- 格安SIM
- 更新日:2024年01月31日
ahamoと楽天モバイルを比較!どっちがいい?違いを徹底解説
※当記事はPRを含みます。詳しくはこちら。
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。
ドコモの料金プラン「ahamo(※1)」と「楽天モバイル」は、大容量のデータ通信や通話料を含む料金設定で人気を集めています。
いずれかに乗り換えることで、スマホをお得に利用できます。しかし、どちらが自分に合っているか、わからない方もいるのではないでしょうか。
今回は、ahamoと楽天モバイルを比較し、どのような人におすすめか解説します。スムーズに契約できるよう、乗り換え手順もチェックしましょう。
場合によっては、ahamoと楽天モバイルを併用するデュアルSIMもお得です。そこで、デュアルSIMがおすすめな人や設定方法もまとめますので、参考にしてください。
目次
【結論】ahamoと楽天モバイルはどっちがいい?
ahamoと楽天モバイルの料金プランは、どちらもお得です。ただし、プラン内容や他の条件に違いがあるのでおすすめポイントが異なります。
それぞれどんな人におすすめか、まずは結論から先に見ていきましょう。
ahamoが おすすめな人 |
楽天モバイルが おすすめな人 |
|
---|---|---|
必要なデータ容量 | 月20GB以内 | 月ごとに異なる |
通話時間 | 5分以内が多い | 5分以上通話する |
重視するポイント | つながりやすさ 通信エリアの広さ 海外での利用 |
データ量無制限で使いたい 通話料金を抑えたい 楽天経済圏の人 |
ahamoがおすすめな人
- 1か月のデータ容量が20GBで足りる
- 5分以内の通話が多い
- 電話のつながりやすさを重視する
- 海外でもスマホで通信したい
ドコモの料金プランであるahamoは、月額2,970円(税込)で20GBのデータを利用できます。
基本料金内で5分間の無料国内通話を利用できるので、短時間の通話が多い方におすすめです。
ahamoはドコモの電波を利用しており、電話のつながりやすさでは楽天モバイルより優れているといえるでしょう。
対応エリアはドコモと同様で、安心して利用できます。
また、ahamoは海外での利用を考えている方にも向いています。
ahamoなら、世界82の国と地域で追加料金不要のまま20GBまで通信できます。海外用ポケットWi-Fiなどを別途レンタルする必要がありません。
ahamoには最低利用期間がなく、契約事務手数料も一切かからないため気軽に申し込みできます。
以下の記事では、ahamoの評判を紹介しています。ahamoへの乗り換えを検討している方は、こちらもあわせてお読みください。
楽天モバイルがおすすめな人
- データ使用量が多い
- 月によって使うデータ容量に変動がある・従量制のプランがいい
- 試しに利用してみたい
- 楽天製品を利用したい
楽天モバイルの最大の魅力は、安い料金で容量無制限の通信ができる点です。
基本料金はデータ使用量によって変動します。そのため、月ごとにデータ使用量が異なる方でも無駄になりません。
以前は、パートナー回線だと5GBまでしか利用できませんでした。しかし、現在はパートナー回線でも無制限で通信できます。
また、専用の通話アプリを利用すると国内通話料が無料なので、スマホをとにかく安く利用できます。
お得なキャンペーンも開催されているので、スマホをお得に購入したい方にもおすすめです。
以下の記事では、楽天モバイルの評判を解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
ahamoと楽天モバイルの違いを徹底比較
ahamoと楽天モバイルを徹底比較し、両者の違いについて詳しく解説します。
比較する項目
- 1.料金プラン
- 2.通信速度
- 3.回線エリア・電波状況
- 4.海外での使いやすさ
- 5.乗り換え時の費用と乗り換え方法
- 6.申し込み方法とサポート
- 7.支払い方法
- 8.端末の種類
- 9.各種割引
- 10.キャリアメール
- 11.オプション
- 12.キャンペーン
- 13.SIMカード・eSIM発行手数料
- 14.ポイントや外部サービスを比較
1.料金プランを比較
ahamoと楽天モバイルの料金プランは以下の通りです。
(税込) | ahamo | 楽天モバイル 最強プラン |
---|---|---|
〜3GB | 2,970円 | 1,078円 |
〜20GB | 2,178円 | |
20GB〜 | – | 3,278円 |
ahamoは2,970円(税込)の定額制プランで、1か月のデータ容量は20GBです。
それに対して、楽天モバイルは使った分に応じて料金が変わります。
基本料金はm3GBまで1,078円(税込)、20GBまで2,178円(税込)と従量課金性になっており、データ使用量の少ない月があっても無駄になりません。
また、ahamoでは、データ容量を使い切ると通信速度が最大1Mbpsに制限されます。
制限中は、Webサイトや低画質の動画の閲覧程度であれば利用可能です。しかし、高画質動画の視聴や大容量のデータ送信は難しいと考えておきましょう。
一方、楽天モバイルはデータ容量無制限なので、20GB以上使う場合も高速通信を利用できます。
なお、20GB以上利用する場合の月額料金は3,278円(税込)です。
利用可能なデータ容量や料金のバランスを考えると、楽天モバイルの方がお得といえるでしょう。
ahamoはdカード契約で毎月のデータ容量が増量
ahamoでは、dカードとdカード GOLDを契約中のユーザー向けに、毎月のデータ容量が増量される「dカードボーナスパケット特典」が提供されています。
付与されるデータ容量は以下の通りです。
dカードボーナスパケット特典
- dカード:1GB増量
- dカード GOLD:5GB増量
ahamoで5GB追加するには2,750円(税込)かかり、1年間で計算すると33,000円(税込)になります。そのため、十分にdカード GOLDの年会費の元が取れます。
