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  • 更新日:2023年03月01日

LINEのビデオ通話を録音・録画する方法!iPhone・Android・PC

LINEのビデオ通話を録音・録画する方法!iPhone・Android・PC

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LINEでのビデオ通話の内容を記録したい場合、どのように録音・録画すればよいのでしょうか。

この記事ではLINEのビデオ通話の録音・録画方法をiPhone・Android・PCの場合に分けて解説します。

また、ビデオ通話の録音・録画をする際の注意点や、LINE以外のビデオ通話ができるアプリについても紹介します。

LINEのビデオ通話は録音・録画できる?

LINEアプリ自体には、ビデオ通話中の音声と映像を録音・録画する機能がついていません。

PC版のLINEにはGIFアニメとして映像をキャプチャする機能がありますが、こちらの機能でも通話中の長い映像を録画することはできません。

したがって、 LINEのビデオ通話中の映像を録画する際は、スマホやPCの画面録画機能を使用します。

LINEのビデオ通話を録画する方法

iPhone・Android・PCでLINEのビデオ通話を録画する方法をそれぞれ解説します。

iPhoneの場合

iPhoneでは、標準機能の「画面収録」を使って録画を行います。iPhoneで画面収録をするためには次の2つが必要です。

  • iOS11以上の端末
  • イヤホン

画面収録はiOS11から追加された機能のため、それより古いバージョンのソフトウェアでは使えません。

次の手順でiPhoneを操作し、画面収録を行います。

    iPhoneの画面収録手順

  1. 設定アプリの「コントロールセンター」の項目を開く
  2. 「コントロールセンターをカスタマイズ」を開く
  3. 「画面収録」の横にある「+」をタップ
  4. 端末にイヤホンを挿入
  5. LINEのビデオ通話を開始
  6. 録画したいタイミングでコントロールセンターを呼び出す
  7. 画面収録のアイコンをタップ

iPhoneのコントロールセンターはWiFiのオンオフ、画面の明るさや音量の調整などよく使う項目に素早くアクセスできる機能です。画面収録は、コントロールセンターから録画の開始・終了の操作を行います。

また音声を録音したければ、収録中は常にイヤホンを挿しておく必要があります。

録画開始後、再びコントロールセンターを表示して画面収録のアイコンをタップすれば録画を終了できます。

Androidの場合

Androidスマホには端末自体に画面録画機能が搭載されていないため、スマホアプリを使って画面収録を行います。

アプリを使う方法

今回は無料の画面録画アプリ「AZスクリーンレコーダー」を使った方法を解説します。

  1. Google PlayストアからAZスクリーンレコーダーをインストール
  2. アプリを起動
  3. オーバーレイ表示に関する権限を許可
  4. LINEのビデオ通話を開始
  5. ホーム画面に戻る
  6. AZスクリーンレコーダーを起動
  7. 録画を開始

この手順でビデオ通話中の映像を録画できます。

なお、このアプリのデフォルト設定では音声も録音される仕様になっていますが、LINEのビデオ通話中の音声は録音されません。

AZ スクリーン レコーダー
AZ スクリーン レコーダー
開発元:AZ Screen Recorder
無料
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スマホとPCを使う方法

ここでは「ApowerMirror」という無料のPC用ソフトを使った方法を解説します。

この方法では、ApowerMirrorを使い、スマホの画面をPCにミラーリングして録画します。

  1. PCにApowerMirrorをインストール
  2. スマホとPCを同じインターネットに接続
  3. スマホのクイック設定でキャストをタップ
  4. ApowerMirrorを接続先に設定
  5. PCで画面録画ソフトを起動
  6. LINEビデオ通話を開始

この手順で設定すれば、スマホの映像と音声がPCに出力され、LINEのビデオ通話の映像を録画できます。なお、パソコンでの画面録画方法については次の章を参照してください。

ApowerMirror
ApowerMirror
開発元:Apowersoft
無料
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PC版の場合

PC版のLINEアプリをインストールしている場合、スマホの画面をミラーリングする必要がありません。

ここではビデオ通話をする際の録画・録音方法をWindows10の場合とMacの場合にわけて解説します。

Windows10の標準機能を使う

Windows10の標準機能を使ってLINEのビデオ通話を録画する際は、次の手順で操作を行います。

  1. PC版LINEアプリを起動
  2. ビデオ通話を開始
  3. 「Winキー+G」で画面録画を開始
  4. 「Win+G」で画面録画を終了

以上で画面録画を終了、保存できます。

Macの画面収録機能を使う

Macの場合もmacOS Mojave(10.14)以降にアップデートされた状態であれば、OSの機能を使って画面録画が可能です。

  1. PC版LINEアプリを起動
  2. ビデオ通話を開始
  3. shift+command+5」で画面録画を開始

録画を停止する際は、画面右上メニューバーの録画停止ボタンをクリックします。

もしmacOS Mojave(10.14)にアップデートされていなければ、QuickTime Playerを使って画面収録をします。

    QuickTime Playerを使った画面収録方法

  1. PC版LINEアプリを起動
  2. ビデオ通話を開始
  3. MacのQuickTime Playerアプリを起動
  4. 「ファイル」「新規画面収録」の順に選択
  5. 「スクリーンショット」を開いてツールを表示
  6. 収録を開始

