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  • 更新日:2024年06月04日

格安SIMの通話料金比較!かけ放題・半額アプリで安いのはここ!

格安SIMの通話料金比較!かけ放題・半額アプリで安いのはここ!

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格安SIMは、大手キャリアと比較して通話料がお得なのがメリットです。

本記事では、格安SIMの通話料の仕組みや通話機能付き格安SIMの選び方を解説します。なお、格安SIMだからといって、どこもお得というわけではないため注意が必要です。

通話料を抑えるコツや、おすすめの格安SIMも紹介します。

格安SIMの通話料はいくら?

大手キャリアとの通話料金の比較や、格安SIMに家族間無料通話は適用されるのかなど、格安SIMの通話料について解説します。

大手キャリアと格安SIMの通話料金の違い

大手キャリアの通話料金は「30秒22円」ですが、格安SIMの多くは「30秒22円」もしくは「30秒11円」です。

日本通信SIMのように、30秒11円の格安SIMを利用すれば、大手キャリアと比較して下記のように通話料を抑えられます。

通話時間 大手キャリア 日本通信SIM
(格安SIM)
30秒 22円 11円
1分 44円 22円
5分 220円 110円
10分 440円 220円
1時間 2,640円 1,320円

また、「半額アプリ」いわゆる、専用アプリからの発信で通話料金を抑える方法もあります。

例えば、mineoでは、専用通話アプリのからの発信で30秒11円となります。また、楽天モバイルでは、通話料金が無料になるため、通話料を抑えたい人には特におすすめです。

なお、格安SIMには通話かけ放題のオプションが用意されています。

月額料金はプラスでかかりますが、頻繁に電話をする人にとってはメリットなので、必要性を感じるようであれば申し込みを検討してみてください。

家族間無料通話の有無

大手キャリアは、それぞれ家族割のサービスとして家族間無料通話を提供しています。ドコモ・au・ソフトバンクの各社では、家族間の国内通話が24時間無料になるのがメリットです。

一方格安SIMの場合、mineoのように家族で使うと月額基本料金の割引が受けられる家族割があっても、家族間の通話が無料になるサービスを提供している業者はありません。

家族間の通話料を抑えたいのであれば、通話料が安い格安SIMを利用するか、無料で使えるLINE通話などの専用アプリを使うとよいでしょう。

参考に、月額基本料金の割引が受けられる家族割を提供している格安SIMを紹介します。

サービス名称
(家族割)
割引内容
楽天モバイル
(最強家族プログラム)
家族割が適用されると、家族1人につき毎月月額110円の割引が適用される
mineo
(家族割引)
各回線の基本料金が毎月月額55円割引(最大5回線まで)
IIJmio
(家族割引)
最大6ヵ月間1回線あたり100円割引
UQモバイル 各回線の基本料金が毎月月額550円割引(最大10回線まで)

通話料金が無料にならない点は残念ですが、表の格安SIMであれば月額基本料金の割引が定期的に受けられます。なお、残念ながら家族割を利用できる格安SIMは多くありません。

本記事で紹介している、国内通話が無料になる楽天モバイルや、通話料が30秒10円のmineoであればお得に使えるので、家族間の通話料を抑えたいと考えるなら利用してみてください。

通話機能付き格安SIMの選び方

小容量プランの取り扱いがあるか、また通話オプション(かけ放題)の取り扱いがあるかなど、通話機能付き格安SIMの選び方を解説します。

小容量のプランの取り扱いがあるか

通話メインの利用を考えているなら、コストを抑えられる小容量プランの取り扱いがあるか確認してみてください。

下の表に、小容量プランを扱っている格安SIMを一部記載しています。

サービス名称 データ容量 月額基本料金 通話料金
povo 2.0 0GB/月~
(データトッピングなしは上下最大128kbps)
0円/月~
(トッピングなしは最大180日まで)
22円/30秒
楽天モバイル 0GB/月~ 968円/月~ 無料
日本通信SIM 1GB/月~ 290円/月~ 11円/30秒
エキサイトモバイル 0GB/月~
(0~3GB/月までは上下最大200kbps)
495円/月~ 11円/30秒