ahamoの20GBで容量が足りるか不安な場合は、dカードやdカードGOLDでの支払いを検討してみてください。
通話料は楽天モバイルが安い
ahamoは5分かけ放題が基本料金に含まれています。楽天モバイルは、Rakuten Linkアプリから発信すれば無料でかけ放題です。
ただし、楽天モバイルでもOS標準の電話アプリから発信すると、30秒で22円(税込)の通話料発生し、通話料無料になりません。
通話料を安くしたい方は、楽天モバイルの専用アプリを活用すると良いでしょう。
以下の記事では、かけ放題が安いおすすめの格安SIMを紹介しています。通話料を節約したい方は、こちらも参考にしてください。
2.通信速度を比較
ahamoと楽天モバイルの通信速度をまとめます。
ahamo | 楽天モバイル | |
---|---|---|
下り平均速度 | 86.38Mbps | 109.02Mbps |
上り平均速度 | 11.23Mbps | 33.32Mbps |
平均Ping値 | 50.5ms | 49.72ms |
※上記は、2024年1月直近3か月に計測された通信速度の平均値です。通信速度は場所・時間帯・通信環境によって変動するため、あくまでも目安として考えてください。
通信速度は、楽天モバイルの方が速いことがわかります。ただ、どちらの通信速度も、問題なく利用できるレベルです。
なお、楽天モバイルはエリアや電波の周波数に関して、ahamoに劣る部分がいくつかあります。改善傾向にあるようですが、気になる方はahamoも検討してみましょう。
3.回線エリア・電波状況を比較
-
楽天モバイル:
- ahamo光の契約で10,000円相当のポイント付与
- 対象端末購入で端末代金の割引またはdポイントプレゼント
- 端末購入プログラム加入で最大23ヵ月分の分割払い免除
- 対象iPhoneの購入で最大12,000円相当のポイント付与
- 買い替えプログラム加入で最大半額分がお得
- 知人を紹介すると7,000円相当のポイント付与
- 2回線目の申し込みで3,000円相当のポイント付与
- 対象端末の代金が実質1円
- ahamo:
・ストリーミングサービスの利用でポイント還元
・dカード / dカード GOLDの利用でボーナスパケット・ポイント進呈 - 楽天モバイル:
・楽天カードの利用でポイント還元
・楽天市場でのポイント還元率アップ - 爆アゲセレクション
- dカードボーナスパケット特典
- dカード GOLDご利用額10%ポイント還元キャンペーン(2024年3月31日まで)
- Netflix プレミアム:20%
- Netflix スタンダード:20%
- Netflix ベーシック:10%
- YouTube Premium:20%
- Lemino プレミアム:10%
- ディズニープラス:20%
- DAZN for docomo:20%
- Spoify Premium:25%
- 楽天カードの利用でポイント還元
- 楽天市場での還元率アップ
- ダイヤモンド会員:+3倍
- 他のランクの会員:+2倍
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone SE(第3世代)
- iPhone 12
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 12 mini
- iPhone 13
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone 13 mini
- iPhone 14
- iPhone 14 Pro
- iPhone 14 Pro Max
- iPhone 14 Plus
- iPhone 15
- iPhone 15 Pro
- iPhone 15 Pro Max
- iPhone 15 Plus
- 端末がデュアルSIMに対応しているか確認する
- ahamoと楽天モバイルに申し込む
- 開通手続き・初期設定をする
- デフォルト回線を選択する
- 設定アプリを起動する
- 「モバイル通信」または「モバイルデータ通信」を選択する
- 通信は「モバイルデータ通信」、音声は「デフォルトの音声回線」を選択する
- 利用したい番号を選択する
- 設定アプリを起動する
- 「ネットワークとインターネット」を選択する
- 「モバイルネットワーク」を選択する
- 設定したいSIMを選択する
- 通信は「データ通信の設定」、音声は「通話の設定」を選択する
- 利用したいSIMを選択する
- 端末がahamoの対応機種か確認する
- 必要に応じてMNP予約番号を取得する
- ahamoに申し込む
- 開通手続きをする
- SIMカードの入れ替えまたはeSIMの設定をする
- 利用開始設定をする
- ドコモ
- au
- ソフトバンク
- 楽天モバイル
- ahamo
- UQモバイル
- povo
- ワイモバイル
- LINEMO
- LINEモバイル
- ジャパネットたかた通信サービス
- 日本通信SIM
- b-mobile
- mineo
- ahamo公式サイトにアクセスする
- 「申し込み」を選択する
- 「docomo・irumoを契約していない方」から該当するメニューを選択する
- 「他社からの乗り換え(MNP)」を選択する
- 申し込み前の準備について確認し「準備OK」を選択する
- データ容量の選択や本人確認書類のアップロードなどを行う
- 申し込みを確定させる
- ahamoアプリまたは公式サイトにログインする
- 「切り替え(開通)手続きへ」を選択する
- 表示された画面に記載されている内容を確認する
- 「開通する」を選択する
- APN設定(Androidスマホのみ)
- 発信テスト
- 利用開始設定
- 設定アプリを起動する
- 「ネットワークとインターネット」>「モバイルネットワーク」>「アクセスポイント名」を選択する
- 「+」ボタンを選択してアクセスポイントの情報を登録する
- 設定したAPNにチェックを付ける
