- Wi-Fi
- 更新日:2020年12月01日
WiFi周波数の5Ghzと2.4Ghzの違いは何?その特徴や使い分けを紹介
※当記事はPRを含みます。詳しくはこちら。
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。
インターネットが急速に普及した昨今、自宅や外出先でスマホをWiFiに接続する人も増えていると思われます。しかしWiFiの2.4GHzと5GHzについて、違いを詳しく理解していない人もいるでしょう。
そこで本記事では、WiFiの2.4GHzと5GHzは何が違うのかについてご紹介します。
この記事のポイント
- 2.4GHzは接続できる範囲が広いけど、電波干渉を受けやすく不安定
- 5GHzは電波干渉を受けにくいけど、接続範囲が狭い
- ルーターによっては5GHzに対応していない機器もある
5GHzと2.4GHzは設定画面から簡単に切り替え可能。この機会に2.4GHzと5GHzの違いを理解し、状況に応じてWiFiの周波数を使い分けてみてはいかがでしょうか。
目次
WiFiの5GHhzと2.4Ghzの違い
5GHhzと2.4Ghz の違いを説明する前に、まずはGHzについてご紹介します。
GHz(ギガヘルツ)とは、電波の周波数を表す単位のこと。インターネットに接続するWiFiの周波数は、従来は2.4GHzのものが主流でした。
しかし昨今では5GHz帯を利用したWiFi通信に対応したルーターが登場。これによって、今までよりも高速で安定したWiFi通信ができるようになりました。
WiFiの5GHhzと2.4Ghzの違いとは?
「周波数が違うと何が変わるの」と疑問を感じている方へ向けて、下記では5GHhzと2.4Ghzの違いをご紹介します。
各周波数の特徴は、下記の通りです。
各周波数の特徴
- 2.4GHz:壁などの障害物があっても広範囲で利用できる。
- 5GHz:電波干渉を受けにくく、安定して接続できる
このほかにも、5GHzは2.4GHzよりもデータ通信速度が速いという特徴もあります。
WiFi規格 | 最大通信速度 | 周波数帯 |
---|---|---|
IEEE 802.11a | 54Mbps | 5GHz |
IEEE 802.11b | 11Mbps | 2.4GHz |
IEEE 802.11g | 54Mbps | 2.4GHz |
IEEE 802.11n | 300Mbps | 2.4GHz/5GHz |
IEEE 802.11ac | 66.9Gbps | 5GHz |
各周波数のメリット・デメリットについて、下記ではより深く解説します。
2.4Ghzのメリット・デメリット
2.4GHzでWiFiを利用するメリット・デメリットは、下記の通りです。
2.4GHzのメリット
- 電波が届く範囲が広い
- 壁などの障害物をすり抜けやすい
- ほぼすべてのWiFiルーターおよびデバイスで対応している周波数
2.4GHzのデメリット
- 電子レンジなど、2.4GHzの電波を出す家電が近くにあると電波干渉を受けやすい
- 5GHzと比較すると、通信速度が遅い
2.4GHzは電波干渉を受けやすいものの、間に壁があってもWiFi接続しやすいのが特徴。またWiFi接続に対応しているほぼすべてのデバイスが2.4GHzにも対応しているため、幅広い機器をインターネットに繋げやすいのが魅力的です。
一方で、WiFi接続で高速通信をしたい場合は5GHzの活用もおすすめです。
5Ghzのメリット・デメリット
5GHzでWiFiを利用するメリット・デメリットは下記の通りです。
5GHzのメリット
- 2.4GHzよりも通信速度が速い
- 電波干渉を受けにくい
5GHzのデメリット
- 壁などの障害物があると接続しにくい
- ルーターやデバイスによっては5GHzに対応していない
「WiFi接続でも高速データ通信を行いたい」「電子レンジを利用するとWiFiが途切れてしまい不便」と感じてい方は、5GHzでのWiFi接続がおすすめです。
5Ghzと2.4Ghzどちらを使えばいい?