小容量といっても、月間1GBや3GBなど各社で利用できるサイズが異なります。中には、povo 2.0やエキサイトモバイルのように月間0GBから利用できる格安SIMも存在します。

特に、月額基本料金がかからないpovo 2.0は0円運用が可能です。

有料トッピング(データ容量の追加など)をせずに最大180日を超えると利用停止となるためその点は注意ですが、短期間でもお得に使いたいのであれば、利用してもよいでしょう。

通話メインの利用であれば低速でも構いませんが、いざネットを使いたいときにスムーズにページが開かないということも考えられるため、その点は注意してください。

以下の記事では、月3GB使えるおすすめ格安SIMを紹介しています。小容量プランを契約したい方は、あわせてお読みください。

通話オプションは扱っているか

自ら電話をかける機会が多い人は、通話オプション(通話かけ放題)を扱っているか確認してください。通話かけ放題には、下記のように短時間の他、長時間、そして無制限が存在します。

  • 3分かけ放題(エキサイトモバイル)
  • 5分かけ放題(povo 2.0・日本通信SIMなど)
  • 10分かけ放題(mineo・LinksMateなど)
  • 15分かけ放題(楽天モバイル)
  • 月間最大60分かけ放題(UQモバイル・BIGLOBEモバイルなど)
  • 月間最大70分かけ放題(日本通信SIM)
  • 無制限(LINEMOなど)

通話かけ放題の中には、毎回1回につき5分や10分のかけ放題が可能となるタイプと、UQモバイルのように、月単位で最大60分間などのかけ放題が可能となるタイプが存在します。

格安SIM各社で、通話かけ放題オプションの料金は異なりますが、かけ放題の時間が短ければ安く、反対に無制限など長くなれば高くなると考えてください。

例えばpovo 2.0の5分かけ放題は月額550円ですが、無制限であれば1,650円です。通話かけ放題は別途有料のためその点は注意が必要ですが、電話を頻繁にかける人にとっては役立ちます。

なお、毎月の通信コストを抑えたいのであれば、あえて通話かけ放題のオプションには加入せず、楽天モバイルのRakuten Link(楽天リンク)を利用してもよいでしょう。

ナビダイヤル(0570)や消費者ホットライン(188)などへの通話は無料の対象外ですが、Rakuten Linkであれば、その他国内通話が24時間無料になります。

従量制通話料金はお得か

通話機能付き格安SIMを選ぶ際は、通話料金(従量制通話料金)の安さに注目しましょう。

大手キャリアの通話料金(30秒22円)と比較し、格安SIMは30秒11円とお得ですが、すべての業者が安いわけではありません。下の表に格安SIM各社の通話料金を記載しました。

サービス名称 通話料金
日本通信SIM 11円/30秒
エキサイトモバイル 11円/30秒
楽天モバイル 22円/30秒
(Rakuten Linkは無料)
UQモバイル 22円/30秒
povo 2.0 22円/30秒

日本通信SIMやエキサイトモバイルは30秒11円となり、大手キャリアの半額ですが、同じ格安SIMでもUQモバイルや本記事でも取り上げているpovo 2.0などは30秒22円となり同額です。

そのため格安SIMであれば、大手キャリアと比較して必ず通話料金が安くなると思って契約すると、後悔する恐れがあるため注意してください。

格安SIMの通話料金を抑えたいのであれば、30秒11円で利用できる日本通信SIMなどの業者や、通常30秒22円でも専用アプリを使えば無料になる楽天モバイルなどがおすすめです。

小容量プランと併用することで、毎月のスマホ代の節約につながります。

専用通話アプリが必要になるか

格安SIMの通話料金は30秒11円など大手キャリアと比較してお得ですが、一方で注意すべきは専用通話アプリを使用する必要の有無です。

専用通話アプリが必要な場合、音質が悪かったり、標準通話アプリを使うと通話料が高くなるなどのデメリットがあるため、不要である方が望ましいでしょう。

格安SIMの中には、mineoのように専用通話アプリを使うことで通話料金が安くなる場合があります。通話料金が安くなるのは専用通話アプリを使う利点ですが、下記の注意点もあります。

