- スマホ
- 更新日:2023年03月29日
スマホのリフレッシュレートとは?ゲーム向け90・120・240Hz対応スマホと確認方法
※当記事はPRを含みます。詳しくはこちら。
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。
スマホでゲームをしていると、映像がカクついた経験をした人もいるのではないでしょうか。
映像がカクカクする原因は、リフレッシュレートの数値が低いからです。リフレッシュレートの数値が高ければ、映像がなめらかでゲームも快適に楽しめます。
映像の動きを左右するリフレッシュレートとはいったい何なのか、この記事ではリフレッシュレートについてと、高リフレッシュレートのメリット・デメリットを解説します。
さらに高リフレッシュレートスマホも紹介します。
目次
スマホのリフレッシュレートとは
最初に、リフレッシュレートについて解説します。
表示内容の更新回数を表す数値
リフレッシュレートとは、画面に表示されている内容を更新する回数を表す数値のことです。
単位はHzで、1秒間に60回更新される場合は60Hzとなります。一般的なスマホのリフレッシュレートは60Hzですが、一部60Hz以上のスマホもあります。
数字が大きいほど表示がなめらかになる
リフレッシュレートの数字が大きいほど1秒間に更新される回数が増え、画像がなめらかに見えます。
またリフレッシュレートの数字が大きいスマホだと、Web閲覧する際のスクロールもスムーズです。
逆にリフレッシュレートの数字が小さいと、画面にちらつきを感じることもあり、目の疲れの原因につながります。また、ゲームをする場合、カクカクした動きになってしまいます。
スマホでゲームを楽しみたい場合は、リフレッシュレートの数字が大きいものを選びましょう。
タッチサンプリングレートとの違い
画面の更新回数を現すリフレッシュレートに対し、画面のタッチに対する感度を示すのが「タッチサンプリングレート」です。
タッチサンプリングレートの値は、1秒間に画面のタッチに反応する回数を指します。たとえば、240Hzであれば、1秒間でタッチに反応する回数は240回です。
タッチサンプリングレートが高いほど、タッチから反応までのタイムラグが短くなるため、FPSなど操作のタイミングがシビアなゲームも、ストレスなく楽しめます。
高いリフレッシュレートと組み合わせることで、アクションゲームでは有利になるでしょう。
高リフレッシュレートスマホのメリット・デメリット
高リフレッシュレートのスマホを利用すると、どのようなメリットやデメリットがあるか紹介します。
メリット1.動画やゲームが気持ちよく楽しめる
高リフレッシュレートのスマホを使うと、なめらかな動きの画面で動画やゲームが気持ちよく楽しめます。
動画の場合、通常のリフレッシュレートより高リフレッシュレートの方が、画質が上がったように感じるほどなめらかです。
また動作がカクカクしないので、動きの激しいオンラインの対戦ゲームなどに最適です。敵がはっきり見え、いち早く敵を発見しやすくなります。
動画やゲーム以外にもタッチ操作もスムーズなので、自分の思っていたとおりの操作ができます。
メリット2.目の負担を軽減してくれる
高リフレッシュレートの画面の場合、なめらかな動きにより、目の負担を軽減できます。
リフレッシュレートの数字が低い場合、画面にちらつきを感じることがあり、目が疲れやすくなります。
デメリット1.バッテリー消費が早くなる
高リフレッシュレートのスマホは、画面の更新回数が増える分、必要な電力量が増えるためバッテリーの消費が早くなります。
例えば一般のスマホのリフレッシュレートは60Hzですが、高リフレッシュレートのスマホだと120Hzのものもあります。
1秒間に60回の更新が倍の120回になるので当然バッテリーの消費は早くなります。
デメリット2.価格が高くなる
高リフレッシュレートのスマホは、一般的に高額になりやすいです。
120Hzの高リフレッシュレートが搭載されているスマホの中には、価格が10万円を超えるものもあります。
低価格のスマホでも、最近の機種は画面もきれいで写真も美しく撮影でき、さらに操作もスムーズなものも多いです。
そのため、低価格のスマホと高リフレッシュレートのスマホは差別化して販売されていることも多いです。
スマホのリフレッシュレート確認方法
ここからは、スマホのリフレッシュレートを調べる方法を紹介します。
Androidの場合
Androidスマホのりフュレシュレートは、「端末仕様確認ツール」を使うと確認できます。
