、健康管理に役立ちます。
睡眠の履歴を見返さないままでいると、睡眠時間の乱れなどを反省をするタイミングがなくなってしまいます。
ベッドタイムの履歴を見れば、自分が規則正しい睡眠がとれているかが分かりますので、できるだけマメに履歴チェックをしてみるとよいでしょう。
また睡眠時間が不足している場合、反省して寝る時間を早めるなど設定も工夫してみることもおすすめします。
体調を分析する
睡眠を記録したり分析することは、体調管理の面でもプラスです。自分の体調を分析するために、ベッドタイム機能を活用してみてはいかがでしょうか。
iPhoneで睡眠の履歴を見れば、自分が毎日どのタイミングで眠ったのか、どれくらい寝ているのかが一目瞭然です。
また睡眠時間や起床時間などだけでなく、その翌日の体調はどうだったのかを考えるよいきっかけにもなります。
体調がすぐれないのは、睡眠時間が短すぎることや寝る時間がまちまちであったりと一定の傾向があるかもしれません。
ベッドタイムは、自分の健康状態を保つためのツールの1つとなることでしょう。
設定した時間に動く
ベッドタイム機能を設定して毎日記録しているからといって、それだけで安心してしまってはもったいないです。
ベッドタイム機能は、あくまでも自己申告による記録であるため、実際に行動に移すことが大切といえます。
>設定が完了したら、あらかじめ決めた就寝時間に寝るように心がけ、だらだらと夜遅くまで起きていることがないようにしましょう。
アプリの操作は簡単です。寝るときiPhoneに表示される「今すぐ就寝」をタップし、起床後に画面に表示されている「停止」をタップするとアラームが止まります。
iPhoneのベッドタイム機能の有効活用を
iPhoneのベッドタイム機能は、毎日の睡眠時間を記録・管理できたり、起床時間にアラームを鳴らしたり、寝る時間にリマインダー通知が届いたりなど、日々の健康管理に役立つ便利なツールです。
今までベッドタイム機能を使っていなかったiPhoneユーザーの人は、この機会に睡眠時間を記録し規則正しい生活を習慣付けるきっかけとしてみてはいかがでしょうか。
また、ベッドタイム機能はヘルスケアアプリとも連動しています。自分の健康維持をするため「睡眠の質を向上させる」「毎日一定の睡眠時間を確保する」といった目標をたて、毎日の生活にぜひ取り入れてみましょう。
関連キーワード