  • 専用通話アプリからの発信が必須
  • ナビダイヤルは無料通話の対象外(Rakuten Link)
  • スマホ標準の電話アプリと比較して通話品質が劣る

通話料金を抑えるためには、専用通話アプリからの発信が必須です。スマホ標準の電話アプリからかけると、30秒11円のmineoなどは30秒22円となってしまうため注意してください。

また、国内通話が無料になるRakuten Linkであっても、ナビダイヤルは有料なので注意が必要です。楽天モバイルでナビダイヤルにかけると、30秒22円の通話料金が発生します。

その他、データ通信回線を使用する専用電話アプリでは、スマホ標準の電話アプリと比較し、建物内などでつながりにくいと感じる可能性があります。通話品質が劣るのは注意点です。

このような注意点を理解した上で使用するとよいですが、わずらわしい場合は、日本通信SIMのように専用通話アプリを使用せずとも30秒11円で使える格安SIMを選ぶのも1つです。

通話機能付きのおすすめ格安SIM

小容量使える、そして通話料が安いなどおすすめの通話機能付きの格安SIMを紹介します。下の表に、各社で選択できる最小のデータ容量の他、かけ放題などの内容を記載しました。

サービス名称 データ容量 月額基本料金 通話料 かけ放題 使用回線
povo 2.0 0GB/月~
(データトッピングなしは上下最大128kbps)
0円/月~
(トッピングなしは最大180日まで)
22円/30秒 5分通話かけ放題:550円/月
無制限かけ放題:1,650円/月
au回線
楽天モバイル 0GB/月~ 968円/月~ 22円/30秒
(Rakuten Link使用時は無料)
15分通話かけ放題:1,100円/月 楽天回線
パートナー回線(au)
日本通信SIM 1GB/月~ 290円/月~ 11円/30秒 5分通話かけ放題:390円/月
月間最大70分かけ放題:390円/月
無制限かけ放題:1,600円/月
ドコモ回線
エキサイトモバイル 0GB/月~
(0~3GB/月までは上下最大200kbps)
495円/月~ 22円/30秒
(エキモバでんわ使用時は11円/30秒)
3分通話かけ放題:759円/月
(超過分は月間最大10分まで無料)
ドコモ回線
au回線
LinksMate 100MB/月~ 517円/月~ 22円/30秒
(MatePhone使用時は11円/30秒)
10分通話かけ放題:935円/月 ドコモ回線
mineo 無制限~
(スーパーライトは上下最大32kbps)
250円/月~ 22円/30秒
(mineoでんわ使用時は10円/30秒)
10分通話かけ放題:550円/月
無制限かけ放題:1,210円/月
ドコモ回線
au回線
ソフトバンク回線
イオンモバイル 0.5GB/月~ 803円/月~ 22円/30秒
(イオンでんわ使用時は11円30秒)
5分通話かけ放題:550円/月
10分通話かけ放題:935円/月
無制限かけ放題:1,650円/月
ドコモ回線
au回線
LINEMO 3GB/月~ 990円/月~ 22円/30秒 5分通話かけ放題:550円/月
無制限かけ放題:1,650円/月
ソフトバンク回線

各通話機能付き格安SIMの詳細についてはこのあと解説しますが、月額基本料金の安さで選ぶなら、月額0円から使えるpovo 2.0や月額250円から使えるmineoがお得でしょう。

ただしpovo 2.0の場合、180日以上トッピングを購入しないと利用停止となるため注意してください。またデータ無制限に使えるmineoですが、上下最大32kbpsのため快適には使えません。

なお通話料の安さで選ぶなら、日本通信SIMをはじめとした、30秒11円で利用できる格安SIMがおすすめです。特に日本通信SIMは、アプリを使用しないためより使いやすいでしょう。

一方、通話専用アプリは必須ですが、国内通話料金が24時間無料となる楽天モバイルも魅力的です。また無制限かけ放題を安く利用したいなら、月額1,210円で使えるmineoもありです。