この場合も録画を停止する際は、画面右上メニューバーの録画停止ボタンをクリックします。

LINEのビデオ通話を録画する際の注意点

LINEのビデオ通話を録画・録音をする際は次のポイントに気をつけましょう。

iPhoneの画面録画ではイヤホンが必須

iPhoneでは画面録画を利用して通話の音声を録音するためには、イヤホンが必須です。

通話以外の画面録画ではイヤホンなしでもマイクで拾った音声を録音できますが、通話時はイヤホンなしでは、マイクで拾った音声が録音されません。

イヤホンがないと受話部分から聞こえる相手の声までマイクが拾ってしまう可能性があり、これがAppleの規約に反するためです。

iPhoneでの通話音声の録音はできない

日本では違法ではありませんが、通話時の相手の音声を録音することを禁止している国もあるため、Appleの規約では通話の録音が禁止されています。

iPhoneの標準機能の画面収録はもちろん、アプリでも通話音声は原則録音はできません。

LINEのビデオ通話を録画するとバレる?

基本的に、通話中に録画を行なってもそれが相手に伝わることはありません。

ですが、通話内容の録画・録音は相手のプライバシーに関わることなので、録画・録音する際は必ず相手の許可を取ってから行うようにしましょう。

また、収録した内容を正当な理由なしに第三者に漏洩してはいけません。

なお、著作物を録画したのち、無断でアップロードする行為や販売する行為は違法です。

LINE以外で録画できるビデオ通話アプリ

LINE以外にも録画できるビデオ通話アプリがあります。ここではZoomとSkypeについて紹介します。

Zoom

Zoomは2013年1月にリリースされた、Zoomビデオコミュニケーションズが提供しているWeb会議ツールです。テレワーク需要の増加とともにユーザー数が大きく増加し、日本国内でも広く利用されています。

Zoomは基本的に無料で利用できますが、無料版ではビデオミーティングに40分の時間制限が設けられています。

Zoomのビデオミーティング中の画面を録画したい場合には、会議のホストから許可を受けた上でメニューの中にあるレコーディングの項目をクリックすることで録画できます。

またZoomアプリの設定ページから「自動録画」を指定しておくと、自動でミーティングを録画できます。

録画した記録はそのままローカルデバイスに保存できますが、有料プランの場合はクラウドに保存することができ、動画ファイルの保存先URLを発行し参加者に共有できます。

ZOOM Cloud Meetings
ZOOM Cloud Meetings
開発元:Zoom
無料
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Skype

Skypeは2003年7月にリリースされた、マイクロソフトが提供しているWeb会議ツールです。

アプリをダウンロードし、アカウントを作成すれば誰でも無料で利用できます。

Skypeには音声・ビデオ通話やチャット、画面共有などの基本的な機能に加えて、リアルタイムの言語翻訳機能が備わっているため海外の人との通話にも向いています。

Skypeの通話を録画したいときは、通話中のメニュー画面にある「記録の開始」というボタンをクリックするだけで、参加者に通知が届いたのちに録画が開始されます。

録画した記録はチャットに投稿され、ダウンロードできます。

Skype for iPhone
Skype for iPhone
開発元:Skype Communications S.a.r.l
無料
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Teams

Teamsはマイクロソフトが提供するWeb会議ツールです。

Microsoft 365のアプリケーションで、OSはWindows・MacOS・Linux・iOSに対応しています。マイクロソフトの製品なのでWord・Excel・PowerPointといったOfficeのアプリケーションとの連携も可能です。

チャット・ビデオ会議・通話といった機能がまとまっているため、会議中に複数のツールを使い分ける必要がなく、円滑なコミュニケーションが可能です。

ビデオ会議は最大300人まで参加可能で、会議中にチャットをしたり、議事録を作成したりもできます。

画面収録は有料版のみ

Teamsは無料で使用できます。

ただし、Microsoft 365やOffice 365 Business Essential/Premiumプランで提供される有料版とはメンバーの最大数やファイルストレージなどに違いがあり、録画機能が搭載されているのは有料版のみです。

録画方法は簡単で、会議メニューから「レコーディングを開始」を選択することで開始できます。録画を終了するときは、会議メニューから「レコーディングを停止」を選択します。

録画データは、マイクロソフト関連の動画を補完するMicrosoft Stream上に保存されます。会議終了後にすぐに視聴できるわけではなく、各種処理を行った上でMicrosoft Streamにアップロードされます。

視聴可能になると会議チャットとメールで通知が届き、記載されたリンクをクリックすると動画を視聴できます。

Microsoft Teams
Microsoft Teams
開発元:Microsoft Corporation
無料
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端末にあった方法で録画しよう

LINEのビデオ通話には録画機能がついていません。通話中の画面・音声を録画したいと思った場合には利用する端末に搭載されている録画機能や別のアプリケーションで録画する必要があります。

また、Appleが定めている規約上の理由により、iPhoneは原則通話音声の録音はできない仕様になっています。

そのため、iPhoneで通話中の画面・音声を録画したい場合は、ZOOMやSkype、Teamsといった録画機能搭載のビデオ通話アプリを利用してみるのもよいでしょう。

実際にビデオ通話の録画をする際には、プライバシーに関わることなので必ず相手の許可を取り、収録した内容を正当な理由なしに第三者に漏洩することがないように気をつけてください。

また、著作物を録画したのち、無断でアップロードする行為や販売する行為は違法です。

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター

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