- iPhone:Apple IDの設定・プロファイルのダウンロード
- Androidスマホ:Googleアカウントの設定・必要なアプリのインストール
- 端末が楽天モバイルの対応機種か確認する
- 必要に応じてMNP予約番号を取得する
- 楽天モバイルに申し込む
- SIMカードの入れ替えまたはeSIMの設定をする
- 初期設定をする
- ドコモ
- au
- ソフトバンク
- 楽天モバイル
- ahamo
- UQモバイル
- povo
- ワイモバイル
- LINEMO
- LINEモバイル
- ジャパネットたかた通信サービス
- 日本通信SIM
- b-mobile
- mineo
- iOSをアップデートする
- 構成プロファイルを削除する
(設定アプリの「一般」>「VPNとデバイス管理」から削除できる) - SIMカードを差し替える
- 表示されたポップアップをタップ(キャリア設定をアップデート)する
- 楽天モバイルの対応機種の確認・対応端末の用意
- 楽天IDの作成
- 楽天モバイルの契約申し込み
- 楽天モバイルの初期設定
- ahamo:ドコモの格安プラン
- 楽天モバイル:キャリア
- ワイモバイル:ソフトバンクのサブブランド
- UQモバイル:auのサブブランド
- 海外でも使うならahamoがおすすめ
- 容量無制限の通信をしたいなら楽天モバイルがおすすめ
- ahamoと楽天モバイルを併用する使い方もある
申し込みを検討するうえで、回線エリアも無視できない点です。ここでは、ahamoと楽天モバイルのエリアと電波状況に影響する周波数を比較します。
エリアの人口カバー率はahamoが高い
ahamoと楽天モバイルの、4Gと5Gそれぞれのカバー率と基地局数を比較しました。
ahamo | 楽天モバイル | |
---|---|---|
4G 人口カバー率 |
99.9% | |
4G 基地局数 |
約25.9万基 | 約4.4万基 |
5G 人口カバー率 |
3.7GHz:15.4% 4.0GHz/4.5GHz:31.8% |
3.7GHz:12.6% 4.0GHz/4.5GHz:- |
5G 基地局数 |
約2万基 | 約1.1万基 |
※出典:総務省 令和4年度 携帯電話及び全国BWAに係る 電波の利用状況調査の調査結果
4G、5Gともに、ahamoはドコモ回線をそのまま使えるため、非常に広い範囲で利用できます。
それに対して、2020年から開始した楽天モバイルは比較的新しいサービスであることも相まって、まだ基地局数は多くありません。
5Gについては、ドコモの5G基地局が約2万基を突破しており、全国の人口カバー率は96.6%となりました。
これは、当初の目標を1年前倒しで達成した形になります。
対する楽天モバイルの5G基地局数は、ドコモの半数程度である約1.1万基にとどまりました。
実際にエリアマップで楽天モバイルとドコモの5Gエリアを確認してみました。
ドコモだと都心部のほとんどが5Gエリア内ですが、楽天モバイルではまだ一部地域に限られています。
楽天モバイルは、2024年度末までに5Gエリアカバー率56.1%を目指すと発表しています。そのため、5Gの普及はドコモよりも遅れるでしょう。
これらの点から、現時点でのエリアの広さで選ぶならahamoがおすすめです。
なお、それぞれのエリア詳細はエリアマップで確認できます。生活圏内のエリアが気になる場合は事前に調べておきましょう。
ahamo | 楽天モバイル |
---|---|
サービスエリアマップ | サービスエリア |
電波の周波数もahamoが優れている
エリアの広さ以外に、利用できる電波の周波数についても、より優れているのはahamoです。
携帯電話が屋内や地下など電波が届きにくい場所でもつながるのは、低周波数の電波を利用しているためです。
2024年1月現在、ahamoと楽天モバイルで利用している電波の対応周波数帯を比較しました。
対応周波数帯 | ahamo | 楽天モバイル |
---|---|---|
4G | Band 1 (2.0GHz帯)
Band 3 (1.7GHz帯) Band 19(800MHz帯) Band 21(1.5GHz帯) Band 28(700MHz帯) Band 42(3.5GHz帯) |
楽天回線エリア
Band 3 (1.7GHz帯) パートナー回線エリア Band 18(800MHz帯) Band 26(800MHz帯) |
5G | n77(3.6~3.7GHz)
n78(3.3~3.8GHz) n79(4.5~4.6GHz) n257(27.40~27.80 GHz) |
n77(3.6~3.7GHz)
n257(27.40~27.80 GHz) |
携帯電話では高周波数帯(1.7GHz、2.0GHzなど)と低周波数帯(700MHz~800MHz)の電波を利用し、周波数が低いほど障害物の影響を受けにくいという特性があります。
この特性を利用し、低周波数帯の電波を使うことで、地下鉄や屋内など本来電波の届きづらい場所でも通信ができるようになりました。
携帯電話で使われている低周波数の電波は、「プラチナバンド」と呼ばれています。
ahamoはBand 19とBand 28でプラチナバンドが割り当てられているため、屋内でも快適に使えます。
この「プラチナバンド」は、これまでドコモを始めとした大手3キャリアのみに割り当てられていました。
2023年10月に楽天モバイルも「プラチナバンド」の周波数帯を獲得し、2024年中には順次対応予定です。
現在の楽天回線4G周波数は1.7GHz帯のみですが、今後通信環境の改善が期待できるでしょう。
ただし、現状のエリアと周波数帯の観点ではahamoがよりつながりやすいためおすすめです。
4.海外での使いやすさを比較
ahamoと楽天モバイルの海外での使いやすさを、データ通信と通話で比較します。海外でスマホを利用したい方は、ぜひチェックしてください。
海外ローミング(データ通信)はahamoが使いやすい
海外でのデータ通信の使いやすさについて、ahamoと楽天モバイルを比較しました。
ahamo | 楽天モバイル | |
---|---|---|