Googleストアで、「端末仕様確認ツール」アプリをダウンロードします。アプリを起動させ、デバイスのページを開くとリフレッシュレートの数値が表示されます。
iPhoneの場合
iPhoneのリフレッシュレートについては、Androidのような確認するためのアプリはありません。
しかし、iPhone 14 Pro/Pro MaxやiPhone 13 Pro/Pro Max以外のほとんどのiPhoneは60Hzのディスプレイです。
90Hz~の高リフレッシュレート対応端末
映像やゲームの技術が向上するにつれ、スマホのリフレッシュレートもより高い水準が求められるようになってきました。
それに伴い高リフレッシュレートのスマホは増加しており、近年販売のスマホとしては、以下のようなものが高リフレッシュレートに対応しています。
90Hz | Pixel 7 Reno7 A Galaxy A22 5G Pixel 6 AQUOS sense4 plus |
---|---|
120Hz | Xperia 5 IV Pixel 7 Pro Xperia 1 IV Galaxy A53 5G Xperia 5 III Galaxy M23 5G Galaxy S22 Ultra Galaxy S22 Pixel 6 Pro Galaxy A52 5G Xperia 5 II OPPO Find X3 Pro |
240Hz | LEITZ PHONE 2 AQUOS sense7 plus AQUOS R7 AQUOS zero6 AQUOSR6 |
高リフレッシュレートスマホランキング
「高いリフレッシュレートのスマホが欲しい」と思ってはいても、前述のように高リフレッシュレートのスマホは多くの機種が販売されています。
機種選びで迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで、当サイトが独自に性能を調査しおすすめスマホランキングTOP5をまとめました。機種選びの参考にしてください。
1位:AQUOS R7
リフレッシュレート | 240Hz |
---|---|
RAM | 12GB |
ROM | 256GB |
CPU | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1 |
参考価格 | ドコモ:19万8,000円(税込) |
おすすめランキング1位は、シャープから販売されている「AQUOS R7」です。
240Hzのリフレッシュレートに加えて、12GBのRAMとQualcomm Snapdragon 8 Gen 1を搭載しています。
ゲーミングスマホとしてほぼ死角のない仕上がりとなっており、高い処理能力を要求されるラフなプレイングにも十分に対応できます。
大容量の5,000mAhのバッテリーを使用しており、外出先での使用も安心です。
また、使用状況に応じ1Hzから240Hzまで変化する「可変リフレッシュレート」機能を搭載。高リフレッシュレートで心配なバッテリーの残量低下も対策済みです。
が購入できるのはこちら
公式サイト |
公式サイト |
2位:OPPO Find X3 Pro
リフレッシュレート | 120Hz |
---|---|
RAM | 12GB |
ROM | 256GB |
CPU | Qualcomm Snapdragon 888 |
参考価格 | amazon:7万8,000円(税込) |
2位は、OPPOから発売されているOPPO Find X3 Proです。ゲーミングスマホとして、過不足のない高性能にまとまっています。
120Hzのリフレッシュレートと240Hzのタッチサンプリングレートを搭載しており「音ゲー」やアクションゲームなど、動きの大きいゲームにもおすすめです。
FindX3Proは、高機能カメラを採用していることも強みのひとつです。
最大5,000万画素の高画質に加え「広角」「顕微鏡」など、用途別の4つのカメラを搭載。場面に応じた好みの撮影スタイルを実現できます。
ゲームだけでなく写真撮影も思いっきり楽しみたい方にぴったりの機種です。
が購入できるのはこちら
公式サイト |
3位:Google Pixel 7
リフレッシュレート | 90Hz |
---|---|
RAM | 8GB |
ROM | 128GB |
CPU | Google Tensor G2 |
参考価格 | ソフトバンク:8万8,560円(税込) |
3位はGoogleの製造しているPixel 7です。
総合的な性能はハイエンドモデルに一歩劣るものの、価格と性能のバランスが取れた優等生といえる機種です。