格安SIM各社にメリットがあるので、次に解説するおすすめの通話機能付き格安SIMの詳細を確認してください。

povo 2.0

povo バナー
(税込) povo2.0
基本料金 0円
データ容量 0円
国内通話料金 22円/30秒
データトッピング 1GB(7日間) 390円
3GB(30日間) 990円
20GB(30日間) 2,700円
60GB(90日間) 6,490円
150GB(180日間) 12,980円
使い放題(24時間) 330円
通話トッピング 5分かけ放題 550円
通話かけ放題 1,650円
コンテンツトッピング DAZN使い放題パック 1,145円
smash.使い放題パック 220円

家族割の割引対象とならないためその点はデメリットですが、一方でpovo 2.0には下記のメリットがあるため使いやすい格安SIMだといえます。

  • 自由にトッピングできるため自分に適した使い方ができる
  • ペイディが使えるためクレジットカードがなくても申し込み可能
  • 契約事務手数料や解約金が不要

povo 2.0は、他社にはないトッピングが魅力的です。トッピングとは、データ容量やかけ放題などのオプションを自分好みに追加できるシステムです。

なおpovo 2.0はトッピングなしでも利用可能ですが、180日間を超えると利用停止や契約解除となります。(※利用停止後30日の間に有料トッピングを購入しないと契約解除となる)

そのため、通話メインでお得に使いたいのであれば、30日間3GB(月額990円)だけ購入して運用してもよいでしょう。また、povo 2.0では後払い決済サービスのペイディが使えます。

ペイディでは、口座振替やコンビニ払いが可能なので、クレジットカードがなくても契約できるのが強みです。他にも、povo 2.0では契約事務手数料や解約金がかからないのも利点です。

なお、povo 2.0には無制限通話かけ放題(月額1,650円)があります。ひと月に37.5時間(1分44円)以上通話するのであれば、追加してもよいでしょう。

楽天モバイル

楽天モバイル バナー
Rakuten
最強プラン
月額料金
(税込)
〜3GB 1,078円
3〜20GB 2,178円
20GB〜 3,278円

プラチナバンドを取得したとはいえ、2024年5月時点ではまだ拡大中のため、建物内などでつながりにくいこともあるかもしれません。一方で、楽天モバイルには下記の利点もあります。

  • Rakuten Linkで国内通話が無料になる
  • 実店舗で相談しながら申し込める
  • 楽天ポイントが貯まりやすい

楽天モバイルでは、国内通話が24時間無料になるRakuten Linkアプリが使えます。携帯電話や固定電話に電話をかける際に、通話料がかからないため大きなメリットです。

また、楽天モバイルは全国に楽天モバイルショップがあるので、店舗で担当者に直接質問しながら申し込めるのも魅力でしょう。LINEMOなどの格安SIMは実店舗を持っていません。

その他楽天モバイルは、毎月の支払い(税別100円につき1ポイント)や、定期的に行われているキャンペーンでポイントが貯まるため、楽天ユーザーにとってお得です。

なお、楽天モバイルには15分通話かけ放題(月額1,100円)がありますが、そもそも通話料が無料になるRakuten Linkが利用できるので、必要性は低いでしょう。

国内無料通話や実店舗での申し込み、そして稼ぎやすい楽天ポイントに魅力を感じるのであれば、楽天モバイルの申し込みを検討してみてください。

【楽天モバイル公式】詳細はこちら

日本通信SIM

日本通信SIM バナー
日本通信SIM
料金 1GB :290円(税込)
10GB :1,390円(税込)
30GB :2,178円(税込)
回線 ドコモ
通信速度 46.38Mbps
通話料 11円/30秒
eSIM あり
支払方法 クレジットカード

実店舗がない、そして支払方法がクレジットカード払い限定など、日本通信SIMにはデメリットもありますが、一方で下記のメリットもあります。

  • 月額基本料金が安い(290円/1GB)
  • 通話専用アプリ不要で通話料が安い(11円/30秒)
  • 1GB220円の格安料金でデータ容量を追加できる

日本通信SIMのデータ容量1GBは、月額290円と安いのが魅力です。イオンモバイルの0.5GBが月額803円なので、通話メインで費用を抑えたいなら日本通信SIMがおすすめです。

また、日本通信SIMなら通話専用アプリを使用せずとも通話料が抑えられます。アプリ不要のためわずらわしさがありません。他社が30秒22円のところ日本通信SIMは30秒11円です。