利用可能な国と地域 | 91 | 72 |
海外で通信できるデータ量 | 20GB | 2GB |
データ容量超過後の速度 | 128kbps | 128kbps |
データ容量追加 | – | 500円(不課税)/1GB |
利用可能な国と地域はahamoの方が多くなっています。
しかし、楽天モバイルも日本人が渡航する機会が多い国と地域は概ねカバーしており、実際の使用にあたって大きな差はありません。
海外で通信できるデータ容量はahamoが20GB、楽天モバイルは2GBです。そのため、海外利用に関してはahamoがおすすめです。
ただし、ahamoは海外での利用期間が15日を越えると、速度が最大128kbpsに制限されるので注意しましょう。
この制限にかかると、日本国内でデータ通信しない限り(日本に帰国しない限り)は制限が解除されません。
ahamoの通信制限にかかってしまうと実質的にデータ通信ができなくなってしまうため、利用期間の上限が15日間と考えておきましょう。
ahamoと楽天モバイルの海外エリア対応状況は、それぞれの公式サイトで渡航前に確認してください。
ahamo | 楽天モバイル |
---|---|
海外データ通信 | 海外ローミング対応エリア |
海外通話は楽天モバイルの方がお得
ahamoと楽天モバイルを、海外通話の使いやすさで比較します。
ahamo | 楽天モバイル | |
---|---|---|
通話料 | 有料 | 一部無料 |
かけ放題オプション | なし | 980円(税込)の国際通話かけ放題加入で通話料無料 |
ahamoは発信と着信の両方で通話料が必ずかかりますが、楽天モバイルは一部の通話料が無料になります。
また、楽天モバイルでは国際通話かけ放題に加入すると、65の国と地域での通話料が無料になります。
海外での通話が多いなら、コストを抑えられる楽天モバイルがおすすめです。楽天モバイルの国際通話の詳細はこちらをご覧ください。
5.乗り換え時の費用と乗り換え方法を比較
ahamoと楽天モバイルの、乗り換え時にかかる費用を比較します。
ahamo | 楽天モバイル | |
---|---|---|
新規事務手数料 | 無料 | 無料 |
SIMカード発行手数料 | 無料 | 無料 |
最低利用期間 | なし | なし |
解約金 | なし | なし |
MNP転出手数料 | 無料 | 無料 |
ahamo・楽天モバイルともに、契約事務手数料やSIMカード発行手数料はかかりません。また、最低利用期間はなく解約金とMNP転出手数料も無料です。
どちらも縛りがなく乗り換えの際に費用は一切かからず、契約しやすいプランです。
6.申し込み方法とサポートを比較
ahamoと楽天モバイルの、申し込み方法とサポート体制を比較します。
ahamo | 楽天モバイル | |
---|---|---|
申し込み方法 | ・オンライン
・店舗(※1) |
・オンライン
・店舗 |
サポート体制 | ・チャット
・店舗(※1) |
・チャット
・電話 ・店舗 |
(※1)手数料3,300円(税込)で手続きのサポートを受けられる
楽天モバイルは、オンラインと店舗で申し込みが可能です。
ahamoの申し込み受け付けはWebのみですが、ドコモショップで有料の手続きサポートを受けられます。
ただし、スタッフが代わりに申し込んでくれるのではありません。
Webでの申し込みをサポートするサービスなので、申し込みは自分で行う必要があります。
サポート体制についても、ahamoではチャットとドコモショップでの有料サポートのみ利用できます。
スマホの申し込みや手続きに不慣れな方には、手数料無料で電話や店舗でサポートが受けられる楽天モバイルがおすすめです。
7.支払い方法を比較
ahamoと楽天モバイルで利用できる支払い方法を比較します。
ahamo | 楽天モバイル | |
---|---|---|
支払い方法 | ・クレジットカード
・口座振替 |
・クレジットカード
・口座振替 ・デビットカード(※1) |
ポイントで支払い | 可能 | 可能 |
(※1)楽天銀行デビットカードもしくはスルガ銀行デビットカードのみ対応
両者とも基本的な支払い方法はクレジットカードと口座振替です。楽天モバイルは、一部のデビットカードでも支払い可能なので選択肢が多く便利です。
8.端末の種類を比較
ahamoと楽天モバイルの端末の種類を、セット購入できる端末と対象端末(動作確認端末)で比較します。
セット購入できるiPhoneは楽天モバイルが多い
ahamoと楽天モバイルでセット購入できる端末は以下の通りです。
ahamo | 楽天モバイル | |
---|---|---|
iPhone | ・iPhone SE(第3世代) ・iPhone 15 ・iPhone 15 Plus ・iPhone 15 Pro |
・iPhone12 ・iPhone SE(第3世代) ・iPhone 13 ・iPhone 14 ・iPhone 14 Plus ・iPhone 15 ・iPhone 15 Plus ・iPhone 15 Pro ・iPhone 15 Pro Max |
Android | ・Google Pixel 8 ・Google Pixel 7a ・AQUOS wish3 SH-53D ・AQUOS sense8 SH-54D ・AQUOS R8 SH-52D ・GALAXY S23 SC-51D ・Galaxy A23 5G SC-56C ・Galaxy A54 5G SC-53D ・Galaxy Z Flip5 SC-54D ・Xperia Ace III SO-53C ・Xperia 10 V SO-52D ・Xperia 5 V SO-53D ・arrows N F-51C |
・Galaxy A23 5G
・Galaxy S23 ・Galaxy Z Flip4 ・Xperia 5 V ・Xperia 10 V ・OPPO Reno9 A ・Redmi Note 11 Pro 5G ・AQUOS sense8 ・AQUOS sense7 ・AQUOS wish3 |