90Hzのリフレッシュレートと高性能CPU、8GBのRAMを搭載しているなど、軒並み平均以上のスペックといえるでしょう。
ゲームや動画など、多くのコンテンツをストレスなく楽しめます。
が購入できるのはこちら
公式サイト |
公式サイト |
4位:Galaxy A52 5G
リフレッシュレート | 120Hz |
---|---|
RAM | 6GB |
ROM | 128GB |
CPU | Qualcomm Snapdragon 750 5G |
参考価格 | ドコモ:5万9,400円(税込) |
Pixel 7に次ぎ、高いコストパフォーマンスで4位にランクインしたのが、SamsungのGalaxy A52 5Gです。
ミドルレンジでゲーミングスマホを検討する際に、候補に入る機種の一つです。
ディスプレイのリフレッシュレートは120Hz、6GBのRAMと128GBの記憶容量を備えています。
処理速度の要求されるゲームでは力不足を感じることがあるかもしれませんが、軽めのゲームを遊ぶには十分な性能といえます。
6400万画素のアウトカメラを採用しており、撮影を楽しみたい場合も検討できます。
Felica(おサイフケータイ)にも対応しているなど、日常使いにも適した機種です。価格を抑えて、過不足ない性能のスマホが欲しい方に適した端末です。
が購入できるのはこちら
公式サイト |
5位:Xperia 1 IV
リフレッシュレート | 120Hz |
---|---|
RAM | 16GB |
ROM | 512GB |
CPU | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1 |
参考価格 | ドコモ:19万0,872円(税込) |
5位にランクインしたのはSONYのXperia 1 IVです。
120Hzのリフレッシュレートと16GBのRAMに、CPUはQualcomm Snapdragon 8 Gen 1を搭載しています。
ゲームプレイにおける操作感は非常に滑らかで、ゲーミングスマホとして最高峰の性能にまとまっているといえます。
さらに、カメラは「超広角」「広角」「望遠」の三種のレンズを採用しており、最大1,220万画素の高画質で撮影ができるなど、高性能です。
SONYの技術力を惜しまず詰め込んだ端末といえます。
強いて挙げるならコスト面が弱点で、ドコモで購入した場合20万円弱と少々勇気のいる価格設定です。
スマホ購入の予算を多めに確保でき、多少高くてもストレスを感じない高性能なスマホが欲しい方に適しています。
が購入できるのはこちら
公式サイト |
公式サイト |
公式サイト |
リフレッシュレートについてのQ&A
リフレッシュレートについて、よくある質問2つを紹介します。
リフレッシュレートが高いと高画質なの?
リフレッシュレートの数値が高くても、高画質になるわけではありません。
リフレッシュレートはディスプレイの画像更新回数のことで、画質は画面に映っているものによって左右されます。
そのため、リフレッシュレートの数値は画質とは関係ありません。
ただし、画像のフレームレートが多い場合、リフレッシュレートの数値が高いほうがなめらかで美しく見える場合があります。
VRは高リフレッシュレートのほうがよい?
スマホでVR映像を楽しむ場合は、リフレッシュレートの数値が高いほうが楽しめます。
VRのようなリアル感を出す映像でリフレッシュレートの数値が低いと、カクカクしたパラパラ漫画のような映像になってしまいます。
しかし、リフレッシュレートの数値が高いとなめらかな動きが表示されます。
またVRゲームをする場合、リフレッシュレートの数値が高いほどVR酔いになりにくく、違和感なくゲームを楽しめるでしょう。
高リフレッシュレートスマホでなめらかな映像を楽しもう
- リフレッシュレートは1秒間の画面の更新回数をあらわす
- 高いほど画面表示はなめらかになる
- ゲーム用なら高リフレッシュレートの機種がおすすめ
スマホはリフレッシュレートの数値が高いほど、表示内容を更新する回数が多いのでなめらかな映像が楽しめます。
特にオンラインの対戦ゲームをプレイする人は、リフレッシュレートの数値が低いと、カクカクした動きになります。
しかし、リフレッシュレートの数値が高いと、なめらかな動きで敵をいち早く発見しやすくなるので快適にゲームを楽しめるでしょう。
またリフレッシュレートの数値が高いと、映像がなめらかになり、目の負担を軽減してくれます。
一般的なスマホのリフレッシュレートの数値は60Hzですが、ゲームや動画を快適に楽しみたい人や長時間スマホを利用する人は、高リフレッシュレートのスマホがおすすめです。
関連キーワード