その他、1GBの容量追加が220円と安いのも魅力でしょう。mineoで1GB追加する際は550円かかるため、日本通信SIMの方がお得です。

なお、日本通信SIMには無制限かけ放題(月額1,600円)があります。日本通信SIMの通話料は1分22円なので、ひと月に73時間以上通話するのであれば加入するとよいでしょう。

お得な月額基本料金や通話料金に魅力を感じるなら、日本通信SIMの申し込みを検討してみてください。

【日本通信SIM公式】詳細はこちら

エキサイトモバイル

エキサイトモバイル
料金 0GB(低速通信):660円(税込)
3GB :1,210円(税込)
12GB :1,650円(税込)
20GB :2,068円(税込)
25GB:2,970円(税込)
30GB:4,400円(税込)
40GB:7,700円(税込)
50GB:11,198円(税込)
回線 ドコモ
au
通信速度 28.44Mbps
通話料 11円/30秒
(エキモバでんわ利用時)
eSIM なし
支払方法 クレジットカード

無制限がなく、3分通話かけ放題しかないためその点はデメリットですが、一方でエキサイトモバイルには下記のメリットもあるため、おすすめの通話機能付きの格安SIMです。

  • 通話専用アプリエキモバでんわで通話料が11円/30秒
  • 段階制料金プランと定額制料金プランが選べる
  • バースト転送対応で低速時でも読み込みがスムーズ

エキサイトモバイルは、通話専用アプリのエキモバでんわを使うことで、通話料が30秒22円から30秒11円に抑えられます。アプリを用いるとはいえ、お得になるメリットは大きいです。

また、エキサイトモバイルには段階制料金プランと定額制料金プランがあり、それぞれ好みで選べます。その他、エキサイトモバイルはバースト転送に対応しているのもメリットです。

バースト転送とは、低速時でも通信しはじめの一定量は高速通信が可能となる機能です。なお、エキサイトモバイルには3分以内の通話かけ放題が用意されています。

最初の3分間であれば何度でも無料になるため、短時間でもかけ放題を使いたいという場合は利用してみるとよいでしょう。(3分通話かけ放題:月額759円)

お得な通話料や目的に合わせて選べる料金プラン、そしてバースト転送のメリットを受けたい場合は、エキサイトモバイルの申し込みを検討してみてください。

【エキサイトモバイル】詳細はこちら

LinksMate

リンクスメイト
LinksMate
料金 100MB 〜1TB:517円(税込)〜49,852円(税込)
回線 ドコモ
通信速度 48.09Mbps
通話料 22円/30秒
※MatePhoneアプリ利用で11円/30秒
eSIM あり
支払方法 クレジットカード
専用ポイント

時間無制限のかけ放題を扱っていない点や、実店舗での申し込みができない点はLinksMate(リンクスメイト)のデメリットですが、一方で下記のメリットもあります。

  • 通話専用アプリMatePhoneで通話料が11円/30秒
  • クレジットカードがなくても申し込み可能(銀行振込・コンビニ決済が可能)
  • 選べるデータ容量が豊富(100MB~1TB)

LinksMateの通話料は、通話専用アプリのMatePhoneを使用することで、通常の30秒22円が30秒11円に安くなるのがメリットです。また、LinksMateは支払方法が柔軟なのも利点です。

クレジットカード払いの他、ポイント払いに対応しており、ポイントは銀行決済やコンビニ払いで購入できます。その他、選べるデータ容量の種類が豊富なのも魅力でしょう。

通話メインでの使い方を考えているなら、最小の100MBでも十分かもしれませんが、例えばたまに動画を観たいという場合は、1GB(月額737円)など容量を増やしてもよいでしょう。

1GBであれば、YouTubeの標準画質が2時間程度視聴可能です。なお、LinksMateには10分通話かけ放題(月額935円)が用意されています。

ひと月に、10分以内の通話を頻繁に行うのであれば申し込みをおすすめします。お得な通話料や便利な支払方法、そして選べるデータ容量に魅力を感じるなら、LinksMateがおすすめです。