iPhoneについては、ahamoはiPhone SE(第3世代)・iPhone 15シリーズの一部のみ取り扱いがあります。
一方、楽天モバイルではiPhone 13/14/シリーズも購入できます。
Andoroidスマホはahamoのほうが多く取り扱っていますが、OPPOやXiaomiなどの安価なスマホは楽天モバイルでしか購入できません。
また、楽天モバイルではキャンペーンを活用することで、安い実質料金で対応機種を手に入れられます。
ahamoはドコモオンラインショップで端末購入可能
契約と同時に購入できる端末が限られているahamoですが、ドコモオンラインショップで購入するという方法もあります。
iPhoneやAndroidスマホの最新機種も取り扱っており、お得なキャンペーンも利用できるのでおすすめです。
ドコモのキャンペーンは、以下の記事で詳しく紹介していますので、参考にしてください。
動作確認端末はahamo・楽天モバイルともに充実
動作確認端末は、ahamoと楽天モバイルともに充実しています。
iPhoneはahamoがiPhone 6シリーズ以降に、楽天モバイルはiPhone 6sシリーズ以降に対応しています。
Androidスマホも様々な機種が利用可能で、基本的にどちらでも動作確認の有無が問題となることはありません。
以下の記事では、ahamoの対応機種を紹介しています。おすすめ機種も紹介しているので、ぜひご覧ください。
楽天モバイルのおすすめ機種は、以下の記事で紹介しています。
9.各種割引を比較
ahamoと楽天モバイルを割引の有無で比較します。
ahamo | 楽天モバイル | |
---|---|---|
家族割引 | 適用されない | 適用されない |
家族間通話 | 有料(※1) | 有料(※2) |
光セット割 | 適用されない | 適用されない |
光セット割 | 適用されない | 適用されない |
(※1)ahamoのかけ放題は適用される。※ファミリー割引対象の家族回線からahamoへの発信は無料。
(※2)※楽天モバイルのかけ放題は適用される。
ahamoと楽天モバイルは家族割と光セット割の対象外のため、基本料金が安くなることはありません。
家族間通話も有料ですが、ahamoの5分以内の国内通話無料や楽天モバイルの国内通話かけ放題は家族への発信も対象です。
ahamoと楽天モバイルの家族割については、以下の記事でそれぞれ詳しく解説していますので、こちらもあわせてお読みください。10.キャリアメールを比較
ahamoと楽天モバイルで、キャリアメールが使えるかをまとめます。
ahamo | 楽天モバイル | |
---|---|---|
キャリアメール | 非対応 | 対応 |
料金(税込) | 月額330円 (キャリアメール持ち運び) |
無料 |
ahamoでは、キャリアメールが提供されていません。しかし、キャリアから乗り換える際に、メール持ち運びサービスを申し込むとキャリアメールを継続利用できます。
楽天モバイルでは、「楽メール」というキャリアメールが無料で利用可能です。各種サービスのアカウントにキャリアメールを使用したいという方は、楽天モバイルを検討しましょう。
11.オプションを比較
ahamoと楽天モバイルの主なオプションの対応状況を比較します。
ahamo | 楽天モバイル | |
---|---|---|
キャリア決済 | 一部非対応(※1) | 対応 |
留守番電話 | 非対応 | 対応 |
キャッチホン | 非対応 | 対応 |
転送電話 | 非対応 | 対応 |
(※1)spモード コンテンツ決済サービスに非対応
ahamoはキャリア決済のspモード コンテンツ決済サービスに対応していません。
ドコモからahamoに乗り換えると、このサービスで決済していたコンテンツが自動解約されます。そのため、事前に支払い方法を変更するなどの対応が必要です。
また、ahamoは通話に関するオプションの留守番電話とキャッチホン、転送電話にも対応していません。
それに対して、楽天モバイルは上記4つのオプションすべてに対応しています。
12.キャンペーンを比較
ahamoと楽天モバイルで開催されているキャンペーンを比較します。
ahamo
楽天モバイル
ahamoと楽天モバイルそれぞれでキャンペーンを実施していますが、特典がより充実しているのは楽天モバイルです。
楽天モバイルでは、ほぼ全機種を対象とした最大12,000ポイント還元をはじめ、2回線目の契約もお得になるキャンペーンなども実施しています。
適用条件はそれぞれ異なりますが、比較的対象が広いため、多くの人がキャンペーンを利用できるでしょう。
ahamoの場合、「5G WELCOME割」でポイント進呈や割引を利用できますが、端末ごとに細かい条件が異なります。
そのため、購入を検討している端末にどのような特典があるのか、事前に確認しておきましょう。
以下の記事では、ahamoのキャンペーンを詳しく紹介しています。ahamoの申し込みをする方は、特典を獲得してお得に契約しましょう。
楽天モバイルのキャンペーンを紹介した記事もあるので、ぜひこちらもチェックしてください。
13.SIMカード・eSIM発行手数料を比較
SIMの新規発行や再発行にかかる手数料をまとめます。
(税込) | ahamo | 楽天モバイル |
---|---|---|
SIMカード・eSIM 新規発行手数料 |
無料 | 無料 |
SIMカード交換・ 再発行手数料 |
ドコモオンラインショップ:1,100円 チャット:2,200円 |
無料 |
eSIM交換・ 再発行手数料 |
無料 | 無料 |
SIMカードやeSIMを新規で発行する場合、どちらも手数料はかかりません。交換や再発行の場合は、手数料がかかることがあります。
ahamoのSIMカードを再発行する場合、1,100円(税込)または2,200円(税込)の手数料が請求されます。eSIMの再発行手数料は無料です。
楽天モバイルでは、SIMの種類に関係なく手数料無料で交換や再発行ができます。
14.ポイントや外部サービスを比較
