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  • 更新日:2023年02月20日

iPhoneのマイクの位置はどこ?マイク音量の故障・設定変更したい時に読む記事

iPhoneのマイクの位置はどこ?マイク音量の故障・設定変更したい時に読む記事

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「iPhoneを購入したばかりで、マイクの場所がわからない」「おすすめのiPhoneの外部マイクを知りたい」などの疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。

iPhoneのマイクは様々な場所にあり、それぞれ役割が異なります。このページでは、そのようなiPhoneのマイクについて様々な角度から紹介します。

iPhone用外部(外付け)マイクの選び方やおすすめアイテム、故障時の対処法・設定方法もまとめているので、iPhoneのマイクで困っている人はぜひ参考にしてください。

iPhoneのマイクの種類と位置

iPhoneのマイクは、前面上部や背面のカメラの近く、底面のライトニングコネクタの両脇にあり、それぞれ役割が異なります。ここでは、iPhoneのマイクの位置とそれぞれの役割について紹介します。

ノイズキャンセリング機能用マイク

電話を使うときに耳を当てる場所にある、インカメラ付近のマイクは、不要な音を下げてくれるノイズキャンセリング機能用です。

ノイズキャンセリング機能とは、周囲の騒音・雑音を取り除き、聞きたい音のみ聞ける機能のことです。この部分を指やiPhoneケースでふさいでしまうと、音が聞こえづらくなります。

ビデオ撮影時の音声用マイク

背面カメラの近くに設置されているマイクは、ビデオを撮影するときの音声用です。ノイズキャンセリングの機能もあります。

iPhoneの機種によって多少マイク位置が異なりますが、カメラ付近にあるということは変わりません。

通話・動画やボイスメモの録音用マイク

底面のライトニングコネクタに最も近いところにあるマイクは、動画やボイスメモの録画・通話用です。iPhone 5・6は1つ、iPhone 6以降は、2つのマイクが搭載されています。

また、底面マイクの近くにある穴は、内蔵ステレオスピーカー・ノイズキャンセラーです。

iPhone用外部(外付け)マイクの選び方

動画撮影や通話などで、音声をより高音質にしたい場合は、外付けタイプの外部マイクを使用しましょう。そうすれば、iPhoneのマイクの感度を上げることが可能です。

「趣味の楽器演奏を録音したい」「仕事のためにインタビューを録音したい」というときなどにも、外部マイクはおすすめです。

iPhone用外部(外付け)マイクの選び方は次の通りです。

  • 接続端子で選ぶ
  • 入力方法で選ぶ
  • タイプで選ぶ

接続端子で選ぶ

音楽を録音したい場合は、ステレオ録音に対応しているライトニング端子を選びます。iPhone・iPad以外の機器と接続したい場合は、3.5mm接続タイプを選びましょう。

ちなみに、iPhone 7以降のイヤホンジャックがないモデルの場合、別途ケーブルが必要です。

入力方法で選ぶ

iPhoneの音声を録音する際、入力方法はステレオとモノラルの2種類があります。ステレオ入力であればライトニング端子、モノラル入力ならばヘッドホンジャックを選びましょう。