【LinksMate公式】詳細はこちら

mineo

mineo バナー

「マイピタ」月額料金

データ容量
(税込)
デュアルタイプ
(音声通話+データ通信)
シングルタイプ
(データ通信のみ)
1GB 1,298円 880円
5GB 1,518円 1,265円
10GB 1,958円 1,705円
20GB 2,178円 1,925円

「マイそく」月額料金

速度
(税込)
デュアルタイプ
(音声通話+データ通信)
シングルタイプ
(データ通信のみ)
プレミアム
(最大3Mbps)
2,200円
スタンダード
(最大1.5Mbps)
990円
ライト
(最大300kbps)
660円
スーパーライト
(最大32kbps)
250円 -

支払方法がクレジットカード払いだけなのでその点はデメリットですが、一方でmineoには下記のメリットもあるため使いやすい格安SIMです。

  • 通話専用アプリmineoでんわで通話料が11円/30秒
  • 低速無制限のスーパーライトが安い(250円/月)
  • 無制限かけ放題の料金が他社と比較して安い(1,210円/月)

mineoの通話専用アプリmineoでんわを使用することで、通話料が通常の30秒22円から30秒11円に安くなるのがメリットです。

また、mineoは低速無制限が月額250円から利用できるため、通話メインでの利用を検討している人にとって、安く運用できるのも魅力でしょう。

ただし上下最大32kbpsしか出ないので、インターネットをスムーズに楽しむことはできません。その点は注意してください。その他、mineoは無制限かけ放題がお得なのも利点です。

他社の無制限かけ放題は日本通信SIMの月額1,600円など、1,500円を超えるケースは珍しくありませんが、mineoは月額1,210円とお得です。

ひと月に55時間以上電話をかけるなら、無制限かけ放題を申し込むとよいでしょう。お得な通話料やかけ放題料金に魅力を感じるなら、mineoの申し込みを検討してみてください。

【mineo公式】詳細はこちら

イオンモバイル

イオンモバイル バナー
(税込) 音声プラン シェア音声プラン データプラン
500MB 803円 - -
1GB 858円 1,188円 528円
2GB 968円 1,298円 748円
3GB 1,078円 1,408円 858円
4GB 1,188円 1,518円 968円
5GB 1,298円 1,628円 1,078円
6GB 1,408円 1,738円 1,188円
7GB 1,518円 1,848円 1,298円
8GB 1,628円 1,958円 1,408円
9GB 1,738円 2,068円 1,518円
10GB 1,848円 2,178円 1,628円
20GB 1,958円 2,288円 1,738円
30GB 3,058円 3,388円 2,838円
40GB 4,158円 4,488円 3,938円
50GB 5,258円 5,588 円 5,038円

支払方法がクレジットカード払いのみなのでその点はデメリットですが、一方でイオンモバイルには下記のメリットもあるためおすすめの格安SIMです。

  • 通話専用アプリイオンでんわで通話料が11円/30秒
  • 全国のイオン店舗で申し込みが可能
  • 選べるデータ容量が豊富

イオンモバイルには通話専用アプリのイオンでんわがあり、通話料が通常の30秒22円から30秒11円に安くなるのが利点です。また、イオンモバイルは全国のイオン店舗で契約ができます。

申し込みの際や端末の使い方がわからないときに、直接担当者に相談できるのが魅力です。その他、イオンモバイルは選べるデータ容量が豊富なのも魅力でしょう。

通話メインで使用するなら0.5GB(月額803円)などの小容量でも間に合うかもしれませんが、たまにゲームをプレイする場合は、3GB(月額1,078円)などの大容量を選んでもよいでしょう。

なお、イオンモバイルには無制限かけ放題(月額1,650円)があります。ひと月に75時間以上電話をかけるのであれば、申し込みをおすすめします。

お得な通話料や実店舗での申し込み、そして選べるデータ容量に魅力を感じるのであれば、イオンモバイルの申し込みを検討してみてください。

イオンモバイルのお申込みはこちら

LINEMO

LINEMO
(税込) LINEMO
データ容量 3GB 20GB
月額料金 990円 2,728円
制限時速度 300kbps 1Mbps

30秒22円の通話料が、日本通信SIMなど他社の30秒11円と比較して高いため、その点はLINEMOのデメリットですが、一方で下記のメリットもあります。

  • 支払方法はクレジットカード払いの他口座振替も選べる
  • LINEのトークや通話でデータ量を消費しない
  • PayPayポイントプレゼントなどお得なキャンペーンが充実している