ahamoと楽天モバイルのポイント還元や、外部サービスとの関連について解説します。以下の特典が用意されています。
それぞれの詳しい特典内容をチェックしてください。
ahamoはdポイントがもらえる
ahamoでは、以下の特典があります。
「爆アゲセレクション」は、終了日未定のキャンペーンです。対象の動画配信サービスを利用すると、利用額に応じてポイントが還元されます。
対象サービスと還元率は以下の通りです。
「dカードボーナスパケット特典」では、所定のクレジットカードでahamoの料金を支払うと、データ容量がもらえます。
dカードを使うと毎月1GB、dカード GOLDの場合は毎月5GBが進呈されます。
「dカード GOLDご利用額10%ポイント還元キャンペーン」は、期間限定のキャンペーンです。
ahamoの電話番号をdカード GOLDに登録し、大盛りオプションに加入することが条件です。毎月500ポイントを上限として、利用額の10%が還元されます。
楽天モバイルは楽天ポイントがもらえる
楽天モバイルには、以下のポイントサービスがあります。
楽天カードは、還元率が1%のクレジットカードです。楽天モバイルの料金を楽天カードで支払うと、料金の1%が楽天ポイントで還元されます。
また、楽天モバイルを利用すると、お得に楽天市場でのショッピングが可能です。楽天会員のランクに応じて、以下の通り楽天市場での還元率が上がります。
さらに、楽天カードで支払いをすると、還元率が+2倍になる特典が適用されます。
ahamoと楽天モバイルは併用もおすすめ
ahamoと楽天モバイルの両方を契約し、デュアルSIMで運用すると、さらにお得になる場合があります。どんな人に併用がおすすめか解説します。
また、デュアルSIMの設定方法も紹介しますので、併用する方は参考にしてください。
ahamoと楽天モバイルの併用がおすすめな人
ahamoか楽天モバイルのいずれかを選ぶのではなく、どちらも契約して併用する使い方もおすすめです。
ahamoは20GBを使い切ると、通信速度が最大1Mbpsに制限されます。再び高速で通信するには、データ容量を550円(税込)で購入しなければいけません。
また、ahamoはデータ容量の繰り越しができないため、月内に使い切る必要があるという注意点もあります。
そんなときにおすすめなのが、楽天モバイルでギガ不足をしのぐ方法です。ahamoでデータチャージをするよりも、安く高速データ通信ができます。
また、楽天モバイルはデータ通信だけでなく、通話でも併用の強みを生かせます。
ahamoは5分以内の国内通話のみが無料です。24時間かけ放題にするには、月額1,100円(税込)のかけ放題オプションへの加入が必要になります。
それに対して、楽天モバイルは追加費用なしで国内通話が時間制限なくかけ放題です。
5分以内で済みそうな通話はahamoから発信し、5分以上かかりそうな通話は楽天モバイルから発信することで通話料金を大幅に抑えられます。
他にも、ahamoと楽天モバイルを仕事用とプライベート用で分けるという使い方もできます。
デュアルSIM対応iPhoneでの併用がおすすめな人
デュアルSIM対応のiPhoneを使うと、2つの回線を1台のスマホで利用でき、かさばらないのがメリットです。
2つの端末を持ち歩くのが面倒な方には、デュアルSIMでの運用がおすすめです。
また、デュアルSIM対応のiPhoneは、ahamoと楽天モバイルの両方に対応しています。そのため、周波数帯(バンド)を気にする必要がありません。
デュアルSIM対応iPhone
iPhoneのデュアルSIMはnano SIM2枚の構成ではなく、「nano SIM + eSIM」もしくは「eSIM + eSIM」の組み合わせです。
Androidスマホでも、デュアルSIMに対応していれば併用は可能です。ただし、全ての機種がahamoと楽天モバイルの両方に対応しているわけではありません。
Androidスマホで併用する場合は、必ずahamoと楽天モバイルの両方に対応している端末を選びましょう。
2台持ちで併用がおすすめな人
1台にahamoのSIMを挿し、もう1台に楽天モバイルのSIMを挿して使い分けるという方法もあります。
2台持ちのメリットは、仕事をプライベートに持ち込まないようにできる点です。また、通話専用とネットやゲーム専用で使い分けると、バッテリーの消費を分散できます。
デュアルSIMの運用に比べ、端末の選択肢が多いのもメリットです。2つのSIMを1台で利用することに不便を感じる方は、2台持ちでの併用を検討してみてください。
ahamoと楽天モバイルのデュアルSIM設定方法
ahamoと楽天モバイルのデュアルSIMの設定は、以下の流れで行います。
各手順の詳細を解説します。
1.端末がデュアルSIMに対応しているか確認する
まずは、持っている端末でデュアルSIMを利用できるか確認しましょう。SIMカード1枚のみの対応でeSIM非対応の端末では、デュアルSIMの利用ができません。
eSIM対応の機種なら、SIMカードとeSIMで2つの回線を併用できます。一部の端末では、2つのeSIMで契約する「デュアルeSIM」の運用が可能です。
2.ahamoと楽天モバイルに申し込む
次に、ahamoと楽天モバイルの契約を申し込みます。それぞれの公式サイトにアクセスし、申し込みの手続きをしましょう。
申し込みの際にSIMの種類を選択します。各回線でSIMカードとeSIMのどちらを利用するか、あらかじめ決めておきましょう。
ahamoの申し込み方法は「ahamoに乗り換える方法」、楽天モバイルの申し込み方法は「楽天モバイルに乗り換える方法」で詳細をチェックしてください。
3.開通手続き・初期設定をする
申し込みが完了したら、SIMカードを申し込んだ場合はSIMカードの配送を待ちます。eSIMの場合は、すぐに開通手続きや初期設定ができます。
開通手続きは、契約した回線の利用を開始するために必要な作業です。
また、SIMカードを利用する場合はSIMカードの取り付け、eSIMの場合はeSIMの開通設定をします。さらに、アカウントの設定やAPN設定などの初期設定をしましょう。