モノラル入力は、フラットな音を録音できますステレオ入力は奥行きがある音を録音可能で、楽器演奏や音楽、歌などの録音に適しています

マイクのタイプで選ぶ

iPhone用外部(外付け)マイクには、コンデンサータイプとピンタイプがあります。

身体につけるタイプではなく、動かないコンデンサータイプは、音楽などの録音におすすめです。

またコンデンサータイプは、小さな音・繊細な音も逃さずにきれいに録音できることも特徴としています。

ピンタイプは身に付けて使用できるうえ、本体が小型で持ち運びやすいため、ゲーム実況、ロケーション撮影など動きながら録音する場合におすすめです。

iPhoneにおすすめの外部のマイク

iPhoneにおすすめの外部マイクは、以下のような目的別に異なります。

  • 特定の方向から録音する場合
  • 広い範囲から音を拾いたい場合
  • 前後の集音がしたい場合

ここでは、それぞれのおすすめのアイテムについて詳しく紹介します。

特定の方向から録音する場合

インタビューや楽器演奏など、特定方向からの音を録音したい場合には、単一指向性のマイクがおすすめです。

単一指向性のマイクは、一定方向からの音を拾うように設計されているので、周囲の雑音が入りにくく、クリアな音で録音可能です。

IK Multimedia iRig Mic Field

IK Multimedia iRig Mic Field」は、iPhone、iPad、iPadtouchに対応し、2つの単一指向性を備えているマイクです。

また、ライトニング端子によるステレオ録音が可能で、90度角度調整機能もついているため操作性も優れています。

さらに、GarageBand、iMovieなど多くのiOS Core Audio対応アプリで使用可能です。サイズもコンパクトで持ち運びしやすく、24-bitのADコンバーターで、ノイズを気にせず録音できるのも特徴です。

メーカー IK Multimedia
サイズ 50mm / 1.96インチ×57.5mm / 2.26インチ×16mm
重量 30g
入力感度 44.1KHz、48KHz
周波数 40Hz-20kHz

IK Multimedia iRig Mic Video

IK Multimedia iRig Mic Video」は、タブレットやデジタル一眼レフにも対応している、単一指向性のショットガンマイクです。

24-bit/96kHzコンバーターで、クリアなサウンドを実現しているという特徴もあります。

また、マルチカラーLEDが搭載されているので、一目で音量レベルをチェックでき、コンパクトサイズで持ち運びに苦労しません。さらに、アプリで音声や映像の記録も可能です。

メーカー IK Multimedia
サイズ 45×130×55mm
重量 65g
入力感度 44.1 kHz、48 kHz、88.2 kHz、96 kHz
周波数 40Hz-20kHz

広い範囲から音を拾いたい場合

360度から音を拾いたい場合は、無指向性(全指向性)のマイクがおすすめです。無指向性(全指向性)のマイクであれば、会議室などの広い場所でも、様々な方向からの音を拾えます。

MAONO ミニクリップマイク

MAONO ミニクリップマイク」は、クリップで服などに固定できる全指向性のマイクです。デジタル一眼レフやビデオカメラなど、あらゆるデバイスに対応しているため、使い勝手がよいです。

マイクケーブルは6メートルもあり、様々なシーンで活躍することも特徴です。また、軽量かつコンパクト設計なので、マイクをつけていても気になりません。

メーカー MAONO
サイズ 情報なし
重量 情報なし
入力感度 -30dB+/-3dB/0dB=1V/Pa, 1kHz.
周波数 65Hz~18KHz

前後の集音がしたい場合

前方と後方の集音がしたい場合は、双指向性のマイクを選ぶことがおすすめです。

双指向性のマイクは、ラジオ収録など人が向かい合って話す場面や、密室の空間で収録したい場合に活躍します。

ZOOM MSステレオマイク iQ7

ZOOM MSステレオマイク iQ7」は、単一指向性と双指向性とが一体化している、ライトニング端子対応のマイクです。マイクが回転できる設計になっており、好きな方向に向けられることも特徴です。

また、アプリ「Handy Recorder」を利用すれば、録音データの編集などもできたり、自動的に録音を行う「オートレコード機能」を使えたりするので、様々なシーンで活躍するでしょう。

メーカー ZOOM
サイズ 54.5×57.2×26.5mm
重量 30.5g
入力感度 44.1kHz/16bit, 48kHz/16bit
周波数 情報なし

SHURE MV88A-A

SHURE MV88A-A」は、90度の角度調節が可能で、あらゆるモバイル録音に対応しているマイクです。マイクはオールメタル製になっており、耐久性も申し分ありません。

また、「ShurePlus MOTIV」というアプリをダウンロードすれば、非圧縮レコーディングやマイクロホンゲイン調節が可能です。スタジオレベルのレコーディングを実現したい人におすすめのマイクだといえます。

メーカー SHURE
サイズ 67×25×35mm
重量 情報なし
入力感度 情報なし
周波数 20Hz–20kHz

iPhoneのマイクが故障した場合の対処法

iPhoneのマイクが故障した場合の対処法を、トラブル別にまとめました。

  • マイクに埃が溜まっている場合
  • マイクを指で塞いでいる場合
  • 電話中に相手が音を聞きとれない場合
  • スピーカーフォンの調子が悪い場合
  • 特定のアプリでマイクが機能しない場合