LINEMOの支払方法はクレジットカード払いの他、口座振替も選べます。そのため、クレジットカード払いしか選べないイオンモバイルなどの格安SIMと比較して使いやすいといえます。

また、LINEMOはLINEのトークや通話(ビデオ通話含む)でデータ量を消費しないため、LINEアプリを頻繁に使う人にとってメリットです。

その他、LINEMOではPayPayポイントのプレゼントなどお得なキャンペーンが利用できるのも魅力でしょう。なおLINEMOでは、無制限かけ放題(月額1,650円)が利用できます。

LINEMOの通話料は1分44円なので、ひと月に38時間以上電話をかけるのであれば、申し込みを検討してみてください。

口座振替が選べる点や、LINEのデータ量を消費しない点、そしてお得なキャンペーンを利用して申し込みたいのであれば、LINEMOがおすすめです。

以下の記事では、LINEMOの評判を紹介しています。メリット・デメリットも解説していますので、ぜひお読みください。

格安SIMで通話料を抑えるコツ

かけ放題の必要性を考える、その他データSIMを契約しLINE通話のみを使用するなど、格安SIMで通話料を抑えるコツを解説します。

かけ放題の必要性を考える

無制限かけ放題を申し込めば、通話時間を気にせず話せるためその点はメリットですが、本当にかけ放題が必要なのかをよく検討しましょう。

というのも、ひと月あたりの通話時間が短ければ、無制限かけ放題を申し込んでもお金の無駄になる恐れがあります。例えば日本通信SIMの無制限かけ放題は月額1,600円です。

日本通信SIMの通話料は30秒11円(1分22円)なので、ひと月に電話をかける時間が73時間以上であれば、下の表のように無制限かけ放題に入る方がお得です。

月間通話時間 73時間 80時間 100時間
無制限かけ放題なし 1,606円 1,760円 2,200円
無制限かけ放題あり 1,600円 1,600円 1,600円

また、楽天モバイルの15分通話かけ放題(月額1,100円)であっても、国内通話が24時間無料になるRakuten Linkが使えるため必要ありません。

なお、自分がひと月にどれくらい電話をかけているのか知りたい場合は、お使いのスマホで発信履歴の合計分数を調べてみるとよいでしょう。

自分がひと月に電話をかける時間を考慮した上で、かけ放題を適宜申し込むようにしてください。

データSIMを契約しLINE通話のみ使用する

格安SIMの通話料を抑えたいのであれば、通話機能付きSIM(音声通話SIM)ではなく、データSIMを契約し、LINE通話のみを使用する方法も検討してみてください。

データ容量 データSIM 音声通話SIM
100MB 165円/月 517円/月
500MB 363円/月 715円/月
1GB 385円/月 737円/月
5GB 858円/月 1,210円/月
10GB 1,518円/月 1,870円/月

上の表では、LinksMateのデータ容量別にデータSIM、そして音声通話SIMの月額料金を記載しています。見るとわかりますが、データSIMの方が音声通話SIMと比べて圧倒的にお得です。

音声通話SIMは100MBで月額517円ですが、データSIMは1GBで月額358円です。データSIMの方がお得なのはLinksMateに限った話ではありません。他社も同じです。

なお、LINE通話を使用するとデータ通信量を消費しますが、データ消費量は1分間でわずか0.3MB、1時間でも18MBです。例えば1GBであれば55.5時間電話をかけられます。

ビデオ通話においても1GBであれば、3時間は楽しめます。なお、LINEのデータ通信量が消費されないLINEMOの場合、音声通話SIMしか扱っていないのでその点は注意してください。

データ回線を使用するLINE通話は、電話回線を使った通話よりも品質が劣るためその点はネックですが、通話料を抑えたいのであればデータSIM+LINEの使い方も検討してみてください。

以下の記事では、おすすめのデータSIMを紹介しています。データSIMを契約する際は、こちらも参考にしてください。

格安SIMの通話料に関するよくある質問

最後に、スマホを乗り換える際にSIMロック解除は必要なのか、その他通話専用アプリが安い理由など、格安SIMや格安SIMの通話料に関するよくある質問にお答えします。

スマホを乗り換える際にSIMロック解除は必要か?