4.デフォルト回線を選択する
1台のスマホで2つのSIMを利用する場合、普段利用するデフォルト回線を選択します。手順はOSによって異なります。
iPhoneの設定手順は以下の通りです。
iPhoneの設定方法
Androidスマホは、以下の手順で設定を行います。
Androidスマホの設定方法
デフォルト回線を設定すると、データ通信や音声通話の際に、選択した回線が使用されます。デフォルト回線はいつでも変更できるので、状況に応じて使い分けましょう。
ahamoと楽天モバイルに乗り換える方法
他社からahamoと楽天モバイルに乗り換える場合の手続き方法を解説します。それぞれの申し込みをする際の参考にしてください。
ahamoに乗り換える方法
まずは、ahamoに乗り換える方法を解説します。大まかな手順は以下の通りです。
1.端末がahamoの対応機種か確認する
最初に、端末がahamoで使える機種か確認しましょう。対応機種は、ahamo公式サイトの「対応端末一覧」に掲載されています。
メーカーを指定して絞り込めるだけでなく、eSIM対応機種のみの表示も可能です。
掲載されていない機種は、ahamoで正しく動作しない可能性があります。そのため、できるだけ対応端末を用意しましょう。
2.必要に応じてMNP予約番号を取得する
次に、必要があれば、乗り換え前の携帯会社でMNP予約番号を取得します。MNP予約番号は、他社へ乗り換える場合に電話番号を引き継ぐために使用します。
「MNPワンストップ方式」に対応した事業者では、MNP予約番号の取得は不要です。以下に、MNPワンストップ方式対応事業者をまとめます。
MNPワンストップ方式対応事業者
MNPワンストップ方式を利用できる携帯会社からであれば、ahamoでMNP契約を申し込むだけで乗り換えられます。
3.ahamoに申し込む
続いて、ahamoの申し込みを行います。以下の手順で手続きを進めましょう。
申し込みが完了すると、最短3日程度でSIMカードや端末が届きます。eSIMを選択し、端末を購入しない場合は、すぐに設定作業ができます。
4.開通手続きをする
申し込み後、開通手続きを行います。MNP予約番号を利用した場合は、有効期限内の対応が必要です。
以下の手順で行います。
手続きが完了すると、自動的に乗り換え前の携帯会社は解約となります。
5.SIMカードの入れ替えまたはeSIMの設定をする
SIMカードを利用する方は、端末にSIMカードを取り付けます。端末の電源を切り、IC部分に触れないように注意して装着しましょう。
eSIMを利用する場合は、eSIM利用開始手続きの案内メールが届いてから設定を行います。
iPhoneは、ahamo回線へ接続すると設定が完了します。Androidスマホは「ネットワークとインターネット」からプロファイルのダウンロードが必要です。
その後、表示されたQRコードを読み取り、eSIMを有効化しましょう。
6.初期設定をする
初期設定としては、以下の作業が必要です。
APN設定は、以下の手順で行います。
発信テストは、専用の番号(111)に電話をかけ、問題なく繋がることを確認すれば完了です。
最後に、以下の利用開始設定を行います。
プロファイルは、ahamo公式サイトの「iPhone利用開始設定」からダウンロードが可能です。
楽天モバイルに乗り換える方法
他社から楽天モバイルに乗り換える場合の手順は、以下の通りです。
各手順について詳しく解説します。
1.端末が楽天モバイルの対応機種か確認する
楽天モバイルの契約を申し込む前に、対応機種を確認しましょう。楽天モバイル公式サイトの「楽天回線対応製品」でチェックできます。
任意のキーワードで検索できるので、素早く対応状況の確認が可能です。
2.必要に応じてMNP予約番号を取得する
MNPワンストップ方式に対応している事業者からの乗り換えでは、MNP予約番号は不要です。MNPワンストップ方式は、以下の事業者が対応しています。
MNPワンストップ方式対応事業者
非対応の事業者を契約している場合は、MNP予約番号の取得が必要です。MNP予約番号には15日間の有効期限があるので、取得後は早めに乗り換えの申し込みをしましょう。
3.楽天モバイルに申し込む
次に、楽天モバイルを申し込むため、公式サイトにアクセスしましょう。「新規/乗り換え(MNP)お申し込み」を選択すると、手続きを開始できます。
プランやオプションなどを選択し、「この内容で申し込む」を選択します。その後、楽天会員のIDとパスワードでログインしましょう。
画面の指示に従って入力や確認を行い、申し込みを確定させれば完了です。
4.開通手続き・SIMの設定をする
SIMカード・eSIMともに「my 楽天モバイル」にログインし、申込番号をタップすれば開通手続きができます。
SIMカードを選択した方は、SIMカードが届き次第、端末に取り付けます。端末の電源を切り、IC部分に触れないように注意しましょう。
5.初期設定をする
発着信テスト用の番号(111)に電話をかけると、楽天モバイルが開通したか確認できます。MNP転入が完了したら、APN設定を行います。
iPhoneの手順は以下の通りです。
Androidスマホでは、設定アプリで以下の情報を登録します。
APN名 | 楽天(rakuten.jp) |
---|---|
APN | rakuten.jp |
MCC | 440 |
MNC | 11 |
APNタイプ | default,supl |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
APNローミングプロトコル | IPv4/IPv6 |
PDPタイプ | IPv4/IPv6 |
以下の記事では、楽天モバイルの申し込み方法を解説しています。申し込みをするにあたって、ぜひこちらもご覧ください。
ahamoと楽天モバイルの比較に関するよくある質問
ここからは、ahamoと楽天モバイルに関するよくある質問を紹介します。申し込みをする前に、気になることや疑問点をしっかりと解消しておきましょう。
ahamoから楽天モバイルに乗り換えるには何をすればいい?