各周波数と通信速度の関係は、下記表の通りです。
WiFi規格 | 最大通信速度 | 周波数帯 |
---|---|---|
IEEE 802.11a | 54Mbps | 5GHz |
IEEE 802.11b | 11Mbps | 2.4GHz |
IEEE 802.11g | 54Mbps | 2.4GHz |
IEEE 802.11n | 300Mbps | 2.4GHz/5GHz |
IEEE 802.11ac | 66.9Gbps | 5GHz |
5GHzの最大通信速度は、2.4GHzよりも高速であることが分かりました。ただし5GHzは通信できる範囲が狭く、壁などの障害物があると電波が届きにくいもの。
WiFiに接続するときは、周波数を状況に応じて切り替えながら使うとよいでしょう。
5Ghzと2.4GhzのWiFiに接続方法
「5GHzと2.4GHzを切り替えるのは、なんだか大変そう」と思っている方へ向けて、下記ではWiFiの周波数を切り替える方法についてご紹介します。
WiFiの周波数を切り替える方法はとてもシンプル。WiFiの接続先を選び、IDとパスワードを入力して接続するだけです。
IDとパスワードは一度入力すれば、次回以降は自動で接続されます。WiFi周波数の切り替えは、WiFiを切り替える方法とまったくおなじ。とても簡単ですので、以下の画面を参考に、WiFi周波数を切り替えてみましょう。
5Ghzと2.4Ghzを切り替える手順
下記では、iPhoneを利用してWiFiの周波数を切り替える手順を解説します。
基本的な流れはAndroidスマホでも同じなので、ぜひスマホユーザーの方は参考にしてください。
「設定」アプリより、「ネットワークとインターネット」→「WiFi」より、WiFiの接続先一覧を表示します。
初めて接続するWiFiの場合は、IDとパスワードを入力して接続。既に接続したことがある場合は、接続するWiFiの名前をタップするだけで自動的に繋がります。
または「設定」アプリより「WiFi」をタップし、接続先一覧からWiFiを切り替えることもできます。
上記画像の場合、「ctc-g」と表示されているWiFiが2.4GHz帯、「ctc-a」と表示されているWiFiが5GHz帯です。
また、WiMAXを利用する場合、WX06というモバイルルーターを使用すれば、環境によって自動的に周波数を切り替えてくれるので、便利でおすすめです。
端末の詳しく紹介は、おすすめなWiMAXルーター端末を比較した記事をご覧ください。
5Ghzと2.4Ghzの見分け方・確認方法
どのネットワーク名がどの周波数に対応しているかは、WiFiルーターに記載されています。
多くの場合、ルーターにはIDやパスワードなど必要な情報を記載した「シール」が本体に張り付けられています。
「どのネットワーク名が5GHzか分からない」「そもそもルーターが5GHzに対応しているのか分からない」という方は、WiFiルーターをチェックしてみましょう。
5Ghz/2.4Ghz対応のカシモWiMAXがおすすめ
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。
「2.4GHzと5GHzに対応したモバイルルーターを利用したい」「5GHzに対応したWiFiを手軽に契約したい」
これから5GHz対応のWiFiを活用したいと考えている方は、カシモWiMAXの契約を検討してみてはいかがでしょうか。
カシモWiMAXのおすすめポイント
- 2.4GHzと5GHzを切り替え可能
- 月額1,518円(税込)から利用できる、シンプルな料金体系
- auのプラチナバンドに対応
詳しい情報については、下記でご紹介します。
おすすめな理由:5GHz/2.4GHz対応
WiMAXで発売されているルーターは、ほとんど5GHzおよび2.4GHzに対応しています。
WiMAXルーターの「設定」から切り替え可能。ルーターによって細かい手順の違いはありますが、基本的にはルーターの設定から周波数を切り替えることができます。
ただし既に古いルーターを利用している方は、ルーターが5GHzに対応していない可能性もあります。
これからルーターを契約する人はまず心配する必要はありませんが、古いWiMAXルーターを利用している人は、ルーターが5GHzに対応しているかチェックしておきましょう。
また、先ほど紹介したWX06という端末は、環境によって自動的に周波数を変更する機能まで付いているので、周波数が気になる方におすすめです。
WX06の詳細はこちらおすすめな理由:シンプルな料金形態
