距離測定アプリおすすめ15選！ウォーキング・ゴルフの距離をアプリで簡単に計測

｢距離測定アプリ｣は、距離やその場にあるものの長さをスマートフォンだけで測れるという、便利な機能を持っています。

対象物を地図上で選んだり、スマホのカメラを向けたりするだけで、簡単に長さや距離が測定できるので、上手に使いこなせば様々なシーンで役立ちます。

距離測定アプリはたくさんの種類があり、スペックや機能、使いやすさ、画面の見やすさなどはアプリごとに異なります。

この記事ではニーズごとにおすすめの、距離測定アプリを紹介します。

距離測定アプリの使い方や、上手に計測するコツを解説しているので、ぜひ参考にしてみてださい。

【ウォーキングやランニングにおすすめ】距離測定アプリ5選

まずはウォーキングやランニング中に、どれくらいの距離を歩いたか・走ったかを測定するのに便利なアプリを紹介します。

今回ピックアップしたのは、｢キョリ測｣｢Googleマップ｣｢距離測定｣｢Run.M｣｢Measure Map Pro｣の5つのアプリです。

キョリ測

ユーザーが動くと同時に距離を測定し、その距離での消費カロリーの計算もできるアプリです。

標高表示にも対応しているので、ウォーキングやランニングのコースによって、高低差を知りたい人は便利に活用できます。

よく使うコースのルート作成ができ、保存してすぐに使える点や共有できる点もポイントです。

また有料のプレミアム会員限定ですが、出発地と目的地の2点をタップで道に沿った最適なラインを自動で引ける機能もあります。

Googleマップ

マップアプリとして認知度の高い「Googleマップ」は、距離の測定にも利用できます。

アプリで測定をする手順は次の通りです。

万が一間違えた場合は、もう一度ドラッグしなおせば目的地を変更できます。

あまり知られていませんが、距離を測定する以外にもGoogleマップにはできることがたくさんあります。

距離測定

表示された地図をタップするだけで、知りたい地点間の距離を測定できるアプリです。

自分で作成した独自のコースは、GPXファイルとして保存でき、読み込みや編集も可能です。

またコースを作成する際に、選択した地点の標高グラフも表示できるので、ルートによって異なる高低差もわかります。

Run.M

名前にもあるように、ランニングユーザー向けのアプリで、走っている間にどれくらいの距離を進んだのか計測できます。

もちろんランニングだけでなく、ウォーキングやサイクリングなどでも問題なく機能します。

基となるシステムはGoogleマップで、表示されるマップをタップしてもその地点ごとの距離を測定してくれます。

ランニングに特化したアプリを探している方は、初級者〜上級者別のおすすめランニングアプリをご覧ください。

Measure Map Pro

基本的な計測に地球表面の湾曲も含まれており、長距離の測定で誤差が少ないのが特徴のアプリです。

地図を表示するスタイルも平面・衛生画像・混合・地球の4つから選べ、ランニング時以外にも使いやすいアプリです。

希望の地点を選択し、そこで撮った写真を貼り付けることもできます。自分にあった透明度等の設定が可能なのも魅力的。

iOSではプロの機能が無料で使えますが、Androidでは有料です。

【カメラで距離や長さを測定】おすすめアプリ5選

次にスマートフォンのカメラ機能を使って、対象物の距離や長さを測定するアプリの紹介です。

引っ越し時の家電購入やインテリア配置換え、子供の身長測定などに使用できます。

ここでピックアップしたのは｢距離測定器｣｢Measure｣｢AirMeasure｣｢CamToPlan｣｢TapMeasure｣の5つです。

距離測定器

三角法を使って、目標物までの距離・高さ・幅・面積を測定するアプリです。

同類のアプリを使った人がない人でも、カメラシャッターを押すだけの簡単操作で使えるのが魅力です。

被写体までの距離に合わせ、Smart Ruler、Smart Measure、Smart Distanceの3種類ツールが用意されています。

Smart Rulerは短い距離向けで画面タッチのみですが、Smart Measureは中距離のため三角法、Smart Distanceは長距離向けで遠近法が遣われます。

Measure

AR機能を活用し、あらゆる被写体の距離や長さが測定できるアプリです。

AR機能により、計測に使って保存した画像も、スマートフォンの画面の中に実在するかのような体験が可能です。

また外出時に家具や大きめの雑貨を見つけた際、このアプリがあれば長さが測れるため、すぐに大きさがわかります。

AirMeasure

バーチャルテープメジャー機能搭載で、スマホのカメラをかざし始点と終点を設定すると長さが測定できます。

被写体の大きさを問わずに利用でき、ごく小さいものから部屋1つ分ほどの大きいものまで測定の対象となります。

また、バーチャル家具が掲載されたカタログも見られるので、部屋を模様替えしたいが実際どうなるのかわからないと不安な人にもおすすめです。

アプリを使って測定した履歴は残るので、実際に家具や小物を買うときの参考になります。

CamToPlan

DIYで家具等をつくる人におすすめのアプリで、実際に測定をする際は3つのモードを使い分けます。

単位はメートル・センチメートルに加えて、フィート・インチもあり、後者に慣れている人でも使いやすい点がポイントです。

長さや大きさを測定する事により、結果から見積もりを取ることもできるので、測量士や価格調査を行う人も使えます。

iOS版アプリは無料ですが、Android版は有料です。

TapMeasure

AR機能を利用した測定方法で、間取り図を作成する際にも、正確な数値を割り出してくれます。

操作方法も角と角をピンでつなげるだけとシンプルなので、距離計測アプリを使ったことがない人でも安心です。

またその場にある平行なものだけでなく、壁にかけているものの傾きも測定できる点がポイントです。

【ゴルフ向け】GPSを使った距離測定アプリ5選

最後はゴルフユーザー向けの距離測定アプリを紹介します。

スマホが優秀なキャディの代わりとなり、ピンまでの距離やハザード対策、どのクラブで攻めるか提案してくれる優れたアプリです。

｢GOLFな日 Su｣｢ゴルフな日｣｢Mobitee GPSゴルフ距離計｣｢ゴルフ GPSナビ・ゴルフ場GPSナビのスマートゴルフナビ｣｢Golfshot｣5つを紹介します。