2021年10月1日以降に発売されたスマホについては、法改正によりSIMロックの設定が禁止されています。つまり、2021年9月以前に発売されたスマホについては解除手続きが必要です。

ただし2021年9月以前のスマホであっても、端末を購入した携帯会社と乗り換え先で同じ回線を使用している場合は、解除の必要はありません。

例えばドコモで購入した端末を、LinksMateに乗り換えて使いたいといった場合は、SIMロック解除の手続き不要でそのまま利用できます。

通話専用アプリが安い理由は?

通話専用アプリを使用すると、通常30秒22円の通話料が30秒11円などに安くなりますが、その理由はプレフィックス番号通話が可能となるためです。

プレフィックス番号とは通話料が安くなるための識別番号であり、電話番号の先頭に付与されるものです。

毎回手動で打ち込むのは面倒ですが、通話専用アプリを使用すればその必要がなくなります。

なお、プレフィックス通話でも電話回線を使用して電話をかける点は同じですが、回線を安く使える中継事業者を経由するため、通常よりも安い料金で通話ができるようになります。

なお近年NUROモバイルのように、通話専用アプリ不要でも、自動でプレフィックス番号が付与されるサービスも増えてきました。

eSIMに対応した通話機能付き格安SIMは存在する?

格安SIMの中には、eSIMに対応した通話機能付きSIM(音声通話SIM)を利用できる業者が存在します。

eSIMには、契約時Web上ですぐに開通できる、また物理SIMと併用してデュアルSIMでの運用ができるなどの利点がありますが、一方で下記の欠点もあるので注意が必要です。

  • すべての業者や料金プランで利用できるわけではない
  • 開通時にネット環境が必要
  • eSIM対応端末でなければ利用できない

残念ながら、すべての格安SIMや料金プランでeSIMを利用できるわけではありません。参考に、本記事で紹介した格安SIMのeSIM対応状況を表に記載しました。

サービス名称 eSIM対応状況
povo 2.0
楽天モバイル
日本通信SIM
エキサイトモバイル ×
LinksMate
mineo
Sプラン(ソフトバンク回線)は×
イオンモバイル
タイプ1・2(ドコモ回線)は×
LINEMO

多くの格安SIMがeSIM対応ですが、エキサイトモバイルは非対応です。また、mineoやイオンモバイルのように料金プランによっては利用できない場合もあります。

その他、eSIM開通時にネット環境が必要なのも欠点です。ネット環境がない場合は、友だちにWiFiを借りるなどの対策が必要です。また、そもそもeSIM対応端末でないと利用できません。

物理SIMと比較してスムーズに使えるeSIMですが、これらの注意点もあるのでその点は理解しておきましょう。なおeSIMは、音声通話SIMとデータSIMのどちらにも対応しています。

まとめ

ここまで格安SIMの通話料や、通話機能付き格安SIMの選び方についてお伝えしてきました。大手キャリア(30秒22円)と比較して、通話料の安さが格安SIM(30秒11円)の魅力です。

しかし、すべての格安SIMで通話料が安いわけではありません。また、通話専用アプリを使用すると、通話品質が劣る場合もあるためその点は理解しておいてください。

格安SIMの通話料を抑えたい場合は、かけ放題を利用するのも1つです。また、LINE通話などのデータ通信を積極的に使うのも1つです。

使い方は人によりますが、通話メインでお得に格安SIMを使いたいのであれば、音声通話SIMを小容量プランで契約して運用するのがよいでしょう。

今回紹介した中では、国内通話が24時間無料になる楽天モバイルや、月額基本料金が250円で通話料も30秒10円のmineoが特にお得です。ぜひ申し込みを検討してみてください。

以下の記事では、格安SIMのキャンペーンを比較しています。お得に契約したい方は、こちらもあわせてお読みください。

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター

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