それぞれの対処法を次の項目で確認していきましょう。

以下に挙げた対処法の他にも、iPhoneを再起動したり、最新のiOSバージョンをインストールしたりしても、問題を解決できる可能性があります。

マイクに埃が溜まっている場合

iPhoneのマイクに埃や汚れが溜まっていると、音が聞こえにくくなったり、電話の相手に音が伝わりにくくなったりします。ノイズがひどい場合は、マイクに埃や汚れが溜まっていないかチェックしましょう。

普通に使っていても、iPhoneなどのスマホは汚れやすいです。たとえば、ポケットに入れているだけで服に付着している埃がついたり、使用しているうちに皮脂汚れが蓄積したりします。

マイク部分が汚れているときは、綿棒などで拭いてみましょう。故障や劣化の原因になるので、汚れがひどくても水などを使用することは避けてください。

マイクを指で塞いでいる場合

ノイズキャンセリング用のマイクを指で塞いでしまっていると、通話時に聞こえにくくなる可能性があります。指で塞いでいないかどうか、iPhoneの持ち方を確認しましょう。

iPhoneの画面にフィルムを貼り付けている場合、フィルムサイズが合っていないことが原因の可能性もあります。インカメラ付近をすべて塞いでしまっていないか、チェックすることもおすすめします。

電話中に相手が音を聞きとれない場合

電話中に相手が音を聞きとれない場合は、自分のiPhoneのマイクが故障していないかどうかを調べましょう。確認する方法は、iPhoneの録音機能で音声を録音し、音が聞こえるかをチェックするだけです。

自分の録音した声がはっきり聞こえていれば、iPhoneのマイクは故障していません。音声が聞こえなかったり、雑音が混じっていて聞き取りづらかったりする場合は、iPhoneのマイクが故障している可能性もあります。

その際は、Appleサポートに問い合わせてみましょう。

Appleサポート
  • 0120-277-535(フリーダイヤル)
  • 受付時間:平日9時~19時/土日:9時~17時

スピーカーフォンの調子が悪い場合

スピーカーフォンの調子が悪い場合は、次の方法で音声をチェックしてみてください。

  • ・カメラアプリを開く
  • ・iPhone上部に向かって話しながら動画撮影
  • ・カメラの切り替えボタンをタップして動画撮影

動画を再生し、音声が聞こえるかどうかを確認します。鮮明に聞こえない場合は、Appleサポートに問い合わせてみましょう。

特定のアプリでマイクが機能しない場合

一部のアプリでマイクが使えない場合は、次の方法で設定内容を確認してみましょう。

「設定」→「プライバシー」→「マイク」をタップ
特定のアプリで有効になっているかを確認

アプリがリストに表示されない場合は、アプリのデベロッパーに問い合わせしましょう。

iPhoneのマイクを上手に活用しよう

iPhoneのマイクは、前面上部や背面のカメラ付近、底面のライトニングコネクタの両脇にあり、それぞれ役割が異なります。動画・通話などで高音質にしたい場合は、外付けタイプのマイクを使用しましょう。

外付けタイプのマイクは、様々なメーカーからそれぞれ特徴を持ったアイテムが販売されているので、目的や機器の端子によって選ぶことをおすすめします。

  • コンデンサータイプのマイク:音楽などの録音
  • ピンタイプのマイク:ゲーム実況など音に動きがある場合

iPhoneのマイクが故障した場合、埃が溜まっていないか、指で塞いでいないかを確認、電話中に相手が音を聞きとれない場合は、自分の音声を録音し、音が聞こえるかをチェックしましょう。

iPhoneのマイクを上手に活用し、快適なスマホ生活を実現させましょう。

iPhoneのイヤホンについて純正・非純正イヤホンの比較を「【iPhoneイヤホン】純正・非純正の違い|純正の優れた機能」で解説していますのでぜひご覧ください。

菅野 辰則 ― ライター
菅野 辰則 ― ライター

最新ガジェット、家電、デバイスが大好物。秋葉原、ネットショップでコスパの高い中古端末に目を光らせている。iPhone・iPadを格安SIMとWiMAXで利用中。趣味はダンス、週4日のトレーニングを欠かさない。

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