GOLFな日Su

高低差も考慮した距離の測定ができ、専用のゴルフナビシステムが搭載されているため比較的正確性の高いアプリです。

GPSで表示されるホールは自動で切り替わり、現地点からグリーンまでのヤード数、ティーショットの飛距離も計測してくれます。

また距離の計測だけでなく、各ゴルフ場の情報を無料で閲覧でき、コース名から電話番号、住所が検索できます。

基本無料で利用できますが、Apple Watchと連動させたい、風向きも知りたい人は全コース使い放題がおすすめです。360円(税込)/月(1ヵ月無料)

ゴルフな日

ゴルフナビ専用機に選ばれているマップが使われており、グリーンまでの残りヤード数やティーショットの際の飛距離等を測定します。

アプリ本体は無料ですが、2コース目以降は追加ゴルフ場1コース当たり400円(税込)かかります。

距離は目で見てわかるだけでなく、音声アシスト機能が搭載されているため、スマートフォンを耳に近づければ、声でも知らせてくれます。

ゴルフ場は電波が通りにくい場所もありますが、データ通信を必要としないこのアプリがあれば、いつでもスムーズに計測可能です。

Mobitee GPSゴルフ距離計

世界中のゴルフ場35,000コースが収録されており、App Storeのスポーツアプリでもトップ20位にあるほど認知度があります。

iPhoneユーザーであれば無料版のアプリもダウンロード可能ですが、Androidユーザーは有料のプレミアムしか対象ではありません。

無料アプリでは5ホールまで無制限で使えますが、プレミアム版では上空からの表示が利用できたり、コーチ機能が使えます。

距離を測定ができればいいという人だけでなく、スコアアップを目指したい人にもおすすめです。

ゴルフ GPSナビ・ゴルフ場GPSナビのスマートゴルフナビ

全国にあるゴルフ場で導入数がトップの企業により開発されたアプリで、無料にも関わらずスマートウォッチに対応しているのがポイントです。

日本中のゴルフ場から約2,300コースが収録されていて、ローカルな地域に住んでいる人でも問題なく使えます。

グリーンまでの距離を表示してくれるのはもちろん、ディスプレイの表示が見やすく、プレイ中でも使用しやすい仕様です。

アプリで計測したものと実際の方角を正確に合わせるアジャストライン機能や、コースデータが事前にダウンロードできる機能なども充実しています。

Golfshot

AR機能が搭載されているため、コースに行かなくてもどういった高低差があるかなどの確認ができます。

360度コースを見渡せるのも、このアプリの魅力でしょう。

グリーン・ハザードまでの距離を測定はもちろん、各ショットの追跡機能も優秀で成績詳細も確認できます。

日本だけでなく世界中のコースが45,000以上収録されているので、海外旅行時にゴルフをする人にもおすすめです。

距離測定アプリを使うときの注意点

距離測定アプリを使うときに注意してほしい点について、解説します。

アプリでの距離測定には誤差がある

距離測定アプリによる測定結果には誤差があります。各アプリの性能にもよりますが、全くぴったりというものはなく、数％の誤差は発生します。

距離測定アプリを利用する際に出た結果は、目安程度に考えて参考にするのがおすすめです。

カメラを使う場合は撮影の仕方によっても差がるため、スマートフォンに搭載されたレンズの特性、カメラを構える癖で測定結果は変わります。

そのため複数回測定をして平均をとったり、カメラ機能の測定アプリを使う場合は対象物から離れずギズに取るなどの対策を取りましょう。

形状や場所によっては計測しづらい

距離測定アプリの中には、スマホのカメラを使って距離や長さを計測するタイプもあり、カメラの性能によっては、球体のものや暗所での計測は、精度が劣り誤差が生じる場合があります。

また対象物が大きすぎる場合も、同様に誤差が生じるケースがあります。

距離測定アプリで上手に計測するポイント

距離測定アプリは、ちょっとしたコツを掴むだけで、測定の精度があがります。

上手に計測するためのコツをいくつか紹介します。

対象物を画面に収める

距離や長さを正確に測るためには、スマホの画面に対象物が収まるようにするのがポイントです。

万が一画面に収まり切れていない場合や、極端に離れすぎて対象物が小さすぎる場合、誤差が生じやすくなるため注意が必要です。

平行を意識する

対象物が、スマホと平行になる位置で計測するのも、正確に計測するためのポイントです。

斜めの状態で検出すると、計測が不安定になる場合があります。

明るい場所を選ぶ

距離測定アプリは、対象物とスマホの距離から長さを算出する仕組みです。そのため、画面が暗いと距離感がつかみづらく、誤差が生じやすくなる場合があります。

より正確に計測したいときは、なるべく背景と対象物のコントラストがはっきりした場面を選ぶのがおすすめです。

距離測定アプリを使えば基本的な長さ・距離は測れる

ここまで紹介してきたように、距離測定アプリがあれば地点同士の距離を測れるのはもちろん、被写体の長さや大きさも測定可能です。

ただし、測定結果には多少の誤差があり、アプリで出た結果=100%ではない点には注意が必要です。

スマートフォンがあれば基本的にある程度正確な測定ができるので、ニーズに合わせてダウンロードしておくことをおすすめします。