(税込) | カシモWiMAX 縛りなしプラン |
---|---|
月額料金 | 初月:1,408円 2ヵ月目~:4,818円 |
端末代(36回) | 770円/月 |
端末分割払い サポート(36回) |
-770円/月 |
合計 | 4,818円 |
カシモWiMAXの料金プランは「ギガ放題プラン」「ライトプラン(7GB)」「WiMAX +5G」の3プランがあります。
最も大きいな特徴としては、他のプロバイダのように、年々料金が高くなることがないので、シンプルで選びやすいのがポイントです。
おすすめな理由:工事不要ですぐに使える
カシモWiMAXの一番の魅力は、回線工事が不要ですぐにインターネットを楽しめる点です。
インターネットをたくさん利用する場合、光回線の設置を考えたこともあるでしょう。しかし光回線を新しく設置する場合、回線工事が必要です。
回線工事は、タイミングによっては予約するだけで数か月待ちになることもあります。回線工事が完了しないとインターネットを利用できないので、不便ですよね。
しかしカシモWiMAXなら、ルーターが届けばすぐに利用可能。回線工事をする必要がありません。
タイトル
- 光回線
契約しても、光回線の開通工事を予約するのに時間がかかる。工事が完了しないとインターネットを利用できない - カシモWiMAX
ルーターが届けばすぐに利用できる。契約してすぐに発送されるので、短期間でインターネットを使えるようになる
「すぐにインターネットを利用したい」「回線工事を待たされるのは避けたい」と考えている方は、カシモWiMAXとの契約を考えてみてはいかがでしょうか。
光回線も手段の一つ
「主に自宅でWiFiを利用したい」と考えている方は、光回線の契約も考えてみてはいかがでしょうか。
光回線を利用するメリットは、下記の通りです。
光回線の特徴
- WiFiルーターを使えば無線接続できる
- WiFiルーターより安定した高速回線を利用できる
- 通信制限がかからない
WiFiルーターを利用すれば、光回線でもWiFi接続が可能。最新のWiFiルーターを利用すればm2.4GHzと5GHzの切り替えもできます。
カシモWiMAXは外出先でも利用できるのがポイントですが、光回線は自宅で安定したWiFi接続または有線LAN接続を利用したい人におすすめです。
光回線はこんな人におすすめ
「カシモWiMAXもよいけど、光回線にも興味が出てきた」という人へ向けて、下記では光回線の契約をおすすめする人の特徴をご紹介します。
光回線をおすすめする人の特徴
- 主に自宅でインターネットを利用する
- 毎月定額でインターネットを利用したい
- 動画視聴やオンラインゲームを利用する
カシモWiMAXは魅力的なサービスですが、3日間で10GB以上もしくはハイスピードプラスエリアモード(auの4G LTE回線)で月7GB利用すると通信制限がかかるのがネックです。
しかし光回線なら、たくさんデータ通信しても速度制限はかかりません。
動画視聴やオンラインゲームなど、通信量の多いサービスを利用する人は、光回線の契約も考えてみてはいかがでしょうか。
おすすめ光回線を比較してランキングにした記事はこちらです。
まとめ
全体のまとめ
- 2.4GHzは幅広いデバイスに対応した規格
- 5GHzは高速通信に対応した最新規格
- 2.4GHzと5GHzは切り替えできる
- 周波数を切り替えるならカシモWiMAXがおすすめ
2.4GHzは幅広いデバイスに対応しており、壁などの障害物があっても電波を通しやすいのがメリット。ただし電子レンジなど、同じ2.4GHzの周波数を出す家電が近くにあると電波障害を起こしやすいのが残念なポイントです。
一方で5GHzは高速データ通信が可能。家電との電波干渉も発生しないので、安定した高速通信が楽しめます。ただし対応していないデバイスもあることと、壁などの障害物があると電波が通りにくいというデメリットもあります。
「これから5GHz対応のデータ通信を楽しみたい」と考えている方は、カシモWiMAXがおすすめ。持ち運び可能で高速通信できるカシモWiMAXは、月額料金も安くて2.4GHz/5GHzの周波数切り替えにも対応しているのがポイントです。
一方で主に自宅でインターネットを楽しむ方は、光回線を契約してWiFiルーターを活用するのもおすすめです。光回線の設置工事が必要ですが、安定した使い放題のインターネット回線が利用できます。
周波数の切り替えは、場面に応じて簡単に切り替え可能。利用シーンにあわせて周波数を変更し、快適にインターネットを楽しみましょう。
関連キーワード