ahamoから楽天モバイルに乗り換える場合、以下の対応が必要です。
どちらもMNPワンストップ方式に対応しているので、MNP予約番号の取得は不要です。
楽天モバイルでは、様々な機種が販売されています。対応端末を持っていない場合は、端末をセット購入するのがおすすめです。
以下の記事では、ahamoから楽天モバイルへの乗り換え方法を解説しています。乗り換えをする予定の方は、ぜひチェックしてください。
楽天モバイルからahamoに乗り換える費用は?
楽天モバイルには、契約期間や最低利用期間がありません。また、乗り換え時に手数料はかからないので、費用をかけずに乗り換えが可能です。
ただし、楽天モバイルで購入した端末の代金を分割で支払っている場合、乗り換え後も支払いが続きます。
楽天モバイルでは、支払い回数の変更は受け付けていません。しかし、クレジットカード会社で手続きをすれば、一括払いができます。
残債がない状態で乗り換えたい方は、カード会社に連絡しましょう。
以下の記事では、楽天モバイルからahamoへの乗り換え方法を解説しています。乗り換えを行う際の参考にしてください。
ahamo・povo・LINEMOとは何か?
ahamo・povo・LINEMOは、大手キャリアの格安料金プランです。携帯料金の低減などを目指す総務省の政策の影響を受けて誕生しました。
メインブランドよりも料金が安いうえ、自社回線を利用できるので快適な通信が可能です。独自のキャンペーンも開催されており、お得にスマホを利用できます。
なお、これらはオンライン専用プランなので、Webでのみ契約手続きを受け付けています。
ahamo・楽天モバイルとワイモバイル・UQモバイルは何が違う?
ahamo・楽天モバイルとワイモバイル・UQモバイルは、以下の通り位置付けが異なります。
MVNOがキャリアの回線を借りて使用するのに対し、上記は自社回線を利用するMNOです。そのため、基本的に通信環境が良好です。
ahamoと楽天モバイルの併用も視野に賢く節約しよう
ahamoと楽天モバイル比較結果
ahamoは通話品質が良く、5分以内の国内通話には料金がかかりません。また、追加料金や手続きなしで海外利用ができます。
楽天モバイルは、データ容量無制限で通信できるキャリアです。専用のアプリを利用すれば、無料で通話できます。
それぞれの特徴を把握して、自分向きの契約先を選びましょう。
ahamoと楽天モバイルを併用する使い方もおすすめです。上手に使い分けることでスマホ代を節約できる可能性があり、通信障害にも備えられます。
各社でキャンペーンが実施されているので、ぜひキャンペーンを利用してお得に契約してください。
(※1)ahamo注意点についてはこちら
サービスについて:ahamoでは、一部ご利用できないサービスがあります。
サポートについて:ahamoはお申込みからサポートまで、オンラインにて受付するプランです。ドコモショップなどでのサポートをご希望の場合は、「ahamoWebお申込みサポート」(税込3,300円) をご利用ください。
ahamoWebお申込みサポートとは、お客さまのご要望に基づき、ahamo専用サイトからのお申込みの補助を行うものです。
なお、お申込み時の端末操作はお客さまご自身で実施頂きます。また、端末初期設定およびデータ移行などは本サポートの範囲外となります。
端末初期設定およびデータ移行の補助をご希望のお客さまは「初期設定サポート(有料)」を別途お申込みください。初期設定サポート(有料)とは、お客さまのご要望に基づき、ahamoアプリおよび専用サイトからのお手続き補助を行うものです。
オンライン手続きについて:サイトメンテナンス中など、受付できない場合がございます。
月額料金について:機種代金別途
国内通話料金について:5分超過後は、22円/30秒の通話料がかかります。「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料金 がかかります。
海外パケット通信について:15日を超えて海外で利用される場合は速度制限がかかります。国内利用と合わせての容量上限です
端末のご契約について:ご利用端末がドコモで提供している通信方式とは異なる通信方式のみに対応している機種の場合、また SIMロック解除がなされていない場合についてはahamoをご利用いただくことはできません。ご利用中の機種が 対応しているかはahamoサイトにてご確認ください。
SIMカードのご契約について:MNP予約番号を取得のうえ、ahamoサイトからMNPによる新規お申込み手続きが必要です。